典拠となるところの明示[76]――キリスト教世界観における[悪魔の王]、にまつ
わっての純・記号論的相関関係の束から問題となりもすることについて

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著名古典であるダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』に見る悪魔の王、その悪魔の王にまつわっての純・記号論的相関関係から問題となりもすること 補説2

 現行、下のα1からα8、及び、βのことの[典拠]をひたすらに指し示すとの流れでの話をなしている (先にても述べたことを繰り返すが、確たる事実であるとのことを「証」して「示」す、[証示]にとにかくも努めるとのことが本稿の基本理念にして本稿筆者の理念、そう、「[確たる事実]を[自分達を死地に追い込むまさしくものそのやりよう]として眼前に突きつけられてなおもって何もやらぬ者達に明日などあるわけがないとのことを訴求したい(そして、「[罪]の所在をつまびらやかにして[運命]の問題を確認しきりたい)がゆえの理念であるからである)

(金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた)[五芒星相似形]を[ブラックホール絡みの話]と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことらα1からα8)がある。

地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられるとの[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである。

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある
ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』
となる。
 同著『異端の数ゼロ』序盤部にては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとなる)。
 さて、そのように問題となる ―「どうしてそういうことが?」の問題はともかくにもの911の異様なる先覚的言及をなしているとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性にて「も」表象される最小の単位(無限小)に向かう力学は言い換えれば、原子核の領域に向かう力学、さらに述べれば、
原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学
のことを想起させるものでもある。
 何故か。
 原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。
 そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている

ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。
 そうした書籍で扱われる
[ゼロの世界][極小の世界]
に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。
 以上のことより[次の関係性]が想起されもする。
現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり(そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり) またなおかつもってして、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作ともなる ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]
 以上のような⇔で結んでの関係性については
『何を述べているか理解しがたい』
と受け取られるか、あるいは、
『穿ち過ぎ(考えすぎ)である』
と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。

[グラウンド・ゼロ]という言葉 ―(本来、[広島・長崎の爆心地]を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である)― と[911]の事件の発生前から結びつけられていた[ペンタゴン](アメリカ国防総省本庁舎)というのはレズリー・グローヴズという男(往時、米国陸軍工兵隊大佐)を責任者にして1941年9月11日に建設が開始されたとの建物である。
 そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが[マンハッタン計画]となっており、同[マンハッタン計画]で実現・現出を見たのが[原子爆弾]と[広島・長崎への原子爆弾の投下]([グラウンド・ゼロ]との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下)となる
 そこに見る[原子爆弾]というのは[極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、[核分裂反応]によって実現を見た兵器]でもある
 (:1941年9月11日から建設開始(着工)を見ていた[ペンタゴン]の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが[マンハッタン計画]の責任者でもあったわけであるが、[マンハッタン計画]というのはそも、[極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること]が着想されて開始された計画である。[原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発]と[ペンタゴン]が結びつく、そう、[五芒星形と五角形(ペンタゴン)が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向(原子核や素粒子の世界へ至る方向)を指し示すもの]であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる)。

金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯があるものである。
 さて、その[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。
 につき、
[退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生(マンハッタンペンタゴンが同時攻撃されたとの事件)を前言しているが如くの奇怪なる文物]
などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。
[(直近にて言及の)書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの[五角形(ペンタゴン)と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう]・[グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう]・[不可解なる911の予見的言及と関わりもするとの側面]]←→(関係性の想起)←→[ペンタゴン(1941年「9月11日」に建造開始の国防総省庁舎)の建設計画を主導した軍人が同様に主導して[原爆]と[グラウンド・ゼロという言葉]を具現化させることになった[無限小に至る力学(五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学)の過程での原子核崩壊作用]を利用しての[マンハッタン計画]に見るありよう

会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。
 さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。

五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもあるそこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある

日本でも五芒星紋様が用いられてきたとのことがある。それは海女による[セーマン・ドーマン]と呼ばれる紋様の使用にまつわる話となる。その点、海女によるセーマンこと五芒星の使用は[竜宮]に引き込まれないための呪(まじな)いであるとの物言いがなされてもいる。さて、伝承に見る[竜宮]とはどういう場か。
[時空間の乱れが発生した場]([外側に対して時間の進みが遅い場])
とされる場である。
 他面、重力の化け物、ブラックホールおよびその近傍領域も[時間の乱れ]が問題となるものである。
 以上のこともそれ単体で述べれば、「考えすぎ」の謗(そし)り免れないこととあいなろうが(当たり前ではある)、上(のαの段)にて述べてきたようなことがすべて[事実]であると網羅的に指し示されたとき、ここβの申しようも「考えすぎ」では済まされぬものとなって「しまう」だけのことがある。

 つい最前の段、直前頁に至るまでにて表記のことらのうち、[α1]、[α2],[α3の前半部および中段の部]、そして、[α5の前半部]の典拠を指し示し終えた (:都度そうしたものであるとそれぞれ明示しながらα1あっては出典(Source)紹介の部67および出典(Source)紹介の部68でもって典拠を、α2にあっては出典(Source)紹介の部70でもって典拠を、α3(の前半および中段の部)にあっては出典(Source)紹介の部69および出典(Source)紹介の部67(2)でもってして、そして、 α5の前半部にあっては出典(Source)紹介の部70をもってして典拠を示してきた)。

 以上、端的に振り返りなしたうえで話を続ける。

(ここ本頁では出だしとして)

 さらに、

極小の領域の「研究」](たとえば[ヒッグス粒子]や[超対称性粒子]などと命名されてのものの発見に血道をあげるとの「研究」)のための加速器実験は[原子核を壊す]こととつながる式での極微領域での高エネルギー状況を実現するとのものだがそのようなものとしてブラックホールを生成する可能性が取り沙汰されるにまで至っているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まっての(未曾有の高エネルギー状況を実現する加速器実験としての)LHC実験である (α3後半部)

とのことの典拠を挙げることする。


| 出典(Source)紹介の部71 |

 ここ出典(Source)紹介の部71にあってはまずもって

[加速器実験とは[原子核を壊す]との式で極微領域での高エネルギー状況を実現するものとなる]

とのことの典拠を挙げることとする。

 表記のことの出典紹介としては本稿の先の段(出典(Source)紹介の部18)にてもそこよりの引用をなした、

書籍COLLIDER(邦題)『神の素粒子 ―宇宙創成の謎に迫る究極の加速器― 』(邦訳版刊行元は日経ナショナルジオグラフィック社/通俗的な実験機関担ぎあげ本ながらも事実経過記載部には信を置いてよかろうといった「まじめな」科学読み本)

の記述を引くことからはじめる。

(直下、『神の素粒子 ―宇宙創成の謎に迫る究極の加速器― 』第4章加速器の誕生と進化p.124-p.125よりの原文引用をなすとして)

 円形加速器の場合は、粒子が回転するにつれて加速されると、回転半球が大きくなり、らせん状の軌道を描く。回転のリズムに合わせて、同じリズムで振動する電圧をかければ粒子を加速し続けることが可能であり、ついには原子核を破壊するだけの高エネルギーを達成できる

(引用部はここまでとする ―※― )

(※上の引用部は現在の加速器の主流となっている[シンクロトロン]と呼ばれる加速器の前によくも用いられていた[サイクロトロン]と呼ばれる類型の加速器の機序を説明しているとの部となり、加速器(サイクロトロン)が
[原子核を破壊する]
だけのエネルギーをどうやって得るのか解説しているとの部となる。
 そちらの部をもってして
[加速器が原子核を壊すとのものである]
とのことは推し量りいただけるか、と思う。
 その点、――すぐ後に同じくものことを指し示す引用もなすが―― [加速器で原子核を破壊する]とのことは
[加速済みの陽子ビームを対象原子核に衝突させて対象原子核を分割し別のものに変性させる]
との挙のことを指しもするところとなる)

 ここで[素粒子物理学(高エネルギー物理学)]の本質につき解説しているとの基本的項目、英文Wikipedia[ Particle Physics ](素粒子物理学)項目よりの原文引用をなす。

(直下、英文Wikipedia[ Particle Physics ]項目よりの原文引用をなすとして)

Modern particle physics research is focused on subatomic particles, including atomic constituents such as electrons,protons,and neutrons(protons and neutrons are actually composite particles,made up of quarks),particles produced by radioactive and scattering process,such as photons,neutrinos,and muons ,as well as a wide range of exotic particles.

(訳として)
「現代素粒子物理学の研究とは
[電子、陽子、中性子 ―うち、陽子・中性子は現実にはクォークより構成される複合粒子である― そして、広いレンジでのエキゾチックな粒子ら同様に「放射能を呈し」(radioactive)「四散なす」(scattering)とのプロセスにて生成されるとの光子・ニュートリノ・ミューオンのような粒子らの極小の構成単位を含む[亜原子粒子](サバトミック・パーティクル/原子より小さい粒子)]
に注力してのものとなっている」

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 上の引用部にあって[放射能を呈して]との言いまわしが現われているが、それは[放射性崩壊が具現化する]と同義のことであり、

[極小の領域にての[原子核の崩壊](と表せられよう作用)を最大限利用している素粒子物理学のありよう]

を端的に示すものであることを指摘するのは門外漢(筆者のような門外漢)にも易い。

 につき、[放射能]という言葉は誰でも把握していることか、とは思う(言葉の正確な意味は別として[言葉]それ自体と[言葉が指し示すもののおおよその性質]は誰でも把握していることか、と思うということである)。

 そも、その[放射能]というのは

[原子核が崩壊する ― Radioactive Decay「放射性崩壊」の状況を見る― ]

ときにて[放射線を出す「能」力]のことを指す(放射「能」という字が充てられているとのはつまるところそういうことである ―※― )。

(※以上の話とて本稿にあって重んじている段階的説明における振り出しのステップとしては欠かせぬところであると判じているのだが、そうは言えども、[放射能とはなんぞや]といったことは[あまりにも基本的なところ]であるから、(これまた)そうしたレベルでの媒体よりの引用で十分と見、和文Wikipedia[放射能]項目より省いての引用をなす。
(直下、和文ウィキペディア[放射能]項目よりの引用をなすとして)
放射能とは、物理学的な定義では、放射線を出す活性力(放射性、放射活性、放射線を放射する程度)を言う。・・・(中略)・・・原子核が崩壊する時に放射線を放射する。かつては、1グラムのラジウムが放つ放射能を単位とし、これを1キュリー(記号Ci)としていた
(引用部はここまでとしておく)
とあるとおりである)

 以上、[放射能]の問題にも部分的に関わるところとしてあらためて述べるが、[素粒子物理学]とは、また、[加速器実験]とは

[放射性崩壊プロセス(原子核の崩壊のプロセス)の利用をなしているとのもの]

[原子核を壊す(放射線の発生元となっているところとして陽子ビームなぞをぶつけて原子核を従前あったものとは別のものに破壊的に変性させ新種の粒子の誕生を促す)との性質と結びつく挙を本義としているとのもの]

であることが門外漢にもつとに知られているものとなる ―※― 。


※「半ば」余事表記となるところとして

 放射線と結びつくことでも知られる、

[放射性崩壊プロセス](繰り返しもするが、[原子核を破壊的に変性させるプロセス]である)

ということでは本稿をものしている筆者自身が国内加速器関連行政訴訟で主張なしていたことにすら関わっていることとなりもする。 筆者が原告席に座って長期かかづらわされることになった訴訟、[LHC実験国内代表機関にして国際加速器マフィアの枢要部に関わる紐帯の国内法規を無視しての黙過しがたい不品行にまつわってのものとの名目で訴求の用に供する、そのためだけに提訴したとの行政訴訟](2012年に遡りもし第一審からして2年近くも「延々と不毛なやりとりが続いていた」とのそちら行政訴訟、本稿執筆時、国内唯一のLHC関連訴訟ともなる)でも付随する法廷でのやりとりにあって(たかだかもの)[放射線リスク]なぞのことまで筆者手ずから問題視する必要を感じていたとのことがあるのである。

 同じくもの訴訟、修飾語が長くなるが、そう、

[なんら話を聞こうとせぬばかりか、足を引っ張ろうとするとの「相応の」人間ら(あるいは人間らしい実質をなんら有していないのでは?とも受け取られた人間未満との臭いすら感じられたものら)のやりようから「無駄」に終わった節がある挙]
[筆者が代表を務めている会社や筆者個人的連絡先に圧力をかけるためなのか何なのか、脅迫がかった電話(全部録音している)をかけてきたとの一群の男女らが属していると部分捕捉した宗教団体の影響下にありもするように見えるといった風の者らには殊更に強くも冷淡にあしらわれ、その他の向きら、[何も策(て)を打たなくとも生き残れる]([中長期的に[昨日]と同様に[明日]がそこにあり続ける])と[このような世界]で実に天気よくも信じている節ありとのその他の向きらにも結果的に[三猿]を決め込まれたとの挙]

となってしまっているとのそちら訴訟にあって、

[実験リスク関連文書の存否]

が争点になっていた折に

「LHC実験には被曝リスク ―(国内関係者も含めて実験関係者がフィルムバッジというものの着用を強いられるような放射線に起因するリスク)― も伴っているのに被告はそれにまつわる危機管理文書「すら」も含めて危機管理文書および危機管理やりとりがなんら存在して「いない」などとこの場(真実が述べられて然るべきような場)にて主張するというのですか!被告はそうしたことをやり、また、[グローマー拒否]のような法理論などまで持ち出して何を否定し、何を守りたいというのですか!」

なぞとの[枝葉末節に拘るがごとくもの主張]をも怒気帯びてのかたちにて法廷で被告研究機関(の弁護士ら)や裁判官に向けてなしていた、とのことが筆者にはあるのである ――『実に下らないな。頭の具合のよろしくはない向きら、あるいは、相応のやらされ人の類が[無意味にやる]との滑稽訴訟の類に傾いてきているな』と我ながら内心で考えながら、そういう主張をもなしていたとのことがある―― 。

 それにつき[事実]の問題としてLHC実験に関しては

[放射線安全マニュアル・放射線被曝問題対策文書](「危機管理文書などない、そもそもLHC実験に過去も未来も現在もリスクなど存在した試しはない」などとLHC実験に責任もって関わっているとの[設定]で動いている者達の法廷でのふざけた主張を受け、筆者が『下らぬことを、』と思いながら、英文にてのそれを法廷にて提出していたとのようなものらでもある)

が現実に作成されており、そうもしたものに注意が払われての同LHC実験は粒子衝突が実施される地下孔と接合する区画にフィルムバッチ(放射線被曝量測定バッチ)の着用が義務付けられての一区画があるように
[放射性崩壊のプロセス]
が当然にかかわってくるものとなる。

 つい先立っての部にてその内容を引いていたとの書籍『神の素粒子 ―宇宙創成の謎に迫る究極の加速器― 』のp.12にあって
(原文引用するところとして)
現場はまだ工事中のため、私はヘルメットをかぶり、案内役の研究者ラリー・プライスとチャーリー・ヤングに続いた。彼らは被曝バッジを身に着けていた。今はまだバッジが役立つとは思えないが、危険をともなう実験が始まれば、用心のため必ず着用しなければならない
(引用部はここまでとする)
とあるとおりに、である(そちら[実験担ぎあげ本]としての体裁が色濃くも現われている書籍にその通りの記載がなされているのかそこからして疑わしきにあっては確認してみればいい。また、同じくものことはウィキペディアのような多く[皮相]をなでる程度の媒体でも当然に確認できるようになっており、極めて基本的なことであるが、英文Wikipedia[ Radiation damage ]項目([放射能障害]項目)にあって、たとえば、 Particles or various types of rays released by radioactive decay of elements, which may be naturally occurring, created by accelerator collisions, or created in a nuclear reactor. (補いもしての訳)「(放射能障害の原因ら(Causes)のリストの中の一として)加速器による衝突ないし原子炉を通じて生成され、茶飯的に発生しうるとのものらの放射線崩壊により放射される素粒子や様々なタイプの放射線(が放射線障害の原因たりうる)」と挙げられているようなところともなる)。

(加速器実験と放射性崩壊プロセス(原子核の破壊的変性プロセス)は[実験手段それそのもの]との観点で切っても切れぬ関係にある、とのことについての「半ばもの」余事表記の部はここまでとしておく)


 といったことは、そう、

[加速器実験が原子核を壊す(原子核を従前あったものとは別のものに破壊的に変性させ新種の粒子の誕生を促す)との性質と結びつく挙を本義としている]

[原子核を破壊的に変性させるとの挙動には、すなわち、放射線崩壊を利用するとのことには[放射能]の問題が必然的に関わってくることである]

とのことは

[原子力の基本の「き」](筆者のことが「相応の事情あって」好かぬとの向きら/筆者のような人間が何らかの影響力を及ぼすことを阻止したいような向きらは筆者をして別の意の[き]の印付きの人間ととらえたいか、ないし、そうした人間に見せたいのだろうとの反応を見もしてきた中で述べるところとしての基本の「き」)

となり、原子力が何たるかにつき専門知識、いや、一般教養として理解しているとの人間にとり、

「弾道学にはニュートンの三法則に対する顧慮が必要になっています」
「企業会計では貸借対照表の問題や損益計算書の問題が関わっています」

なぞとわざわざ御大層ぶって述べているぐらいに[ナンセンスな申しよう]ととらえられることもあるかとは百も承知だが(あるいは「食材の保存・流通には冷凍庫というものの冷凍作用が必須となります」なぞとわざわざ御大層ぶって述べるレベルでナンセンスな申しよう、「頭の具合に実にもって難あり」と見られかねない申しようであるでもいい)、それぐらいにまで基本的なることにつき、典拠となるところをわざわざ紹介しているのは
[何も把握していないとの向きら]
が多く読者たりうることを想定してのことである(と断ったうえで話を続ける)。

 ここまでにて

極小の領域の「研究」(たとえば[ヒッグス粒子]や[超対称性粒子]などと命名されてのものの発見に血道をあげるとの「研究」)のための加速器実験は[原子核を壊す]こととつながる式での極微領域での高エネルギー状況を実現するとのものだが、そのようなものとしてブラックホールを生成する可能性が取り沙汰されるにまで至っているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まっての(未曾有の高エネルギー状況を実現する加速器実験としての)LHC実験である (α3の後半部)

とのことにあっての

極小の領域の「研究」](たとえば[ヒッグス粒子]や[超対称性粒子]などと命名されてのものの発見に血道をあげるとの「研究」)のための加速器実験は[原子核を壊す]こととつながる式での極微領域での高エネルギー状況を実現するとのものとなる

とのことの解説をなした(段階的説明方式の第一段階として必要と目して解説なした)として、次いで、

[(原子核を破壊的に改変するとの加速器実験にあって)ブラックホールを生成する可能性が取り沙汰されるにまで至っているのが未曾有の高エネルギー状況を実現するLHC実験である]

とのことの典拠を挙げておく。

(直下、欧米圏では比較的著名なサイエンス系読み物の著者であるアミール・アクゼルの手になる Present at the Creation The Story of CERN and the Large Hadron Colliderの邦訳版『宇宙創造の一瞬をつくる CERNと究極の加速器の挑戦』(早川書房)の27ページよりの「再度の」原文引用をなすとして)

LHCを最大レベルで運転すると、陽子は加速しつづけて光速(秒速二九万九七九二・四五八キロ)の九九・九九九九九九一パーセントという想像を絶するスピードに到達する。このときLHCはエネルギーレベルで一四TeV(テラ電子ボルト)で運転される。一TeVは蚊の飛ぶエネルギーに近く、ごく小さな値に思えるが、それがきわめて高密度になる。LHCは陽子二個の体積、つまり蚊の一兆分の一の空間の中にこのエネルギーを詰め込むのだ。体積あたりのエネルギーとして、これまでに達成された値をはるかにしのぐレベルだ。この超高エネルギー領域で、今まで物理学者の頭の中にしかなかった新粒子や新規現象が現われると考えられている。

(引用部はここまでとする ――上は本稿にての出典(Source)紹介の部10にあっての補足部で原文引用なしたところでもある―― )

 上にあっては

LHC実験では原子核に変性をきたす(破壊の機序を及ぼす)ためのビーム照射挙動に付随するところとして[体積あたりのエネルギーとしてはこれまでに達成された値をはるかにしのぐレベルのそれ]が実現される」

とのことが述べられている(※)。それこそがブラックホール生成をなしうるものであると(さらに続いての段で紹介するように)指摘されているところとなっている。


※補足として
「実験機関安全主張に関わるところであるから」との観点で度々ながらもの補足をなしておく。
 上にての書籍『宇宙創造の一瞬をつくる CERNと究極の加速器の挑戦』よりの引用部では電子ボルトこと
[一個の電子を動かすエネルギー]
が兆単位になっても[蚊の飛翔エネルギーに等しい]と述べられているが、「兆単位の電子ボルトがその程度のものである」とのことは多くの理系の人間が知るところの
[エネルギー(仕事量)の程度]
に関わる問題となる。
 については、和文ウィキペディアの[エネルギーの比較]項目、英文ウィキペディアの[ Order of magnitude (energy) ] 項目にあっての
[ 1.6×10-7J(ジュール)]([1.6]×[10のマイナス7乗]ジュール)
に対応する箇所に対して
1TeV ( teraelectron volt ), about the kinetic energy of a flying mosquito
との記載がなされていることに見るように、
[蚊の運動エネルギー]
との比較は
[[テラエレクトロンボルト]と[ジュール単位]の比較]
にてよくもなされることとなっている。
 そして、そうした[一兆電子ボルトとて蚊の飛翔レベルに近しい]といった話が実験機関の安全論拠に(理系的知識が全くない、そして、加速器に関する知識が欠けているとの門外漢に訴求するためなのか「どういうわけなのか」)目立ってなされているとのこともがある。
 たとえば、2008年にCERNより出されているリスク全否定の結論を明示しての著名な安全報告書、筆者も国内行政訴訟の場にてその写しを法廷に書証(文書証拠)として出していたとの、
[ Review of the Safety of LHC Collisions ](表記のタイトルのグーグル入力などで容易に捕捉かつダウンロード可能な文書/どういう料簡でなのか流通版には「ページ番号さえ付されていない」との文書)
にて
On the other hand, each collision of a pair of protons in the LHC will release an amount of energy comparable to that of two colliding mosquitos, so any black hole produced would be much smaller than those known to astrophysicists. (訳として)「他面、[LHCにあっての一対の陽子衝突]はその結果が天体物理学者に知られているどのブラックホールよりも大きいものにはなりえないとのブラックホール生成となるにすぎぬとのかたちでの[二匹の蚊(モスキート)のそれに対置可能な量のエネルギー]を開放する(とのものにすぎない)」
と記載されているように、である。
 それにつき、申し述べたきところとして、「蚊の一兆分の1」の領域に「蚊の飛翔レベルのエネルギー」を無理矢理に詰め込むなどとの[不自然極まりないこと]を[人為的挙動]としてなしている ――直上にて引用なした邦訳版『宇宙創造の一瞬をつくる CERNと究極の加速器の挑戦』にて記載されているとおりである―― のが[科学の地平を切り拓く]との大義で実施・実行されているLHC「実験」であることを忘れるべきではないだろう)


 続いて下のような引用をなしておく。

(直下、上と同じくもの著作、アミール・アクゼル著 Present at the Creation The Story of CERN and the Large Hadron Colliderの邦訳版『宇宙創造の一瞬をつくる CERNと究極の加速器の挑戦』(早川書房ハードカヴァー)の275ページよりの「再度の」原文引用をなすとして)

LHCの中で起こるように物質が高密度に潰れることでもブラックホールは生じると考えられるLHCの陽子は一個あたり七TeVのエネルギーレベルに達し、陽子のペアの衝突で合計でその二倍(一四TeV)のエネルギーが生成するが、これは今までに加速器の粒子衝突で達成されたレベルをはるかにしのぐ。LHCによって我々は未知のエネルギー領域に突入し、はるかに大きいエネルギーを持つと考えられている宇宙線由来を除けば地球上で見られたことのない衝突が起こる。

(引用部はここまでとする。上もまた本稿にての出典(Source)紹介の部10で取り上げたところである)

 引用部では[原子核領域・素粒子領域の物理事象を研究する]ために蚊の一兆分の一の領域に蚊の飛翔相当の電子ボルトを詰め込み、その結果、ブラックホールが生成されることになりうるとの表記が端的に述べられている(:それに関してどういう論点が取り上げられてきたのか、そこにいかな欺瞞が伴っているのかの指し示しをなすのが本稿にあっての先の段、冒頭からの前半部の主たるテーマとなっていた)。

 以上、ここまでで

[極小の領域の「研究」](たとえば[ヒッグス粒子]や[超対称性粒子]などと命名されてのものの発見に血道をあげるとの「研究」)のための加速器実験は[原子核を壊す]こととつながる式での極微領域での高エネルギー状況を実現するとのものだが、そのようなものとしてブラックホールを生成する可能性が取り沙汰されるにまで至っているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まっての(未曾有の高エネルギー状況を実現する加速器実験としての)LHC実験である(α3後半部)

とのことの出典紹介をなし終えた(※)。

(※[原子核の崩壊](あるいは原子核の変性を無理矢理促す挙動)
というのは
[[原子爆弾]誕生の機序と深くも結びついている極小の領域の改変・破壊作用
と言い換えることができる。
 であるから、本段に至るまでにあって長々と摘示してきたこととあわせて見もして
9月11日に着工されたペンタゴン(米国国防総省)の建設を主導したの同じ軍人レズリー・グローヴスによって主導されたマンハッタン計画(の帰結としての[原爆]誕生・投下とグラウンド・ゼロとの核兵器爆心地を本来的には指す特殊用語の発生)
レギュラー・ペンタゴン(正五角形)と五芒星の永劫の内接・外接関係によって表象されもすると述べられるところの極小の領域に向かっての力学のなかでの崩壊現象
らは
[[原子核の崩壊]作用を利用する加速器実験
とも接合しているとのことにもなる ――のみならず、[マンハッタン計画]に連なる人脈から[CERN]をはじめ「主要な」加速器実験機関(米国の[ブルックヘブン国立加速器研究所]や[フェルミ研究所]などここ十数年間にてブラックホール生成問題で矢面に立たされ、また、同じくものことにまつわる訴訟の相手方にされてきもしたとの研究機関)が生み出され、そうした人脈によって「科学の地平を広げる」などという[大義]が掲げられて加速器実験が実施されてきたとのことがあるのだが、については本稿のさらに後の段で解説することとする―― )

[先立っても挙げたところの図の再掲として]

出典(Source)紹介の部71はここまでとする)


 さて、ここに至るまで摘示してきたところの典拠(α1からα3と振っての部の内容を全てカヴァーしての典拠)によって

ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。 そうした書籍で扱われる[ゼロの世界][極小の世界]に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。 以上のことより次の関係性が想起されもする。
現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり(そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり) また、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作たる ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]

との部位の論拠をもカヴァーしたことになる。

 上のこと、端的に申し述べたうえで話を続け、次いで、

[金星の内合ポイントにてその近似物が具現化する五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯がある] ( ――順不同とのことで―― α6と振っての部の前半部内容)

とのことの出典を挙げることとする。


| 出典(Source)紹介の部72 |

 ここ出典(Source)紹介の部72にあっては、

[金星の内合ポイントにてその近似物が具現化する五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯がある]

とのことの典拠を挙げる。

 につき、直近までにての
[堅いことらの[記号論的繋がり合い]としてどうしたことが摘示出来るのか(それが偶然か否かは「この段階では」さておきも、のこととして、何が摘示出来るのか)]
との流れで典拠を挙げ連ねてきたとの話からギア・チェンジをなして、人によっては『オカルト染みた...』と見るだろう方向に向けてギア・チェンジをなしもして上にて表記のことの出典を挙げる(:尚、『オカルト染みた...』と曲解されかねない方向にギア・チェンジをなすと書きはしたが、先にも述べているように筆者は[確たる論拠]もないところでおどろおどろしいだけの話芸を展開するだけの[オカルティスト]といった人種もそうした手合いらやりようも[取るに足らぬものである](いや、むしろ、唾棄すべき害物である)ととらえている人間となる。筆者を含めて万人にとり不幸かつ遺憾なことは「たとえ筆者が指し示さんとしているとのことが「部分的に」オカルティストといった人種の話柄に近しいような[響き]を含むものであってもそこには筋道の通った論拠と事実をすべからくも重視する思考が働いていることである」としつつも強調なせば、である)

 ここでは[魔術]などというものに重きを置いていたとの人間が社会の隅々にいた欧州は中世末期から近世にかけてものされたことで知られる、

[グリモア(魔術書)](『そのようなもの、全くもって下らぬ愚書・悪書の類であろう』と判断しているのだが、[未開人][妄信を押しつけられた類ら]がどういう思考方式の制約下にあり続けたのかを[特定の側面]に着目して示すべくも取り上げることとした[グリモア(魔術書)]でもいい)

に包摂されるところの、

The Lesser Key of Solomon ](『ソロモンの小さな鍵』)

との題名で知られる文書 ―複数文書の合本― の内容についての解説をなすことからはじめることとする。

 そちら『ソロモンの小さな鍵』についての具体的内容の解説をなす前に世間一般で同文書についていかなる解説がなされているのか、ウィキペディアの解説を引くことからはじめる。

(直下、英文Wikipedia[ The Lesser Key of Solomon ]にあっての現行記載内容よりの原文引用をなすところとして)

It appeared in the 17th century, but much was taken from texts of the 16th century, including the Pseudomonarchia Daemonum, by Johann Weyer, and late-medieval grimoires. It is likely that books by Jewish kabbalists and Muslim mystics were also inspirations. Some of the material in the first section, concerning the summoning of demons, dates to the 14th century or earlier.

「『ソロモンの小さな鍵』は17世紀ごろに登場を見たが、しかし、その大部分は16世紀のヨハン・バイヤーの the Pseudomonarchia Daemonum『悪魔の偽王国』や中世後期の魔術書群よりテキストを踏襲してのものとなっていた。同文書(『ソロモンの小さな鍵』)はユダヤ系カバラ主義者らによってものされたものであるらしく、そして、イスラム神秘主義者らのやりようがインスピレーションの元ともなっていた。同文書第一部の内容の幾分か、悪魔らの召喚に関わるとの部については14世紀ないしそれ以前に遡るとのものとなっている」

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 以上のような概要表記でもって知られているとの The Lesser Key of Solomon『ソロモンの小さな鍵』(の中の『ゴエティア』と題される部)にあっては

[悪魔の攻撃に対する守護を約束するものとしての五芒星と六芒星が複数配置された魔方円]

なるものが持ち出されているとのことがある、そういうこともが同じくものWikipedia項目にあってからして言及されている。

 具体的には ―ウィキペディアという媒体の性質上、これよりの記述内容の変転を見る可能性があるわけだが― 

(直下、英文Wikipedia[ The Lesser Key of Solomon ]項目にあっての脇の図解部にて付されている解説よりの引用をなすとして)

The circle and triangle, used in the evocation of the seventy-two spirits of the Goetia. The magician would stand within the circle and the spirit was believed to appear within the triangle.

「『ゴエティア』(『ソロモンの小さな鍵』の主要パート)に記載されている72の霊(ソロモン72柱として知られる悪魔ら)を召喚するうえで(上図の)魔法円とトライアングルが用いられる。魔術師は魔法円の中に入り、召喚対象となる霊がトライアングルの中に現れると信じられていた」

(訳を付しての引用部はここまでとする)

nonsenseながらも表記されているところの脇の図解部にて、

[四方に[五芒星]らを、内部に[六芒星]らを配置させた魔法円]

が描かれている(その図 ―『ソロモンの小さな鍵』の中の『ゴエティア』の部にて挙げられている図― も本稿にての続く段にて挙げておくこととする)。

 さて、以上、ウィキペディア内容を引きもしたわけだが、原典 The Lesser Key of Solomonそれそのものの内容も問題視しておく。
 具体的にはオンライン上のアーカイブサイト( Internet Archive )より表記のタイトルの検索エンジン上での入力にて容易に全文入手できるところとしての、

The Lesser Key of Solomon, Goetia

との20世紀初頭に現代語訳された『ソロモンの小さな鍵』(にあってのゴエティアの部)の内容を問題視することとする。

(直下、The Lesser Key of Solomon, GoetiaMacGregor Mathersが1903年に訳をなし、 Lauron William de Laurenceという人物の手になる1916年の版がインターネット・アーカイブ上にて流通しているとのもの)よりの特定部原文引用をなすとして)

This is the Form of Pentagram of Solomon, the figure whereof is to be made in Sol or Luna (Gold or Silver), and worn upon thy breast ; having the Seal of the Spirit required upon the other side thereof. It is to preserve thee from danger, and also to command the Spirits by.

「これは[ソロモンの五芒星]の形態となり、ソル神(太陽体現神格/金)ないしルナ神(月体現神格/銀)にて形作られる構造にして、そして汝が胸にあって帯びられるとのものとなり、汝の側ではない方にて求め乞われているとの霊の印を伴っているとのものとなる。[ソロモンの五芒星]は汝をして危難より守り、また、霊達(訳注:ゴエティアが取り扱っているとのソロモン72柱の悪魔の如き悪しき霊)に命令を与えることができるとのものである」

(訳を付しての引用部はここまでとする ――くどいが、私はオカルティストなどではない( I am not an occultist. )。そうも述べつつ書くが、上の通りの記載がなされていることが文献的事実であるか否かとのことを確かめたいとの向きにおかれてはアーカイブサイトの表記の書籍の紹介ページの内容を確認いただき、該当ページ閲覧時にctrlキーとfキーの同時押しでブラウザ(ネット閲覧ソフト)上での検索機能をオンにして(インターネット・エクスプローラーなどの上側に文字入力窓が表示される格好として)、上抜粋英文の数語を入力、該当センテンスが含まれているか、確認いただければ、と思う―― )。

 続いて図示もなすところとして原典として英文にてのそれが取得可能であるとの
The Lesser Key of Solomon, Goetia
にあっては
[ソロモンの「五芒星」]
なるものがそれを用いる者をして危難から守り、また、悪しき霊の使役を可能ならしめる呪符として(上にて引用のように)紹介されているのである。

(:尚、表記のアーカイブサイトより入手できる版の『ソロモンの小さな鍵』の供給者かつ編集者は英文Wikipediaにも現行、[ L. W. de Laurence ]項目にて事績解説がなされている Lauron William de Laurence(ウィリアム・ローレンス)というオカルト出版物を商ってもいたという20世紀前半活動のオカルティストであると配布サイト書誌情報にて明示されている ――さらに述べれば、インターネット・アーカイブのサイトよりダウンロードできるとの同じくもの『ソロモンの小さな鍵』はマグレイザー・メイザーズ( MacGregor Mathers /和文および英文Wikipediaよりも確認できるようにFreemasonでもあったとの著名オカルティストで著名哲学者のベルグソンと縁戚関係にあったとのことでも知られる者)やアレイスター・クローリー( Aleister Crowley/マグレイザー・メイザーズの盟友で著名なオカルティストかつ悪魔主義的な類であったことでも知られる者)が訳を付しつつ追補を加えて供給していたとの『ソロモンの小さな鍵』をそのまま頒布している節があるとのものともなる―― 
 それにつき、余事だが、
[悪魔の召喚と使役]
にまつわる『ソロモンの小さな鍵』(の中の『ゴエティア』の部)の訳書を頒布していたような20世紀前半のオカルティストのウィリアム・ローレンスがローマ・カトリックとは別にアメリカにて設立されたカトリック教会( American Catholic Church )の司祭に任じられていたと同男関連の英文Wikipedia[ L. W. de Laurence ]項目に記載されているとのこともがある In early 1930 he was consecrated a bishop by the Spiritualist Arthur Edward Leighton (1890 to 1963), a bishop of the American Catholic Church (a church body founded by Joseph Rene Vilatte). と記載されているところである ――ちなみにアメリカ・カトリック・チャーチなるローマ・カトリックから独立性を主張していたカトリック系組織体は教勢を伸張させることもなく、歴史の闇にうずもれていったともされる―― )
『今日的な意味でのスピチュリアリズムの先達となっていた人間でもあるようだが、と同時に、【悪魔の召喚と使役にまつわる本を供給していたようなオカルティスト】が[カトリックの司祭]になって活動していただと?どうしてこのようなことが?』
とも思われるところであるが、その点については[欺瞞の構図]の一個の例ではないか、と筆者はとらえている。(延々と非本質的なる余事表記と映るような話を続けるようで何ではあるが)筆者から見れば、[神]と[悪魔]の存在(仏教であれば、[仏]と[魔縁]の存在でもいいが)を観念するという[宗教]というものはその実、[神]で表象される力学のみならず[悪魔]で表象される力学の影響「をも」促進しようとの存在であると受け取れる。[光](というにはあまりにも胡散臭くも見えるが)を投じるとともに(そこにはなかった)[影]をも造り出すシステム、[神]を奉ずる教会が[悪魔]の業をも、と同時に、広めているとも言えるととらえている、同じくものことを指摘する他の向きら同様にとらえているのである([理解不能なるもの・不可解なるもの]に「相応の」宗教的なドグマで本来的にまともな人間からすれば[狂っている]としか言いようがない的外れな類型化像 ―あるいは敵手が人間を欺く、ディスガイズするうえでの方便・手段― を与えている、お墨付きを与えている、としてもいい)。につき、信じ難きことであろうが、カトリックについてはローマ・カトリックとても神父による被害者数数多なる児童性的虐待と結びつき、そのためにカトリックは多くの賠償金を負っていると諸種メディアで報じられてきたとのこと「も」この我々の生きる世界にはある ――疑わしきには各自お調べいただきたいが、本稿を公開することとしたサイトの他のページで取り上げてもいることである―― 。そうしたことなどを顧慮しつつながらも書くが、「コアな」オカルト領域の人間なぞがカトリックの司祭に任じられていることに唾棄すべき側面が実体としてなかったとしても、である。いずれにせよ、
「[政治]と[宗教]の領域というのは、古来、諸共、(神・仏なぞではなくにもの)[悪魔]の領分であるとされてきた」(あるいは迂闊に触れば棘が刺さる、君子近寄らざるべからずの危うい・怪しき領域として「まともな大人は社交上や職場上の付き合いにて[政治]と[宗教]の領域のことは話柄にすべきではない」との申しようがよくもなされてきた)
とのことは軽視できなかろうと見ている(とのことまで本稿執筆者スタンスにつき推し量っていただきたくもあるところとして申し述べておく)。その点もってしてドイツかぶれの日本のインテリ層に歴年重視されてきた社会学者マックス・ヴェーバーの著名な講義録ポリティーク・アルス・ベルーフ『職業としての政治』などにては(大要)「世界はデーモンに支配されており、政治に関わる人間、手段としての権力・暴力と関わっている人間らは悪魔と契約を結ぶ存在であり、善よりは善のみが生じ、悪よりは悪のみが生じうる、という観点はそうした人間の行為に関しては真実ではなく、往々、その逆が真実たりうること、これを古代のキリスト教徒たちは非常によく知っていた」といった物言いが[現実を「悪い意味」で認容するような申しよう]としてなされてきただけの「相応の」背景があるととらえているのである。筆者は([宗教]というものがその存在と影響力にリアリティを与えるのに与してきた)[悪魔]という言葉で形容される存在([オズの魔法使いに見る科学者よろしくトリックを弄して悪魔や天使といったもののフリをしてきた存在ら]でもいい)は([ファウスト博士]の物語にあるように)[最期には人間存在を裏切る存在]であり、(マックス・ヴェーバーが言うようには)「悪から善が生じる」などということは本来的かつ長期的には「ない」と考えている(本稿にて摘示しているようなことがあるなかでそのように判じている)わけだが、とにかくも、下らぬものにこれ以上、人類 ―と述べても、の中に筆者が語るべき相手と認めるに足りる操り人形ではない勇士がいかほどまでにいるのか、残っているか不分明ではあるが― は謀(たば)かられるべきではないとの観点で、以上、余事表記ながらものこと、脇に逸れ記しもした)

上にて呈示なしているのは Internet archiveのサイトにて著作権表示 Not In Copyrightとなっている Lauron William de Laurenceという向きの編集になるところの1916年刊行 The Lesser Key of Solomon, Goetiaに掲載の図像となる。
 そこにては[ソロモンの「五芒星」]と呼ばれるもの、そして、六芒星が[悪魔よりの保護][悪魔の使役]と結びつけられている[魔符]の構成要素として描かれている。

 さらに、

[五芒星が退魔の象徴として用いられてきた経緯がある]

とのことについて次のような書籍内容の記述も引いておくこととする。

(直下、 THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房)p.240からp.241よりの[中略]なしつつもの原文引用をなすとして)

 ドイツの詩人・劇作家ゲーテ(一七三四~一八三二)は、間違いなく世界最高の文学の大家にかぞえられる。彼の全方面的な才能は、『ファウスト』――知識と力を欲しがる人間を象徴的に表現した作品――に結実している。ファウストは、博学なドイツ人医師で、知識や若さや魔力と引き換えに自分の魂を悪魔(メフィストフェレスとして擬人化されている)に売ってしまう。メフィストフェレスは、ファウストの部屋の敷居に五芒星形の「ドルイデンフス」(ケルトの魔術師の足)が描かれているのを見つけると、部屋から出られなくなる。ピタゴラス学派以来、(黄金比の定義をもたらした)五芒星がもつとされる魔力は、キリスト教でも別の象徴的な意味を生んでいた。五つの頂点が、イエスの名前の文字JESUSを表すと考えられたのだ。そのため五芒星形は、悪魔が恐れるものと見なされるようになった。・・・(中略)・・・結局メフィストフェレスは、その抜け道――五芒星形に小さな隙間があること――を利用してうまく逃げ出す。もちろん、ゲーテは、『ファウスト』で黄金比の数学的概念に触れるつもりはなかったし、五芒星形を象徴的な意味で採り入れたにすぎない。

(引用部はここまでとする ―※― )

(※以上、そちら記述内容を引いたところの THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』という書籍は本稿にあってのつい先の段、出典(Source)紹介の部69(2)にて[五芒星と五角形の無限に続く相互内接・外接関係]についての出典として紹介した書ともなり、その著者の Mario Livioマリオ・リヴィオは宇宙物理学者にして米国の宇宙望遠鏡科学研究所の部門長を勤めた向きとしての来歴紹介がなされている人物ともなる)

 上もて、

[金星の内合ポイントにてその近似物が具現化する五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯がある](α6の前半部)

との典拠として十二分に指し示してきたことになるか、と思う(:ただし、典拠のうちの一つとした20世紀前半に世に出た現代訳版『ソロモンの小さな鍵』については仰々しくも数百年前の欧米にて標準書体としてよくも用いられたアルファベット書体(今日に至るまで工芸・デザインの世界で幅広くも用いられると聞き及ぶブラックレターとして知られる書体)までもが印象的に古めかしくも用いられているものではあるものの、といった外観に関わらず、20世紀のオカルティストなぞによる改変が施されている可能性がある一品であるとのことも一応、断わっておく)。

出典(Source)紹介の部72はここまでとする)


 上の部までにてα6と振っての部の前半部がいかように堅い話となっているのかについての指し示しを終えたとして、間髪入れずに、 

[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。その小説とは本稿の先の段で「911の「奇怪なる」先覚的言及小説となっている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米にてヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』となる(α6の部の後半)

とのことについての出典紹介(既になしてきたところの出典紹介部の再掲)をなすこととする。

 その点、欧米にて70年代にヒットを見た『ジ・イルミナタス・トリロジー』という小説作品に関しては ――ここで問題としているところについては続いての段で別個に再引用をなす所存でもあるが―― 本稿にあっての先立っての段にて次のことらを呈示してきたとのことがある。

 70年代小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』に関しては

1.「[ニューヨークのマンハッタンのオフィスビル爆破]より話がはじまり」(本稿の先の段、出典(Source)紹介の部37にて国内で流通している邦訳書(集英社文庫版)およびオンライン上より全文確認できるとの原著の引用でもって呈示)

2.「クライマックスに向けて魔的封印を解くとの目的で「ペンタゴンの爆破・部分倒壊」が実演され」(本稿の先の段、出典(Source)紹介の部37-2にて国内で流通している邦訳書(集英社文庫版)およびオンライン上より全文確認できるとの原著の引用でもって呈示)

3.「現実の米軍関連細菌学者ブルース・イビンズ容疑者を巡る911以後の状況を事前に描くように「米軍関連細菌学者から漏出した炭疽菌改良株が大災厄をもたらしかねないとの状況に至った」とのことが描かれ」(本稿の先の段、出典(Source)紹介の部37-3にて国内で流通している邦訳書(集英社文庫版)およびオンライン上より全文確認できるとの原著の引用でもって呈示)

4.「そのスピンアウト・カードゲーム作品(スティーブ・ジャクソン・ゲームズ製の[カードゲーム・イルミナティ])までもが[崩されるツインタワー][粉塵をあげるペンタゴン]とのイラストの使用から911の事前言及物であると問題視されており」(本稿の先の段、出典(Source)紹介の部37-4にて解説)

5.[ペンタゴン体現物(作中にて爆破されているペンタゴンの体現物)と明示されての五角形]と[(作中にてマンハッタンのビルが爆破されているとのニューヨーク体現物との分析結果が出てくる)黄金の林檎]を対面並置させての独特なるシンボリズムを図示してまでして頻出させている作品となっている」(本稿の先の段、出典(Source)紹介の部37-5にて国内で流通している邦訳書(集英社文庫版)およびオンライン上より全文確認できるとの原著の引用でもって呈示)

とのことらが摘示可能となっているとのことがある。

 上記のような特性を伴っている小説はそれが2001年9月11日以降ではなく、よりもって以前、70年代に登場を見ていたとのものであれば、

(上にての1.から5.の描写と対応させて表記するところとして)

1.「ニューヨークのマンハッタンのビルが破壊され」

2.「米国の国防総省(ペンタゴン)がその後、間を経ずにも攻撃を受け」

3.「事件後、炭疽菌テロもが発生し(後に米軍関係者ブルース・イヴィンズ容疑者による世論操縦を企図しての単独犯として決着)」

(4.[崩されるツインタワー][粉塵をあげるペンタゴン]とのありようが具現化しており)

5.「(1.と2.に関する地域特性をまとめて述べれば)[ニューヨーク市(ビッグ・アップル)]と[ペンタゴン(アーリントンの五角形ビル)]が同時に攻撃されたものとなっている」

とのかの911の事件の事前言及をなしている作品と述べても「なんら差し障りない」(異常なる話をなしていることは論を俟たないが、その響き異常たりといえども、筋道として理に適っていると述べても「なんら差し障りない」)とのことになろう ―にあってはあわせて下にて枠に括っての部のようなことがあること「も」複合顧慮すべきである― 。

本稿の先立っての記述をそのまま繰り返すところの「さらにもって」問題となるところとして

小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』作中にあっては[午後五時五五分]がペンタゴンの爆破時間として描かれているわけだが、
[アナログ式時計](今日、文明社会で普段用いられているインド・アラビア式の数字での時刻表記のものであればなお望ましい)
が手元にあるとのことであれば、そちら手元に寄せて見ていただきたい。

[午後五時五五分](問題としている小説作中に見るペンタゴンの爆破時間)

というのが

[時計の時針にての短針がアラビア数字で6の位置を指し、時計の時針にての長針がアラビア数字で11の位置を指す]

時刻であること、お分かりいただけることか、と思う。そこで時計を上下逆様にひっくり返して見てみると、[9]と[11]への時針の指し示しが浮かびあがってくる(下にて呈示の図など参照のこと)。

 偶然か?

 筆者はそこからして[偶然]であるとはとらえていない。その他の判断材料 ――これよりさらに述べていくところの同じくもの小説の事前言及作品としての性質―― から恣意的挙動であろうと判じている (:但し、である。ジ・イルミナタス・トリロジー・シリーズの作中テーマとしては the Law of Fives[5の法則]なるもの(数値の五には重きを置いて然るべきであるとする当該のフィクションの中で頻繁にもちだされる法則ザ・ロー・オブ・ファイブズ)が重きをなしている。といった中でジ・イルミナタス・トリロジーでは正五角形を呈しもするペンタゴンがその形状から[5の法則]にて重んじられる存在として言及されており(ペンタゴンは五角形であるから五を重んじる法則の枠内にある云々)、ペンタゴンが(5が三連続するとの)5時55分に爆破されているとのことは「フィクション体系なりの蓋然性ありであろう」、「逆転すると911と結びつく時間帯に爆破されていることは前言事象としてとらえるべきところではなかろう」との言い分もなされる、「それ単体だけ」顧慮された際にはそういう言い分がなされやすくもあるところか、と言及しておく)。

[「強くも訴求したいところにまつわっての」追記として]:加えて述べておくが、上のような話をなしている背景には[180度回転させると911との数値が浮かび上がってくるもの]を[ツインタワー(崩落)関連事物]と結びつけて911の事前予告なすが如き作品「ら」が他に複数作、存在しているとのことがありもする([ツインタワー(崩落)関連事物]と(911の事件の発生前に)[数値を180度変換させることで911となるもの]があわせて描写されているとの作品らがあること自体が、いわば、常識的に考えてみて「信じがたいようなこと」ではある)。にまつわっては(ここにての一文が[追記部]のそれであるからこそかなり先んじての段についても細々と言及できるのだが)本稿のかなり後の段、[補説4]と銘打っての段にての出典(Source)紹介の部106(3)および出典(Source)紹介の部108との部にて具体的なる作品らを挙げての出典紹介を[容易に後追いできるかたち]にてなしている。

 さらに述べれば、
[午後5時55分にあってのペンタゴン爆破]
を目立って描くとの小説『ジ・イルミナタス・トリロジー・シリーズ』最終巻『リヴァイアサン襲来』(英文タイトルは BOOK#3 : LEVIATHAN)にあっては巻末に付されての[付録の部]として
[秘教象徴体系紹介部]
と銘打たれての部が設けられているとのことがあるのだが(いいだろうか。要するに[「隠された象徴」に対する解説部]が設けられているとのことがあるわけだが)、そちら秘教シンボル知識紹介部の中にあってまったくもって意図不明に

But we say no more at this point, lest the reader begin seeking for a 5 = 4 equation to balance the 5 = 6. 読者が「5=6」の公式と釣り合わせるように「5=4」の公式を探そうとしないように今はこれ以上話すのはやめよう.

などといった申しようがなされているとのこともがあり、そちらもまた
[注視に値すること]
であるとこの身、筆者はとらえている ――訳書よりの引用をなす。(以下、文庫版『イルミナティIII リヴァイアサン襲来』(集英社)にての付録の部p.370より原文引用するところとして)あらゆる秘術の公式と同じく、ここにも火の父、水の母、気の息子、地の娘がすべて含まれている。だが、読者が5=6の公式に釣り合わせるために5=4の公式を探しはじめたりしないよう、いまはこれ以上いわないでおこう。この項の最後は、次のように警告、明言してしめくくりたい。(アステカ帝国、カトリック教会の異端審問、ナチスの殺人収容所に見られるような)集団的犠牲に訴えるのは、真の"死にゆく神の儀式"をおこなうことのできない者の方策である(以上、訳書よりの引用部とする)。また、邦訳版にあっての表記引用部に対する原著該当部についてもここにて挙げておく。アーカイブサイトなどからオンライン上より全文確認できるところの The Illuminatus! Trilogy BOOK#3 : LEVIATHAN(にあっての APPENDIX LAMED: THE TACTICS OF MAGICKの部)の The fiery father, the watery mother, the airy son, and the earthy daughter are all there, just as they are in every alchemical formula. But we say no more at this point, lest the reader begin seeking for a 5 = 4 equation to balance the 5 = 6. [ . . . ] We conclude with a final warning and clarification: Resort to mass sacrifice (as among the Aztecs, the Catholic Inquisition, and the Nazi death camps) is the device of those who are incapable of the true Rite of the Dying God. との箇所が原著にての該当部となる)―― 。

 以上表記のような先覚性を帯びての作品 (記号論的側面より普通に考えてみても[不可解なる先覚性]が具現化しているとの『ジ・イルミナタス・トリロジー』) にあって、

[[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物として作中描かれるペンタゴン](正五角形状を呈するアメリカ国防総省本庁舎)が爆破されて「異次元から」干渉する妖怪 ―より以前にて米国にて流行ったというクトゥルー神話という荒唐無稽なホラー小説体系に認められる妖怪から[設定]拝借されての妖怪― が解き放たれるとのあらすじが現出している]

とのことを(「再度の」)原文引用をなすとのかたちで指し示しておくこととする。

 まずもって次のようなかたちでの再引用をなしておくこととする。

(直下、邦訳版『イルミナティII黄金の林檎』214ページより(出典(Source)紹介の部38-2の段にて抜粋なしたところよりの)「再度の」原文引用をなすとして)

「魂を食らう別の銀河系のその奇怪なエネルギー体に自由を与えることにしたのだ。ヨグ・ソトートは、大陸南部の荒涼とした原野にあるアトランティスのペンタゴンに閉じ込められていた

(引用部はここまでとする ―※― )

(※ここでの引用部は[太古のアトランティス時代にあってのペンタゴンに魂を食らう別銀河由来の生命体が封印されていたとの[設定]が当該荒唐無稽フィクションにて採用されている]とのことを示すところのものとなっている(尚、オンライン上より確認できるところの原文表記は The Illuminatus! Trilogy The Golden Apple(の THE EIGHTH TRIP, OR HODの部)にあっての He and his associates decide on a desperate expedient. unleashing the lloigor Yog Sothoth. They will offer this unnatural soul-eating energy being from another universe its freedom in return for its help in destroying Gruad's movement. Yog Sothoth is imprisoned in the great Pentagon of Atlantis on a desolate moor in the southern part of the continent. との部となる))

(直下、邦訳版『イルミナティII黄金の林檎』223ページから225ページより(出典(Source)紹介の部38-2の段にて抜粋なしたところよりの)「再度の」原文引用をなすとして)

ペンタゴンの壁に沿って男も女も列を作って歩かされ、レーザーで焼き殺された。それか死体の山に装薬が仕掛けられると、マスクをかぶった制服姿の破れざる環は引きあげていった。連続して爆発が起き、・・・(中略)・・・廃墟となったペンタゴンの周辺の柔らかい土の上に、巨大な鉤爪の痕が現れた。・・・(中略)・・・グルアドと破れざる環がペンタゴンの崩壊とアトランティス人の大虐殺を見つめていた。・・・(中略)・・・「これまで多くの者がわたしを利用しようとしてきたが、味方になった者は一人もいない。そなたの魂のために特別な場所を用意したぞ。未来の人類の最初の人よ」グルアドはヨグ・ソトートに話しかけようとしたが、憑依は明らかに消え去っており、破れざる環のほかの連中は、エヴォエが用意した発酵させた葡萄から作られた新しい飲み物を褒め称えていた」

(引用部はここまでとする ―※― )

(※ここでの引用部は[太古のアトランティス時代にあってのペンタゴンに魂を食らう別銀河由来の生命体が封印されていたものの、その存在が太古のペンタゴン爆破によって解放されて「憑依」とのかたちで異次元より介入しだしたとの[設定]が当該荒唐無稽フィクションにて採用されている]とのことを示すところのものとなっている(尚、オンライン上より確認できるところの原文表記は The Illuminatus! Trilogy The Golden Apple(の THE SEVENTH TRIP, OR NETZACHの部)にあっての Being on the southern plain, which was relatively uninhabited, the Pentagon of Yog Sothoth becomes the center of a migration of people who survived the disaster. Emergency cities are set up, those dying of radiation sickness are treated. A second Atlantis begins to take root. And then, from the Himalayas, the ships of the Unbroken Circle come swooping down on one of their raids. Lines of Atlantean men and women are marched to the walls of the Pentagon and there mowed down by laser fire. Then explosive charges are placed amid the heaps of bodies and the masked, uniformed men of the Unbroken Circle withdraw. There is a series of explosions; horrid yellow smoke goes coiling up. [ . . . ] In the Himalayas, Gruad and the Unbroken Circle watch the destruction of the Pentagon and the massacre of the Atlanteans. The Unbroken Circle cheers, but Gruad strangely weeps. "You think I hate walls?" he says. "I love walls. I love any kind of wall. Anything that separates. Walls protect good people. Walls lock away the evil. There must always be walls and the love of walls, and in the destruction of the great Pentagon that held Yog Sothoth I read the destruction of all that I stand for. Therefore I am stricken with regret." At this the face of EVOE, a young priest, takes on a reddish glow and a demoniac look. There is more than a hint of possession. "It is good to hear you say that," he says to Gruad. "No man yet has befriended me, though many have tried to use me. I have prepared a special place for your soul, oh first of the men of the future." Gruad attempts to speak to Yog Sothoth, but the possession has apparently passed, and the other members of the Unbroken Circle praise a new beverage that Evoe has prepared, made of the fermented juice of grapes.との部となる))。

 上のような往古アトランティスにあってのペンタゴン爆破に伴う異次元介入存在の解放との[設定]と対応付けさせられるような格好で『ジ・イルミナタス・トリロジー』では

[現代アメリカにてペンタゴンが爆破され、また、そこにて閉じ込められていた異次元介入存在が解放される]

との[設定]もが採用されている(:そうした[設定]を有したフィクションがいかに荒唐無稽なるもの( ridiculous fiction )かは論ずるまでもないが、ここでは[荒唐無稽なるもの]にあっての背後に控えている[純・記号論的意味性]の問題を ――「他に重要な相関関係が存する」ため、そう、それであるからこそ―― 問題視しているとのことはある程度の水準を有した向きには言うまでもなくご理解いただけることか、とは思う。「たかが[荒唐無稽なるもの]を[荒唐無稽なるもの]としてしか情報処理出来ぬとの向きには話すだけ時間の無駄である」との観点は筆者にも当然にあるとしつつも申し述べれば、である)。

 そちら[アメリカのペンタゴンが爆破されて魂を食らうとの別次元由来の異次元介入存在(クトゥルー神話という荒唐無稽フィクション神話体系から名前が拝借されての存在)が解放される]との筋立てが具現化しているとの『ジ・イルミナタス・トリロジー』の該当部を(これまた「再度のこと」ながらも)挙げておくこととする。

(直下、邦訳版『イルミナティIIIリヴァイアサン襲来』120ページより(出典(Source)紹介の部37-2の段にて抜粋なしたところよりの)「再度の」原文引用をなすとして)

ワシントン時間で午後五時五五分に、一連の爆発によりペンタゴンの三分の一が破壊され、いちばん内側の中庭からいちばん外側の壁まで、四重の環状構造がずたずたにされた

(引用部はここまでとする ―※― )

(※ここでの引用部は(言うまでもなく)[アメリカのペンタゴンが爆破される]とのことを描写した部位であるが、そちらが異次元介入存在の解放との設定と結びつけられている(尚、オンライン上より確認できるところの原文表記は The Illuminatus! Trilogy LEVIATHAN(の THE NINTH TRIP, OR YESODの部)にあっての In any case, at 5:55 P.M., Washington time, a series of explosions destroyed one-third of the river side of the Pentagon, ripping through all four rings from the innermost courtyard to the outermost wall. との部となる))

(直下、邦訳版『イルミナティIIIリヴァイアサン襲来』152ページから153ページより再度の原文引用をなすとして)

ヴォルフガングは周囲で勃発していた戦闘の音を忘れた。「おまえ、いつの間に?どうやって抜けだした?」相手の声は砂礫層から浸みだしてくる原油のようにわきあがり、また石油と同様、化石時代のものだった。南極がサハラ砂漠のなかにあり、頭足類が最も進化した生命の形だったころ、この惑星に現われた生物の声だった。「どうやったかなどどうでもよい。わたしはもはや幾何学には縛られない。わたしは出で訪れ、わたしは魂を食った。長い年月おまえたちに与えられてきた粗末な原形質ではない。生きのいい魂だ」「何ということだ、それがおまえの感謝の仕方か?」ヴォルフガングはくってかかった。少し低い声で彼はヴェルナーにいった。護符をさがすんだ。ソロモンの印とイモリの目で封印された黒いケースに入っていたはずだ」そしてヴィルヘルムの肉体を乗っ取っている存在に向かっていった。「ちょうどよい時にきたな。ここでこれから大量の殺しがはじまる。魂もたくさん食べられるはずだ」「このあたりの者たちには魂はない。奴らには見せかけの命しかない。それを感じるだけでもおぞましい」ヴォルフガングは声をあげて笑った。「ロイガーでも嫌悪感を抱くことはあるというわけだ」「わたしは何百年もの長い間、おまえたちに次から次へと五角形のなかに封印され、生きのいい魂ではなく粗末な保存エキスを与えられて、うんざりしていた

(引用部はここまでとする ―※― )

※1ここでの引用部は[アメリカのペンタゴンが爆破された後、[古代アトランティスのペンタゴンに封印されていたのと同様の存在]がそこより解放され、不可視の憑依霊感の存在として人間の魂を食しだした]とのことが描写されているとの部となる(尚、オンライン上より確認できるところの原文表記は The Illuminatus! Trilogy LEVIATHAN(の THE NINTH TRIP, OR YESODの部)にあっての Wolfgang forgot the sounds of battle that raged around him. / "You! Here! How did you escape?" The voice was like crude petroleum seeping through gravel, and, like petroleum, it was a fossil thing, the voice of a creature that had arisen on the planet when the South Pole was in the Sahara and the great cephalopods were the highest form of life. / "I took no notice. The geometries ceased to bind me. I came forth. I ate souls. Fresh souls, not the miserable plasma you have fed me all these years." / "Great Gruad! Is that your gratitude?" Wolfgang stormed. In a lower voice he said to Werner, "Find the talisman. I think it's in the black case sealed with the Seal of Solomon and the Eye of Newt." / To the being that occupied Wilhelm's body he said, "You come at an opportune time. There will be much killing here, and many souls to eat." "These around us have no souls. They have only pseudo-life. It sickens me to sense them." / Wolfgang laughed. "Even the lloigor can feel disgust, then." / "I have been sick for many hundreds of years, while you kept me sealed in one pentagon after another, feeding me not fresh souls but those wretched stored essences." との部となる))

※2尚、上にてはlloigorロイガーという存在がペンタゴンより解放された忌まわしき存在であるとの[設定]が採用されているわけだが、そうした[設定]はアメリカにて20世紀前半より隆盛を見出したクトゥルー神話の[設定]を表向き踏襲してのものとなっている([ロイガー]というのはクトゥルー神話に数多出てくる架空の超存在の名前のひとつである)。
 その点、クトゥルー神話などと述べれば、
[下らぬもの][おどろおどろしきもの]
として名前だけでも知る向きは多かろうととらえるが(尚、くどくも述べれば、筆者は[下らぬもの]をその額面・券面通りのものと受け取ることが賢明ではないとのケース、「大の大人が取り上げることができぬとの[下らぬもの] ridiculous fictionと見られるものであればこそ、」の相応の二重話法が含まれているケースもがこの世界には存在しているとの観点 ――実例把握に基づいての観点―― に基づいてここでの話をなしている)、[クトゥルー神話]というものについての世間一般での解説のされようを引けば、
(英文Wikipedia[ Cthulhu Mythos ]より引用するところとして)
The Cthulhu Mythos is a shared fictional universe, based on the work of American horror writer H. P. Lovecraft.The term was first coined by August Derleth, a contemporary correspondent of Lovecraft, who used the name of the creature Cthulhu - a central figure in Lovecraft literature and the focus of Lovecraft's short story "The Call of Cthulhu" (first published in pulp magazine Weird Tales in 1928) -to identify the system of lore employed by Lovecraft and his literary successors. (訳として)「クトゥルー神話はアメリカのホラー作家H.P.ラヴクラフトの作品をベースにしているとの(多くの作家に)共有されてのフィクション上の世界像となる。[クトゥルー神話]との語はオーガスト・ダーレス、ラブクラフトの同時代人にあっての文通相手であったとの同ダーレスが1928年にウィアード・テイル誌に掲載された『クトゥルーの呼び声』との短編にラブクラフトが登場させたクトゥルーという存在の名を(格別に取り上げて)ラブクラフトおよび彼の文学上の後裔らに採用されることになった物語体系を表象するものとして用いだしたことによる」
とのまとめかたがなされているものとなるとも一応解説しておくこととする)

 以上、引用なしての部をもってして

[[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物として作中描かれるペンタゴン(正五角形状を呈するアメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する妖怪 ―より以前にて米国にて流行ったというクトゥルー神話という荒唐無稽なホラー小説体系に認められる妖怪から設定拝借されての妖怪― が解き放たれるとのあらすじが現出している](α6の後半部)

とのことの出典紹介とした(:それ単体だけにおける聞こえの馬鹿馬鹿しさについては論ずるまでもないことかとは思うが、性質上、本稿の先の段の話、『ジ・イルミナタス・トリロジー』が911の前言小説となる根拠につき論じた部と複合顧慮いただきたいところである)。

α1からα8の典拠を紹介するとの方向性での話を続けるとして)

 さらに

[会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた惑星であることも先述した。さて、[歴史的に会合周期にて五芒星を現出させるとのことが指摘されてきた惑星・金星]との繋がり合いが問題視されもすることがある悪魔の王ルシファーとのからみで述べれば、である。ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である](α7

との部に関わるところの典拠についてだが、従前出典紹介部に対する注意喚起を再度なしておくこととする。


会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのこと、また、惑星金星が歴年、欧州にて悪魔の王ルシファーと結びつけられてきたとのことにまつわる出典紹介部として

α1からα8と分けての項目を挙げる前にそちら解説部を設けていたところの)
出典(Source)紹介の部67
を参照されたい。

歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっているとのことの出典紹介部として

(数万余字を割き、古典、その原文を挙げながらも「何が問題になるのか」具体的に解説しているところの)
出典(Source)紹介の部55から出典(Source)紹介の部55(3)を包摂する解説部]
を参照されたい。


 以上、参照先紹介をもってして[α7にまつわっての(既述の)出典]についての紹介を終えたとして、余すところはα1からα8にあってのα8のみとのことになった

 それでは以下、

[[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある。そこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある](α8

とのことの出典を挙げておくこととする。


| 出典(Source)紹介の部73 |

 ここ出典(Source)紹介の部73にあっては

[黄金比(正五角形と五芒星に深くも関わるとの数値)がブラックホールと深く関わっているとの見解が呈されている]

とのことの典拠を示しておくこととする。

 表記のことについてはアメリカのリベラル系インターネット新聞との触れ込みで現時、和文ウィキペディアにも一項目設けられている[ハフィントン・ポストのウェブサイト( huffingtonpost .com )]にて公開されている記事、
The Golden Ratio and Astronomy
とタイトルが付されての記事 ――記事タイトルの検索エンジン入力で特定できようとのもので記事上部にての記述内容からおそらく初出時期は2012年10月頃(本稿本段執筆をなしている現時点から見てつい最近との按配の折柄)であろうとの記事―― にあっての記述内容を引いておくこととする(:同記事執筆者はマリオ・リヴィオ( Mario Livio )という人物となり、同人物は本稿にての出典(Source)紹介の部72の部などで取り上げた書籍『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房ハードカヴァー版/原著原題 THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number)の著者ともなっている[そこそこに名が知られた天体物理学者]となっている)。

(直下、つい最近、お目見えしだしたとの The Golden Ratio and Astronomyと題されての huffingtonpost .com掲載の記事よりの掻い摘まんでの引用をなすとして)

Another intriguing area of astronomy in which the Golden Ratio made an unexpected appearance is that of the extreme objects we call black holes. Black holes warp space in their vicinity so much that in Einstein's classical General Relativity, nothing can escape from them, not even light.
[ . . . ]
Spinning black holes ( called Kerr black holes, after the New Zealander physicist Roy Kerr ) can exist in two states: one in which they heat up when they lose energy (negative specific heat), and one in which they cool down (positive specific heat). They can also transition from one state into the other, in the same way that water can freeze to form ice. Believe it or not, but the transition takes place when the square of the black hole mass (in the appropriate units) is precisely equal to φ times the square of its spin!

(拙訳として)
黄金比]が予想外の出現をなすとの天文学分野にあっての興味深い領域とは我々が[ブラックホール]と呼ぶ[極限の存在]であるブラックホールというものはアイシュタインの古典的な一般相対性理論にて何物もそれらから逃れられない、光さえも逃れられないとのかたちでそれら近傍の空間をひずませる。
・・・(中略)・・・
自転するブラックホール(ニュージーランド人物理学者ロイ・カー以後、[カー・ブラックホール]と呼ばれるようになったもの)は二種の存在形態をとりうる。うちひとつはそれらがエネルギーを失う時に熱を発するとのもの(正の比熱)となり、もう一つは冷却化するとのもの(負の比熱)である。それらは一方からもう一方へと水が凍って氷になるのと同様の式で移行する。信じようと信じまいと、その移行は「正確に」ブラックホール質量の平方が[ブラックホール角運動量(スピンと書かれているが、アンギュラー・モメンタムこと角運動量のことを指すと解される)の平方]の「φ」倍 ――(訳注:φファイは黄金比の体現数値;黄金数を指す)―― に達したときに起こる

(訳を付しての引用部はここまでとする ―※― )

(※黄金比にまつわる註記として:
 [黄金比]とは単純に書けば
「縦を1とした際に[縦横比1:1.6180339887(以下略)]となる比率(長さ逆転させて[横縦比0.6180339887(以下略):1]の比率でもいい)のことを指す」
のだが、そちら黄金比は二次方程式[x2-x-1=0]の二つの解とそのまま対応するものとして[重き]をもって表される、すなわち、(たかだが中学校の初等代数学で[学習]を強制されるものだったかとも思うのだが、いわゆる[二次方程式の解の公式]で導出されるとの)そちら二次方程式[x2-x-1=0]の二つの解
1.6180339887...
および
-0.6180339887...
とそのままに対応するものとして[重き]をもって表されるもの「とも」なる(:[x2-x-1=0]の正負の解のうち、正の解の方がゴールデン・ナンバーこと黄金数としてギリシャ語アルファベット・ファイφにて表象される)。
 につき、通例、「黄金比とは[1.6180339887...]との数値にて体現されるものである」とただ単純に説明されがちだが(φファイ即[1.6180339887...]の比率であるとだけ説明されがちだが)、表記の二次方程式[x2-x-1=0]では[第一桁目以外、[奇跡]とでも述べられるような数値として安定的なる一致性を呈する解]が現出していることとなっており(もう一度、[1.6180339887...][-0.6180339887...]との数をご覧頂きたい)、うち、マイナス符号付きの解である[-0.6180339887...]の方の符号取り払っての絶対値が黄金比の逆数バージョン[1/φ]と等しくもなっていることすら「も」があるとのこととなっている(理解なそうという意志があるのならば、それでもって[黄金比]というものがどういう性質の「よくできた数」なのか、若干はご理解いただけるか、と思う)。 
 とにかくも、ここ訳出部にて黄金比体現記号φファイで示されている部はこの場合、[1.6180339887...]のことを指すこと、お含みいただきたい)

(※2また、ここでの指し示し対象、
[[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある。そこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある](α8
とのことにあっての
[[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある]
との部位については先立っての段、出典(Source)紹介の部69(2)にあって THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number(邦題)『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房ハードカヴァー版)にての49ページから51ページより(再引用なすところとして)五芒星形は、正五角形――五つの辺の長さも頂角の大きさも等しい平面図形――とも深いつながりがある。正五角形の頂点を対角線で結ぶと、五芒星形ができる。この五芒星形の中心にも小さな五角形ができ、その五角形の対角線も五芒星形となって、さらに小さな五角形がなかにできる(図10)。これがどこまでも続き、どんどん小さな五角形と五芒星形が作られていく。この一連の図形には際立った特徴がある。・・・(中略)・・・「どの線分もひとつ前の線分にくらべ、黄金比φにぴったり等しい比で小さくなっている」ことが、初頭幾何学によって簡単に証明できるのだ(再度の引用部はここまでとする)との文言を引いていたとおりのことがよく知られているとのことがある)

 筆者知識不足ゆえにカー・ブラックホールの相にまつわるところの訳に一部問題があるかもしれないが、
「とにかくも、」
である。カー・ブラックホールの遷移プロセスが[黄金比]と際立ったかたちで結びつくとのことが[指摘]されているとのこと、上もて理解いただけたか、と思う(何故、そうした話を問題視しているかはさらもって後の段で[理由となるところ]をつまびらやかにする)。

出典(Source)紹介の部73はここまでとする)


 道程として実にもって長々とした歩み、だが、歩幅はこれ遅々・細々としたものであるとの歩み、そう、不消化感ばかりもたらしかねないとのくだくだとした歩みとなってしまったと筆者自身からしてとらえているのだが、敢えてもそうもした筆の運びをなしたとのその目的は達しえた、すなわち、
以下のこと
の典拠を属人的主観の問題とは無縁なるところとして「網羅的に」示しきる ―響きとしては奇態なるところがあるが、だが、同じくものことらが堅くも成立しているとのことを示しきる― との目的を達しえたかと判じている。

(ここにまでにて典拠を遺漏なくも示してきたのは下にあってのα1からα8の部である)

(金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた)[五芒星相似形]を[ブラックホール絡みの話]と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことらα1からα8)がある。

地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられるとの[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである。

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある
ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』
となる。
 同著『異端の数ゼロ』序盤部にては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとなる)。
 さて、そのように問題となる ―「どうしてそういうことが?」の問題はともかくにもの911の異様なる先覚的言及をなしているとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性にて「も」表象される最小の単位(無限小)に向かう力学は言い換えれば、原子核の領域に向かう力学、さらに述べれば、
原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学
のことを想起させるものでもある。
 何故か。
 原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。
 そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている

ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。
 そうした書籍で扱われる
[ゼロの世界][極小の世界]
に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。
 以上のことより[次の関係性]が想起されもする。
現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり(そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり) またなおかつもってして、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作ともなる ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]
 以上のような⇔で結んでの関係性については
『何を述べているか理解しがたい』
と受け取られるか、あるいは、
『穿ち過ぎ(考えすぎ)である』
と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。

[グラウンド・ゼロ]という言葉 ―(本来、[広島・長崎の爆心地]を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である)― と[911]の事件の発生前から結びつけられていた[ペンタゴン](アメリカ国防総省本庁舎)というのはレズリー・グローヴズという男(往時、米国陸軍工兵隊大佐)を責任者にして1941年9月11日に建設が開始されたとの建物である。
 そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが[マンハッタン計画]となっており、同[マンハッタン計画]で実現・現出を見たのが[原子爆弾]と[広島・長崎への原子爆弾の投下]([グラウンド・ゼロ]との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下)となる
 そこに見る[原子爆弾]というのは[極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、[核分裂反応]によって実現を見た兵器]でもある
 (:1941年9月11日から建設開始(着工)を見ていた[ペンタゴン]の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが[マンハッタン計画]の責任者でもあったわけであるが、[マンハッタン計画]というのはそも、[極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること]が着想されて開始された計画である。[原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発]と[ペンタゴン]が結びつく、そう、[五芒星形と五角形(ペンタゴン)が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向(原子核や素粒子の世界へ至る方向)を指し示すもの]であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる)。

金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯があるものである。
 さて、その[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。
 につき、
[退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生(マンハッタンペンタゴンが同時攻撃されたとの事件)を前言しているが如くの奇怪なる文物]
などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。
[(直近にて言及の)書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの[五角形(ペンタゴン)と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう]・[グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう]・[不可解なる911の予見的言及と関わりもするとの側面]]←→(関係性の想起)←→[ペンタゴン(1941年「9月11日」に建造開始の国防総省庁舎)の建設計画を主導した軍人が同様に主導して[原爆]と[グラウンド・ゼロという言葉]を具現化させることになった[無限小に至る力学(五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学)の過程での原子核崩壊作用]を利用しての[マンハッタン計画]に見るありよう

会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。
 さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。

五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもあるそこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある

(解説未了部)日本でも五芒星紋様が用いられてきたとのことがある。それは海女による[セーマン・ドーマン]と呼ばれる紋様の使用にまつわる話となる。その点、海女によるセーマンこと五芒星の使用は[竜宮]に引き込まれないための呪(まじな)いであるとの物言いがなされてもいる。さて、伝承に見る[竜宮]とはどういう場か。
[時空間の乱れが発生した場]([外側に対して時間の進みが遅い場])
とされる場である。
 他面、重力の化け物、ブラックホールおよびその近傍領域も[時間の乱れ]が問題となるものである。
 以上のこともそれ単体で述べれば、「考えすぎ」の謗(そし)り免れないこととあいなろうが(当たり前ではある)、上(のαの段)にて述べてきたようなことがすべて[事実]であると網羅的に指し示されたとき、ここβの申しようも「考えすぎ」では済まされぬものとなって「しまう」だけのことがある。

 さて、本稿にての続いての段では表記のことらにあってのβ.と振っての部の解説に入ることとする。

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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上にて挙げているのはドイツ浪漫主義芸術の巨匠たる18世紀画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Freemasonでもあったとの画家 Caspar David Friedrich)の手になる一品、

Der Wanderer uber dem Nebelmeer雲海の上の旅人』(に多少の[動き]をアレンジとして加えたもの)

となる。

 言われようの問題として一般に、

[人間の崇高なる精神が高みを目指し、ついぞ多くの物事を達観するに至った時、その折の孤独と感慨を描いた画]

などと形容される上掲の『雲海の上の旅人』に関して(本稿でもその言行を順次・段階的に取り上げることになるとの)物理学者リサ・ランドールは[次のような申しよう]をなしている。


(直下、物理学者リサ・ランドールの手になる著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)にての CHAPTER THREE LIVING IN A MATERIAL WORLD[第三章 物質世界に生きる]の章の記述内容 ――オンライン上検索エンジンにあっての原文検索にて該当部特定できるところの記述内容―― よりの原文引用をなすとして)

Our universe is in many respects sublime. It prompts wonder but can be daunting ―even frightening― in its complexity.  Nonetheless, the components fit together in marvelous ways. Art,science, and religion all aim to channel people’s curiosity and enlighten us by pushing the frontiers of our understanding. They promise, in their different ways, to help transcend the narrow confines of individual experience and allow us to enter into―and comprehend―the realm of the sublime. (See Figure 11.)
          [ . . . ]
[ FIGURE 11 ] Caspar David Friedrich’s Wanderer Above the Sea of Fog (1818), an iconic painting of the sublime ― a recurring theme in art and music.

(上の原著引用部に対する[訳文]として国内流通訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版にあっての81ページに記載されているところを引くとして)

多くの点で、私たちの宇宙は崇高だ。その複雑さは好奇心を駆り立てはするが、無力感も抱かせるし、ことによっては恐怖さえも感じさせる。にもかかわらず、宇宙の構成要素は素晴らしくぴたりと絡みあっている。芸術、科学、宗教は、いずれも人々の好奇心を促して、理解の限界を広げさせ、それによって私たちを啓蒙することを目指している。いずれもそれぞれのやり方で、個人の経験の狭い領域を越えさせることを約束している。それがかなえられたとき、私たちは崇高なものの領域に踏み込む――そして理解する――ことができるのだ(図11を参照)。 …(中略)… [図11]ドイツの画家カスパー・ダーヴィド・フリードリヒの「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ。崇高さは、美術と音楽に繰り返し登場するテーマである

(以上をもって Knocking on Heaven’s Doorにての原著表記および訳書よりの引用とした)


 さて、何故、ここ脇に逸れての部にあって「目立つように」特定絵画 ― 『雲海の上の旅人』― を挙げ、その絵画に対する物理学者の評しよう ―「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ....― などを引いたりもしたのか

「それは、」
絵画『雲海の上の旅人』に対して直上引用なしたような評しようをなしているとの物理学者リサ・ランドールが

加速器によるブラックホール生成可能性にまつわるトピックの理論深化に一廉ならぬ貢献をなしているとの著名物理学者

[[崇高なるもの]を目指しての宇宙の探求(およびそのための装置と銘打たれている巨大加速器LHC)の称揚・礼讃をなしているとの向き

であるとのことがあり、また、なおかつ、彼女リサ・ランドールの手による、(絵画『雲海の上の旅人』を科学者が目指しての[崇高さ]とを結びつけている)引用元著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)が

人間のありよう(崇高さとはおよそ程遠いところにあるありよう)]
人間の辿る運命

を嘲笑うような[嗜虐的寓意]で満ち満ちていると申し述べられるようになっている著作であるとのことがある、遺憾ながら
[理の当然]
として申し述べられるところとしてある ――個人のせせこましい偏頗(へんぱ)な主観などとは一線を画したところで客観的かつ具体的にこれはこうでこうだと申し述べられるようになっている(出典呈示を第一義にしての本稿では無論、その論拠を事細かに挙げる)とのところとしてある―― からであり、そのことに注意を向けたかったからである(※)。

(※上にて引用元とした著作、 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)、同著にあってはその冒頭部より
September 10, 2008, marked the historic first trial run of the Large Hadron Collider (LHC). Although the name―Large Hadron Collider― is literal but uninspired, the same is not true for the science we expect it to achieve, which should prove spectacular. (表記英文引用部に対する訳として)「2008年9月10日、ラージ・ハドロン・コライダー(LHC)が歴史的始動を見た.[ラージ・ハドロン・コライダー]との名称は有り体に言ってインスピレーションを何ら与えぬとの平凡なものだが、私たちがそれ(LHC)に[証明すべきととらえている壮大なる挙]を託しているとの意では[科学(の進歩)]にとり同じくものことは真実とはならない(LHCは際立ってのインスピレーションを与えるものである)」
などとのことが書き記されている。
 そうもした書きようが目立ってもの冒頭部にてみとめられる著作ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアにおける表題、 [天国のドアをノックする]の由来についてリサ・ランドール女史は同じくもの著作の中で次のようなことを述べてもしている。
(以下、 Knocking on Heaven’s Doorにての CHAPTER FOUR LOOKING FOR ANSWERSより引用なすところとして)
I first heard the phrase “knockin”on heaven’s door”when listening to the Bob Dylan song at his 1987 concert with the Grateful Dead in Oakland, California. Needless to say, the title of my book is intended differently than the song’s lyrics, which I still hear Dylan and Jerry Garcia singing in my head. The phrase differs from its biblical origin as well, though my title does toy with this interpretation. In Matthew, the Bible says, “Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you: For every one that asketh receiveth; and he that seeketh findeth; and to him that knocketh it shall be opened. (以上原著表記に対して訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版[第四章]103ページにての表記を引くとして) Knocking on Heaven’s Door(天の扉を叩く)]――これが本書の原題だが、私が最初にこのフレーズを聞いたのは、一九八七年、カリフォルニア州オークランドでのグレイトフル・デッドとのコンサートで、ボブ・ディランが『天国への扉』を歌うのを聞いたときだった。いまでも私の頭の中ではディランとジェリー・ガルシアがこれを歌っているのが聞こえてくるけれど、いうまでもなく、私の本のタイトルは、この曲の歌詞とは意味が違っている。このフレーズは出典である聖書の一節とも違っているが、私のタイトルはこちらの意図を拝借したものだ。聖書の「マタイ伝」には、このように書かれている。「求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり
(以上、引用部とした)
 といったところ、新約聖書のマタイ伝にあっての
[求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり]
とのフレーズ、それが
[天国の門]・[天国への扉]・[天国への階梯](ステアウェイ・トゥ・ヘブン)
との兼ね合いでいかように嗜虐的なる別側面での意味( Double Meaning )と共にあるのか、そのことからして具体的典拠を挙げ連ねるとの式で遺漏無くも事細かに示そうというのが本稿の本義であるとここ脇に逸れての部にあって訴求しておきたいとの意図が筆者にはある)

当サイト内にあっての【各頁および各典拠への一覧方式遷移部】、及び、【PDF形式文書配布ページ】へのリンクを直下、設けておく

各頁および各典拠への一覧方式遷移部へは以下より


問題となる[「予見的」言及→実現]の体系についての[典拠紹介部]一覧呈示頁

PDF形式文書配布ページへは以下より


典拠解説媒体としての[一括PDF文書]の公開頁

ここ本頁内にて[参照先]として挙げている【「容易に後追い確認なる」「堅い」ソースを呈示しての出典紹介部ら】、その一部への[遷移経路]を下に設けておく(:クリックすることでブラウザ ―インターネット閲覧ソフト― の[別タブ(別枠)]にて典拠紹介部を表示( open "additional" tabbed window(s) of web browsers ))

[出典(Source)紹介の部37]から[出典(Source)紹介の部37-5](よりもって後の段で[さらにも、の他の事例ら]を紹介することを前提に先行的に挙げているところの[[ヘラクレスの第11功業]と[911の予見事物]の接合性を示す事例]にまつわっての出典紹介部37から出典紹介部37-5)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)

[出典(Source)紹介の部37]
典拠紹介部第31頁 911の予言的言及事物としてそこにあるもの

[出典(Source)紹介の部37-5]
典拠紹介部第33頁 陰謀論とりまとめ小説イルミナティ三部作に伴う特質[2]

[出典(Source)紹介の部55](ダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』にあって[「今日的な観点で見た場合の」ブラックホールの質的近似物]が描写されていることにまつわっての出典紹介部55)
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典拠紹介部第46頁 ダンテ『地獄篇』とミルトン『失楽園』に見るブラックホールに通ずる描写

[出典(Source)紹介の部55(3)](ダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』にあって[悪魔の王ルシファー接合領域]にて[「今日的な観点で見た場合の」ブラックホールの質的近似物]が描写されていることにまつわっての出典紹介部55(3))
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典拠紹介部第47頁 ダンテ『地獄篇』とミルトン『失楽園』に見るブラックホールに通ずる描写[2]

[出典(Source)紹介の部67](ルシファーとのラテン語と結びつく明けの明星、すなわち、惑星・金星が(天文における)内合周期の問題として[五芒星]形状の具現化と結びつけられるとのことにまつわっての出典紹介部67)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第74頁 金星会合周期と五芒星

[出典(Source)紹介の部68]以降の部(一連のα1からα8と振ってのことらの典拠として先立っての段で既に挙げてきたところの出典紹介部68以降の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第75頁 グラウンド・ゼロと「マンハッタン」計画について