典拠となるところの明示[83]――対数螺旋とその特殊系たる黄金螺旋.それらにま
つわって問題となりもする寓意の介在について

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黄金比を媒介に指摘できもすることについて 補説2

 直前頁「前半部」にあっては

[[黄金比と対数螺旋構造]の融合系として知られる[黄金螺旋構造]がオウムガイことノーチラスの外殻構造と結びついているとの言われようが広くもなされている

とのことを紹介し、そのうえで、一転、巷間にて取り沙汰される)[ノーチラスと対数螺旋・黄金比の結びつき]のようなことまでもが重要な予見的事物らと複合的に結びついているとのことがありもする、と申し述べた。

 そして、直前頁「後半部」では

[潜水艦ノーチラス号(すなわち[オウムガイ]の名を冠する潜水艦)を主人公ネモ船長が駆るとの小説作品『海底二万里』]

のことをとっかかりとして取り上げもし、同作、ジュール・ベルヌの手になる『海底二万里』までもが(本稿にあってより従前の段から問題視してきたとの)[911の予見小説]としての顔を持つ欧米圏70年代ヒット小説の『ジ・イルミナタス・トリロジー』と[意味深長なるところ]で結びつくようになっているとのことに注意を向けもし、その典拠を紹介するとのことをなした。

 肝心なのはそうした相関関係が

[よくできた偶然の賜物]

としてそうなっているのか、あるいは、

[明らかな恣意の賜物]

としてそうもなっているかなのであるが「因果関係と相関関係は違う」とはよく言うわけであるも、ただ単純に相関関係の存在を指摘しもし、そこに因果関係までもがあるなどと言い切るような話柄は責任感との兼ね合いで筆者はとらない)、とにかくも、以上、振り返りをなしたうえで話を進める。

 さて、

[(70年代欧米圏にてのヒット作品にして予見的作品でもあること、先述の)小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』に見る国際的アウトローにして反体制のハグバード・セリーンの黄金色の潜水艦(レイフ・エリクソン号)]←→(対応)←→[国際的アウトローにして反体制のネモ船長の潜水艦(『海底二万里』のオウムガイ号ことノーチラス号)]

との対応関係がみとめられる、[黄金色の潜水艦](『ジ・イルミナタス・トリロジー』の中での黄金の潜水艦、「ゴールデン」・サブマリンたるレイフ・エリクソン号)と[ノーチラス](海底二万里の中でのネモ船長乗艦ノーチラス号)の対応関係がみとめられることからして ――当然、そうした皮相的なることでは話が済まない他の事情もあるからここでの取り上げをなしているわけであるが―― 

[オウムガイ(ノーチラス)が「ゴールデン」・スパイラル近似物([「黄金」螺旋構造近似物])と看做される風があることと対応しているように「見える」とのことがある]

とも言えそうではある。

 ただ、以上のことだけを述べもするのならば、[愚にも付かぬ印象論]を吹くこと以外、能がないとの相応の人種ら(愚見愚論の撒布で言論流通動態にあっての言論の品質を規定している情報操作要員のごとき者ら)やりようと何ら変わらないだろうと筆者自身としても「当然に」考える。

 そうも述べもしたうえで

小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』 (同作 The Illuminatus! Trilogy、その訳書たる『イルミナティI ピラミッドからのぞく目(下巻)』の284ページに見受けられる翻訳者の解説として(つい先ぞ引用なしたばかりの記載内容を再度引用なすとし)あの幻の伝奇小説の古典ILLUMINATUS!の刊行をとうとうスタートすることができました。・・・(中略)・・・といっても、多くの読者のみなさんには、これがどれほど大変な事件なのかおわかりいただけないかもしれません。・・・(中略)・・・ロバート・アントン・ウィルソンとロバート・シェイの二人がアメリカのデルという出版社から三部作として発表し、たちまち百万部のベストセラーとなり、全世界でカルト的人気を博した、究極の陰謀小説ともいわれ、多くの流行語まで生み出した大傑作なのです。そればかりではなく、ミュージカルになり、大きな賞をとる傑作ゲームになり、ロックのさまざまな名曲を生み出し、いかがわしい秘密結社を描くトンデモ本の大流行まで招いた、一つの社会現象になった作品です(以上、再引用部とした)との申しようがなされているようなジュール・ベルヌ『海底二万里』に劣らぬ、ある種、エポックメイキングな作品となっている70年代ヒット作となる)

にあっては

[[正五角形]と[黄金の林檎](ヘラクレスの11番目の冒険にての取得対象物)を向かい合わせに並置させた象徴物] (作中にあって聖なるカオなぞと呼称されるもの)

が図示までされて「頻繁に」登場してくるとのことがある ――につき、既述のこととして(そして、よりもって細かくもの解説を後の段になす所存でもあることとして)、[911の事件が起こることを前言しているが如く要素を多重的に帯びているとの当該作品](ジ・イルミナタス・トリロジー)の中にあって度々お目見えしているとのそちら[[正五角形]と[黄金の林檎]を向かい合わせに並置させた象徴物とは[「ペンタゴン」(合衆国国防総省本庁舎)と「ニューヨーク市」(ビッグ・アップル)の体現シンボルをそれぞれ向い合せに並置させた象徴物とも言い換えることができるようなものとなって「も」いる―― 。
 同じくものことは下にての振り返っての表記の部でも言及しておくこととする。


ここでは[振り返っての表記]をなす。以下の図をご覧頂きたい。

 本稿にての出典(Source)紹介の部37-5で紹介したように上の通りのシンボリズム、

[[ペンタゴン(正五角形構造を取る米国国防総省本庁舎)の体現物であると「明示」されての五角形](左側)と[黄金の林檎](右側)を並列描写してのシンボリズム]

としての上の通りのシンボリズムが図示までされるとの格好にて小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』という作品には頻繁に登場してくるとのことがある(:図示の掲載部について挙げれば、当方所持の版の国内で流通している集英社邦訳文庫版ではそれぞれ『イルミナティI ピラミッドから覗く目(上巻)』p.161/集英社『イルミナティI ピラミッドから覗く目(下巻)』p.236/集英社『イルナティIII リヴァイアサン襲来』p.367がそちら掲載箇所となる)

 その点、

[ニューヨークの[マンハッタン島](ビッグ・アップルとの俗称を伴うニューヨーク市の中核部)が[黄金の林檎](ゴールデン・アップル)に仮託されている]

との指し示しがなされれば(本稿筆者としてはそうした指し示しがなせてしまうとよく把握している上、その一部論拠は本稿の先の段で既に呈示しており、これよりの段「でも」さらに呈示していく所存でもある)

[[ペンタゴン(正五角形構造を取る米国国防総省本庁舎)の体現物であると「明示」されての五角形](左側)と[黄金の林檎](右側)を並列描写してのシンボリズム]
⇒(変換)⇒
[[ペンタゴン(正五角形構造を取る米国国防総省本庁舎)の体現物であると「明示」されての五角形](左側)と[マンハッタン](右側)を並列描写してのシンボリズム]

との申しようが純・記号論的になせるようになる。

そのような申しようが「実際に」なせる中で

[[ペンタゴン(正五角形構造を取る米国国防総省本庁舎)の体現物であると「明示」されての五角形](左側)と[黄金の林檎](右側)を並列描写してのシンボリズム]

を頻出させているとの小説作品(『ジ・イルミナタス・トリロジー』)が

a.[マンハッタンのビルが爆破されるとの粗筋を有し]
b.[ペンタゴンが部分爆破倒壊しとの粗筋を有し(その爆破時刻の時針表記は5時55分となるが、それがいかように911との時針と結びつきうるのか、という話は先になしたところでもある)]
c.[(現実の911の事件の後にての経緯を先んじて述べるようなかたちにて)米軍関係者の細菌兵器科学者の漏洩した炭疽菌の災厄が現出するとの筋立てをも伴っており]
d.[そのスピンオフ作品(スティーブン・ジャクソン・ゲームズ社より1992年に出されたカードゲーム)からして[爆破倒壊させられるツインタワー][噴煙をあげるペンタゴン]を登場させている]

との作品ともこれまた「実際に」なっているとのこと(オンライン上よりも確認可能な原著原文を引用しての出典(Source)紹介の部37から出典(Source)紹介の部37-5にてそちら論拠を呈示しているとのこと)は当該作品が

[a.マンハッタンのビルが爆発倒壊し、b.ペンタゴンが爆発部分倒壊し、c.事件後、米軍関係者の細菌兵器科学者(ブルース・イヴィンズ容疑者)によって漏洩させられたものであると後に判明したとされる炭疽菌による騒動が発生し、(a.とb.の複合事象として)d.マンハッタンとペンタゴンが同時に標的にされたとの911の事件]

に対する[前言作品]との要素を露骨に帯びている作品と同義であると述べても言い過ぎにならぬことである。

(:しかも同作『ジ・イルミナタス・トリロジー』の作中にあってはアーカイブ・サイトなどから全文確認できるところとして The Illuminatus! Trilogy BOOK#3 : LEVIATHAN(の APPENDIX LAMED: THE TACTICS OF MAGICKの部)にあって ――先の段にてなした引用を繰り返すところとして―― 

The fiery father, the watery mother, the airy son, and the earthy daughter are all there, just as they are in every alchemical formula. But we say no more at this point, lest the reader begin seeking for a 5 = 4 equation to balance the 5 = 6. [ . . . ] We conclude with a final warning and clarification: Resort to mass sacrifice (as among the Aztecs, the Catholic Inquisition, and the Nazi death camps) is the device of those who are incapable of the true Rite of the Dying God.(訳書表記では『リヴァイアサン襲来』(集英社)にての付録の部370ページより原文引用するところとして)「あらゆる秘術の公式と同じく、ここにも火の父、水の母、気の息子、地の娘がすべて含まれている。だが、読者が5=6の公式に釣り合わせるために5=4の公式を探しはじめたりしないよう、いまはこれ以上いわないでおこう。この項の最後は、次のように警告、明言してしめくくりたい。(アステカ帝国、カトリック教会の異端審問、ナチスの殺人収容所に見られるような)集団的犠牲に訴えるのは、真の"死にゆく神の儀式"をおこなうことのできない者の方策である」(以上、引用部とする))

などとの表記もがなされている。
 その点、原著に見る 5 = 4 equation to balance the 5 = 6「[5イコール4の式]と[5イコール6の式]とのバランス」との「相応の語感の」不自然なる表記にて[成り立たぬとの等号]に変えて+符号を充てることで導出できるのは「9」と「11」との数値であるとも指摘できてしまう ―さらに述べれば、本稿の先だっての段では「『ジ・イルミナタス・トリロジー』小説作中ペンタゴン爆破時間が911との数値と結びつく側面もある」との指摘をもなしている― )。

 振り返っての部はこれにて終える。


 ここまでの振り返っての指摘に加えて述べられるところとして、

[911の事件が起こることを前言しているが如き側面を有している(との根拠を本稿にて詳述してきた)作品たる『ジ・イルミナタス・トリロジー』]

の中にあっては

正五角形 ―[黄金比]の体現構造にして[五芒星]と相互内接関係を呈するとのことを先だっての段にて指し示しもしてきた正五角形形状― が(古代アトランティス文明および現代アメリカにあっての)[退魔の象徴]たるペンタゴンとして言及されている]  (:出典(Source)紹介の部38-2を参照のこと。そこにて挙げた文献記載よりのくどくも繰り返しての原文引用をなせば、魂を食らう別の銀河系のその奇怪なエネルギー体に自由を与えることにしたのだ。ヨグ・ソトートは、大陸南部の荒涼とした原野にあるアトランティスのペンタゴンに閉じ込められていた(以上、邦訳版『イルミナティII黄金の林檎』214ページよりの「再度の」原文引用.オンライン上より確認できる原著英文テキストは The Illuminatus! Trilogy The Golden Appleにての He and his associates decide on a desperate expedient. unleashing the lloigor Yog Sothoth. They will offer this unnatural soul-eating energy being from another universe its freedom in return for its help in destroying Gruad's movement. Yog Sothoth is imprisoned in the great Pentagon of Atlantis on a desolate moor in the southern part of the continent. といった部が該当部となる)

とのことが見受けられ、そうした小説のありようから離れて、[文献的事実]との兼ね合いで同文に容易に後追いできる史実との兼ね合いで述べれば、

[(小説作中にて[マンハッタン並列シンボルと結びつくペンタゴン爆破]と関連付けさせられている)[退魔の象徴]とくれば、歴年、洋の東西でそれは五角形ではなく五角形と相互外接内接関係を呈する[五芒星]の方となっていた]  (:先に指し示してきたところのα6およびβの出典となるところで解説している。すなわち、[西洋にての五芒星の退魔の象徴としての使用]についてはゲーテ『ファウスト』や近世刊行の魔術書が近代版として出版されたもの(神秘主義者の類、要するに、[相応の類]が愛読するような愚書悪書の類のグリモア The Lesser Key of Solomon, Goetia)の文言記載を挙げての[出典(Source)紹介の部72を包摂する解説部]にて解説、[東洋にての五芒星の退魔の象徴としての使用]を示す[魔除けとしてのセーマン紋様]については[出典(Source)紹介の部74から出典(Source)紹介の部75-3(2)を包摂する解説部]にて解説している)

とのこと「がありもする(※)。

(※出典(Source)紹介の部72にてなした THE GOLDEN RATIO The story of Phi, the World's Most Astonishing Number『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』(早川書房)p.240からp.241よりからの引用を繰り返しなせば、ドイツの詩人・劇作家ゲーテ(一七三四~一八三二)は、間違いなく世界最高の文学の大家にかぞえられる。彼の全方面的な才能は、『ファウスト』――知識と力を欲しがる人間を象徴的に表現した作品――に結実している。ファウストは、博学なドイツ人医師で、知識や若さや魔力と引き換えに自分の魂を悪魔(メフィストフェレスとして擬人化されている)に売ってしまう。メフィストフェレスは、ファウストの部屋の敷居に五芒星形の「ドルイデンフス」(ケルトの魔術師の足)が描かれているのを見つけると、部屋から出られなくなる。ピタゴラス学派以来、(黄金比の定義をもたらした)五芒星がもつとされる魔力は、キリスト教でも別の象徴的な意味を生んでいた。五つの頂点が、イエスの名前の文字JESUSを表すと考えられたのだ。そのため五芒星形は、悪魔が恐れるものと見なされるようになった。・・・(中略)・・・結局メフィストフェレスは、その抜け道――五芒星形に小さな隙間があること――を利用してうまく逃げ出す。もちろん、ゲーテは、『ファウスト』で黄金比の数学的概念に触れるつもりはなかったし、五芒星形を象徴的な意味で採り入れたにすぎない(再度の引用部はここまでとする))

 以上のことを顧慮することで何が述べられるのかと言えば、である。次のようなことが申し述べられるようになっている。

 異様なる予見的側面を帯びているとの小説作品『ジ・イルミナタス・トリロジー』にあっての[五芒星・五角形・黄金(比)と関わる側面]をまとめて表記すると以下のようになる。


『ジ・イルミナタス・トリロジー』
という作品は
[[正五角形](作中、合衆国国防総省本庁舎ペンタゴンの象徴と明示されている)と[「黄金の」林檎](ゴールデン・アップル)を並列描写させて登場させている作品 ――そして、同じくもの点に関わるところとして、911の前言要素を帯びての作品―― 
となっており、また、
正五角形にまつわる封印が破られて、古代アトランティス(先述のように後の世にて正五角形を12枚重ねてできあがる正十二面体が[第五元素]と見なされるように至ったとの契機となった古典がプラトン古典『ティマイオス』となるわけだが、これまた先述のようにそちらプラトン古典『ティマイオス』にて言及されだすことで今日に至るまで幻の存在として物議を醸してきたのがアトランティスでもある)およびアメリカで人間の魂を食らう別の銀河に由来する魂を食らう異次元介入存在が解き放たれたとの粗筋を有している作品]
ともなっている。
 他面、正五角形の封印が破られて悪しき存在が解き放たれるとの筋立ての表記小説 ――額面上は荒唐無稽小説にしか受け取られなかろうとの小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』―― の内容を想起させるように
[現実世界では正五角形と共に[黄金比]の体現存在となっており、正五角形と無限に続く相互内接・外接関係を呈するとの[五芒星]という図形的形状が退魔・封魔の象徴として歴年用いられてきた]
とのことがある。


 さて、本稿をきちんと読まれているとの語るに値すると筆者が判じもしようとの向きらならば、次のことの連関性について気づけもしようか、とは思う。


第一。オウムガイ号ことノーチラス号でネモ船長のグループがアウトローとして活躍するとのジュール・ヴェルヌ著作『海底二万里』とゴールデン・サブマリンでハグバード・セリーンのグループがアウトローとして活躍するとの『ジ・イルミナタス・トリロジー』は明示的に結びつけられている(後者の作中内で同作の粗筋が前者の影響を受けていることがはきと文中明示されている)とのことがある。にまつわって結節点となるのは黄金比ととかく結びつけられもする(そして、無限小への力学にも通ずる対数螺旋構造と現実に確として結びつく)オウムガイの名を関するノーチラス号]と[「ゴールデン」・サブマリンの明示的結びつけとの観点である。そこからして黄金比に関する言及をなしているとの側面が感じられる(ノーチラス]←→[黄金比体現の黄金螺旋構造と結びつくと言われてきた海洋生物]にして[無限小に至る力学と親和性高い対数螺旋構造を外殻構造を有する海洋生物というところがネックである)。

第二。「『ジ・イルミナタス・トリロジー』に見る[[正五角形(ペンタゴン)と[黄金の林檎](「ゴールデン」・アップル)を並置させてのシンボル]でもそれが描かれるとの[正五角形]は[五芒星]とワンセットになって[黄金比]の体現存在として数学史にあって(ピタゴラス学派やりようとの絡みで)意をなしてきたとされる図形である ―極一部の人間が把握しているところの一般論の問題として、である― (先にて黄金比と科学の関係にまつわっての解説書籍より引用なしたとおりである)

第三。「正五角形]が[五芒星]とワンセットになって[黄金比]の体現存在となっているとのことがある中で、五芒星]は洋の東西で[退魔の象徴]となってきたとの背景がある。 他面、(それが[五芒星]とワンセットになることで黄金比との関係性がさらにもって明確化する)正五角形]をもってして問題となる小説 ――『ジ・イルミナタス・トリロジー』―― は[[五芒星]に代えての退魔の象徴]として用いているとのことがある。そして、その[正五角形](レギュラー・ペンタゴン)が問題となる小説 ――(黄金比を体現しての存在との俗説がある(ただし、出典(Source)紹介の部78(2)にて言及しているようにそれが真実とは限らない)とのノーチラスことオウムガイの名を冠する『海底二万里』ネモ船長のノーチラス号よろしくの「黄金の」潜水艦を駆る男が主人公の小説である『ジ・イルミナタス・トリロジー』)―― で「黄金の」林檎と並置されるとの式で図示までされて何度も描写されているとのことがある。要するに、である。はなから(退魔の象徴である)[五芒星]と[五角形]の関係について意識していると ―五芒星と五角形の役割変換をなしもしている中で― 臭わせ、かつもって、それを「黄金の」林檎と作中にて頻繁に結びつけることで[五芒星・五角形が一体となってあわせてそちらに向かうとの「黄金」比との際立っての関係性]について示唆していると受け取れるようになっている


 以上の第一から第三の関係性より

[[ノーチラス]に関わる黄金比の問題・対数螺旋の構造の問題] (換言すれば、ノーチラス号と対応付けさせられている黄金色の潜水艦が登場してくる小説が[911の予見描写]とも関わるところで黄金比そして対数螺旋構造に相通ずるようになっているとの問題)

を想起しないのは ―既述のようにノーチラスに黄金螺旋構造が表出しているというのは都市伝説、アーバン・レジェンドの類と見られるような傾向があるわけだが― 「甘すぎる」と申し述べたいところである。

(:その点もってして上の如き話が、である。カール・セーガンという著名な科学者「兼」作家の手になる小説作品『コンタクト』(原著1985年初出)を引き合いにして訴求なさねばならぬところであると手前が結論付けている、
正十二面体構造と結びつくカー・ブラックホール・ゲート
というものに関わるところにあって
「[黄金比と結びつくとされるカー・ブラックホール]が[(アトランティス伝承紹介古典でも有名な)プラトン古典『ティマイオス』に認められる(黄金比を全身で体現するものにして第五元素「的なる」位置付けの)正十二面体]と特定の文物らを介して結びつき、そのことが問題となるとのことがある」
との伝で本稿の後の内容に通ずるようになっているとも申し述べておく)

 ここまでにてその委細につき指し示しをなしてきたとの、

[[黄金比][黄金比体現の無限小への力学と結びつく五角形]に関わるところでの『海底二万里』(潜水艦ノーチラス号を駆ってのネモ船長を描く冒険小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)と『ジ・イルミナタス・トリロジー』(黄金の潜水艦を駆ってのハグバード・セリーンを描く小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)とのつながりあい]

については以下、再掲することとしたα1からα7のことら(すべて[容易に裏取りできる]とのかたちにて典拠を入念に指し示してきたことら)との連結関係が観念されるところ「とも」なっている。

(直近まで指し示しをなしてきたこととの連結関係を続いて摘示していく所存であるとのα1からα7の内容の再掲を以下、なすとして)

(金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた)[五芒星相似形]を[ブラックホール絡みの話]と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことらα1からα8)がある。

地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられるとの[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである。

正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた

グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある
ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』
となる。
 同著『異端の数ゼロ』序盤部にては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとなる)。
 さて、そのように問題となる ―「どうしてそういうことが?」の問題はともかくにもの911の異様なる先覚的言及をなしているとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性にて「も」表象される最小の単位(無限小)に向かう力学は言い換えれば、原子核の領域に向かう力学、さらに述べれば、
原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学
のことを想起させるものでもある。
 何故か。
 原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。
 そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている

ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。
 そうした書籍で扱われる
[ゼロの世界][極小の世界]
に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。
 以上のことより[次の関係性]が想起されもする。
現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり(そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり) またなおかつもってして、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作ともなる ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]
 以上のような⇔で結んでの関係性については
『何を述べているか理解しがたい』
と受け取られるか、あるいは、
『穿ち過ぎ(考えすぎ)である』
と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。

[グラウンド・ゼロ]という言葉 ―(本来、[広島・長崎の爆心地]を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である)― と[911]の事件の発生前から結びつけられていた[ペンタゴン](アメリカ国防総省本庁舎)というのはレズリー・グローヴズという男(往時、米国陸軍工兵隊大佐)を責任者にして1941年9月11日に建設が開始されたとの建物である。
 そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが[マンハッタン計画]となっており、同[マンハッタン計画]で実現・現出を見たのが[原子爆弾]と[広島・長崎への原子爆弾の投下]([グラウンド・ゼロ]との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下)となる
 そこに見る[原子爆弾]というのは[極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、[核分裂反応]によって実現を見た兵器]でもある
 (:1941年9月11日から建設開始(着工)を見ていた[ペンタゴン]の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが[マンハッタン計画]の責任者でもあったわけであるが、[マンハッタン計画]というのはそも、[極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること]が着想されて開始された計画である。[原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発]と[ペンタゴン]が結びつく、そう、[五芒星形と五角形(ペンタゴン)が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向(原子核や素粒子の世界へ至る方向)を指し示すもの]であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる)。

金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯があるものである。
 さて、その[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。
 につき、
[退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生(マンハッタンペンタゴンが同時攻撃されたとの事件)を前言しているが如くの奇怪なる文物]
などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。
[(直近にて言及の)書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの[五角形(ペンタゴン)と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう]・[グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう]・[不可解なる911の予見的言及と関わりもするとの側面]]←→(関係性の想起)←→[ペンタゴン(1941年「9月11日」に建造開始の国防総省庁舎)の建設計画を主導した軍人が同様に主導して[原爆]と[グラウンド・ゼロという言葉]を具現化させることになった[無限小に至る力学(五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学)の過程での原子核崩壊作用]を利用しての[マンハッタン計画]に見るありよう

会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。
 さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。

 以上再掲したところのα1からα7と、そして、ここまでなしてきたとの話、すなわち、

[[黄金比][黄金比体現の無限小への力学と結びつく五角形]に関わるところでの『海底二万里』(潜水艦ノーチラス号を駆ってのネモ船長を描く冒険小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)と『ジ・イルミナタス・トリロジー』(黄金の潜水艦を駆ってのハグバード・セリーンを描く小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)とのつながりあい]

がいかように結びつくというのか。下にて指摘していく。

 まずもって、α1(と振ってのこと)との兼ね合いでは

黄金比と結びつく五芒星

を巡る関係性のことが問題となる(五芒星が金星の会合周期と結びつけられているとの経緯があり、また、金星がルシファーと結びつくようなことがある中で、である)。

 次いで、α2(と振ってのこと)との兼ね合いでは

[「911の事件」で崩された[黄金比体現の正五角形構造]体現のペンタゴン

を巡る関係性のことが問題となる(:先だってその点について申し述べているように国防総省ペンタゴンが[ニューヨークとペンタゴンが同時に攻撃された911の事件]の発生にてニューヨークに現出した[グラウンド・ゼロの地]を想起させるように[911前から]グラウンド・ゼロと結びつけられていたことがポイントとなる中で、である)。
 
 α3α4α5(と振ってのことら)との兼ね合いでは

 (各々、多少、長くなるが、下線を引いての箇所を中心にしての対応関係に着目いただきたいところとして)

[元来、[(原子爆弾)投下爆心地]とペンタゴン(正五角形構造の国防総省庁舎)の区画を指していた(そして後に911の発生の後にてツインタワーの崩壊地のこと「をも」指すようになった)グラウンド・ゼロというその特殊な言葉が(911の発生前より)五芒星と五角形の無限に続く黄金比体現の繋がり合いのこと「にも」言及している特定著作]内で「不自然に」[ブラックホール]と結び付けられているとの経緯がありもするとのこと] (: ZERO:The Biography of a Dangerous Idea『異端の数ゼロ』(早川書房ハードカヴァー版)にあっては(その240ページよりの「再度の」引用をなすとして)ゼロは、物理法則を揺るがすほど強力である。この世界を記述する方程式が意味をなさなくなるのは、ビッグバンのゼロ時であり、ブラックホールのグラウンド・ゼロ。しかし、ゼロは無視できない。ゼロは私たちの存在の秘密を握っているばかりでなく、宇宙の終りの原因にもなるのだ(再度の引用部はここまでとする)との記載がなされている ――2000年に世に出た原著ではその最終章 Chapter Infinity: Zero's Final Victory: End Timeに先立つ Chapter 8: Zero Hour at Ground Zero: Zero at the Edge of Space and Timeに認められる、 Zero is so powerful because it unhinges the laws of physics. It is at the zero hour of the big bang and the ground zero of the black hole that the mathematical equations that describe our world stop making sense. However, zero cannot be ignored. Not only does zero hold the secret to our existence, it will also be responsible for the end of the universe. との記載がなされている―― との経緯がありもする。 そして、当該書籍『異端の数ゼロ』に関しては五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性のことが[最小の単位(無限小)に向かう黄金比を体現しての力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあり、かつ、他の濃厚なる接合性を呈している別著作(同じくものイラストレーターの挿絵を挙げながら同じくもの特異なる思考実験(通過可能なワームホールにまつわる思考実験)のことを扱っているとのことで濃厚に接合性を呈しているとの別著作)である BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』の内容を複合顧慮すると911の先覚的言及文物となるとのこと、詳述してきたとの著作となりもする)

五角形と五芒星の無限に続く相互内接関係(そこよりの引用をなした書籍『黄金比はすべてを美しくするか?最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語』にあってはピタゴラス学派が突きつけたとの黄金比の体現とされる構図)
および
黄金比と結びつくペンタゴン(グラウンド・ゼロと冷戦期から従前から呼び慣わされていた場を含むことも先述の米国国防総省庁舎)911の事件 ―ニューヨークはマンハッタンの方にあってグラウンド・ゼロを現出させた事件― にあっての崩壊]
の双方に着目することで
(五芒星と正五角形の無限に相互内接関係がそちらへと向かうとも表せられること、先述の)[極小の領域]に接合する原子核の領域の崩壊機序を利用してのものである原子爆弾開発挙動が1941年「9月11日」に遡るペンタゴン建設計画を主導した男でもあったレズリー・グローヴスが同様に主導していたマンハッタン計画であったとのこと]
 および
[原子核崩壊(極小領域での破壊的作用)と密接に関わるビッグバン直後の状況の再現を目指しての粒子加速器実験]([ビッグバン]直後の状況の再現をなす ――本稿出典(Source)紹介の部24にてなした『宇宙創造の一瞬をつくる CERNと究極の加速器の挑戦』(早川書房)24ページよりの再度の引用を再度なせばLHC内部での陽子衝突により解放される凄まじい量の高密度エネルギーは、科学を未踏の新たなレベル、我々の宇宙ではビッグバン直後以来観測されたことのない高エネルギーの領域へと推し進めてくれる。そのような形で大型ハドロンコライダーは我々を百数十億年昔に連れていき、誕生直後の灼熱の宇宙を満たしていた状態を見せつけてくれる(引用部はここまでとする)―― とのLHC実験はブラックホール生成挙動たる可能性もあるとされている.また、ブラックホールについては ZERO:The Biography of a Dangerous Idea『異端の数ゼロ』にて(くどくもの再引用をなすとして)ゼロは、物理法則を揺るがすほど強力である。この世界を記述する方程式が意味をなさなくなるのは、ビッグバンのゼロ時であり、ブラックホールのグラウンド・ゼロだ。しかし、ゼロは無視できない。ゼロは私たちの存在の秘密を握っているばかりでなく、宇宙の終りの原因にもなるのだ(引用部終端)と表記されているとのもので「も」ある)
のことらが想起されもするとのこと]

を巡る関係性のことが問題になる(につき、何度も何度も申し述べるが、ここ本段にて黄金比との兼ね合いでの『海底二万里』との関係を示さんとしている『ジ・イルミナタス・トリロジー』がニューヨークのビル爆破やペンタゴンの崩壊などにつき言及している際立っての911の事件の発生を多重的に予告しているが如き小説作品にして黄金の林檎と五角形の並置につながるところで黄金比と結びつく側面がある小説作品であることを本稿では問題視してきたから以上の関係性が意をなすのである)

 α6との兼ね合いでは

[歴史的に[退魔の象徴]と看做されてきた五芒星]と[[退魔の象徴]としてのペンタゴン五芒星と密接に内接関係で無限に切っても切れない関係にある黄金比体現存在)が崩壊するとの粗筋の911の前言をなしているが如き小説](ノーチラス号と対応するゴールデン・サブマリンを登場させている『ジ・イルミナタス・トリロジー』)との間に横たわるつながりが(同文に)あるとのこと]

を巡る関係性のことが問題になる。

 α7との兼ね合いでは

五芒星と会合周期より接合する金星の別名[明けの明星]の体現存在と歴年看做されてきたルシファーが古典上で登場するくだりが現代的観点で見た場合のブラックホール理解に通ずるものを登場させているとのこと]

を巡る関係性のことが黄金比とカー・ブラックホールの指摘されるところのつながりあい](理論としての適否はともかくもLHC実験でその類型のブラックホールが生成される可能性があると学者らに論じられてきたとのこと、本稿の出典(Source)紹介の部76(3)にて言及のカー・ブラックホールと黄金比のつながりあい)が問題になる。

 以上が

[[黄金比][黄金比体現の無限小への力学と結びつく五角形]に関わるところでの『海底二万里』(潜水艦ノーチラス号を駆ってのネモ船長を描く冒険小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)と『ジ・イルミナタス・トリロジー』(黄金の潜水艦を駆ってのハグバード・セリーンを描く小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)とのつながりあい]

α1からα7との間に横たわる関係性である(問題はそうした関係性がそれ単体で成り立つものだけではなく他の文物 ―これより解説するところの他の文物― と相俟って【異様かつ執拗なるブラックホール人為生成にまつわる粗筋設定および寓意性】と「濃厚に」結びつくことなのではあるが、その点についてはこれより詳述をなす)。

 さて、ここまで申し述べもしたことを受けもして、である。

 次いで、

 (直近にてα1からα7とそれらとの関係性につき摘示してきたとの)

[[黄金比][黄金比体現の無限小への力学と結びつく五角形]に関わるところでの『海底二万里』(潜水艦ノーチラス号を駆ってのネモ船長を描く冒険小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)と『ジ・イルミナタス・トリロジー』(黄金の潜水艦を駆ってのハグバード・セリーンを描く小説/海底に沈んだアトランティス遺構が登場するとの作品)とのつながりあい]

から

黄金比と結びつくカー・ブラックホール(α8[[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある。そこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある]とのことを押し広げていった先にあることとしてそちらにつき問題視すると先述なしていたとのカー・ブラックホール)が[(アトランティス伝承紹介古典でも有名な)プラトン古典『ティマイオス』に認められる(黄金比を全身で体現するものにして第五元素「的なる」位置付けの)正十二面体]と特定の文物らを介して結びつき、そのことが問題となるとのことがある](先だってよりそのことを「これより問題視する所存である」と申し述べてきたところ、だがもってして、現段階では解説どころか内容についてすら言及未了であるとの点でもある)

とのことに至るまでの全てを

結節点たるブラックホール

との兼ね合いで「極めて多重的・多層的に」連関させて結びつけるだけのことがある ――そして、そこでは[際立っての恣意性]、要するに、[計算尽くでのわざとのやりよう]が強くも問題になりもする―― 

とのことにまつわる指し示しをa]から[f]と振ってなしていくこととする。

事前に断っておくが、以降、[a]から[f]と振って取り沙汰していくとのことはそれぞれ各段([a]から[f]の各段)からして非常に長くなる、ともすれば、内容を見失いかねないといった程に長くもなるとのことがあるので、その点、留意していただきたい次第である)

 プラトン古典『ティマイオス』に際立っての言及がなされているアトランティスについては

LHC実験(によるブラックホール生成挙動ともされる行為)]

ともつながるものとなっているとのことを本稿の先立っての段で指摘していた。

 その点につき、まずもって直下、振り返りをなしておくこととする。


(以下、本稿にての出典(Source)紹介の部35にあっての摘示事項を振り返るとして)

 LHC実験にあってのATLAS検出器にあっては[ATLANTIS]との[イベント・ディスプレイ・ツール]が用いられている。

 同じくものことについては

LHC実験関係者の手になるオンライン上に流通を見ているPDF論稿 ―― Visualizing Data from the LHC with the Atlantis Event Display Programと題されての論稿―― ] (コロンビア大学付属の研究施設 Nevis Laboratoriesのウェブ媒体、nevis.columbia. eduとのドメイン付されての媒体にて公開されているPDF論稿で Joshua Auriemmaというコロンビア大学所属の向きによってものされているとの論稿)

の冒頭部にあって、(以下、再度の原文引用をなすところとして)、

When events are properly flagged, the ATLANTIS program will provide extremely convincing evidence as to the validity of those flags.「(LHCにて発生を見た)イベントが適正にフラグと対応付けられれば、アトランティスプログラムは極めて確信の行くものであるとのそれらフラグの適正さを示す証拠を呈示してくれるだろう」

と記されているようにATLANTISプログラム(と命名されてのイヴェント・ディスプレイ・ウェア)がLHC実験におけるイベントを正確に測定するためのツールとして用いられているわけだが、同プログラムによって生成ブラックホールが観測されうる「とも」されてきたとの従前経緯がある。

 たとえば、 Victor Lendermannというドイツの物理学者(ウニヴェルジテート・ハイデルベルク Universität Heidelbergことハイデルベルク大学に所属の物理学者)の手になる、
[アトラス実験グループの極微ブラックホール探索挙動について一言解説をなしているとのプレゼンテーション資料形式文書]
となりもし、表題が
Mini Black Holes in ATLAS
となり、副題(とでもいうべきところ)が
Physics at the Terascale
となるとの文書(表題と副題をグーグル検索エンジンで入力すれば、現行、文書特定およびダウンロードできるようになっているとの資料)の17と付されたページなどにては
Black Hole Event@ATLAS
などと表記され(直訳すれば、「ATLASでお目見えするブラックホール生成挙動」などと表記され)、

ブラックホールが生成された場合のアトランティスATLANTISのディスプレイ画面

が掲載されている(ので疑わしきにあられてはそちら文書をダウンロードするなどして確認されるとよい)。

 以上、振り返っての本稿既述事項の再表記をなしたところで直下、ブラックホール生成イベントを感知することにもなると銘打たれてきたアトランティスの管理画面の再現図の再掲をもなしておく。

またもってして述べておくが、本稿の従前の段(具体的には出典(Source)紹介の部47を包摂する段)では

[ブラックホール生成イヴェントが発生した場合、そちらイヴェントを映し出すとされるイヴェント・ディスプレイ・ウェアのATLANTIS、そのイヴェント分析画面が「よくそこまでしたものだ」と(悪い意味で)感心させざるをえぬとのことに[(プラトン古典『ティマイオス』で海中に没したとされる)アトランティス王国首府の似姿](プラトン古典『クリティアス』にみとめられるアトランティス構図)をなぞるが如きものとなっているとのことまでもがある]

とのことをも解説していたとのことがある。については下の図を参照いただければ、半面でもご理解いただけることか、とは思う。


 以上、振り返って見たようにアトランティス ――ブラックホール生成を感知しうるとされもしてきたイベント・ディスプレイ・ツールATLANTIS―― と結びつくCERNのLHC実験では

[カー・ブラックホール]

といったものまでが生成されうるとのことが専門家特定論稿らにて取り上げられてきたとの従前経緯がある(※)。

(※[現時点でその申しようがいかように見られているのか]ということとは話が別だが、そして、その科学理論の適切さについては筆者をはじめ門外漢には判断なしようもないことだが、本稿にてarXiv流布の論稿として紹介なしている、
Extra dimensions in LHC via mini-black holes: effective Kerr-Newman braneworld effects
との論稿や
Black hole formation in the head-on collision of ultrarelativistic charges
といった論稿にあってのオンライン上より全文後追いできるとの文言の引用でもってして[LHCにおけるカー・ブラックホール生成可能性]が過去にて取り上げられてきたとの従前経緯があることを指摘している(出典(Source)紹介の部76(3)を参照のこと. ――尚、繰り返すが、問題となる論稿らが正しい正しくはないといったことは本稿の論点ではない.Whether those papers are right scientifically or not, it makes no difference. Those papers' contents themselves have little to do with the conclusion of my analysis.―― )

 加えて、カー・ブラックホールというものについては

[他空間との扉]

となりうるとの言及がなされてきたとのものにでもある(:当然にそちらからして本稿の従前の段で出典挙げつつも既述のことである。につき、先だっての出典(Source)紹介の部20で邦訳版『パラレルワールド ――11次元の宇宙から超空間へ』384ページより引用なしたところを繰り返せば、(再度の引用として)カー・リングの中心にワームホールがあれば、われわれの宇宙をまったく別の宇宙と、あるいは、同じ宇宙のなかにある別の地点と、結びつけてくれるかもしれない。・・・(中略)・・・現在、おおかたの物理学者は、ブラックホールを生きて通り抜けることはできないと考えている。しかし、ブラックホールの物理的解釈はまだ未熟な段階で、この推測は検証されていない。ここでの議論のために、ブラックホールを通り抜けることができ、とくに回転するカー・ブラックホールでそれが可能だと考えてよう。すると、どの先進文明も、ブラックホールの中を探査しようと真剣に考えるだろう(引用部はここまでとする ――尚、以上引用部に対応するオンライン上より確認できるところとの Parallel Worlds; A Journey Through Creation,Higher Dimensions and the Future of the Cosmosにての原著表記は The wormhole in the center of the Kerr ring may connect our universe to quite different universes or different points in the same universe.[ . . . ] Currently, most physicists believe that a trip through a black hole would be fatal. However, our understanding of black hole physics is still in its infancy, and this conjecture has never been tested. Assume, for the sake of argument, that a trip through a black hole might be possible, especially a rotating Kerr black hole. Then any advanced civilization would give serious thought to probing the interior of black holes. となる―― )といったことが述べれているとの背景がある)。

 また、アトンランティス(ブラックホール生成をも感知しうるとされるイベント・ディスプレイ・ツール名称)と結びつくLHCにあって生成されうるとされてきたカー・ブラックホールについてはそれが
[空間を結びつける扉]
となると述べられているばかりではなく、
[黄金比]
と結びつくとの指摘もがなされている(出典(Source)紹介の部73/二類型の変化変転に[黄金比]の問題が強くも現れると計算されているとのことは先に既述のところである)。

 以上のことらにつき振り返ったうえで、すなわち、

[LHC(のブラックホール生成挙動)はアトランティスと結びつけられている]
[LHCではカー・ブラックホールというものが生成されうるとの物理学者申しようがなされてきたとの経緯がある]
[カー・ブラックホールというものについては[異なる空間を結びつけるゲート]たりうるとの話が伴っている。また、カー・ブラックホールというものについては[黄金比]との結びつきが指摘されてきたとのことがある]

とのことらにつき振り返ったうえでここ[a]と振っての段にて主眼として問題視したいことを取り上げることとする([a]から[f]と振って段階的に指し示しなしていくと先述した[結節点]となるところにつきここ[a]の部にての中心となるところを取り上げるところとする)。

 さて、本稿の先立っての段でそれが

[アトランティスの存在と沈没に言及していることでも著名な古典となっている]

との解説をなしてきたとのプラトン古典『ティマイオス』 ――につき同文のところを扱ったウィキペディア[アトランティス]項目程度のものの記述を引けば、(以下、引用なすとして)『ティマイオス』の冒頭でソクラテスが前日にソクラテスの家で開催した饗宴で語ったという理想国家論が要約されるが、その内容はプラトンの『国家』とほぼ対応している。そして、そのような理想国家がかつてアテナイに存在し、その敵対国家としてアトランティスの伝説が語られる(引用部はここまでとする)とされているようなことがある―― 、そちら『ティマイオス』にあっては

[全身で[黄金比]を体現しているとの[正十二面体]が[星天を造る元素]として言及されている ――(尚、[星天を造る元素]についてはプラトンの弟子にあたるアリストテレスに[第五元素]とみなされるに至ってもいる)―― ]

との古典としての要素もが伴っていることを指摘しもしてきた。

 そこに見る、

[第五元素「的なる」ものと結びつけられている、全身で[黄金比]を体現しているとの[正十二面体]]

が[「特定の」著名文物]にあって、

[通過可能なワームホール概念の提唱、そして、通過可能なカー・ブラックホールと深くもつながっているもの]
にして、なおかつ、
[異常異様なる側面と深く、深くも結びついているもの]

となっているとのことがある。

 どういうことか。これより委細を解説していくところとして次のようなことがあるのである。

科学考証を依頼されたカリスマ物理学者キップ・ソーンに[通過可能なワームホール]の考察をなさしめることになったことでよく知られもしている小説作品として『コンタクト』という作品が存在している(作者は著名な科学者でもあったカール・セーガン)。 そちら小説作品『コンタクト』にては[ワームホールないしカー・ブラックホールと描写されるものの生成で宇宙の彼方と地球を結ぶ装置]が登場を見ており、その装置の形状は「際立って」のものとして十二面体構造 ―正五角形を12枚重ねしての全身黄金比の体現存在たる正十二面体構造― をとる(正確には[三層の球殻構造体を有し人が入り込む本体は十二面体構造となっている]との構造をとる)と描写されているとのことがある。そうもした作品たる『コンタクト』ではあるが、同作[不自然なる911の予見的言及]と相通じ合っているとの作品ともなり、またもってして、異常異様なるその他問題となる側面を帯びての作品ともなっている] (その[できすぎ度合い]に気付くことになった折に、「なるほど.全部計算づくでやっているわけか.」と手前などは合点したものであるわけだが、それが[頓狂なる一人合点の類]で済むものなのか以降の内容の検証を心ある向きには求めたいところである)

(※1尚、1985年に原著初出を見たとのカール・セーガンのCONTACTという作品はミリオンセラーを記録した作品となっている(読者層が偏っている傾向があるように見えるサイエンス・フィクションというジャンルにあって、しかも、設定が高度に専門的なところがみとめられる作品(いわゆるハードSF)とのことで大衆受けするようなものとは見えぬ中で ――作者カール・セーガン自身の著名性や初版からして大量に刷り販促に力を入れた出版社動向を加味しても―― それ自体異質なこととしてミリオンセラーを記録した著名作品となっている)。については英文Wikipedia[ Contact (novel) ]項目にての Publication historyの節にて The first printing was 265,000 copies. In the first two years it sold 1,700,000 copies. It was a main selection of Book-of-the-Month-Club. (初版26万5000部、刊行後最初の2年で170万部を売り上げた)と記載されているところともなる)

(※2存じておられる向きも多かろうと判じられることであるため、そうもしたことまでいちいちもってして説明を付すのもなんではあるとは思うのだが、小説『コンタクト』(最前にて十二面体構造 ―全身黄金比の体現存在― をとるゲート装置が描かれると言及してのヒット作品としてのハードSF小説作品)の作者カール・セーガンは[米国科学界の牽引者(いわゆるオピニオン・リーダー)としての卓抜したメディア露出型知識人]としてよく知られている向きである。現行現時点での和文ウィキペディア[カール・セーガン]項目にての解説のなされようを引けば、次のような式にて、である。(以下、ウィキペディア著名人来歴解説内容としての[カール・セーガン]項目にての現時点での記載内容を引用するとして)カール・エドワード・セーガン( Carl Edward Sagan, 1934年11月9日 ― 1996年12月20日)は、アメリカの天文学者、作家、SF作家。元コーネル大学教授、同大学惑星研究所所長。NASAにおける惑星探査の指導者惑星協会の設立に尽力核戦争というものは地球規模の氷河期を引き起こすと指摘する「核の冬」や、遺伝子工学を用いて人間が居住可能になるよう他惑星の環境を変化させる「テラ・フォーミング」、ビッグバンから始まった宇宙の歴史を”1年という尺度”に置き換えた「宇宙カレンダー」などの持論で知られる。・・・(中略)・・・科学啓蒙書やSF小説の執筆でも知られる。代表作にはテレビシリーズにもなった『コスモス』、その続編『惑星へ』、映画化されたハードSF小説『コンタクト』や、ピューリッツァー賞を受賞した『エデンの恐竜 - 知能の源流をたずねて』などがある・・・(中略)・・・火星探査機マーズ・パスファインダーの着陸地点は彼にちなんで「カール・セーガン基地」と名付けられた。1993年にアメリカ天文学会は「公共の科学理解のためのカール・セーガン賞」を設立した。最初の受賞者はセーガン自身である以降、公共の科学理解に寄与した科学者、団体、テレビ番組などが受賞しているセーガンの死後の1997年にはアメリカ天文学会がカール・セーガン記念賞を創設した。これは宇宙の研究と理解のために寄与した人物、団体に贈られる(引用部はここまでとする))

 これ以降は、 ―長くもなってしまうのだが― 小説『コンタクト』という作品の上の段にて言及なしたところの特性、[911の事件の予見的言及]にも通ずる作品にして、その他、異常異様なる側面が伴っているとの特性にまつわっての解説および典拠紹介をなすための部とする。

 まずもって表記のカール・セーガン著書『コンタクト』 ――全身[黄金比]の体現存在であるとのゲート装置を登場させての作品ありようをこれより問題視していくとの1985年初出の小説―― が[物理学者キップ・ソーンによる通過可能なワームホールにまつわる理論深化]と密接に結びついていることの典拠紹介をなすことからはじめる。
 については本稿の先の段(出典(Source)紹介の部20-2)にても挙げた(現行にての)英文ウィキペディア[ Kip Thorne ]項目の現行の記載内容よりの再引用をなすことからはじめる。

(直下、英文Wikipedia[ Kip Thorne ]項目の現行にての記載内容よりの引用をなすとして)

Carl Sagan once asked Thorne to examine the time travel section of the manuscript for Contact. Thorne immediately dismissed Sagan's hypothesis;however,he later had an epiphany --wormholes may be used as time machines.

「カール・セーガンがかつてキップ・ソーンに小説『コンタクト』との絡みでタイムトラベル関係部の記述内容の検証を頼んだことがある。の折、ソーンはセーガンの仮説を即時に斥けた。だが、しかし、かれキップ・ソーンは後にワームホールがタイムマシンとして使われうるとの閃き的アイディア(エピファニー)を得る(そして呈示する)に至った」

(引用部はここまでとする ――ウィキペディアとの媒体の易変性に鑑み、上記記述の残置は請け合わない―― )

 次いで、

キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy邦訳版『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』(原著の方は1994年刊行、邦訳版は白揚社より1997年刊行)

にての特定の下り ―キップ・ソーンが[通過可能なワームホール]兼[タイムマシン化可能なワームホール]を考案することになった経緯にまつわる下り― よりの各ページ数センテンス単位にとどめての「再度の」原文引用(これまた出典(Source)紹介の部20-2にて取り上げたところよりの「再度の」原文引用)をなすこととする。

(直下、『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』437ページ前半部よりの原文引用をなすとして)

 私は一九八四年―八五年度の最後の授業をちょうど終えて、研究室の椅子に深々と座り、アドレナリンの分泌が鎮まるのを待っていた。電話のベルが鳴ったのはそのときだった。コーネル大学の天体物理学者で古くからの友人でもあるカール・セーガンからだった。「邪魔してすまん。キップ」と彼は語った。「人間と地球外文明との最初の接触に関する小説を今、書き終えたところだが、困っているんだ。科学的なことはできるだけ正確を期したいと思っているんだが、重力物理学の中に間違いがあるのじゃないか、と心配なんだ。どうだろう。目を通して助言してくれないだろうか?私はもちろん引き受けた

(ここまでを引用部とする ―※― )

(※上の訳書よりの引用箇所に対応する原著 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacyにての「抜粋部をそのまま検索に用いることでオンライン上より確認できる」との表記は(原著にての 14 Wormholes and Time Machinesの部(p.483)より引用をなすとして) I had just taught my last class of the 1984-85 academic year and was sinking into my office chair to let the adrenaline subside, when the telephone rang. It was Carl Sagan, the Cornell University astrophysicist and a personal friend from way back. " Sorry to bother you , Kip," he said. "But, I'm just finishing a novel about the human race's first contact with an extraterrestrial civilization and I'm worried. I want the science to be as accurate as possible,and I'm afraid I may have got some of the gravitational physics wrong. Would you look at it and give me advice?" Of course I would.(引用部はここまでとする)とのものとなっている)

(直下、『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』438ページ前半部よりの原文引用をなすとして)

 カールは確かに困難にぶつかっていた。彼はヒロインのエリノア・アロウェイを地球の近くにあるブラックホールに飛び込ませ、図13・4のような具合に超空間を通って旅させて、一時間後に二六光年の恒星ベガの近くで出現させていた。カールは相対論の専門家ではないので、摂動計算のメッセージに親しんでいなかった。ブラックホールの芯から、超空間を通って、われわれの宇宙の別の部分に旅することは不可能である。どのブラックホールも、小さな電磁的な真空のゆらぎと少量の放射にたえず爆撃されている。これらのゆらぎと放射がホールに落ち込むと、ホールの重力に加速されて、巨大なエネルギーをもつようになり、「小さな閉じた宇宙」あるいは「トンネル」あるいはわれわれが超空間を通る旅行に利用しようとするその他の乗り物に、破壊するような勢いで衝突する。・・・(中略)・・・アイデアがおぼろげに浮かんだ。ブラックホールを超空間を通るワームホールに取り替えさせたほうがいいだろう

(ここまでを引用部とする―※― )

(※上の訳書よりの引用箇所に対応する原著 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacyにての「抜粋部をそのまま検索に用いることでオンライン上より確認できる」との表記は(原著にての 14 Wormholes and Time Machinesの部(p.484)より引用をなすとして) The novel was fun, but Carl, indeed, was in trouble. He had his heroine, Eleanor Arroway, plunge into a black hole near Earth, travel through hypnspace in the manner of Figure 13.4, and emerge an hour later near the star Vega, 26 light-years away. Carl, not being a relativity expert, was unfamiliar with the message of perturbation calculation. It is impossible to travel through hyperspace from a black hole's core to another part of our Universe. Any black hole is continually being bombarded by tiny electromagnetic vacuum fluctuations and by tiny amounts of radiation. As these fluctuations and radiation fall into the hole, they get accelerated by the hole's gravity to enormous energy, and they then rain down explosively on any “little closed universe” or “tunnel” or other vehicle by which one might try to launch the trip through hyperspace.[ . . . ] Carl's novel had to be changed.[ . . . ] a glimmer of an idea came to me. Maybe Carl could replace his black hole by a wormhole through hyperspace.(引用部はここまでとする)とのものとなっている)

(直下、『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』439ページ末から441ページ冒頭部よりの原文引用をなすとして)

 ワームホールはSF作家のたんなる空想の産物ではない。それらは一九一六年、アインシュタインが場の方程式を定式化したわずか数ヵ月後に、その方程式の解として数学的に発見されたのである。ジョン・ホイーラーと彼の研究グループは、一九五〇年代にさまざまな計算を行って、それを徹底的に調べ上げた。・・・(中略)・・・ワームホールはある瞬間に作り出され、やがてちぎり取られて消えてしまう――創造からちぎれるまでの全寿命はあまりにも短すぎて、何物も(人も、放射も、どんな種類の信号も)、その中を通って一方のマウスから他方のマウスまで行くことはできない

(ここまでを引用部とする ―※― )

(※上の訳書よりの引用箇所に対応する原著 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacyにての「抜粋部をそのまま検索に用いることでオンライン上より確認できる」との表記は(原著にての 14 Wormholes and Time Machinesの部(p.486)より引用をなすとして) Wormholes are not mere figments of a science fiction writer's imagination. They were discovered mathematically, as a solution to Einstein's field equation, in 1916, just a few months after Einstein formulated his field equation; and John Wheeler and his research group studied them extensively, by a variety of mathematical calculations, in the 1950s. However, none of the wormholes that had been found as solutions of Einstein's equation, prior to my trip down Interstate 5 in 1985, was suitable for Carl Sagan's novel, because none of them could be traversed safely. Each and every one of them was predicted to evolve with time in a very peculiar way: The wormhole is created at some moment of time, opens up briefly, and then pinches off and disappears ― and its total life span from creation to pinch-off js so short that nothing whatsoever ( no person, no radiation, no signal of any sort) can travel through it, from one mouth to the other.(引用部はここまでとする)とのものとなっている)

(直下、『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』p.444よりの原文引用をなすとして)

 そこで、パサデナに着くと、私はカールに長い手紙を書いて、なぜ彼の小説のヒロインは急ぎの星間旅行にブラックホールを使うことができないかを説明し、ヒロインにはそのかわりにワームホールを利用させること、そして小説の中のだれかにエキゾチックな物質がほんとうに存在し、ワームホールを開けておくのに利用できることを発見させるように提案した。カールは私の提案を喜んで受け入れ、それを彼の小説『コンタクト』の最終稿に取り入れた。カール・セーガンに私の意見を伝えた後、私は彼の小説が一般相対性理論を学ぶ学生の教育用に使えることを思い当った。こうして学生に役立たせるために、マイク・モリス(私の学生の一人)と私は、一九八五年の冬にエキゾチックな物質に支えられたワームホールに対する一般相対論の方程式と、これらの方程式とセーガンの小説との関連について論文を書きはじめた。・・・(中略)・・・一九八七―八八年の冬以前に、われわれは論文を[アメリカン・ジャーナル・フィジックス]誌に投稿したが、その時点では論文はまだ掲載されていなかった。

(ここまでを引用部とする ―※― )

(※上の訳書よりの引用箇所に対応する原著 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacyにての「抜粋部をそのまま検索に用いることでオンライン上より確認できる」との表記は(原著にての 14 Wormholes and Time Machinesの部(p.490)より引用をなすとして)So upon reaching Pasadena, l wrote Carl a long letter, explaining why his heroine could not use black holes for rapid interstellar travel, and suggesting that she use wormholes instead, and that somebody in the novel discover that exotic material can really exist and can be used to hold the wormholes open. Carl accepted my suggestion with pleasure and incorporated it into the final version of his novel, Contact. / It occurred to me, after offering Carl Sagan my comments, that his novel could serve as a pedagogical tool for students studying general relativity. As an aid for such students, during the autumn of 1985 Mike Morris (one of my own students) and I began to write a paper on the general relativistic equations for wormholes supported by exotic material, and those equations' connection to Sagan's novel. / We wrote slowly. Other projects were more urgent and got higher priority. By the winter of 1987-88, we had submitted our paper to the American Journal of Physics, but it was not yet published ;(引用部はここまでとする)とのものとなっている)

 以上の数センテンス内に留めての複数の原文引用なした部にて

通過可能なワームホールの「科学的に煮詰められての」アイディアが世に出た経緯

がカール・セーガンの『コンタクト』という小説にあること ―正確にはカール・セーガンがキップ・ソーンに自身の小説『コンタクト』の科学考証を頼み、それに応じてのソーン思索の中で[科学的に至当と目されるもの]としての通過可能なワームホール(トラバーザブル・ワームホール)のアイディアが煮詰められていったとのことがあること― が言及されているとのこと、お分かりいただけたか、とは思う(同点については本稿の前半部でも述べているため、復習の話ともなる)。

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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上にて挙げているのはドイツ浪漫主義芸術の巨匠たる18世紀画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Freemasonでもあったとの画家 Caspar David Friedrich)の手になる一品、

Der Wanderer uber dem Nebelmeer雲海の上の旅人』(に多少の[動き]をアレンジとして加えたもの)

となる。

 言われようの問題として一般に、

[人間の崇高なる精神が高みを目指し、ついぞ多くの物事を達観するに至った時、その折の孤独と感慨を描いた画]

などと形容される上掲の『雲海の上の旅人』に関して(本稿でもその言行を順次・段階的に取り上げることになるとの)物理学者リサ・ランドールは[次のような申しよう]をなしている。


(直下、物理学者リサ・ランドールの手になる著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)にての CHAPTER THREE LIVING IN A MATERIAL WORLD[第三章 物質世界に生きる]の章の記述内容 ――オンライン上検索エンジンにあっての原文検索にて該当部特定できるところの記述内容―― よりの原文引用をなすとして)

Our universe is in many respects sublime. It prompts wonder but can be daunting ―even frightening― in its complexity.  Nonetheless, the components fit together in marvelous ways. Art,science, and religion all aim to channel people’s curiosity and enlighten us by pushing the frontiers of our understanding. They promise, in their different ways, to help transcend the narrow confines of individual experience and allow us to enter into―and comprehend―the realm of the sublime. (See Figure 11.)
          [ . . . ]
[ FIGURE 11 ] Caspar David Friedrich’s Wanderer Above the Sea of Fog (1818), an iconic painting of the sublime ― a recurring theme in art and music.

(上の原著引用部に対する[訳文]として国内流通訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版にあっての81ページに記載されているところを引くとして)

多くの点で、私たちの宇宙は崇高だ。その複雑さは好奇心を駆り立てはするが、無力感も抱かせるし、ことによっては恐怖さえも感じさせる。にもかかわらず、宇宙の構成要素は素晴らしくぴたりと絡みあっている。芸術、科学、宗教は、いずれも人々の好奇心を促して、理解の限界を広げさせ、それによって私たちを啓蒙することを目指している。いずれもそれぞれのやり方で、個人の経験の狭い領域を越えさせることを約束している。それがかなえられたとき、私たちは崇高なものの領域に踏み込む――そして理解する――ことができるのだ(図11を参照)。 …(中略)… [図11]ドイツの画家カスパー・ダーヴィド・フリードリヒの「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ。崇高さは、美術と音楽に繰り返し登場するテーマである

(以上をもって Knocking on Heaven’s Doorにての原著表記および訳書よりの引用とした)


 さて、何故、ここ脇に逸れての部にあって「目立つように」特定絵画 ― 『雲海の上の旅人』― を挙げ、その絵画に対する物理学者の評しよう ―「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ....― などを引いたりもしたのか

「それは、」
絵画『雲海の上の旅人』に対して直上引用なしたような評しようをなしているとの物理学者リサ・ランドールが

加速器によるブラックホール生成可能性にまつわるトピックの理論深化に一廉ならぬ貢献をなしているとの著名物理学者

[[崇高なるもの]を目指しての宇宙の探求(およびそのための装置と銘打たれている巨大加速器LHC)の称揚・礼讃をなしているとの向き

であるとのことがあり、また、なおかつ、彼女リサ・ランドールの手による、(絵画『雲海の上の旅人』を科学者が目指しての[崇高さ]とを結びつけている)引用元著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)が

人間のありよう(崇高さとはおよそ程遠いところにあるありよう)]
人間の辿る運命

を嘲笑うような[嗜虐的寓意]で満ち満ちていると申し述べられるようになっている著作であるとのことがある、遺憾ながら
[理の当然]
として申し述べられるところとしてある ――個人のせせこましい偏頗(へんぱ)な主観などとは一線を画したところで客観的かつ具体的にこれはこうでこうだと申し述べられるようになっている(出典呈示を第一義にしての本稿では無論、その論拠を事細かに挙げる)とのところとしてある―― からであり、そのことに注意を向けたかったからである(※)。

(※上にて引用元とした著作、 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)、同著にあってはその冒頭部より
September 10, 2008, marked the historic first trial run of the Large Hadron Collider (LHC). Although the name―Large Hadron Collider― is literal but uninspired, the same is not true for the science we expect it to achieve, which should prove spectacular. (表記英文引用部に対する訳として)「2008年9月10日、ラージ・ハドロン・コライダー(LHC)が歴史的始動を見た.[ラージ・ハドロン・コライダー]との名称は有り体に言ってインスピレーションを何ら与えぬとの平凡なものだが、私たちがそれ(LHC)に[証明すべきととらえている壮大なる挙]を託しているとの意では[科学(の進歩)]にとり同じくものことは真実とはならない(LHCは際立ってのインスピレーションを与えるものである)」
などとのことが書き記されている。
 そうもした書きようが目立ってもの冒頭部にてみとめられる著作ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアにおける表題、 [天国のドアをノックする]の由来についてリサ・ランドール女史は同じくもの著作の中で次のようなことを述べてもしている。
(以下、 Knocking on Heaven’s Doorにての CHAPTER FOUR LOOKING FOR ANSWERSより引用なすところとして)
I first heard the phrase “knockin”on heaven’s door”when listening to the Bob Dylan song at his 1987 concert with the Grateful Dead in Oakland, California. Needless to say, the title of my book is intended differently than the song’s lyrics, which I still hear Dylan and Jerry Garcia singing in my head. The phrase differs from its biblical origin as well, though my title does toy with this interpretation. In Matthew, the Bible says, “Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you: For every one that asketh receiveth; and he that seeketh findeth; and to him that knocketh it shall be opened. (以上原著表記に対して訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版[第四章]103ページにての表記を引くとして) Knocking on Heaven’s Door(天の扉を叩く)]――これが本書の原題だが、私が最初にこのフレーズを聞いたのは、一九八七年、カリフォルニア州オークランドでのグレイトフル・デッドとのコンサートで、ボブ・ディランが『天国への扉』を歌うのを聞いたときだった。いまでも私の頭の中ではディランとジェリー・ガルシアがこれを歌っているのが聞こえてくるけれど、いうまでもなく、私の本のタイトルは、この曲の歌詞とは意味が違っている。このフレーズは出典である聖書の一節とも違っているが、私のタイトルはこちらの意図を拝借したものだ。聖書の「マタイ伝」には、このように書かれている。「求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり
(以上、引用部とした)
 といったところ、新約聖書のマタイ伝にあっての
[求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり]
とのフレーズ、それが
[天国の門]・[天国への扉]・[天国への階梯](ステアウェイ・トゥ・ヘブン)
との兼ね合いでいかように嗜虐的なる別側面での意味( Double Meaning )と共にあるのか、そのことからして具体的典拠を挙げ連ねるとの式で遺漏無くも事細かに示そうというのが本稿の本義であるとここ脇に逸れての部にあって訴求しておきたいとの意図が筆者にはある)

当サイト内にあっての【各頁および各典拠への一覧方式遷移部】、及び、【PDF形式文書配布ページ】へのリンクを直下、設けておく

各頁および各典拠への一覧方式遷移部へは以下より


問題となる[「予見的」言及→実現]の体系についての[典拠紹介部]一覧呈示頁

PDF形式文書配布ページへは以下より


典拠解説媒体としての[一括PDF文書]の公開頁

ここ本頁内にて[参照先]として挙げている【「容易に後追い確認なる」「堅い」ソースを呈示しての出典紹介部ら】、それぞれへの[遷移経路]を設けておく (:クリックすることでブラウザ ―インターネット閲覧ソフト― の[別タブ(別枠)]にて典拠紹介部を表示( open "additional" tabbed window(s) of web browsers

[出典(Source)紹介の部37]から[出典(Source)紹介の部37-5](よりもって後の段で[さらにも、の他の事例ら]を紹介することを前提に先行的に挙げているところの[[ヘラクレスの第11功業]と[911の予見事物]の接合性を示す事例]にまつわっての出典紹介部37から出典紹介部37-5)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)

[出典(Source)紹介の部37]
典拠紹介部第31頁 911の予言的言及事物としてそこにあるもの

[出典(Source)紹介の部37-5]
典拠紹介部第33頁 陰謀論とりまとめ小説イルミナティ三部作に伴う特質[2]

[出典(Source)紹介の部67](ルシファーとのラテン語と結びつく明けの明星、すなわち、惑星・金星が(天文における)内合周期の問題として[五芒星]形状の具現化と結びつけられるとのことにまつわっての出典紹介部67)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第74頁 金星会合周期と五芒星

[出典(Source)紹介の部68]以降の部(一連のα1からα8と振ってのことらの典拠として先立っての段で既に挙げてきたところの出典紹介部68以降の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第75頁 グラウンド・ゼロと「マンハッタン」計画について

[出典(Source)紹介の部72]以降の部(一連のα1からα8と振ってのことらの典拠として先立っての段で既に挙げてきたところの出典紹介部72以降の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第76頁 黄金比と五芒星、そして、カー・ブラックホール

[出典(Source)紹介の部76(3)](LHC実験にてブラックホールが生成される可能性があるとの科学界理論動向にあってそれがカー・ブラックホールであるとの見解もが呈されていたとのことにまつわっての出典紹介部76(3))
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第79頁 加速器ワームホール生成に対する科学界説明と問題点

[出典(Source)紹介の部74]以降の部(一連のα1からα8と振ってのことらに対してのβと振ってのことの典拠として先立っての段で既に挙げてきたところの出典紹介部74以降の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第77頁 魔除けとしての五芒星について