［補説2］と振っての段で今までにいかような関係性について示さんとしてきたのかについて「一端」振り返ってもの表記 補説2
ここでは補説2と銘打っての段で今までにいかようなことを示そうとしてきたかについて振り返っての表記をなすこととする。
（以降、振り返り表記の部に入るとして）
長大なる本稿、の中にあっての補説2（と銘打ってのこれまた長大なるここでの記載内容を含むセクション）にあってはその「はじめに、」もの［書き出しの部］より、
ダンテ古典『地獄篇』およびミルトン古典『失楽園』にあっての［ルシファーに起因する災厄の描写］および［地獄門（ゲイツ・オブ・ヘル）の先にある罪の領域の描写］との共通項を有したところにあっては「今日的に見た場合の」ブラックホール近似物が具現化をみている
とのこと、本稿にてのより先だっての段でその指し示しに努めもしてきた（出典（Source）紹介の部55から出典（Source）紹介の部55（3）を包摂する部にてその指し示しに努めもしてきた）とのことに「再度、注意を向け」もした （ちなみにだが、［ダンテ『地獄篇』にあっての（今日的な意味で見た場合の）ブラックホール近似物にまつわる描写］に関しては ―どういう料簡でなのか推し量りかねるが― 「なんら委細に踏み込まない」「中途半端な」式で複数の著名物理学者らからして同古典にみとめられるブラックホール「的なる」側面のことに言及しているとのことについても彼ら言行録よりの（出典（Source）紹介の部55にあっての）引用との式で先だって解説していたとのことにも再言及なしている）。
以上の開口一番の注意喚起の後、補説2と銘打って始めもしている部では
「ダンテ『地獄篇』にあって地獄の中枢（たる氷地獄）で罪人らを噛み砕き続けている悪魔の王（ルチフェロことルシファー）］が「その他の意味でも」今日的なる科学的トピックと接合しているとのことがある、また、そうしたこと「も」がブラックホールを巡る関係性へと帰着してしまうようになっているとのことがある」
と申し述べもし、そう、強意をもって繰り返すところとして「その他の意味でも問題となることを示す」と申し述べもし、の上で、大要、
「地球と金星の［会合周期（内合の周期）］というものはかねてより星天にあって［五芒星形状（に近似した形状）］を現出するとのことが知られている。 そして、惑星金星はその［明けの明星］としてのラテン語呼称からLuciferこと悪魔の王と結びつけて語られてきたとの縁起・ゆかりがあるとの天体であり（明けの明星のラテン語表記がルシファーであり、その明けの明星を［新約聖書］上の悪魔の王に照応させるような［旧約聖書］（にあってのイザヤ書というパート）上の記載があるからそうもなっている。その点、出典紹介を第一義にしている本稿では、にまつわって、オンライン上より全文閲覧できるとの版のブリタニカ百科事典の中でも最も権威が高いと諸所にて目されているところの1911年版ブリタニカ百科事典よりの引用をなしたりしながらもの典拠紹介をなしている）、 また、五芒星は悪魔の象徴（あるいは悪魔を斥ける退魔・除魔の魔除けたる象徴）と結びつけて語られがちなものであるために金星会合周期にあっての五芒星形状現出をもってして宗教的話柄で語りたがる向きが欧米圏にはいる」
とのことに注意を向けた。
そのうえでそうもした注意喚起をなした意図として
［続いてのα1からα8、そして、βの関係性を訴求するための［取っ掛かり］としてそうもしたこと（金星の会合周期における五芒星現出と、にまつわっての宗教的話柄の取り沙汰されよう）に注意を向けた］
とのこと、申し述べもした。
金星の会合周期における五芒星具現化の話を［取っ掛かり］としてなしていたとの関係性α1からα8、そして、βとは再掲すれば、次のようなものとなる。
（金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた）［五芒星相似形］を［ブラックホール絡みの話］と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことら（α1からα8）がある。
地球と金星と太陽の内合（インフェリアー・コンジャンクション）時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられるとの［五芒星］は［五角形］と結びつく図形でもある。［（ほぼ正確な）［五芒星］が描写される局面］というのは［（ほぼ正確な）［正五角形］に近しきものが内にて形成される局面］であるとも述べられる。どういうことか。［（正確な）五芒星］というものは［正五角形］に内接される図形として描けるものであり、［正確な五芒星の各点］を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである。
正五角形、英語に直せば、［レギュラー・ペンタゴン］との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から［ワールド・トレード・センターの跡地］がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、［グラウンド・ゼロ］との言葉でもって呼び慣わされていた。
グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある（上のα2にて言及）のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から［使用局面が際立って限られていた特殊用語］として存在していた同語を［ブラックホール］と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある
ZERO：The Biography of a Dangerous Idea（邦題）『異端の数ゼロ』
となる。
同著『異端の数ゼロ』序盤部にては［五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性］のことが［最小の単位（無限小）に向かう力学］を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである（α1の出典とも重なるところとなる）。
さて、そのように問題となる ―「どうしてそういうことが？」の問題はともかくにもの911の異様なる先覚的言及をなしているとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている［五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性］にて「も」表象される［最小の単位（無限小）に向かう力学］は言い換えれば、［原子核の領域に向かう力学］、さらに述べれば、
［原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学］
のことを想起させるものでもある。
何故か。
原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで（小さきことをひたすらに突き詰めていった際の）極小の世界というものは展開しているからである。［五角形（ペンタゴン）および五芒星の両者の図形的特性］のことを知っていれば、自然に想起されるのが［最も小さな極小の世界へ向けての力学］であり、それは換言すれば、［素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学］であると言い換えられるようなところがあるのである。
そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究（たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」）を声高に唱道、［原子核を壊す中での膨大なエネルギー］（と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー）で［ブラックホール］さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている。
ZERO：The Biography of a Dangerous Idea（邦題）『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある（←α3で言及したことである）。そして、同著『異端のゼロ』は［五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性］と結びつくことに言及しているとの書籍でもある（←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある）。
そうした書籍で扱われる
［ゼロの世界］［極小の世界］
に近しきところで（原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる）［原子核］を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」（←α3にて言及のことでもある）のだが、他面、［911の事件］では何が起こったのか。［［正五角形］との形状を呈するとのペンタゴンが崩された］とのことが起こっている（←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが（正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの）［正五角形］であることを問題視している）。
以上のことより［次の関係性］が想起されもする。
［現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン（正五角形）の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉（←α2）］ ⇔ ［911の事件が起こる前から［グラウンド・ゼロ］との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン（［正五角形］状の米国国防総省庁舎）の911にあっての部分崩壊］ ⇔ ［正五角形（；合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状）の（911にての）部分崩壊（α3）］ ⇔ ［911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた［グラウンド・ゼロ］という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり（そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり） またなおかつもってして、五芒星と五角形（ペンタゴン）の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作ともなる ZERO：The Biography of a Dangerous Idea（邦題）『異端の数ゼロ』という著作の内容］ ⇔ ［無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起（α3）］。
以上のような⇔で結んでの関係性については
『何を述べているか理解しがたい』
と受け取られるか、あるいは、
『穿ち過ぎ（考えすぎ）である』
と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。
［グラウンド・ゼロ］という言葉 ―（本来、［広島・長崎の爆心地］を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である）― と［911］の事件の発生前から結びつけられていた［ペンタゴン］（アメリカ国防総省本庁舎）というのはレズリー・グローヴズという男（往時、米国陸軍工兵隊大佐）を責任者にして1941年「9月11日に」建設が開始されたとの建物である。
そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが［マンハッタン計画］となっており、同［マンハッタン計画］で実現・現出を見たのが［原子爆弾］と［広島・長崎への原子爆弾の投下］（［グラウンド・ゼロ］との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下）となる。
そこに見る［原子爆弾］というのは［極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、［核分裂反応］によって実現を見た兵器］でもある （：1941年9月11日から建設開始（着工）を見ていた［ペンタゴン］の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが［マンハッタン計画］の責任者でもあったわけであるが、［マンハッタン計画］というのはそも、［極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること］が着想されて開始された計画である。［原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発］と［ペンタゴン］が結びつく、そう、［五芒星形と五角形（ペンタゴン）が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向（原子核や素粒子の世界へ至る方向）を指し示すもの］であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる）。
金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て［退魔の象徴］とされてきたとの経緯があるものである。
さて、その［退魔の象徴としての五芒星］と結びつくような［退魔の象徴物としてのペンタゴン（アメリカ国防総省本庁舎）］が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの［荒唐無稽小説］が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。
につき、
［退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生（マンハッタンとペンタゴンが同時攻撃されたとの事件）を前言しているが如くの奇怪なる文物］
などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。
⇒［（直近にて言及の）書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの［五角形（ペンタゴン）と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう］・［グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう］・［不可解なる911の予見的言及と関わりもするとの側面］］←→（関係性の想起）←→［ペンタゴン（1941年「9月11日」に建造開始の国防総省庁舎）の建設計画を主導した軍人が同様に主導して［原爆］と［グラウンド・ゼロという言葉］を具現化させることになった［無限小に至る力学（五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学）の過程での原子核崩壊作用］を利用しての［マンハッタン計画］に見るありよう］。
会合周期（具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係）でもって［五芒星］を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。
さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも［ルシファーと結びついた罪の領域］にあって［今日的な観点で見てのブラックホールの近似物］が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。
［五芒星］は［黄金比］と際立って結びつく図形でもある。そこに見る［黄金比］と［ブラックホール］が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある。
日本でも五芒星紋様が用いられてきたとのことがある。それは海女による［セーマン・ドーマン］と呼ばれる紋様の使用にまつわる話となる。その点、海女によるセーマンこと五芒星の使用は［竜宮］に引き込まれないための呪（まじな）いであるとの物言いがなされてもいる。さて、伝承に見る［竜宮］とはどういう場か。
［時空間の乱れが発生した場］（［外側に対して時間の進みが遅い場］）
とされる場である。
他面、重力の化け物、ブラックホールおよびその近傍領域も［時間の乱れ］が問題となるものである。
以上のこともそれ単体で述べれば、「考えすぎ」の謗（そし）り免れないこととあいなろうが（当たり前ではある）、上（のαの段）にて述べてきたようなことがすべて［事実］であると網羅的に指し示されたとき、ここβの申しようも「考えすぎ」では済まされぬものとなって「しまう」だけのことがある。
以上、再掲の各点については（自身で申し述べるのも何ではあるが）それらの点の呈示の後、典拠紹介に遺漏なくも努めんとしてきたところのものとなる（※）。
（※「いかに途方もない・突拍子もないと常識への隷従者に見なされるようなことであっても確たる事実であるとのこと、それを「証」して「示」すのに死力を尽くす、［証示］にとにかくも努めるとのことが本稿の基本理念にして本稿筆者の理念、そう、「［確たる事実］を［自分達を死地に追い込むまさしくものそのやりよう］として眼前に突きつけられてなおもって何もやらぬ者達に明日などあるわけがないとのことを訴求したい」（そして、「［罪］の所在をつまびらやかにして［運命］の問題を確認しきりたい」）がゆえの理念であるからである」
とのことを折に触れくどくも申し述べもしながら具体的には以下の出典紹介部にてα1からα8、そして、βと振ってのことらについての典拠紹介を遺漏なくもなしてきた。
⇒
α1については出典（Source）紹介の部68を典拠となし、
α2については出典（Source）紹介の部70を典拠となし、
α3については出典（Source）紹介の部69および出典（Source）紹介の部69（2）および出典（Source）紹介の部71を典拠となし、
α4については「α2からα3の部をまとめての部であるため、α2からα3の出典と重複する」との申しようをなし、
α5については出典（Source）紹介の部70（ただしα5後半部はα3と出典共有）を典拠となし、
α6については出典（Source）紹介の部72および出典（Source）紹介の部37－2（再掲）出典（Source）紹介の部38－2（再掲）を典拠となし、
α7については［出典（Source）紹介の部55から出典（Source）紹介の部55（3）を包摂する数万余字割いての解説部］および出典（Source）紹介の部67を指定参照先として挙げ、
α8については出典（Source）紹介の部73を典拠となしている。
またもってして、βと振っての部にあっては［出典（Source）紹介の部74から出典（Source）紹介の部75－3（2）を包摂する解説部］をそのための典拠として挙げている）
以上、表記のα1からα8、そして、βの各部の典拠を入念に挙げた（そして、もってして、α1からα8およびβで表象される関係性が存在しているとのことを指し示した）とのその後、
［五芒星］は［黄金比］と際立って結びつく図形でもある。そこに見る［黄金比］と［ブラックホール］が結び
つくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある
との部よりさらにもって何が述べられるのかについての［煮詰めての解説］をこれよりなすこととすると申し述べ、
（［「この段階では」頓狂なることを頭の具合のよろしくはない風で述べているとの風にしかとられないことか］とは当然に思うが、これ以降続いての内容を順々にお読みいただくことで納得いただけもしようと申し述べたところとして）
［［黄金比と結びつくカー・ブラックホール］（というもの）が［プラトン古典にみとめられる（黄金比を全身で体現するものにして第五元素「的なる」位置付けの）正十二面体］と特定の文物ら（現代にてヒットを見た文物『コンタクト』ら）を介して結びつきもし、また、そのことが本稿にての指し示し事項と密接に結びつくとのことがある］
とのことにまつわっての言及 （および、それにつき、まずもって摘示すべきと判じたことの出典紹介） を「さして委細に踏み込まずに」第一段階としてなした。
そのうえで、さらなる具象論へと落とし込んでの話をなすべく
［特定文物らの間にあっての繋がり合い］ （具体的には［911発生にまつわっての予見性］を帯びていること、本稿で解説してきたとの（一見する限り荒唐無稽小説の体裁をとるとの）70年代欧米圏大ヒット小説『ジ・イルミナス・トリロジー』とかのジュール・ヴェルヌの手になる『海底二万里』との間に存する（［黄金比］［五角形（としての異界の扉）］［アトランティス沈没］に関わるところの）繋がり合い）
のことを指し示すことに意を割いてきた。
そちら指し示し ―70年代欧米圏ヒット小説『ジ・イルミナタス・トリロジ』とジュール・ヴェルヌ『海底二万里』ら特定文物間の繋がり合いにまつわっての指し示しー を必要と判じた分だけなした段階で、そして、そこに見る文物間繋がり合いがいかようにα1からα7と関係するのかの説明を端的になしたうえで返す刀でもってして、
「ここまで問題視してきた特定文物らの繋がり合い（および先行して証示に努めてきたところのα1からの各点）から［黄金比と通ずるカー・ブラックホール］に至るまでのことを極めて多重的・多層的に結びつけるだけのことがある」
との趣旨のことを申し述べもし、
「そのための摘示を分けてもなす」
として［a］から［f］と振っての流れに入った。
以上、表記のような流れの中で［a］から［f］と分けもしての［d］と振ってのことまでを最前まで解説してきたわけだが、などと紋切り型（と見られかねないかとの）方式の表記を大雑把になしただけではいまひとつ何が問題になるのか、機微勝手分かりづらかろうと（書き手たるこの身からして）思いもする。
であるから、［a］から［d］に至るまでの流れについて、また、それら一連の部に入る前に何を指摘せんとしてきたのか、より噛み砕いてもの図を付しつつもの振り返り表記を以下、それぞれ枠で括ってなしておくことともする。
［[a]から[d]と振っての部およびそれに先行する解説部の要約表記として］
ここで補説2とのかたちで書き進めてきた本稿にあっての長大な部にあって［a］から［f］と振っての部、及び、［a］の直前の部にてここに至るまで何を問題視してきたのか、［整理］のための表記をここにてなしておくこととする。
（直下、［a］の部に入る「前に」何を問題視していたのか、再述をなす）
まずもってそこから振り返るが、［a］と振っての段に入る前にあって本稿では以下のことらを問題視（かつ問題視の前提としての事実摘示）の対象とした。
「欧米圏にて70年代に大盛況を博したとのヒット小説、『ジ・イルミナタス・トリロジー』には［［正五角形（ペンタゴン）と［黄金の林檎］（「ゴールデン」・アップル）を並置させてのシンボル］が作中にて頻繁に描かれているとのことがある。そして、（そちらシンボルに見る）［正五角形］は［五芒星］とワンセットになって［黄金比］の体現存在として人類の数学史にあって（ピタゴラス学派やりようとの絡みで）意をなしてきたとの図形となっているとのことが一部にて知られているとのことがある ――（［五芒星と五角形の無限に続く内接関係］とのことついては出典（Source）紹介の部69（2）、そこにて挙げていたとの文献（『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』（早川書房ハードカヴァー版）にあってそのp.49以降にてより再度の引用なすところとして）五芒星形は、正五角形――五つの辺の長さも頂角の大きさも等しい平面図形――とも深いつながりがある。正五角形の頂点を対角線で結ぶと、五芒星形ができる。この五芒星形の中心にも小さな五角形ができ、その五角形の対角線も五芒星形となって、さらに小さな五角形がなかにできる（図10）。これがどこまでも続き、どんどん小さな五角形と五芒星形が作られていく。この一連の図形には際立った特徴がある。･･･（中略）･･･「どの線分もひとつ前の線分にくらべ、黄金比φにぴったり等しい比で小さくなっている」ことが、初頭幾何学によって簡単に証明できるのだ。･･･（中略）･･･ピタゴラス学派こそが黄金比と通約不可能性を最初に発見したと提唱する人がいる。そうした数学史家たちは、ピタゴラス学派こそが五芒星形と五角形に夢中になったことと、紀元前五世紀中葉に実際に知られていた幾何学とを考え合わせると、ピタゴラス学派――とくにメタポンティオンのヒッパソスかもしれない――が黄金比を、またそれを通じて通約不可能性を発見した可能性は非常に高いとしている
（再度の引用部はここまでとする）との表記がなされているところである）―― 」
（911の発生の予見的言及を多重的多層的に含むがゆえに取り上げるに値するとの（額面上は、もの荒唐無稽小説たる）『ジ・イルミナタス・トリロジー』にあって作中図示までされて頻繁に描かれる［黄金の林檎］と［ペンタゴン］の並列描写シンボル、その再掲）
（極小の領域に向けて永劫にといった按配で続いていく五角形・五芒星の相互内接・外接関係の図示部、その再掲）
「［正五角形］が［五芒星］とワンセットになって［黄金比］の体現存在となっている（そしてそこにては無限に続く相互内接外接関係が見てとれる）とのことがある中で［五芒星］の方は洋の東西で［退魔の象徴］となってきたとの背景があるものである。他面、（それが五芒星とワンセットになることで黄金比との関係性が明確化する）［正五角形］に関しては［五芒星］ではないものながらも特定文物にて魔的封印として登場を見ている、具体的には本稿にてその奇怪なる特性について問題視してきた70年代ヒット小説、［陰謀論のとりまとめストーリー］をモチーフとしている小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』にあって［退魔の象徴］として用いられているとの図形となる。すなわち、本来的に［五芒星］で体現されるはずの退魔・除魔の魔除けの象徴が（70年代に大ヒットを見た）小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』では正五角形（ペンタゴン）にて代替されるかたちとなっているとのことがある。そうもしたかたちで小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』に登場する正五角形（ペンタゴン）が同じくもの小説で「黄金の」林檎と並置されて図示までされて何度も描写されているとのことがありもし、に関しては黄金比との関係性が（そうだと明示的には示されていないのだが）想起されるかたちとなる。 第一。五芒星と正五角形の繋がり合いは黄金比の問題とワンセットだが（再三再四もの再述）、表記の小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』（同小説、はきと述べ、実に問題となる側面を帯びている小説でもある）では五芒星の魔除け・魔への封印の象徴物としての役割を正五角形で代替させており、そこから（五芒星←→五角形との関係性に視点が向かう中で）黄金比のこともが想起されるとのことがある。 第二。表記の小説作品では「黄金の」林檎と正五角形が並列されてのシンボルが作中にて多用されているわけだが、「黄金なるもの」との並列から第一の側面にての黄金比（ゴールデン・レイシオ）と結びつくとの側面が「一層もって」想起されるとのことがある。 第三。表記の小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』にあってはその作中で［黄金の林檎と正五角形を並列描画するシンボル］を用いた抵抗運動（ディスコーディニズムと作中にて表記）に身を投じている主役級の人物が［黄金の潜水艦を駆る男］として［ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』に登場するノーチラス号を駆るネモ船長］に作中にて明示的に仮託されているとのことがあるのだが、ノーチラス（和名オウムガイ）と言えば、その外殻構造が ―真偽の程はいささかどころか相当程度怪しいのである（「 urban legend都市伝説だ」なぞと表されるような側面すらある）も― ［対数螺旋構造と黄金比の混淆型］であるとの黄金螺旋構造（ゴールデン・スパイラル構造）を呈しているとの言われようが俗間（と述べても数学や黄金比に興味あるとの向きら）にて根深くも語られてきたとの経緯がある存在となっている。であるから、『ジ・イルミナタス・トリロジー』の［（黄金の林檎と並べられての）正五角形の使用］に関してはノーチラス号との結びつけからして黄金比との繋がり合いが観念されるところともなる。
（文言そのままにもの再表記部として）
上にあって掲載のノーチラス（オウムガイ）外殻は現行、 Project Gutenbergサイトにあって著作権喪失著作として全文公開されているとの20世紀前半時点にて世に出ていた科学知見にまつわる要覧書たる The Outline of Science, Vol. 1（1922） に載せられている写真より抽出したものとなり、［ノーチラス外殻のピッチ（螺旋構造回転角度）ありよう］をよくも示しているものかと判じもしてもちだしたものともなる（ただし、その一般性については筆者この身の浅見さがゆえに保証しかねるところもあると一応、断っておく）。
対して、上掲図にあっての［図形部］は[黄金螺旋構造の近似的描画方形態]（フィボナッチ数と結びついたフィボナッチ螺旋（ Fibonacci spiral ）として知られるもの）を挙げもしてのものとなり（そちらフィボナッチ螺旋、英文ウィキペディアにも掲載されているような構図となりもする）、両者構図（ノーチラス外殻と黄金螺旋近似のフィボナッチ螺旋の構図）を重ね合わせて顧慮してみると確かにノーチラス外殻のピッチ、螺旋構造回転角度の方が黄金螺旋形態に対して「よりもっておおらか」であるように映るようになっているとのことがある（「本稿用に、」と作成なした上掲図でも実際に図像ら重ね合わせを試行してみせており、といった中でそうも判じている）。
以上のようなことがあるから、
「ノーチラス外殻構造と黄金螺旋の結びつきを云々するのは都市伝説（ urban legend ）めかしたことだ」
と巷間にての一歩進んだ向きらに指摘されているのかとも思われもするのではあるが、ここ本稿では
［ノーチラス外殻は黄金比を渦にて体現しているものである］
との言いようが広くもなされているとのそのありよう自体を重んじていること、（再度）申し述べておく。
（［追記postscriptとして］：オウムガイの外殻がφこと黄金螺旋構造の体現存在であるとの申しようはさながら［都市伝説］のように扱われるとのことであるのだが（実際に英語圏にてはアーバン・レジェンドであると断じる向きも目につく）、ここ最近になって、この部を書き記しているとの2014下半期年現在以降になって、［そうした過てる（とされる）理解がなされている一方で見様見方によってはオウムガイの外殻とて［黄金比の体現存在たる螺旋構造］となりうる」との指摘が［都市伝説に対する批判論調］それそのものを顧慮なしつつも英語圏の黄金比専門サイトにてなされるに至っていること、特定した。望見するところのそのサイト（その方面の道を商業的に極めているらしき向きが運営しているとのことのようである本格的なgoldennumber. netとのwebサイト）申しようによると［フィボナッチ螺旋］のような式での黄金螺旋は確かにノーチラス外殻構造に当てはまらないとのことだが、黄金比と対数螺旋の結びつきには［黄金長方形］（ゴールデン・レクタングル）という［黄金比を縦横アスペクト比で体現した四角形］を回転・拡大させて螺旋を作り出すとのやりようが強くも関わっている中で、その回転の方式を敢えても変えるとオウムガイの外殻とて黄金比と強くも結びつく螺旋に化けるとのことがあるとのことである（ようではある）。それにつき、以下、黄金比にまつわるあれやこれやを煮詰めているとのことが見受けられ、かつ、その黄金比関連事物を商材にまでしているとのgoldennumber. netとのサイトにての The Nautilus shell spiral as a golden spiralよりの一部原文引用をなせば、 There is, however, more than one way to create spirals with golden ratio proportions based on 1.618 in their dimensions. The traditional golden spiral (aka Fibonacci spiral) expands the width of each section by the golden ratio with every quarter (90 degree) turn. Below, however, is another golden spiral that expands with golden ratio proportions with every full 180 degree rotation.
「（通常のやりようではノーチラス外殻は黄金螺旋を形作らないところながら）それら方向性にて1.618の黄金比のスタイルを有した螺旋を構成するとのやりようがある。伝統的な黄金螺旋（フィボナッチ螺旋）では（螺旋経緯を示すべくもの黄金長方形の回転にて）すべての角にて90度回転させながら各々で黄金比を現出させながら幅の拡大をなさせていくとのやりようがとられる。しかし、下のやりようではすべてのところで180度回転を（漸近性に工夫しながら）なすとのやりようで「他の」黄金比体現の拡大螺旋構造が（ノーチラスにてか）実現を見る」。との趣旨のことが記載されている。真偽の程はいまひとつ判じかねるところがあるが、ノーチラスの外殻が黄金比と結びつかないとは言い切れないだけの言われようがその方面のことを突き詰めての向きによってもなされているとのことは事実である。これにて後に追記として付しての部は終える）
（［a］の段に入る前に何を問題視していたのかの話を続けるとして）上のことと先立っての段で論拠を密に挙げ連ねていたとのことらを加味すれば、次のような関係性が導き出せる。
「［911の露骨なる前言小説としての特質を［黄金の林檎と正五角形の並列描写］にも関わるところで帯びているとの訴求を本稿にてなしもしてきた（出典（Source）紹介の部37から出典（Source）紹介の部37－5）との小説たる『ジ・イルミナタス・トリロジー』の主役級の人物であるハグバード・セリーンが駆る「黄金」色の潜水艦（レイフ・エリクソン号）］ ←→ （作品内文中それ自体にて「対応付けている」とはきと言明されるかたちで対応） ←→ ［ネモ船長の潜水艦（『海底二万里』のオウムガイ号ことノーチラス号／ノーチラスは黄金螺旋ことゴールデン・スパイラルを近似的に体現している存在であるなどと ―たとえ不適切に、でも― よくも表されるオウムガイの名を冠するノーチラス）］との関係性が成立している」
［以上のことは（［a］に先駆けてここ補説2の部で指し示しなしてきた）α1からα7に見る黄金比との絡みの関係性にあってさらなる複合的関係性の所在を示しもするものである］ （→ 『ジ・イルミナタス・トリロジー』が［911の事件の発生に対する予見的側面］を帯びているとのことがあるとして、である。では、［911の事件］とは何か。［マンハッタン］と［ペンタゴン］への攻撃が同時多発的に具現化した、そして、［グラウンド・ゼロ］（と呼ばれるに至ったツインタワーの跡地）が現出したとの事件であったわけであるも、先だってのα1からα7の関係性摘示の部にあっては（911で攻撃されたとの）［ペンタゴン］がいかようにして黄金比と結びつくのかについて解説しもし、また、1941年「9月11日に」建設着工を見たそちら［ペンタゴン］の建設を推進した軍人レズリー・グローヴスが主導した「マンハッタン」計画が［後に2001年の事件の跡地を指す言葉ともなったグラウンド・ゼロ（との言葉）］をそも生み出した計画となりもし、同計画は［正五角形と五芒星の間のひたすらにもってして続いていく相互内接外接作用］にも仮託されうる極小領域での破壊機序（原子核破壊機序）を利用した計画でもあったことについて解説しもし、そして、（であるから911の予見的小説である『ジ・イルミナタス・トリロジー』の関係性が問題になるとのところとして）［マンハッタン計画］で生み出された造語であるグラウンド・ゼロとの言葉は［ブラックホールまわりの911の予見的言及文物］にてブラックホールと結びつけられている、そして、現実世界でブラックホール生成をなしうると考えられるに至った加速器実験は極小領域での破壊的機序（五芒星と五角形が相互に内接外接し合う先に控えているとも形容できよう極小領域での原子核破壊機序）を利用するものであるとのことまでを本稿にて解説しもしているのである（加えて、ブラックホールとグラウンド・ゼロとを繋げているとの予見的言及文物『異端の数ゼロ』にあっては［黄金比と結びつく（極小領域に向けての）正五角形と五芒星の相互内接外接関係への言及］もがなされている ―α3（にまつわっての出典（Source）紹介の部69）を参照されたい― ））
（ここまでを（［a］から［f］と振っての一連の流れにあっての）［a］の段に入るその前に述べていたことを振り返っての表記部とする）
（直下、［a］と振っての部にて何を問題視していたのか、再述をなす）
先行するところの流れ（上にて振り返りなしたとおりの流れ）にての指し示し事項に基づき［a］と振っての段では「さらに」次のことにつき呈示せんとしていた。
アトランティス ――ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』にも問題小説小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』にも沈没大陸としてお目見えする古の陸塊―― の存在と沈没に言及していることでも著名なプラトンの『ティマイオス』にて全天を造る元素となっていると言及されていることが知られる正十二面体 ――正五角形（レギュラー・ペンタゴン）を十二面に配しての立体構造―― はまさしくもの全身での黄金比の体現存在であるのと同時に
［通過可能なワームホール概念の提唱と（［特定の著名な文物］を介して）深くもつながっているもの／外なる世界へのゲート］
とのことが述べられるようになっているとのことがあるものである。
具体的には次のようなことがある。
『異端の数ゼロ』との著作（ブラックホールとグラウンド・ゼロとの言葉を2000年からして結びつけもしている著作）とあいまりもし、911の前言文物としての特性を「これ奇怪にも」多重的に帯びているとの文物にして、同じくものこと（911の事前言及文物としての特性）に関わるところで［通過可能なワームホールにまつわる思考実験］を取り上げているとの著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy（邦題）『ブラックホールと時空の歪み』をものした物理学者キップ・ソーン。 彼キップ・ソーンより［通過可能なワームホール］にまつわってのアイディア提供をなされている（そしてその過程で科学界にて［通過可能なワームホール］なるものへの科学考証がなされるに至った）とのことでも知られるカール・セーガン小説作品『コンタクト』に登場する異星文明より供与されたとの設定のゲート装置が（［通過可能なワームホール］および［カー・ブラックホール］と結びつけられての）［「正十二面体構造を呈する」ゲート装置］となっているとのことがある（出典（Source）紹介の部80）。
（ここまでを［a］と振った部の内容を振り返っての表記とする）
（直下、［b］と振っての部にて何を問題視していたのか、再述をなす）
次いで、（［a］と振っての先行する段の内容を受けて）［b］と振っての段では以下にて順々に箇条表記なしもしてのことらを呈示せんとしもしてきた。
カール・セーガン小説『コンタクト』にてはトロイアを滅ぼした木製の馬とブラックホールないしワームホール生成装置が執拗に結びつけられているとのことがある（作中表記は10回以上結びつけられている．出典（Source）紹介の部80（2）を参照のこと）。
さて、本稿では［トロイア陥落の物語（およびトロイア戦争の元凶たる黄金の林檎）とアトランティス崩壊伝承とが多重的に結びつくと述べられるだけの史的背景がある］ことを解説し（出典（Source）紹介の部44－2，出典（Source）紹介の部44－3，出典（Source）紹介の部44－4，出典（Source）紹介の部45を包摂する解説部や出典（Source）紹介の部58（2）を包摂する解説部にて解説し）、また、そのこと、すなわち、
［［トロイア崩壊譚］および［黄金の林檎伝承］らのアトランティスとの接合関係］
が（何故、そうした奇怪なることが現出しているかの機序は置き）［911の事前言及文物とも結節している］とのことがあるとのことを示さんとしてきた（後の段（まだ本段でも未達とのさらにもって後の段）にて補って解説を充実化なさしめるべくものことを述べるとしたうえで差しあたりは［黄金の林檎］を表題に掲げるとのジ・イルミナタス・トリロジーがいかようにして911の予見的作品となっているのかについて出典（Source）紹介の部37から出典（Source）紹介の部37－5などにて示さんとしてきた）。
そして、同じくものもの、
［［トロイア崩壊譚］および［黄金の林檎伝承］らのアトランティスとの接合関係］
が
［ブラックホール生成実験とされるに至っているLHC実験とも結節している］
とのことをも本稿では指し示してきた（LHC実験の命名規則には実験関係者に由来するところとしてブラックホール生成可能性まわりでアトランティス関連・トロイア関連のツール命名規則が用いられている ――出典（Source）紹介の部35から出典（Source）紹介の部36（3）―― ）。
以上、本稿で摘示してきた関係性に連なる（ように「なってしまっている」）ところが小説『コンタクト』「にも」ある。
具体的には
『コンタクト』刊行「後」（1985年以後）、さらに述べれば、『コンタクト』作者カール・セーガン没後（1996年以後）にあって（頭の具合のよろしくはないといったスタイルの陰謀論者由来のところではなく）真っ当な学者ら由来の科学理論（1998年提唱の余剰次元理論）に起因する理論動向の地殻変動に依拠してLHC「でも」それらが人為生成される可能性が事後的に取り沙汰されることになったのがカー・ブラックホール（出典（Source）紹介の部76（3））やワームホール（出典（Source）紹介の部19，出典（Source）紹介の部21－2）となっているのだが、そうしたものら（カー・ブラックホールやワームホールの類）の生成を
［加速器とは「また別の」もの出典（Source）紹介の部80（3）にて原文引用しているように三層の球殻構造に覆われての正十二面体のマシーン）の使用の帰結］
として描いていたとの同じくものセーガン『コンタクト』が
［［黄金の林檎］［アトランティス］との作中要素を色濃くも伴っている小説作品たる『ジ・イルミナタス・トリロジー』（出典（Source）紹介の部37から出典（Source）紹介の部37－5にてオンライン上でも容易に後追い可能な原著よりの引用でもって解説しているように奇怪なる911の多重的事前言及要素を備えての作品）］
と［正五角形と結びつくゲート］でもって設定を類似させているとのことがある。
（：70年代に大ヒットを見た小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』ではそれを12枚重ね合わせるとカール・セーガン『コンタクト』（1985）登場の正十二面体ゲート装置形状にもなろうとの正五角形が異界からの干渉の垣根たる装置（ある種の［「鍵が付いた」異界への蓋］）として登場してきている、古代アトランティスおよび現代アメリカ据え置きのペンタゴンとして登場してきているとのことがある ――出典（Source）紹介の部38－2および出典（Source）紹介の部69（2）および出典（Source）紹介の部80（3）を参照のこと―― ）。 加えて、そうもした側面で『コンタクト』と接合する『ジ・イルミナタス・トリロジー』が
［キップ・ソーン著作『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』（出典（Source）紹介の部28から出典（Source）紹介の部33－2を包摂する解説部にて解説しているようにこれもまた911の事前言及を通過可能なワームホール関連のところで多重的に含んでいるとの奇怪なる文物にしてカール・セーガン『コンタクト』と濃密に関係しているとの文物）］
と
［奇怪なる911の事件の事前言及文物］
としての特性を共有しているとのことがある
とのことが（「あまりにもできすぎている」ところとして）ある。
（［b］の段にまつわっての振り返っての表記を続けて）
・カール・セーガン小説『コンタクト』にてのトロイアを滅ぼした木製の馬とマシーンを印象深くも結びつける章の章題となっている［Superunification］（邦訳版では［超統一理論］）であるが、そこに見る超統一理論というものは
［加速器によるブラックホール生成 ――即時に蒸発する安全なブラックホールの生成―― ］
が余剰次元理論（1998～）に起因する地殻変動で（『コンタクト』作者カール・セーガンの没後）現実的可能性あることと看做されるようになった後、
［超ひも理論（スーパー・ストリング・セオリー）のブラックホール生成に伴っての傍証］
との文脈でLHCの実験大義、ひいては、「安全な」ブラックホール生成の大義とも「後付けで」結びつけられるに至っている理論となっている（超紐理論・超統一性理論というものが［LHCによる安全なブラックホール生成］の「大義」といかように後付けで結びつけられるに至ったかについて解説なしているとの本稿出典（Source）紹介の部81を参照のこと。それにつき、だが、繰り返すも、カール・セーガンが『コンタクト』をものしたとき（1985）には加速器によるブラックホール生成可能性は幻想・絵空事としてすらも取り沙汰されておらず、90年代末からはじめて加速器によるブラックホール生成が問題視されだした折とても実験機関は当初（1998年提唱の余剰次元理論も着目されていなかったなかで）［ブラックホール生成などなされるはずがない］と強弁していたとの経緯がある ――実験機関変遷動向については出典（Source）紹介の部1から出典（Source）紹介の部5の解説部を参照のこと―― ）。
・カール・セーガンが臆病な警告者として（［先覚性］が異常に際立つところだが）問題につき認識したうえで［褒め殺し方式］で［悪しき存在］ではなく［望ましきもの］（トロイアの木製の馬と作中の人物らに疑義呈されるも、結果的に、マーベラスで暖かみのある異星文明の待つ場への［啓発］に向けての招待状としての装置）として［ゲート発生装置］（［加速器］とは小説作中では明示的に結びつけられていないとの正十二面体）を登場させ、もって、［（褒め殺しながらもの）事前警告］をなしていた可能性は［まずもって「ない」］と考えられるだけの事情がある（そちら委細としては［カール・セーガン『コンタクト』における911の先覚的文物との結節性］（意識的ないし無意識的なる糸繰り人形の問題に通底することとの結節性）のことや［カール・セーガンという人間それ自体を具に付された嗜虐的側面］について本稿では解説なしているとのことがある）。
（ここまでを［b］と振った部の内容を振り返っての表記とする）
（直下、［c］と振っての部にて何を問題視していたのか、まとめての再述をなす）
さらに［c］と振っての段では次のことの指し示しをなさんとしてきた。
（［b］の段でも指摘したところの振り返り表記として）カール・セーガンの『コンタクト』は接合関係を呈する、
小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』（黄金比と結びつく五角形を異界との垣根としている作品）
および
科学読み本『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』
との結びつきを介して
［911の予見的言及との結節点］
［ブラックホール生成問題との結節点］
を複合的に呈しているとの作品と述べられる。
他面、同作（『コンタクト』）は著名作家カート・ヴォネガットの『タイタンの妖女』（その奇怪性について本稿の［補説1］の段で解説なしてきたとの作品）「とも」
［911の予見的言及との結節点］
［ブラックホール生成問題との結節点］
を複合的に呈しているとの作品ともなる（出典（Source）紹介の部65（3）から出典（Source）紹介の部65（15）を包摂する解説部にて［布石］として指し示しなしてきたことおよび［b］の内容の複合関係よりそのように指摘できるようになっている）。
そして、その結節関係にあっては
［（黄金の林檎がトロイア攻城戦につながった原因を造った武将、トロイアに木製の馬で引導を渡した武将と伝承が語り継ぐオデュッセウスが際会した）サイレンの災厄 → スキュラ・カリュブディスに至る災厄 → アトランティスと見做されもしてきた場（オギューギア島）へのオデュッセウスの到達］
との流れとの結びつきもが観念されるところとなっており、
［［ブラックホール生成問題］と多重的に結びついているとのことを委曲委細尽くしての本稿で示してきた［アトランティス］［トロイア崩壊］［黄金の林檎の園］との各要素を媒介項としている関係性］
のことがそこからして問題となってくるとのことを呈示できてしまうようになっている（出典（Source）紹介の部82を包摂する解説部にて煮詰めてのことを書き記したところとなる）。
以上のような流れが成り立つのは（［a］および［b］の流れも加味したうえで）偶然ならぬ恣意的やりようの問題と当然に解されるところである。
（ここまでを［c］と振った部の内容を振り返っての表記とする）
（直下、［d］と振っての部にて何を問題視していたのか、再述をなす）
以上、［a］から［c］の流れの延長線上のこととして問題視したところとして［d］と振っての段にては次のことを呈示した。
カール・セーガン小説『コンタクト』は
［テレビ電波は宇宙に漏れ出ている。そちらを傍受した外宇宙の他文明が史上初のテレビ映像、その場に登場しているアドルフ・ヒトラーのオリンピック開会宣言の映像（その映像を流したベルリン・オリンピックは史上初の定性的な中継放送を行ったイベントとして知られる）を外宇宙文明（作中設定ではヴェガ星系の異文明）が受信したうえでそちらを地球に送り返し、その電波が『コンタクト』作中の宇宙電波探査計画たるアーガス計画で受信された。その受信映像の中に［12面体のゲート装置の設計図］がコードとして隠されていた］
との内容を有しているのだが（出典（Source）紹介の部83）、フィクションならぬ現実世界では［ナチス・ドイツへのカウンター・アクション］として推進されたマンハッタン計画について次のようなことが述べられるようになっているとのことがある。
マンハッタン計画とは
［後にLHCに進化するに至った円形加速器、その円形加速器の［真の発明者］とされる人間（レオ・シラード）がそもそもの計画のプロモーター（推進者）となっていた計画］
［公式上の円形加速器の発明者とされる人間（アーネスト・ローレンス）が初期段階にてとりまとめ役として重要な役割を果たしていた計画］
［公式上の円形加速器の発明者とされる人間（アーネスト・ローレンス）に計画に招聘された人間たるロバート・オッペンハイマーが［ブラックホール（とかなり後になって呼ばれるようになった［縮退星］とのもの）の研究で既に業績を挙げていた科学者］として科学者陣を率いることになった計画］
［戦後影響力を増した同計画関係科学者によってブラックホール生成問題で矢面に立たされることになった研究機関らの主要なるもの（フェルミ国立研究所／ブルックヘブン国立研究所／CERN）らを設立させしめることになった計画］
となっている計画である（出典（Source）紹介の部84）。
上のような側面からして［カー・ブラックホール］［通過可能なワームホール］の類を構築するためのものと描写される（そして原作小説の中では明示的には［加速器］とは結びつけられて「いない」）とのゲート装置を登場させていたセーガンやりようは（「問題は、」それが作家胸中の問題では済むところにはないと考えられるところなのだが）［恣意性］を感じさせるものとなっている。
（ここまでを［d］と振った部の内容を振り返っての表記とする）
以上がここに至るまで補説2と振っての段で指し示しなさんとしてきたことらについて一端、振り返りもしてのまとめ表記となる（尚、カール・セーガン小説『コンタクト』に見るグランド・セントラル・ステーションにまつわっての嗜虐的反対話法介在の問題、先だって幾頁も割いてその解説に力を割いてきたとのそのことまでは同じくものまとめ表記の部に反映できなかったとも断っておく）。
その点、ここまでまとめ表記なしてきたことだけでは「まだ話は完結していない」。 まだ（［a］から［f］と振ってのことらのうち）［e］と［f］と振ってのことの解説をなしていない。そこまで解説なしたところではじめてここ補説2で訴求すべきと判じたことを訴求なせたことになるとのかたちともなっている（本稿筆者はただ単純に［911の予見がかったまた別の小説作品］の［相応の特性］と関わるとの意だけでジューヌ・ベルヌ『海底二万里』のことなどを持ち出していたわけではない。『海底二万里』に見るノーチラス号の末期、そうした百数十年前の同フィクションに見る設定までが今日のブラックホール生成トピックにも通底する不気味なありように容赦なくも結線しているとの理解にまで至っているとのことがあるがために「苔むした」（としか表しようがなかろう）『海底二万里』のことなどを敢えても持ち出しているのである）。
上のこと、申し述べもしたうえで続いての部に進むことにする。
