プログラム拘束の魂たちが紡ぎ出す結末を変えるために

 
 

問題意識の所在 ―6―

・この点(・)から今まで延々としてきた話の「核心」に入る。まずもって、下に挙げた図をご覧いただきたい。

 上の図は911の事件によって倒壊した「二つの塔」(この"二つの塔"という言い回しは911の事件が起こる前から企画されクランクインに入ったであろう大ヒット映画の副題を想起させるために用いてきたが建っていたWTCの区画に「問題とすべきオブジェ」があったことを示している。その「問題とすべきオブジェ」だが、上掲の右側、青色の円で囲った球形のものだ。同オブジェ、流布された通名は The Sphere(「スフィア;球体」)だ。正式名称、"人形"だったと見える作者の名づけた名称はGroße Kugelkaryatide「偉大なる球形の女性像」である。
 と、ここで、上のオブジェが「何故、"女性"像なのか」と疑問に思われる方もおられるだろう。最初に重要なことから言ってしまうと、

「黄金の色をしたそれが"黄金"のリンゴを管理する"女"達、アトラスの娘達であるヘスペリデス ―ヘラクレスの第"11"番目の冒険に登場― と結びつけらているからだ(ろうと見える)」。

 そのように言える理由は後述するとして、だ。抽象芸術の傑作などともてはやされることもある上作品の作者について触れよう。
 その点、上オブジェをこさえたのはフリッツ・ケーニッヒ( Frits Konig )なる彫刻家だ。彼、ケーニッヒはワールド・トレード・センター建設監督者だった日系人ミノル・ヤマサキ(ミ"ノル"・"ヤマ"サキと「飛行機による奇襲」がらみで特定位置にアクセントを置きたくなる人物だとは既述)に作風を見出され、WTCの象徴たる上オブジェをデザインすることになったと"される"人物である。そのケーニッヒ、「"歴史的"実在としてのイルミナティゆかりの地、ババリア」絡みの人物だが(私の無償公開著作にもババリアことバイエルンゆかりの人形達が人類史に何をもたらしたかには言及している)、「ババリアのイルミナティの"現存"」などという話は下らない陰謀論者達に放言させておくとして、同ケーニッヒをオブジェ制作者に選定したことにはそれ自体で意図があったととれる。何故か。

 「[ケーニッヒ]とはドイツ語で[王]の意であり、フリーメーソンの操り人形達に有名な["王"冠潰しの儀]があることも"あるレベル"では影響している」
だろうからだ。

 が、「あるレベルでは」としたように、それはフリーメーソンの判断力をなくしてしまった連中達 ―筋金入りの"人形"達。"犬"と呼ぶべきような卑劣な輩も含む。私流に言えば、そういった連中達は「"101"匹のワンちゃん」達、だが、白黒のダルメシアンのようにかわいくはない連中達となる― のレベルの話でしかない
 実はもっと根の深い話として「ケーニッヒの選定」には"魂の圧殺"、その他の最悪の比喩もあると見えるのだ。が、それはさらに後に譲る。譲るとした上で、だ。これからする実に不快な話の前段階として下記の図をご覧いただきたい。

 上の図を見て何だと思われただろうか。大勢の方が『直近に出てきたスフィアとかいうやつか』と思われたことだろう。うむ。実際に、"そっくり"である(ために、私の無償公開著作では上の図によって示される黄金の物体をここで問題としているオブジェ、「世界平和の象徴」などとされていたWTCの"スフィア"と同じものとして扱った)。
 が、上は"スフィア"そのものではない。スフィアそっくりに描かれたそれはある映画の中のワンシーンに登場してきたオブジェ(を"ほぼ"忠実に再現したもの)だ。その映画のタイトルだが、―以前にも一言だけ言及したのをご記憶の方もおられるかもしれないが― 『ファイト・クラブ』だ。一九九九年に公開された同映画、人によっては[911の犯行予告"そのもの"になっている作品]と定置される映画である。そのように書くと、「冗談だろう?」との疑義を呈せられるのもやむなしか、と見るが、「全くもって冗談ではすまされない」。であるからこそ、ここでわざわざ問題としているのである
 さて、『ファイト・クラブ』が「何故、問題なのか」については、次に挙げる〔1〕-〔10〕をご覧いただきたい。

〔1〕映画『ファイト・クラブ』の中には上に挙げたようなWTCのスフィアにそっくりな物体が出てきた。しかも、「騒乱計画(プロジェクト・メイヘム)」と名づけられた計画の中で「一石二鳥を期して」"ボーリング・ボールのように転がされ"チェス盤の床の場に突っ込まさせられる存在として、である。「チェス盤」はあまりにも有名なフリーメーソンの象徴である。

〔2〕映画は「ファイト・クラブのメンバー達が"同時ビル爆破計画"を密かに計画・実行する」様を描いていた。そして、「二つの塔」の倒壊ばかりが取り沙汰されるが、現実の911の事件によって倒壊したのは1WTCから7WTCのビルの7棟である。要するに、映画『ファイト・クラブ』筋書きの如き連続ビル倒壊が現出した。中でもCIAのような諜報機関が入っていた7WTCの倒壊は「あまりにも不自然なものだった ―不自然ということでは相対論にすぎないのだが―」ことが有名である(不自然極まりない形で倒壊した7WTCについては諜報機関や発破倒壊との絡みで多数の論者が鋭い指摘をなしている。だが、私から見れば、7WTCの最大テナントが投資銀行ソロモン・ブラザーズであったことの方が問題だ。ソロモンとは後述する"二本の柱"、ヤキンとボアズの柱が正面に立つ神殿を造ったフリーメーソンのヒーローであり、悪魔を使役したとも語られる存在だからだ ―その影響のため、愚かで醜い人形達/使い捨ての犬達を造り操るための迷信を植えつけるための小道具には、そう、グリモワールと呼ばれる魔道書には『ゲーティア』といったパーツを含む『"ソロモン"の小さな鍵』が存在したりしている―)。

〔3〕上の〔2〕を前提にさらに突っ込んだ話をすると、だ。多くの論者が911の際のビル崩壊に発破使用崩壊( Controlled Demolitionこと時限式爆弾による建築物解体)の特徴が際立って現れていたことを映像と共に紹介していることが問題となる。何故か。そういった話の中でフリーメーソンの名を出す者はほとんどいないが(「政府と一部有力者のせい」にするような人間ばかりだ)、俎上にあげられている[時限式爆弾による倒壊]疑惑が映画『ファイト・クラブ』の劇中で「"時限式爆弾によるビル倒壊"計画が警察もグル、ビル管理者もグルで進行していたこと」とあまりにも話が符合するからである(おそらく、映画の劇中で多重人格者達の支配者として「タイラント=暴君」を連想させるようにタイラーと名を付された男が人間の皮脂で石鹸を造っていたこともナパームよろしくの手製爆弾で「生贄殺人込みの儀式」を行うことの比喩だ)。

〔4〕映画『ファイトクラブ』でビル同時爆破計画の進行の邪魔になるような動きを警察が試みた際、「ボーリング・ボールのようにWTCのスフィア(そっくりのオブジェ)が転がされた先」と同じ"ような"「チェス盤模様の床 ―フリーメーソンの象徴― の場」で警察の幹部が大事な場所を切られそうになったと描写される(追記右の話については[現実のフィルム内展開と齟齬をきたすこと]を誤記憶のために本Webサイト上に書いていたので訂正している)。そのような『ファイト・クラブ』内の脅しのシーンは文字通り「チェス盤模様の床の場」に乗っからされることも多い"人形"達のブラックジョークであると解釈できる ―だから、私は連中が大嫌いなのだ― 。

〔5〕極めて重要なこととして、映画劇中、一瞬出てくる「テロ実施」絡みの関連部署が存在する住所。それはどれも現実のワールド・トレード・センターの1.6km圏内にある通りの名だった(私はそのことをインターネット上の勇士達の告発動画で知り、心底、呆れさせられた)。具体的には、[フランクリン・ストリート]、[ハノーヴァー・ストリート]、[フルトン・アヴェニュー(ストリート)]がそれにあたる(ネットで地図情報を調べてみるとよい)。
上は「唯、視覚的な側面から現れている」前言の問題である。劇中、一瞬、映るテロ計画実施の部署と思しき先の所在地ラベルに問題とする通りの名が記載されているからである(映画を一時停止しながら精査しないと分からない。私はそれをやった)。尚、現時、そのことを指摘した動画がまだ動画サイト ―YouTube― 上に存在しているかは分からないが、同動画作成者らが初めてなした(と思しき)誰も反論をなさないそうした指摘に対し、こう応える向きもあるかもしれない。「ありふれた名前の通りだ。だから、それら通りがWTCの1マイル圏内にあってもただの偶然だと言える」。だが、そのようなことを口にするのは自分たちを含む人類を悪魔のような存在に売った類だけだろう。「『ファイト・クラブ』の前言にはWTC敷設オブジェのスフィア ―既述― も関わっており、そのことと複合顧慮するとフランクリン・ストリートといった通りの名前の通用性は問題にならなくなるから」だ。

〔6〕『ファイト・クラブ』では飛行機に絡む事故の描写が出てくる。だけではなく、一瞬、サブリミナル的に挿入される場面に後の911の事件と結びつくような飛行機絡みの言及がある ―ややこしいので詳述はしない。その気がある方は関連英語動画を探されてみるとよいだろう(ただし、英語動画が動画サイト上より削除されている可能性もある)― 。

〔7〕『ファイト・クラブ』にはサブリミナル的にノース・タワーという単語も「視覚的に」登場する(普通に見ていたならば、絶対に気づきそうにないようなワンシーン登場のものとして、だ。「これまた」の話となるが、英語が苦にならぬ向きは関連英語動画を探されてみるとよいだろう)。さらに、『ファイト・クラブ』には ―極めて分かりづらくだが― 「ロックフェラーセンターの廃墟(ルインズ・オブ・ロックフェラーセンター)」というワン・フレーズも出てくる(原意が多く反映されていない日本語字幕表示と生フレーズを混同しないで精査してみるとよい)。その点、押さえておくべきは「ワールド・トレード・センター(WTC)とロックフェラー・センターは別物だが、WTCの設営を促していたのもまたロックフェラーの中枢である」という既述の話である(先の頁でも述べたことだが、私はロックフェラーの人間とて[チェスの駒]としか見ていない)。

〔8〕『ファイト・クラブ』では「プロジェクト・メイヘム」との名で同時ビル爆破計画が進行していた。に関して、「メイヘム」とは「大混乱」を意味する英単語だが、「悪魔主義者(とされる人形達)」にも意味をなす語だ。何故か。
 第一に、「メイヘム」という名のノルウェーの実在のバンドとの絡みでそうなる。そのノルウェーの「メイヘム」とは元メンバーがそのものずばりの「インナーサークル」(911を起こしたのもインナーサークルと言える)と呼ばれる悪魔主義団体に関わっていたブラックメタル系バンドである(主観の問題として言えば、ブラックメタルなどは音楽ではなく、ただの糞だ)。『現代社会に悪魔主義かよ』と思わず失笑してしまいたくなるような話ではあるが、「メイヘム」の元メンバーが関わる悪魔主義信奉団体「インナーサークル」の関係者は愉快犯的動機でやっているように見えて実に凶悪な事件を多々、起こしてきた(ノルウェーではかなり問題になった)。それが、である。映画の中のファイト・クラブ(週末殴り合いクラブ)に描かれた人形達と非常に近しい行動形態 ―映画では愉快犯的挙動をエスカレートさせ同時複数ビル爆破倒壊事件を現出― であることがまずもって問題となるのだ(同点については映画『ファイト・クラブ』の原作小説がメイヘムの事件とインナーサークルの事件によって多くをインスパイアされただけ、では済まされない。911は現実に起こったことだからだ)。とした上で「メイヘム」が悪魔主義者達にとり意味をなす言葉である、との話を続ける("三文オカルト"じみてはいるが、911との絡みで重要だからだ)。
 『ファイト・クラブ』登場の「プロジェクト・メイヘム」が時代錯誤の悪魔主義者(人形達)にとり重きをなす理由の二点目だ。それは「ヴァルプルギスナハト」絡みの話となる。ヴァルプルギスナハト。その言葉をご存知ではない方が大半だろうが、欧州では「メイ・デーこと5月1日」とその前日の夜から春を祝う祭りが盛大に行われ、そこにいう5月1日の夜と前日の夜が「ヴァルプルギスナハト(ヴァルプルギスの夜)」だ。そして、一説には北欧神話主神オーディンの一時死亡(復活)とも関わるとされるその祭りを「悪魔主義信奉とも結びくものであると考える風土・風潮」が欧州には根強くある。ヴァルプルギスナハトは「魔女達の祭りの日」ともされ、若干、既述のデービッド・アイク、超陰謀論者との括りで語られるような人物が ―本当かどうか知らないも― この日の前後に多くの人間が生贄にされる、としているのもその現れである。
 ここで殊に問題とするのはそのような位置づけを与えられているヴァルヴルギスナハトが映画『ファイト・クラブ』の中のプロジェクト・メイヘムの「メイヘム(Mayhem)」と「May(五月)の騒乱」"つながり"で悪魔主義者とされる人形達にとり意味をなすことなのだ。「魔女達の祭りの日(ヴァルプルギスナハト)こと五月一日をイルミナティ ―悪魔主義者好みの"悪魔"主義実践団体などともされる― の暗躍と結びつけるサブ・カルチャーが欧米に存在している」ということもその現れとして語れることとして、である(そういったサブ・カルチャーの代表例として欧米では有名すぎる程、有名な小説、『イルミナティ三部作』がある。同小説は、極めて重要なこととして、ペンタゴン崩壊を予期したような"つい最近、邦訳されたばかり"の数十年前の作品である)。
 だけではない。メイ(五月)ともつながるとされるイルミナティとくれば、だ。911で倒壊した二つの塔の間にあったオブジェ、映画『ファイト・クラブ』で「一石二鳥計画(と呼ばれる計画)」の一環としてボーリング・ボールのように転がされたオブジェの"作者"を想起させる。スフィアの作者、ケーニッヒは既述のようにババリアことバイエルンの出身者で、ババリアは潰えたとされる「歴史的実在としてのイルミナティ」発祥の地だったからだ(だが、くどいが、今現在にあっても「イルミナティ」云々言っている連中の大半は他の真似をするしか能がない犬だ。問題はフリーメーソンやそのおトモダチ・提携先である創価学会のような"人形"達、何でもやる連中の有名組織にあるからだ)。
 さらに、である。イルミナティなる不定形の存在と結びつく「ヴァルプルギスナハト」と5月1日は古来、「アトラスの娘」のうち、長女にあたるマイアに捧げる祭りが行われた日であるともされる(無論、悪魔主義者といったものに親和性高きオカルトの徒はそういったことに詳しいと推察される)。いいだろうか。「アトラスの娘」である。悪魔主義者(あるいは魔女の祭りの魔女)などという時代錯誤の存在絡みでかくも多くのことがつながるのだ(付言しておく。私は肯定もしないが、悪魔主義なるものの"大規模現存"の可能性も否定はしない。魂が抜けたような人間は何でもやらされるからだ。そのことは「ボヘミアン・グローブと呼ばれる醜行為実施の場」との絡みで私の無償公開著作でも触れている)。
 悪魔主義者云々などという話はここまでとしておいてだ。とにかくも、人によっては"疑惑"の映画どころではない『ファイト・クラブ』が「メイヘム」を持ち出していることは映画の外で起こった911の事件とも不気味につながる。それが無視してはならぬことなのは言うまでもない(話が迂遠かつ異常に長くなってしまったが)。

〔9〕911の事件の跡地は「グラウンド・ゼロ」とマスコミ主導で呼称されるようになった(米系のマスコミにフリーメーソンが多いのは言うまでもない。私もそういう握手をされたことがある)。その点、元来、「グラウンド・ゼロ」とは原子爆弾クラスの爆弾投下地の爆心地を指して用いられていた特殊な言葉だったが、「何故なのか、911の事件の跡地の呼称として"通用化"されるようにまでなった」。そして、問題とする『ファイト・クラブ』。同映画、海外の勇士達が動画で指摘していることを目にし、「そうだな」と私も改めて気づかされたこととして、「グラウンド・ゼロ」という特殊な言葉を911の事件以前から用いている。映画の中では「同時ビル爆破計画」実行時に核兵器を用いたわけでもないのに、である。ために、「グラウンド・ゼロ」という言葉が通用化したこと自体にも『ファイト・クラブ』の悪しき側面が影響していうる(ただ、一部俗説にあるように「911で水爆が使われた」との"可能性は低い"と見ている。カルトの本質を韜晦する(見えないようにする)ような意図を感じさせるようなやり方で、検証すれば、すぐに嘘だと分かるような"海外では全く通用せぬ話"を日本国内で延々、放言し続けている類と同じような輩とみなされたくはないので一々もって付言することだが。しかしながら、従前、指摘したように「アトラスと核が結びつく」ことも一面としてあるにはあるとも言っておく)。

〔10〕今までの〔1〕-〔9〕だけで十二分だ、という方も多かろうが、最後に述べておく。『ファイト・クラブ』だけが"露骨な前言"映画ではないのだ、と。他にもフリーメーソンの関与を臭わせつつ、911の事件が起こることを露骨に前言していた映画作品が山とあり、その中には『ファイト・クラブ』に匹敵するものも含まれているのだ。Hollywood、911と入力、海外の情報もきちんと表示される検索エンジンで調べてみれば、動画などを介してすぐに分かるはずだ(既述の児童向け映画もそうだが、有名なメーソン映画『マトリックス』やスピルバーグの監督作品群などもその例として挙げられている。「2つの塔」がつく映画が有名小説から技術の粋を集めて映画化された理由も考えてみるべきだ)。さらに、である。映画のみならず、サブカルチャー"一般(コミックや音楽)"となると露骨な「前言作品」は優に100点を超えてしまうぐらいにある(詳細について触れた動画もある)。といったことを加味して考えれば、だ。今まで述べてきた〔1〕-〔9〕は水を真っ黒にする墨汁の一滴一滴の話であるというより、すでに真っ黒になってしまった水に入れた筆から滴り落ちる真黒な水滴一滴一滴の話と言っても差し障りないものとさえ言えてしまう(透明な水に墨汁をたらす話と考えても、だ。「初等数学の確率論」的なるものを正しく理解されている方には〔1〕-〔9〕の墨汁だけでもうすでに真っ黒だということはお分かりだろう ―正確には〔1〕〔2〕〔5〕で十二分に真っ黒になってしまうのだが―。サイコロを振った後、1の目は連続して9回も出ない。普通には絶対に出ない。超々単純化させて言えば、それと同じ"ような"ことだ)。「卵が先か、鶏が先か」といった下らない話にしたくはないのでこれ以上、続けるのはよす。

 さて、読者の方は上の〔1〕-〔10〕をお読みになられてどう思われただろうか。多くの方達が「911の事件はフリーメーソンの人間達が事前に計画した上で起"こさせられた"ものである」との確証を得ることが出来たと思われる(この際、ビン・ラディンと手下が"要素"として用いられていたかはあまり重要ではない)。箇条書き部の以降の点(・)では「ケーニッヒのスフィア」が何故、重要なのか、「フリーメーソンの関与を裏付けるもの」との観点から離れてさらに論じることとしよう。

・ケーニッヒのスフィアについて論じていく前に、である。直近表記の内容と覚悟の程を"確認"しておこう。その点、「前に述べた点で911の事件がどんな組織体によって起こされたか、"立証"した」客観的データがあっても、この"不思議の国"の論客・マスコミ関係者達は"有罪判決が下った創価学会員の携帯電話通話記録組織的窃取事件に相対するように"目をつぶるのだが。ただ、携帯電話通話記録の組織的窃取事件程度のものは"まだ"致死性ではなく、言ってみれば、"人形"を用いた目くらましのショーにすぎない。致死性の問題の発端部で徹底無視を決め込むように"できている"からこそ、問題なのだ)。
 その"立証"について、である。読者、私のように"魂"の問題について考えたことがあるような読者の中"にも"、だ(量子力学的観点との絡みでも別途、触れている人間の内面的本質、「魂」の問題が何なのか分からぬ方々、私のような人間が「魂という概念」について語るさまをニューエイジャー・宗教家・神秘家系タレント陰謀論者の口上と同様に見なしがちな方々にはこの際、ここでの話を受け流していただきたい。そういった方々にはいち早い"気づき"、―何を言っているかまだ分からぬかもしれないが― 魂が抜けないような形での"気づき"を望むまでだ)。人間の行動態様に作用する魂の問題 ―デービッド・アイクが憑依という言葉で取り上げ欧米で最大級の物議を醸すに至った問題― について考えたことがある読者の中にも、だ。次のようなスタンスを明示"したい"方もいるのではないだろうか。
 『何?911の事件の真の犯行主体を"立証"した?寝言は寝てから言えよ。あんたの言うことなんて誰も信じないよ』。
 もし仮に、である。従前、書いてきたことと直近表記の点を再読された上で、だ。なおかつ、明確な反論の根拠もなく、そのようなことを"心底、言いたい"向きがあるとしたら、だ。そういう向き(魂)にははっきりとこう言おう。
 「黙って涎でもたらしていろ。殺されてもだ。以降の内容は読まなくていい。"人形"としての生を全うしろ」。
 言いたくはないような厳しい物言いになってしまったが、それが私の本心だ。「精神的ファシスト」などと呼ばれようとも、だ ―ただ、言っておくが、私は「"外面も"私の側に立て」などといった"無責任なこと"は決して言わない。個々人が自分で選択すべきときにきているのでは、としか言わない―。
 さて、本題に戻ろう(目覚ましはもう鳴っているのだ。立ち止まっている暇はない)。下に挙げる図を見ていただきたい。

T and O Map(ティー・アンド・オー・マップ)」と呼ばれる中世欧州で用いられていた世界地図像だ ―日本語Wikipedia程度のものにも「TO図」項目で若干の言及がなされている―。地中海をTの字に配してアジア・アフリカ・ヨーロッパを区画化するという同「TO図」の具体的解釈についてはどうでもよいこととして、だ。続いて、下に抜粋した図を見ていただきたい。

 上の図"自体"については多くの解説は不要だろう。一言で言えば、こうなる。「TO図(回転版込み)」→「映画『ファイト・クラブ』に登場する The Sphere」→「TO図によって表される世界を背負ったアトラス(アレンジ画)」という思考の流れを描いた図。映画『ファイト・クラブ』で登場した「ケーニッヒのスフィア」そっくりの球形オブジェをTO図を体現したものでもあると見、上のような図を描いたわけだ。
 と、ここで、疑問に思われる方も多いだろう。
 「何故、"(TO図によって表される)世界"をアトラスが背負う姿が『ファイト・クラブ』登場版のスフィアと結びつくのか」と。
 それは極めて合理的な判断による。
 まず、ケーニッヒ作のWTC彫刻オリジナルだが、その通称名は、繰り返すも、 The "Sphere"となる。加えて、だ。前々頁末尾及び前頁の内容をきちんとお読みになられている方にははっきりとご記憶の方も多かろうが、アトラスが天球儀( Armillary "Sphere"ことアーミラリ・"スフィア")を持った構図自体が不快な連中達にとり意味をなす(ロックフェラーセンター ―『ファイト・クラブ』でもその名が言及された場所― の天球儀の[パーツ]を持ったアトラスについても、CERNの同じようなアトラスについても後、再度、触れる)。オブジェのスフィアとアトラスが背負う天球儀が"Sphere(球)"つながりで意味を持ってつながるのである。完全に。
 が、とした上でもだ。
 「しかし、TO図を持ち出した時点でこじつけではないのか。外見が似ているために持ち出したにすぎないといった、こじつけではないのか」
といった誤解を抱かれる方もいるかもしれない。しれないので、付言しておくが、まずもって、「アトラス」が背負っているのは天球であると同時にこの地球の「地図」でもある(と解釈できる)。もっと言えば、―メルカトルの1595年刊『アトラス』につき解説した段で述べたことを繰り返すが― アトラス自体が「地図帳」を指す言葉でありさえもする。
 そう述べた上でTO図についてだが、それは『東方見聞録』(この書物の真正さ自体はここでの論点にならない)が西洋に伝わる以前まで「地図」として幅広く受け入れられていたものである(とされている。13-14世紀ぐらいまで)。同TO図が「天球儀で中心に据えられる世界観 ―コペルニクス以前は天球儀の中心に据えられていたのは地球だ― の体現」であるのと同じこととして、だ。もう言わんとしていることは"大体"、分かっていただけただろう。
 要するに、
 【天球儀(スフィア)を背負う巨人】→【地球を中心とした世界観を背負う巨人/地図と結びつく巨人】→【世界観を体現したTO図を背負う巨人/地図(TO図)と結びつく巨人】
となるわけだ(アトラスが地図帳に描かれるようになったのはヨーロッパ人の進出対象となった西の果ての地との絡みであるようだ、と以前に書いたが、右のような解釈も同時に成り立つ)。
 『ファイト・クラブ』は全編マーキングと明示的・隠喩的犯行予告の映画である、とは詳述したが、「"特別なそういった映画"の中の描写 ―TO図を表象したような球体の描写― である"からこそ"、意味がある」といった話をせずともつながってしまうように出来ているのだ(が、鋭い方はお気づきだろうが、まだパズルは完成していない。パズルの完成は「911が"アトラス"に結びつく儀式だ」と立証したときだ)。
 さて、TO図に模された存在ともいえる『ファイト・クラブ』に出てきた The Sphereはだ。映画劇中の"一石二鳥計画"どこぞやのビルとどこぞやの五角形型建造物が同時に攻撃されたことを前言していたらしいのは言うまでもないでチェス盤の床の場に向けてボーリング・ボールのように転がされた存在なわけだが、それは人類の望ましからざる行く末を示唆するようでいて実に不快なものでもある。に関しては、911の演出者達、フリーメーソンの中でも本当の意味で自分の言葉でしゃべれないような連中、考えられなくなっているような連中はこう考えている"かもしれない"。
 『(際立った映画でTO図が用いられたことに気づきつつも)現在の国家間・地域間のパワーバランスの焼き直しを"至高存在"(スプリーム・ビーイング)/"偉大なる設計者"(グレート・アーキテクト) ―メーソンが自分達の飼い主を何と呼ぼうとその連中は人を玩具にして遊ぶ嗜虐的側面濃厚な蛇・竜が大好きな連中である― が考えておいでなのだ』。
 が、くどいも、そのような解釈が甘すぎると見える兆候/非常に危険な兆候がある。その点について、次頁以降で述べていこう。

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