典拠となるところの明示[75]――キリスト教世界観における[悪魔の王]、にまつ
わっての純・記号論的相関関係の束から問題となりもすることについて

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著名古典であるダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』に見る悪魔の王、その悪魔の王にまつわっての純・記号論的相関関係から問題となりもすること 補説2

 直前頁末尾の段にあってはこれより[以下のこと]を順次指し示していくと申し述べた。

(金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた)[五芒星相似形]を[ブラックホール絡みの話]と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことらα1からα8)がある。

地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられる(直近先述)との[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである(→ややこしいことと思うので正確な図を続く段にて挙げることとする)。

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた(「911の事件が起こる前から」グラウンド・ゼロという特殊な言葉がペンタゴンと結びつけられてきたとのことについては本稿の先の段で書き記していることだが、続く段で再度の出典紹介をなす)。

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』となる。同著『異端の数ゼロ』序盤部にては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとして無論、そのようなことが述べられるところの出典も挙げる)。 さて、そのように問題となる ―911の異様なる先覚的言及とも関わるとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている
五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性
にて「も」表象される
最小の単位(無限小)に向かう力学
は言い換えれば、原子核の領域に向かう力学、さらに述べれば、原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学のことを想起させるものでもある。
 何故か。
 原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。
 そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている

ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。
 そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。
 そうした書籍で扱われる
[ゼロの世界][極小の世界]
に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。
[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]
とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。
 以上のことより次の関係性が想起されもする。
現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉を「ブラックホール」と関係するかたちでなぜもってしてなのか用いているとの書籍であり(そして、そちら著作、911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍との意味でも際立っての著作ともなり) また、同時に、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作「でも」ある ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもって「ブラックホール」を作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]
 以上のような⇔で結んでの関係性については『何を述べているか理解しがたい』と受け取られるか、あるいは、『穿ち過ぎ(考えすぎ)である』と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。

[グラウンド・ゼロ]という言葉 ―(本来、[広島・長崎の爆心地]を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である)― と[911]の事件の発生前から結びつけられていた[ペンタゴン](アメリカ国防総省本庁舎)というのはレズリー・グローヴズという男(往時、米国陸軍工兵隊大佐)を責任者にして1941年9月11日に建設が開始されたとの建物である。 そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが[マンハッタン計画]となっており、同[マンハッタン計画]で実現・現出を見たのが[原子爆弾]と[広島・長崎への原子爆弾の投下]([グラウンド・ゼロ]との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下)となる。 そこに見る[原子爆弾]というのは[極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、[核分裂反応]によって実現を見た兵器]でもある ――根拠を入念に示さんとするものとして作成しているとの本稿スタンスに則り、無論、以上のようなことが述べられる確たる論拠もこれより「網羅的に」紹介していく―― (:1941年9月11日から建設開始(着工)を見ていた[ペンタゴン]の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが[マンハッタン計画]の責任者でもあったわけであるが、[マンハッタン計画]というのはそも、[極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること]が着想されて開始された計画である。[原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発]と[ペンタゴン]が結びつく、そう、[五芒星形と五角形(ペンタゴン)が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向(原子核や素粒子の世界へ至る方向)を指し示すもの]であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる)。

金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯があるものである(無論、そこからして典拠を後の段にて指し示す)。さて、その[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。につき、[退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生(マンハッタンペンタゴンが同時攻撃されたとの事件)を前言しているが如くの奇怪なる文物]などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。 ⇒[(直近にて言及の)書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの[五角形(ペンタゴン)と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう]・[グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう]・[不可解なる911の予見的言及と関わるとの側面]←→(関係性の想起)←→[ペンタゴン(1941年「9月11日」に建造開始)の建設計画を主導した軍人が同様に主導して[原爆]と[グラウンド・ゼロ]を具現化させることになった[無限小に至る力学(五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学)の過程での原子核崩壊作用]を利用しての[マンハッタン計画]に見るありよう

会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。

五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもあるそこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある

(これより要素分解なしたうえで網羅的にその典拠となるところを指し示していく所存であるとの上のα1からα8の流れに加えてのこととして)

日本でも五芒星紋様が用いられてきたとのことがある。それは海女による[セーマン・ドーマン]と呼ばれる紋様の使用にまつわる話となる。その点、海女によるセーマンこと五芒星の使用は[竜宮]に引き込まれないための呪(まじな)いであるとの物言いがなされてもいる。さて、伝承に見る[竜宮]とはどういう場か。
[時空間の乱れが発生した場]([外側に対して時間の進みが遅い場])
とされる場である。他面、重力の化け物、ブラックホールおよびその近傍領域も[時間の乱れ]が問題となるものである(時を止めるが如くブラックホールにおける時空間の法則の破綻とのことについては部分的に本稿の先の段でも典拠挙げながら問題視していることとなるが、続く段にて後追い確認を請うための再度の出典提示をなす)。以上のことは単体で述べれば、「考えすぎ」の謗(そし)り免れないこととあいなろうが(当たり前ではある)、上(のαの段)にて述べてきたようなことがすべて[事実]であると網羅的に指し示されたとき、ここβの申しようも「考えすぎ」では済まされぬものとなって「しまう」とのことがある(その点についても無論、細かい解説をなす)。

 それでは以降、表記α1からα8、および、βの典拠となるところを数頁を割いて入念に示していくこととする(:確たる事実であるとのことを「証」して「示」す、[証示]をひたすらに重んじているというのが本稿筆者の理念である、そう、「[確たる事実]を[自分達を死地に追い込むまさしくものそのやりよう]として眼前に突きつけられてなおもって何もやらぬ者達に明日などあるわけがないとのことを訴求したい(そして、「[罪]の所在をつまびらやかにして[運命]の問題を確認しきりたい)がゆえの本稿筆者の理念である)

 まずもっては

地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられる(直近先述)との[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである

との部の典拠紹介をなすことからはじめる(:α1にあっての前半をなす[五芒星形状が地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられている]とのことについては本稿にてのつい先の段、出典(Source)紹介の部67を包摂する解説部にて説明を加えていることなのでここではその内容は繰り返さないこととする)。


| 出典(Source)紹介の部68 |

 ここ出典(Source)紹介の部68にあっては、

[五芒星は[五角形]と結びつく。見方を変えれば、[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[五角形](正五角形)に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる]

とのこと(α1と振ってのこと)の典拠紹介をなす。

 表記の点 ――[五芒星は[五角形]と結びつく。見方を変えれば、[(ほぼ正確な[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[五角形](正五角形)に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる]との点―― については数学者にして比較的著名なサイエンスライターであるチャールズ・サイフェという書き手による著作、これより別の観点でもその内容をさらに問題視するとの著作である ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』(ハードカヴァー版.邦訳版版元は早川書房)より次の部の原文引用をなしておく。

(直下、チャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ』p.34より原文引用をなすとして)

ピュタゴラス教団の神秘的なシンボルは、ある数=形、すなわち五芒星形(ペンタグラム)、突端が五つある星だった。この単純な図形には無限が垣間見られる。星を形づくる線の中には五角形がおさまっている、五角形の角を線で結ぶと、逆立ちした小さな五芒星形ができる。もとの星の完全な相似形だ。この星にはさらに小さな五角形がおさまっており、そこにはさらに小さな五角形がおさまっている(図6)。このことも興味深いが、ピュタゴラス学派にとって五芒星形のもっとも重要な性質は、図形の自己複製にあったのではなく、星の線のなかに隠されていた。そこには、ピュタゴラス的宇宙観の究極のシンボルだった数=形が含まれていた。その数=形とは黄金比だ

(引用部はここまでとしておく)

 以上でもってα1と振っての部の典拠紹介とした。

チャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ』(ハードカヴァー版)の引用部にて掲載されている図そのものではないが、普遍的な構図として図像化できるところの類似図を図示すれば、問題となる構図は上の通りのものとなる。

出典(Source)紹介の部68はここまでとする)


 続いて、(先行するところのα2の部に先駆けてそちらの出典を挙げるとして)、α3にあっての前半部、

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』となる (α3の前半部

とのことの出典紹介をなす。


| 出典(Source)紹介の部69 | (ここ出典紹介部は本稿にての出典(Source)紹介の部33-2にて既に原文引用をなしていたとの書籍内記述を「再度」紹介することになっているとのものである。に関しては、重要性に鑑みて、「例外的に」(本稿執筆に際して通貫するところとして課しているところの定例化させての記述様式から見て「例外的に」)出典番号を分けながらもの、なおもっての典拠[再呈示]「だけ」をなしていること、断っておく)

 ここ出典(Source)紹介の部69にあっては

グラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』となる] (本稿の流れ上、α3と振っての箇所の前半部)

とのことについての典拠を挙げることとする。

(直下、 ZERO:The Biography of a Dangerous Idea『異端の数ゼロ』(早川書房「ハードカヴァー」版)[第8章 グラウンド・ゼロのゼロ時――空間と時間の端にあるゼロ]p.240よりの再度の引用をなすとして)

[ゼロは、物理法則を揺るがすほど強力である。この世界を記述する方程式が意味をなさなくなるのは、ビッグバンのゼロ時であり、ブラックホールのグラウンド・ゼロだ。しかし、ゼロは無視できない。ゼロは私たちの存在の秘密を握っているばかりでなく、宇宙の終りの原因にもなるのだ]

(訳書よりの原文引用はここまでとしておく ―※― )

(※尚、2003年に出されている日本語訳版に対して2000年に世に出ている上のパートの原著 ZERO:The Biography of a Dangerous Ideaにての表記は最終章 Chapter Infinity: Zero's Final Victory: End Timeに先立つ Chapter 8: Zero Hour at Ground Zero: Zero at the Edge of Space and Timeに認められる、 Zero is so powerful because it unhinges the laws of physics. It is at the zero hour of the big bang and the ground zero of the black hole that the mathematical equations that describe our world stop making sense. However, zero cannot be ignored. Not only does zero hold the secret to our existence, it will also be responsible for the end of the universe. とあいなっている。表記の英文引用テキストをグーグル検索エンジンに入力して包含関係を指し示すテキストが出てくるかどうか(質的犯罪者による違法検閲か該当ページ消除を見ていなければ表示されてくるであろう)、また、書籍原著の刊行年が本当に2000年(グラウンド・ゼロとの言葉が目立って取り沙汰されだしたかの911の事件が起こったのより1年程前)なのか、疑わしきにおかれては確認いただきたい ―種族とおのれの運命に無頓着、「抗わずに」何時殺されても構わないとの心根があるのならば、別段、無理強いはしないが、そうではないとの向きにして、疑わしいとの向きにおかれては確認いただきたい― )

 次いで、 ZERO:The Biography of a Dangerous Idea『異端の数ゼロ』との著作がいかようにして[911の事前言及事物]に関わっているかであるが、下の出典紹介番号挙げつつもの振り返っての枠内表記部、そのうちの5.の部がそのことに言及しているところとなる(ので疑わしきに対しては[振り返りなしての表記の部らの真偽確認]の方、切に請いたい次第である)。

 物理学者キップ・ソーンの著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』にあっては次のような特色が見てとれる。

1.同著は通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験を取り上げている著作となるが、そちら思考実験の[空間軸上の始発点]は[カリフォルニア州パサデナ]に置かれている(その表向きの理由はソーンがカリフォルニア州パサデナに存する名門カリフォルニア工科大学に奉職しているからとのことに求められる)。さて、通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験にての[空間軸上の始発点]とされているパサデナの地は郵便番号( ZIP CODE )頭番号、すなわち、地番上の始点を91101との数値に置くとの領域だが、[数値列]の問題として[91101]というのは ―半ば常識の問題として― 欧米圏の日付表記方法にあって[2001年9月11日]そのものを指す数値でもある。
(→以上のことらは[国内で広くも流通している訳書]および[オンライン上で容易に文言確認できるとの原著]よりのそれぞれもっての原文引用などを通じて本稿にての出典(Source)紹介の部28および出典(Source)紹介の部31-2で[遺漏なくもの指し示し]に注力していることである)。

2.キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』にて問題視されている通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験は[双子のパラドックス]の原理を応用したものとして紹介されている。さて、そこに見る[双子のパラドックス]だが、―科学史にあっての出来事として記録されていることとして― 1911年に提唱されたものとなる。そのこと、[1「911」と「双子」との同時具現化]につき2001年「9月11日」の[双子の塔](ツインタワー)崩落事件のことが想起されもする、上の1.にて言及の[思考実験の空間軸上の始点](91101を地番スタート・ポイントとする空間軸上の始点)の問題もあって想起されるとのことがある(「この段階では」ただの穿ちすぎにしか響かないかもしれないが、とにかくものこととして、そうも想起されるとのことがある)。 また、キップ・ソーンの著作にては通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験の説明に入る前の段で[時間の相対性]のことが説明されているのだが、そこでは[パサデナ](91101を始点とする一帯)にての[視差を呈する爆竹「順次」爆破](疾走する車の上での爆竹順次起爆)が引き合いに出されている。順次爆発とのことで双子の塔の[時差呈しての崩落]のことが想起されるようなところがある
(→以上のことらは[国内で広くも流通している訳書]および[オンライン上で容易に文言確認できるとの原著]よりのそれぞれもっての原文引用などを通じて本稿にての出典(Source)紹介の部32から出典(Source)紹介の部32-2で[遺漏なくもの指し示し]に注力していることである)。

3.キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』にての通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験ではその[時間軸上の始点]([空間軸上の始点]に対して[時間軸上の始点])が ――同著が1994年著作であるのにも関わらず―― 何故なのか、[2000年1月1日9時]に[設定]されているとのこともがある。さて、[2000年1月1日9時]というのは[時刻]→[日]→[月]→[年度]との順序で並べると[[9][1][1][2000]]という[[9][11][2001]](繰り返すが、ナンバー・91101は2001年9月11日という日付の欧米圏での略記表示である)と[7桁]のナンバーで一桁しか違わないナンバーが導出されるもの「でも」ある。従って、錯視の問題として[2000年1月1日9時]などとの数をいきなり持ち出されると[2001年9月11日]のことが[錯視]の問題として想起されもしようとのことがある。
(→以上のことは[国内で広くも流通している訳書]および[オンライン上で容易に文言確認できるとの原著]よりのそれぞれもっての原文引用を通じて本稿にての出典(Source)紹介の部28-2で[遺漏なくもの指し示し]に注力していることである)。

4.[91101]を地番数値上のスタートポイントとする一帯(カリフォルニア州パサデナ)を[空間軸]上の始点としているとの通過可能なワームホール(にしてタイムマシン化されての存在)にまつわる思考実験 ――既述のように1「911」年に提唱された「双子の」パラドックスの原理を用いての思考実験でもある―― ]にあっての[時間軸]上の始点の問題、上の3.にて言及の[9][1][1][2000]と[[9][11][2001]の類似の問題は[ほぼ一致の錯視]から[完全一致の錯視]に切り替わりうる。何故か。ニューミレニアム(新千年紀)の始期を2000年に置くのか、あるいは、2001年に置くのかが暦の定立の問題として論点となりうるとのことがある、2000年と2001年はニューミレニアムの始期として混同が問題になる数であるのことがあるからである。
(→以上のことは該当著作原文引用を通じて本稿にての出典(Source)紹介の部33で[遺漏なくもの指し示し]に注力していることである)。

5.上の4.に加えて、である。[2000年と2001年はニューミレニアムの始期として混同が問題になる]とのことをも扱った書籍チャールズ・サイフェ著 ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』(原著2000年刊)
(2001年にあってマンハッタンとペンタゴンが同時に攻撃されて)グラウンド・ゼロとの言葉が脚光を浴びながらツインタワー跡地を指す言葉として用いられるようになる前より[相当特殊な言葉・言いまわし]として従前よりそこにあった(グラウンド・ゼロとの言葉としての特殊性については先述のことだが、後にても再度、解説する)とのそちら[グラウンド・ゼロ]との語をブラックホールと結びつけている著作
となりもし、なおかつもって、
キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』にあって目立って取り沙汰されている(1.から4.とのかたちで上に問題点を指摘してきた)通過可能なワームホールにまつわる思考実験のことにもまさしくもの BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』とほぼ同文の画風のイラストレーション Matthew Zimetとの共通のイラストレーターの手になるイラストレーションと解されるようになっている)を用いて言及している著作
となっているとのことがある。
(上のことらは該当著作原文引用および確認可能ページ数の指摘を通じて本稿にての出典(Source)紹介の部33-2で[遺漏なくもの指し示し]をなしていることである ――疑わしきにあっては、たとえば、国内で流通している訳書らに見る図像ら、キップ・ソーン『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインの残したとんでもない遺産』(白揚社/原著刊行時期より遅れること3年しての1997年に刊行された邦訳版)にあってのp.453及びp.456にて呈示の図らチャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念』「ハードカヴァー」版(早川書房刊行)にあってのp.267(付録E「自家製ワームホールタイムマシンをつくろう」と題されての部)にて掲載の図を図書館などで該当書籍取り寄せするなどして確認すれば「数秒で納得がいく」ようになっている―― )。

 上もて流れ上、α3と振ってのことの前半部 ――かの911の事件が起こる「前」から使用局面が際立って限られていた特殊用語として存在していたグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールと関係するかたちで用いていたとの書籍が存在していること、そして、その書籍は911の予見事象と関わりもしていること―― にまつわっての典拠とした(順不同となるが、先行するところのα2の典拠はさらに後の段にて挙げる)。

出典(Source)紹介の部69はここまでとする)


 出典紹介を続ける。さらにα3の段、(全文を挙げれば)、

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』となる。同著『異端の数ゼロ』序盤部にては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとして無論、そのようなことが述べられるところの出典も挙げる)。 さて、そのように問題となる ―911の異様なる先覚的言及とも関わるとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている[五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]にて「も」表象される[最小の単位(無限小)に向かう力学]は言い換えれば、[原子核の領域に向かう力学]、さらに述べれば、[原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学]のことを想起させるものでもある。何故か。原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。 そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている

にての中段部、

[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性](α1にて言及しているところとして ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』にても取り上げられている関係性)は[最小の単位(無限小)に向かう力学](ゼロ・スケールを目指しての力学)を指し示すものともなる。そのような[最小の単位(無限小)に向かう力学]は言い換えると、[原子核の領域に向かう力学]、さらに述べれば、[原子核を構成する陽子や中性子の領域や陽子を複合して構成するクォークのような素粒子の世界に向かう力学]のことを想起させるものである(α3中段部

とのことの出典を ―α2に先立つことながら― (出典(Source)紹介の部69(2)と振って)下に呈示しておくこととする。


| 出典(Source)紹介の部69(2) |

 ここ出典(Source)紹介の部69(2)にあってはまずもって書籍『異端の数ゼロ』 (α3冒頭部の出典にまつわる直近表記の段にて「ブラックホールとグラウンド・ゼロとの言葉を911の事件の発生前から」結びつけているとのその内容を取り上げた書籍) で五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かうが如く力学]を指し示すものとして言及されていることについて「確認のために」くどくもの再言及をなしておくこととする。

(直下、チャールズ・サイフェ『異端の数ゼロ』p.34(直前の段 ―出典(Source)紹介の部68の部― にて引用をなした部)よりの「再度の」引用をなすとして)

 ピュタゴラス教団の神秘的なシンボルは、ある数=形、すなわち五芒星形(ペンタグラム)、突端が五つある星だった。この単純な図形には無限が垣間見られる。星を形づくる線の中には五角形がおさまっている、五角形の角を線で結ぶと、逆立ちした小さな五芒星形ができる。もとの星の完全な相似形だ。この星にはさらに小さな五角形がおさまっており、そこにはさらに小さな五角形がおさまっている(図6)。このことも興味深いが、ピュタゴラス学派にとって五芒星形のもっとも重要な性質は、図形の自己複製にあったのではなく、星の線のなかに隠されていた。そこには、ピュタゴラス的宇宙観の究極のシンボルだった数=形が含まれていた。その数=形とは黄金比だ

(引用部はここまでとしておく)

 上のくどくもの再引用部では

この単純な図形には無限が垣間見られる。星を形づくる線の中には五角形がおさまっている

と五芒星形について表記しているが、その引用部に続く形で書籍『異端の数ゼロ』では次のような「無限に続く」内接関係を示す図が挙げられている。

 続いて、

THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number(邦題)『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房ハードカヴァー版/著者は天体物理学者のマリオ・リヴィオという科学者となる著作)

との書籍に次のような記載がなされていることを引いておく。

(直下、『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房ハードカヴァー版)にてのp.49からp.51より[中略]なしつつもの掻い摘まんでの原文引用をなすとして)

五芒星形は、正五角形――五つの辺の長さも頂角の大きさも等しい平面図形――とも深いつながりがある。正五角形の頂点を対角線で結ぶと、五芒星形ができる。この五芒星形の中心にも小さな五角形ができ、その五角形の対角線も五芒星形となって、さらに小さな五角形がなかにできる(図10)。
これがどこまでも続き、どんどん小さな五角形と五芒星形が作られていく。この一連の図形には際立った特徴がある。
・・・(中略)・・・
「どの線分もひとつ前の線分にくらべ、黄金比φにぴったり等しい比で小さくなっている」ことが、初頭幾何学によって簡単に証明できるのだ。
・・・(中略)・・・
なにより重要なことに、
入れ子状に小さくなる五角形と五芒星形の生じるプロセスが無限に続く
という事実から、この五角形の対角線と辺が通約不可能である――つまり、両者の長さの比(φに等しい)がふたつの整数の比で表せない――と厳密に証明できる
・・・(中略)・・・
ピタゴラス学派こそが黄金比と通約不可能性を最初に発見したと提唱する人がいる。そうした数学史家たちは、ピタゴラス学派こそが五芒星形と五角形に夢中になったことと、紀元前五世紀中葉に実際に知られていた幾何学とを考え合わせると、ピタゴラス学派――とくにメタポンティオンのヒッパソスかもしれない――が黄金比を、またそれを通じて通約不可能性を発見した可能性は非常に高いとしている
・・・(中略)・・・
「十二個の五角形からなる球体を・・・・・・描いた」というフレーズで、イアンブリコスは、正十二面体の作図に(図形が現実には球ではないので、やや不明確だが)言及している。正十二面体は、正五角形の面を一二枚もつ立体で、プラトン立体として知られる五つの立体のひとつにあたる。プラトン立体はどれも黄金比と密接に結びついており、それについては第4章で改めて語ろう。こうした話にはどこか嘘っぽさもあるが、数学史研究家のヴァルター・ブルケルトは一九七二年に刊行された『古代のピタゴラス学派の伝承と科学』で、「ヒッパソスにかんする話は、伝聞だらけだが納得できる」と言い切っている。
 そう言える主な根拠として、図10(と付録2)が挙げられる。正五角形の対角線と辺の長さが通約不可能であるとの結論は、
無限に小さな五角形ができる
というきわめて単純な知見にもとづいている。

(引用部はここまでとする)

 これにてお分かりだろうが、

「[五芒星と五角形の入れ子構造]は[数学史]にあって[無限(小)への力学と黄金比体現の力学と密接に結びつく形状]との認知・認識なされている構造となっている」

とのことがある。

 次いで、(ここにてその典拠を挙げることとしているとのα3の「中段部」内容となっているところの)

[原子核や原子核を構成する陽子や中性子のそのまた構成単位たる素粒子が物質の最小単位に近付いての存在である]

とのことにまつわる典拠を挙げておくこととする。

(直下、[あまりに基本的なことであるため、誤謬の介在余地がほとんどないところ]として和文ウィキペディア[原子]項目の現行にての記載内容よりのワンセンテンス原文引用をなすとして)

原子(=中間構成単位としての原子)は、下部構造として原子核と電子が存在する。このうち、原子核は、更に陽子と中性子から構成され、その組み合わせに応じて現在約3000から約6000種類の原子の存在が知られている。
・・・(中略)・・・
原子核の半径は原子の半径の約10万分の1(1fm程度)と小さい

(引用はここまでとする。尚、[陽子]・[中性子]から成り立っているとの[原子核]につき上にて「1fmと小さなものである」と表記されているが、[fm]とは[フェムトメートル](10のマイナス15乗メートル、すなわち、[10の15乗こと1000「兆」]で10メートルを割った値)の略である)

(直下、[あまりに基本的なことであるため、誤謬の介在余地がほとんどないところ]として和文ウィキペディア[クォーク]項目の現行にての記載内容よりのワンセンテンス原文引用をなすとして)

クォークどうしは結合してハドロンと呼ばれる複合粒子を形成する。最も安定なハドロンは、原子核の構成要素である陽子および中性子である。クォークの閉じ込めとして知られる現象により、クォークは相当な高エネルギー状態でなければ観測されることはなく、ハドロンの中においてのみ観測することができる。

(引用部はここまでとする ―ワンセンテンスだけ引いたうえで述べるが、ここでのポイントは[クォーク]が結合して[ハドロン]ができあがっているとされていること、そして、[ハドロン]に含まれる[陽子]・[中性子]が[原子核(原子の10万分の1のサイズの存在)の構成要素]であると紹介されているとのことである― )

(直下、[あまりに基本的なことであるため、誤謬の介在余地がほとんどないところ]として和文ウィキペディア[素粒子]項目の現行にての記載内容よりのワンセンテンス原文引用をなすとして)

物理学において素粒子( elementary particle )とは、物質を構成する最小の単位のことである。
・・・(中略)・・・
素粒子は大きく2種類に分類され、物質を構成する粒子はフェルミ粒子、力を媒介する粒子をボース粒子と呼ぶ。物質を構成するフェルミ粒子は更に、クォークとレプトンに分類される。

(引用部はここまでとする ―ワンセンテンスだけ引いたうえで述べるが、ここでのポイントは[ハドロン](上にての引用部にて陽子・中性子を含むとされていることを紹介したハドロン)の中でのみ観測されるとの[クォーク]が[物質を構成する最小の単位]であるとされていることである― )

 以上の原文引用部「のみ」から指し示せるところして我々人間にあっての科学では次のような理解がなされているというわけである。

「原子の核をなす[原子核]は原子の10万分の1のサイズとの極小の存在である(その原子核の大きさがフェムトメートル、[1メートルの1000兆分のサイズ(1m×10-15)]となるとのそちらフェムトメートル[fm]単位のものであることも上にて引用をなしているとのウィキペディア[原子]項目に一言だけ言及されている)。
 そうした[原子核]を構成するのは[陽子]や[中性子]といったものとなり、それら[陽子]や[中性子]を含む[ハドロン]が[クォーク]の結合体となっており、そちら[クォーク]が([レプトン]と並び)[素粒子]と呼ばれる存在、[最小の世界の存在](最小の単位となる存在)であると理解されているとのことがある」

とのことである。

上掲左上の[自己相似形を取る五角形内包五芒星の図]については手前手元にある THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number(邦題)『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』にも類似の図像が掲載されているところのものとなる。そうもしたかたちのものとして[五芒星と五角形の入れ子構造]は[無限小に至る力学(無限小へ至るまで小数点が続くとの割り切れなさ)を体現してのもの]として数学史にあって着目されてきたと述べられているものとなっている(ただ単純に割り切れぬ数、[無理数]の問題を視覚的に示すだけではなく[黄金比](後述)とも関わるとの観点からである)。

 上もて[極小の世界に向かう力学]([五角形と五芒星形の相互内接関係によって指し示されるが如き力学]でもいい)が記号論的に

[[原子核]、そして、そのまたさらに極微なる領域に至っての[素粒子](クォークと呼称されるものの類)の領域に向かう力学]

と同様のものであるとの申しようがなせること、納得いただけたのではないか、と思う。

 これにて流れ上、α3と振ってのことの[中段]の部の内容、

[[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性](α1にて言及しているところとして ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』にても取り上げられている関係性)は[最小の単位(無限小)に向かう力学](ゼロ・スケールを目指しての力学)を指し示すものともなる。そのような[最小の単位(無限小)に向かう力学]は言い換えると、[原子核の領域に向かう力学]、さらに述べれば、[原子核を構成する陽子や中性子の領域や陽子を複合して構成するクォークのような素粒子の世界に向かう力学]のことを想起させるものである]

とのことにまつわる典拠とした(:ここではウィキペディアのような媒体 ――易変性を伴い、また、不正確なる記述もまま見受けられるとの媒体―― から多くを引いての解説をなしてしまったが、ウィキペディア記述を引いているとの部は「通用性高き」基本的なところとして同様同一のことの確認をなせる媒体が数多ある(と手ずから確認している)とのこと、すなわち、「そちら記述を引くだけで十分であろう」と判断をなしているとのことであること、断っておく)。

出典(Source)紹介の部69(2)はここまでとする)


 次いで、

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた

1941年9月11日に建設開始(着工)を見たペンタゴンの建設を指揮した男レズリー・グローヴズが同様に指揮をなしたのが(1942年に正式スタートを見た)マンハッタン計画であり、そちらマンハッタン計画にて開発が企図された[原爆]というものは[[極小の世界]にての[原子核の崩壊現象]が利用されたもの]となっている(α5の前半部

とのことらについての典拠となるところを一挙に挙げることとする(※)。


(※につき、まずもって断っておくが、上にて表記のこと ――順不同とのことで[α2]および[α5](の前半部)―― について「も」

『通用性が高くよく知られていることであるため、ウィキペディア程度の媒体(容易に確認可能であるとのメリットがあるも記載内容にあって易変性が伴い、また、誤謬・錯簡も散見されるとの媒体)に少なからず依拠しての解説で十分であろう』

との認識が筆者にあり(ウィキペディアなぞから引用なす際には「常に」『巧遅を犠牲に拙速に傾きすぎているきらいもありはしないか』と振り返りもしているのだが、といった中でながら、ここでの話にあっての基本的なること ――[目立っての歴史的事実]および[目立っての科学的共通認識]にまつわること―― については『それで十分であろう』との判断をなしており)、そちらウィキペディア現行記載内容に多く依拠しながらもの典拠紹介をなすこととしておく ―無論、筆者の方でもそちら記載内容に誤謬はないと確認しているとのことも断っておく― )



| 出典(Source)紹介の部70 |

 ここ出典(Source)紹介の部70にあっては流れ上、α2と振ってのことをさらに前半部・後半部に分けてもの典拠紹介をなすとして、まずもっては、

[アメリカの国防総省の本部庁舎が[正五角形](レギュラー・ペンタゴン)構造を呈する](α2の部の前半部)

とのことの典拠紹介をなすこととする。

(直下、英文Wikipedia[ The Pentagon ]項目にての現行記載内容よりのワンセンテンス引用をなすとして)

Freed of the constraints of the asymmetric Arlington Farms site, it was modified into a regular pentagon.「[アーリントン・ファームズの用地にあっての非対称的な制約]を受けずにものこととして、ペンタゴン(の形状)は[正五角形]に調整されることとなった」

(引用部はここまでとしておく ―※― )

(※上にての記述の出典とされているところは "How the Pentagon Got Its Shape". Washington Post. pp. W16. Retrieved May 26, 2007とのワシントンポスト紙特定記事となる。また、ペンタゴンは当初、[非正五角形]として考案されていたところが後に[正五角形]プランとなったとのことも英文ウィキペディア[ The Pentagon ]項目には記載されている( The site originally chosen was Arlington Farms which had a roughly pentagonal shape, so the building was planned accordingly as an irregular pentagon. Concerned that the new building could obstruct the view of Washington, D.C. from Arlington Cemetery, President Roosevelt ended up selecting the Hoover Airport site instead. (訳として)「元来、ペンタゴンの建設用地として選ばれたアーリントン農地はおおまかなるところの五角形形状を呈しており、であるから、同庁舎はそれに応じて正五角形ではないとの五角形として建設計画策定された。そうもした新たな庁舎が(均一ならざるところとして)ワシントンDCの景観を損なうものとなることに懸念を持ち、往時合衆国大統領ルーズヴェルトはそうした初期用地に代わってフーバー空港の用地を選ぶところとなった」とのことが Bureau of Public Roads memorandum, October 25, 1960.といった出典表記を伴って紹介されている)。さらに述べれば、ネット上に「現行」複数散見される[英文辞書サイトら]でもそれぞれ一様同文にて[ペンタゴン]につき a building in Arlington,Virginia,having a plan in the form of a regular pentagon,containing most U.S.Defense Department offices 「(ペンタゴンとは)合衆国国防総省の大部分のオフィスを内に含む正五角形のヴァージニアはアーリントンに存在する建物となる」といかにも辞書的なる表記がなされている。また、マニアックな英文の私的サイトでも同文の解説がなされているところとなる))

 続いて、

[ペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた](α2の後半部)

とのことについての典拠を挙げる。

(直下、本稿の先の段でも取り上げた項目、英文Wikipedia[ Ground Zero ]項目よりの「再度の」引用をなすとして)

The origins of the term ground zero began with the Manhattan Project and the bombing of Japan. The Strategic Bombing Survey of the atomic attacks, released in June 1946, used the term liberally, defining it as: "For convenience, the term 'ground zero' will be used to designate the point on the ground directly beneath the point of detonation, or 'air zero'.
[ . . . ]
The Pentagon, the headquarters of the U.S. Department of Defense in Arlington, Virginia, was thought of as the most likely target of a nuclear missile strike during the Cold War. The open space in the center is informally known as ground zero, and a snack bar located at the center of this plaza was nicknamed "Cafe Ground Zero".

(訳として)
グラウンド・ゼロとの言葉の[起源]はマンハッタン計画および日本に対する原爆投下にある。1946年6月に出された核攻撃の戦略的爆撃調査書では「爆発ポイント真下の地番、すなわち、エア・ゼロの場のことを示すうえで便宜上、グラウンド・ゼロとの言葉が用に適している]との言いようをなしながら同語をふんだんに用いていた
・・・(中略)・・・
 ヴァージニアはアーリントン(ワシントン郊外)にあるペンタゴンは冷戦下、最も核の標的になりやすきところであると考えられていた。その中央にあっての広場は非公式には[グラウンド・ゼロ]と呼ばれており、広場にある軽食堂は Cafe Ground Zero[カフェ・グラウンド・ゼロ]とのニックネームが与えられていた」

(訳を付しての引用部はここまでとしておく ―※― )

(※[追記]:被爆国日本のウィキペディア[グラウンド・ゼロ]項目では「現況」(後に改訂される可能性もある)、より薄い解説しかなされておらず、(そこより原文引用するところとして)、「従来は広島と長崎への原爆投下爆心地や、ネバダ砂漠での世界初の核兵器実験場跡地、また核保有国で行われた地上核実験での爆心地を「グラウンド・ゼロ」と呼ぶのが一般的であった」(引用部終端)と記載されているにとどまる)

 さらに続けて、

[1941年9月11日に建設開始(着工)を見たペンタゴンの建設を指揮した男レズリー・グローヴズが同様に指揮をなしたのが(1942年に正式スタートを見た)マンハッタン計画となる](α5の前半部)

とのことの典拠を挙げることとする。

(直下、英文Wikipedia[ The Pentagon ]項目にての左側別枠部にて記載されている General information[一般的情報]の節にて記載されている建物データ紹介部よりの引用をなすとして)

Construction started September 11, 1941

[ペンタゴン着工時期:1941年9月11日]

(引用部はここまでとしておく)

(直下、英文Wikipedia[ The Pentagon ]項目前半部に記載されているところよりの原文引用をなすとして)

The Pentagon was designed by American architect George Bergstrom (1876--1955), and built by general contractor John McShain of Philadelphia. Ground was broken for construction on September 11, 1941, and the building was dedicated on January 15, 1943. General Brehon Somervell provided the major motive power behind the project; Colonel Leslie Groves was responsible for overseeing the project for the U.S. Army.

「ペンタゴンはアメリカ人建築家ジョージ・ベルグストロムによってデザインされ、総合請負人としてのフィラデルフィアのジョン・マクシャインによって建設されたものとなる(訳注:ゼネラル・コンストラクターとの表記がなされているが、欧米圏のジェネラル・コンストラクターと日本のゼネコンでは規模や意味合いを異にしていること、留意すべきである)。その用地整理は1941年9月11日よりなされだし(工事の着工を見)、庁舎竣工を1943年1月15日に見た。ペンタゴン建設計画に対する背面での精神的支柱はブレオン・サマーベル将軍となっており、レズリー・グローヴス大佐が米陸軍のために同計画を管理管掌する立場にあった」

((訳を付しての引用部はここまでとする)

(直下、英文Wikipedia[ Leslie Groves ]項目にての現行記載内容よりの原文引用をなすとして)

Lieutenant General Leslie Richard Groves, Jr. ( 17 August 1896 -- 13 July 1970 ) was a United States Army Corps of Engineers officer who oversaw the construction of the Pentagon and directed the Manhattan Project, a top secret research project that developed the atomic bomb during World War II.
[ . . . ]
In September 1942, Groves took charge of the Manhattan Project. He was involved in most aspects of the atomic bomb's development. He participated in the selection of sites for research and production at Oak Ridge, Tennessee; Los Alamos, New Mexico; and Hanford, Washington.

「レズリー・リチャード・グローヴス・Jr中将(生年一八九六年一〇月一七日、没年一九七〇年七月一三日)はペンタゴンの建設を監督し、マンハッタン計画、第二次世界大戦期に原爆開発を開始するとの極秘調査計画を主導したとのアメリカ陸軍工兵司令部の将校である(訳注:なお、直近引用部にて付されている階級ルーテナント・ジェネラル(中将)階級はグローヴスの退役時階級を指し、同男がペンタゴン建設計画を主導していた折の階級は大佐、マンハッタン計画を主導していた折の階級は准将であったとのことが容易に確認できるところとなっている)・・・(中略)・・・1942年9月、レズリー・グローヴスはマンハッタン計画の責任者になった。彼は原爆開発を巡る大部分の側面に関わっていた。彼は計画にあってのオークリッジ、テネシー、ロスアラモス、ニューメキシコ、ハンフォード、ワシントンの研究開発拠点の選別に関わっていもした」

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 以上をもって

[1941年9月11日に建設開始(着工)を見たペンタゴンの建設を指揮した男レズリー・グローヴズが同様に指揮をなしたのが(1942年に正式スタートを見た)マンハッタン計画となる](α5の前半部)

とのことの典拠とした。

 続けて

[マンハッタン計画にて開発が企図された原爆というものが[極小の世界]にての[原子核の崩壊現象]とワンセットのものとなっている](こちら「も」またα5の前半部の内容となる)

とのことの典拠を挙げることとする。

(直下、和文ウィキペディア[原子爆弾]項目にて現行、基本的なこととして記載されているところよりの原文引用をなすとして)

原子爆弾、または原爆は、ウランやプルトニウムなどの原子核が起こす核分裂反応によって爆発させる核兵器である。
・・・(中略)・・・
原子爆弾の構造は単純である。本質的には、臨界量以下に分割した核分裂性物質の塊を瞬間的に集合させ、そこに中性子を照射して連鎖反応の超臨界状態を作り出し、莫大なエネルギーを放出させる、というものである

(引用部はここまでとする)

上にては原爆というものの基本的なる作用機序として

[臨界量以下に分割した核分裂性物質の塊を瞬間的に集合させ、そこに中性子を照射して連鎖反応の超臨界状態を作り出し、莫大なエネルギーを放出させる、というものである]

との解説がなされているわけだが、そこに見る[核分裂性物質の塊を瞬間的に集合させ、そこに中性子を照射して連鎖反応の超臨界状態を作り出し、莫大なエネルギーを放出させる]とは一言で述べれば、

核分裂反応

のことを指す。

 では Nuclear fission[核分裂]とはいかようなものかだが、次のような表されようをされるものでもある。

(直下、英文Wikipedia[ Nuclear fission ]項目にて現行、基本的なこととして一言のみ記載されているところよりの原文引用をなすとして)

In nuclear physics and nuclear chemistry, nuclear fission is either a nuclear reaction or a radioactive decay process in which the nucleus of an atom splits into smaller parts ( lighter nuclei ).

(訳を付すとして)「核物理学および核化学の領域にあっての[核分裂]とは[原子核核反応]あるいは[原子の原子核がより小さな部分(より軽い原子核)に分解される「放射性崩壊」の過程]のことを指す」

(引用部はここまでとする)

 あまりにも基本的なことであるため、原子力が何たるかの基本的なることを知っている人間には
『いちいち何を述べているのか』
と失笑を買おうところか、と思うのだが、(一般の「何も知らぬ」人間らを想定してのこととして)、以下のことを直近までの内容にて指し示したことになる。

「原子爆弾の最も基本的なる機序は核分裂反応にある。では核分裂反応(膨大なエネルギーを発するとの核分裂反応)が何かと述べれば、原子核が「より小さいパーツに崩壊していく(変性していく)」過程のことを指す ――換言すれば、[マンハッタン計画にて開発が企図された原爆というものが[極小の世界]にての[原子核の崩壊現象]とワンセットのものとなっている](α5前半部)とのことになる―― 」

 以上、ここまでの内容でもってして

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた

1941年9月11日に建設開始(着工)を見たペンタゴンの建設を指揮した男レズリー・グローヴズが同様に指揮をなしたのが(1942年に正式スタートを見た)マンハッタン計画であり、そちらマンハッタン計画にて開発が企図された[原爆]というものは[[極小の世界]にての[原子核の崩壊現象]が利用されたもの]となっている(α5の前半部

とのことらの典拠紹介をなした。


 上掲図の通りのことを指し示すべくものことらを本稿の直前の段に至るまで(論拠挙げ連ねて)示してきた。

 すなわち、

[[グラウンド・ゼロ]との言葉は「マンハッタン計画」の結果たる原爆投下、その投下地たる広島・長崎の爆撃地を指す言葉として歴史的に生まれたとの背景がある]

[ペンタゴン中央の広場は冷戦期、[グラウンド・ゼロ]と呼ばれていた(核兵器の標的になるとのことで、である)]

[[グラウンド・ゼロ]との語を生み出した「マンハッタン計画」は[1941年9月11日 ――ここでも911との数値が出てくる―― から建設着工を見たペンタゴン建設]を指揮したのと同一人物である軍人レズリー・グローヴズによって主導されていた]

[[グランド・ゼロ]との言葉が[ワールド・トレード・センター跡地]のこと「をも」指すようになったとの結果をもたらした911の事件は「マンハッタン計画」がその名を冠するところの[マンハッタン]をひとつのターゲットとしており、もう一方のターゲットを[ペンタゴン]としていた(ここで「再び」[マンハッタン]と[ペンタゴン]と[グラウンド・ゼロ]が一箇所につながる)]

[合衆国国防総省[ペンタゴン]は[正五角形]構造を呈するが、[正五角形と五芒星の永遠に続く相互内接・外接関係]が[極小の領域に向かう黄金比体現関係]と結びつけられてきたとのことが(数学発展史に詳しき)極一部の人間に指摘されているとのことがある ――(先述なしたところの)図形信仰とでも形容できようピタゴラス教団のドグマにまつわる記録の問題となる―― 。といった[極小の領域に向かう力学]に関わるところとして極小の原子核の領域にて人為的に破壊の機序をもたらし、もって、爆発的なエネルギーを得る、すなわち、原子核の領域にての崩壊現象を用いてそれを兵器に転用しようとした、そして、それを奏功させたのが[マンハッタン計画]であった(正五角形ことレギュラー・ペンタゴンと五芒星の相互内接・外接関係が向かう先での[破壊]のプロセスがマンハッタン計画にて利用された。そうしてできあがった[原子爆弾]と[グラウンド・ゼロとの言葉]、そして、[正五角形構造を呈する国防総省庁舎ペンタゴン]が冷戦期結びつけられていたということが現実にある)]

とのことらを示してきた。

出典(Source)紹介の部70はここまでとする)


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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上にて挙げているのはドイツ浪漫主義芸術の巨匠たる18世紀画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Freemasonでもあったとの画家 Caspar David Friedrich)の手になる一品、

Der Wanderer uber dem Nebelmeer雲海の上の旅人』(に多少の[動き]をアレンジとして加えたもの)

となる。

 言われようの問題として一般に、

[人間の崇高なる精神が高みを目指し、ついぞ多くの物事を達観するに至った時、その折の孤独と感慨を描いた画]

などと形容される上掲の『雲海の上の旅人』に関して(本稿でもその言行を順次・段階的に取り上げることになるとの)物理学者リサ・ランドールは[次のような申しよう]をなしている。


(直下、物理学者リサ・ランドールの手になる著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)にての CHAPTER THREE LIVING IN A MATERIAL WORLD[第三章 物質世界に生きる]の章の記述内容 ――オンライン上検索エンジンにあっての原文検索にて該当部特定できるところの記述内容―― よりの原文引用をなすとして)

Our universe is in many respects sublime. It prompts wonder but can be daunting ―even frightening― in its complexity.  Nonetheless, the components fit together in marvelous ways. Art,science, and religion all aim to channel people’s curiosity and enlighten us by pushing the frontiers of our understanding. They promise, in their different ways, to help transcend the narrow confines of individual experience and allow us to enter into―and comprehend―the realm of the sublime. (See Figure 11.)
          [ . . . ]
[ FIGURE 11 ] Caspar David Friedrich’s Wanderer Above the Sea of Fog (1818), an iconic painting of the sublime ― a recurring theme in art and music.

(上の原著引用部に対する[訳文]として国内流通訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版にあっての81ページに記載されているところを引くとして)

多くの点で、私たちの宇宙は崇高だ。その複雑さは好奇心を駆り立てはするが、無力感も抱かせるし、ことによっては恐怖さえも感じさせる。にもかかわらず、宇宙の構成要素は素晴らしくぴたりと絡みあっている。芸術、科学、宗教は、いずれも人々の好奇心を促して、理解の限界を広げさせ、それによって私たちを啓蒙することを目指している。いずれもそれぞれのやり方で、個人の経験の狭い領域を越えさせることを約束している。それがかなえられたとき、私たちは崇高なものの領域に踏み込む――そして理解する――ことができるのだ(図11を参照)。 …(中略)… [図11]ドイツの画家カスパー・ダーヴィド・フリードリヒの「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ。崇高さは、美術と音楽に繰り返し登場するテーマである

(以上をもって Knocking on Heaven’s Doorにての原著表記および訳書よりの引用とした)


 さて、何故、ここ脇に逸れての部にあって「目立つように」特定絵画 ― 『雲海の上の旅人』― を挙げ、その絵画に対する物理学者の評しよう ―「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ....― などを引いたりもしたのか

「それは、」
絵画『雲海の上の旅人』に対して直上引用なしたような評しようをなしているとの物理学者リサ・ランドールが

加速器によるブラックホール生成可能性にまつわるトピックの理論深化に一廉ならぬ貢献をなしているとの著名物理学者

[[崇高なるもの]を目指しての宇宙の探求(およびそのための装置と銘打たれている巨大加速器LHC)の称揚・礼讃をなしているとの向き

であるとのことがあり、また、なおかつ、彼女リサ・ランドールの手による、(絵画『雲海の上の旅人』を科学者が目指しての[崇高さ]とを結びつけている)引用元著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)が

人間のありよう(崇高さとはおよそ程遠いところにあるありよう)]
人間の辿る運命

を嘲笑うような[嗜虐的寓意]で満ち満ちていると申し述べられるようになっている著作であるとのことがある、遺憾ながら
[理の当然]
として申し述べられるところとしてある ――個人のせせこましい偏頗(へんぱ)な主観などとは一線を画したところで客観的かつ具体的にこれはこうでこうだと申し述べられるようになっている(出典呈示を第一義にしての本稿では無論、その論拠を事細かに挙げる)とのところとしてある―― からであり、そのことに注意を向けたかったからである(※)。

(※上にて引用元とした著作、 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)、同著にあってはその冒頭部より
September 10, 2008, marked the historic first trial run of the Large Hadron Collider (LHC). Although the name―Large Hadron Collider― is literal but uninspired, the same is not true for the science we expect it to achieve, which should prove spectacular. (表記英文引用部に対する訳として)「2008年9月10日、ラージ・ハドロン・コライダー(LHC)が歴史的始動を見た.[ラージ・ハドロン・コライダー]との名称は有り体に言ってインスピレーションを何ら与えぬとの平凡なものだが、私たちがそれ(LHC)に[証明すべきととらえている壮大なる挙]を託しているとの意では[科学(の進歩)]にとり同じくものことは真実とはならない(LHCは際立ってのインスピレーションを与えるものである)」
などとのことが書き記されている。
 そうもした書きようが目立ってもの冒頭部にてみとめられる著作ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアにおける表題、 [天国のドアをノックする]の由来についてリサ・ランドール女史は同じくもの著作の中で次のようなことを述べてもしている。
(以下、 Knocking on Heaven’s Doorにての CHAPTER FOUR LOOKING FOR ANSWERSより引用なすところとして)
I first heard the phrase “knockin”on heaven’s door”when listening to the Bob Dylan song at his 1987 concert with the Grateful Dead in Oakland, California. Needless to say, the title of my book is intended differently than the song’s lyrics, which I still hear Dylan and Jerry Garcia singing in my head. The phrase differs from its biblical origin as well, though my title does toy with this interpretation. In Matthew, the Bible says, “Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you: For every one that asketh receiveth; and he that seeketh findeth; and to him that knocketh it shall be opened. (以上原著表記に対して訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版[第四章]103ページにての表記を引くとして) Knocking on Heaven’s Door(天の扉を叩く)]――これが本書の原題だが、私が最初にこのフレーズを聞いたのは、一九八七年、カリフォルニア州オークランドでのグレイトフル・デッドとのコンサートで、ボブ・ディランが『天国への扉』を歌うのを聞いたときだった。いまでも私の頭の中ではディランとジェリー・ガルシアがこれを歌っているのが聞こえてくるけれど、いうまでもなく、私の本のタイトルは、この曲の歌詞とは意味が違っている。このフレーズは出典である聖書の一節とも違っているが、私のタイトルはこちらの意図を拝借したものだ。聖書の「マタイ伝」には、このように書かれている。「求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり
(以上、引用部とした)
 といったところ、新約聖書のマタイ伝にあっての
[求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり]
とのフレーズ、それが
[天国の門]・[天国への扉]・[天国への階梯](ステアウェイ・トゥ・ヘブン)
との兼ね合いでいかように嗜虐的なる別側面での意味( Double Meaning )と共にあるのか、そのことからして具体的典拠を挙げ連ねるとの式で遺漏無くも事細かに示そうというのが本稿の本義であるとここ脇に逸れての部にあって訴求しておきたいとの意図が筆者にはある)

当サイト内にあっての【各頁および各典拠への一覧方式遷移部】、及び、【PDF形式文書配布ページ】へのリンクを直下、設けておく

各頁および各典拠への一覧方式遷移部へは以下より


問題となる[「予見的」言及→実現]の体系についての[典拠紹介部]一覧呈示頁

PDF形式文書配布ページへは以下より


典拠解説媒体としての[一括PDF文書]の公開頁

ここ本頁内にて[参照先]として挙げている【「容易に後追い確認なる」「堅い」ソースを呈示しての出典紹介部ら】、その一部への[遷移経路]を下に設けておく(:クリックすることでブラウザ ―インターネット閲覧ソフト― の[別タブ(別枠)]にて典拠紹介部を表示( open "additional" tabbed window(s) of web browsers ))

[出典(Source)紹介の部31](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部31(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第25頁 ソーン『ブラックホールと時空の歪み』のとんでもない特性

[出典(Source)紹介の部32](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部32(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第26頁 書籍『ブラックホールと時空の歪み』の問題性(続き)

[出典(Source)紹介の部33](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部33(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第27頁 ソーン著作とサイフェ『異端の数ゼロ』の関係性

[出典(Source)紹介の部55](ダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』にあって[「今日的な観点で見た場合の」ブラックホールの質的近似物]が描写されていることにまつわっての出典紹介部55)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第46頁 ダンテ『地獄篇』とミルトン『失楽園』に見るブラックホールに通ずる描写

[出典(Source)紹介の部55(3)](ダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』にあって[「今日的な観点で見た場合の」ブラックホールの質的近似物]が描写されていることにまつわっての出典紹介部55(3))
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第47頁 ダンテ『地獄篇』とミルトン『失楽園』に見るブラックホールに通ずる描写[2]