典拠となるところの明示[157]――ティプラーのオメガポイント理論から離れもし
て見た上での人工ブラックホールの予測されうるところの絶大な[効用]について

関連情報にまつわるカテゴリ(各部クリックにて遷移)

ホワイダニット(何故、そうもしたのか)に関わる点として考えられる事柄らにまつわっての分析 ([通過可能なるワームホールの生成][手袋越しに操作できる裸の特異点]といったものらに着目しもした場合、何が問題となるのかについて)

 直前頁にあっては

[ラージ・ハドロン・コライダーによるブラックホールないしワームホール ――(うち、ワームホールについては本稿にて度々問題視してきた著作 Parallel Worlds; A Journey Through Creation,Higher Dimensions and the Future of the Cosmos『パラレルワールド――11次元の宇宙から超空間へ』にあって([文献的事実]の問題としてオンライン上より文言確認できるところの原著記述よりの引用をなすとして) The wormhole in the center of the Kerr ring may connect our universe to quite different universes or different points in the same universe[カー・リングの中心にワームホールがあれば、われわれの宇宙をまったく別の宇宙と、あるいは、同じ宇宙のなかにある別の地点と、結びつけてくれるかもしれない]とされているようにその存在特性は[重力の怪物]との観点でブラックホールに通底するところがある)―― の生成]

がいかようにもってして

[[アトランティス伝承]・[トロイア崩壊]・[異種族侵略]にまつわる事柄ら]

多重的に結合しているのか現実にそこにある材料をもってしてはきと指摘できるところとして多重的に結合しているのか)について本稿従前摘示事項らを振り返りもしての説明をなしてきた。

(以上、直前頁内容について極々端的に振り返りもしたうえで本頁本題に入るとし、)

 さて、ホワイダニットの問題 ―ありうるところの[何故、それをなしたのか]の推理に関わる問題― として取り上げているところの、

 ブラックホールやワームホールの生成によって

こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)をなす

(あるいはもってして)

裸の特異点を安全地帯から[ガラス越し科学実験用のゴム手袋 ―要するに我々人間存在がそうしたものへとしつらえられてしまっている節あるありよう― ]を介して生成して、それを用いて空間と時間の中での覇権の確立をなす

とのことが企図されていうるとのこととてありうるように「見える」ようになってしまっている

とのことらにあっての裸の特異点](についての世間的解説のされよう)の説明は少し後の段に譲るとして、である。

 ここでは

ブラックホールやワームホールの生成によるこことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)]

がいかような結果・結末をもたらすと判じられるのか、(それが(その[響きとしての荒唐無稽さ]にも関わらず)、何故、現実的危険性を伴っていると見受けられるようになっていると述べられもするのか、との論拠とあわせての解説をまずもってなしておく。

 その点、唐突となるが、『インベージョン』という映画がハリウッド女優ニコール・キッドマン主演にて2007年に封切られている(同映画、バジェット(制作費)が相当程度割かれてのかなりメジャーな部類の映画となり、ために、レンタル店での流通度合いも高くその内容を容易に確認できる作品ともなる)

 同映画『インベージョン』、1955年に初版刊行を見、何度か映画化されている The Body Snatchers『盗まれた町』との作品を原作としているものなのだが、その粗筋は、(原作小説『盗まれた町』に見るそれが[宇宙からやってきた植生の外宇宙生命体]が[人間を複製しその過程でオリジナルの人間を殺しもしつつ乗っ取りを企図している]との存在であったのに対して)、

[宇宙からやってきた微生物が人間のDNAと自分達のDNAを融合させ、(最後部にて融合下では本来の人間の知覚・記憶が失われていると判明するものの)融合された人間らの保持している知覚と記憶をリソースとして用いつつ、それでもって騙す対象としている[融合なしていない人間ら]を次々に自分達のDNAの種子に「感染」させていく(気色が悪いこと限りなしなのだが吐瀉・嘔吐物入りの飲料を非感染者に騙して飲用させる、注射針で自分達のDNA構造を無理矢理体内に侵入させて感染させていく). 結果、合衆国主要部は外宇宙生命体(微生物)に「静かに」侵略(Invasion;インベージョン)されるに至ってしまう]

との内容を有した映画となる。

 そちら映画内容に関しては露骨に諷刺がかった側面、そう、隣人ら内面が
[全く異質のもの]
と成り果てており、といった隣人らが常識では説明がつきがたいような侵略行為 (微生物混入がなされた彼ら吐瀉物を飲ませようとするなど実にもって浅ましい行為によって[戯画化]される侵略行為) に邁進しているといった式での露骨に諷刺がかった側面を見てとれなくもない。

(:といったことが「この世界では幾分マシながらもあってもおかしくはない」との意味で諷刺がかった内容を帯びているとの点については、である。日本の仏教カルト宗教団体やりように対する[秘密録音テープ]などを聴いたことがある身として述べるところとして、カルトが彼らの成員にて固めていった彼らの[コロニー]内での[グループ活動]としていかように本来的には利害関係などありもしようはずのない[外部]の人間を[標的]としての異様なる行為に邁進させられるのか(法的に見れば、[カルト外部の人間]に威力行為を働いている時点そこからして本来は[部分社会の法理]では済まされない問題となる)、その浅ましいこと・気色が悪いこと限りなしとしか表しようがない実体について「識っ」ている身としても「これは相応の人形の群れの異常なる行動に対する諷刺だな」と見えもするところではある  ――但し、流布DVD版に付されている映画解説部に関しては「[赤狩り時代のアメリカにての相互不信感]が原作小説『盗まれた町』にはあった」等といった常識的話柄でのみ人間の[異常なる群衆行動]を語るとの白々しいものとなってはいる―― )

 ここで問題視したいのは無論、[(常識でも問題となりうるとのレベルでの)諷刺がかった内容]ではない。 ここで問題視したいのは映画『インベージョン』に見る、

[人間の特性は遺伝子によって規定されている. 従って遺伝子に融合作用が及ぼされれば、その個体は全く[異質]なものになる]

との作品設定である。

 言わんとしていることが何かはお分かりいただけることかとは思う。遺伝子が別の存在と融合して別存在に切り替えられるとの発想法は[遺伝子治療](こちら[遺伝子治療]についてはどういうことが執り行なわれているか、あるいは試行されているかは各自お調べいただきたい)を荒唐無稽に揶揄しての非科学的フィクションの類に見えるかも知れないが、しかし、
漸次的切り替えの問題
を考えればどうか

 その点、(これまた唐突となるが)、

[精神転送](英語では Mind Uploading

というトピックを調べていただければよくお分かりいただけることかとは受けとれるところとして、そして、比較的真っ当なものである(とされている)科学予測の問題として

[人間の脳構造を超高度スキャナーでスキャンしてそれをナノマシンにて再現する (そして新しく再現した[容れ物]に人間の実質を宿らせる) との未来技術に対する予測]
[別の世界からナノマシンで播種をなすとの未来技術予測]

がなされていたりする。

 上の事柄らにあっての[人間の脳構造を超高度スキャナーでスキャンしてそれをナノマシンにて再現する (そして新しく再現した[容れ物]に人間の実質を宿らせる) との未来技術に対する予測]との点について目につくところとして和文ウィキペディアの現行記述を引用なしてみるとしよう。


| 出典(Source)紹介の部117 |

 ここ出典(Source)紹介の部117にあっては

[人間の脳構造を超高度スキャナーでスキャンしてそれをナノマシンにて再現するとの類のありうべき未来技術予測が[(幅広くも膾炙(かいしゃ)している)世間的言われよう]の問題としてどのようにとりあげられているのか]

とのことを紹介しておく。

(直下、和文ウィキペディア[精神転送]項目にての現行記載内容よりの引用をなすとして)

精神転送(英: Mind transfer)とは、トランスヒューマニズムやサイエンス・フィクションで使われる用語であり、人間の心をコンピュータのような人工物に転送することを指す。精神アップロード(Mind uploading)などとも呼ばれる(英語では、 mind downloading、whole brain emulation、whole body emulation、electronic transcendenceなどとも呼ばれる)。
・・・(中略)・・・
精神転送は未だ机上の空論でしかない。精神転送を実現する技術はまだ存在しない。しかし、理論的な精神転送手法はいくつも提案されてきた
・・・(中略)・・・
より進んだ理論上の技法として、ナノマシンを脳内に注入し、脳の神経系の構造と活動をナノマシンが読み取るという方法が考えられる。さらに積極的に、ナノマシンが神経細胞を人工的な神経に置換していくという方法も考えられ、この場合、有機脳から人工脳への移行が徐々に進行し、その間に意識が途切れないことになる。これは例えば、インターネット上のコンピュータを徐々に新しいハードウェアに置き換えていくのと似ている
・・・(中略)・・・
このような哲学的な問題に関連して、徐々に脳を置き換えていく手法(上述のナノマシンによるものなど)の方が好ましいと考える者もいる。その間意識を失うことがないならば、これは通常の新陳代謝で脳を構成する分子が常に入れ替わっているのと何ら変わらない。

(引用部はここまでとする)

出典(Source)紹介の部117はここまでとする)


 上にて引用なしたような世間的言われようは馬鹿げた話に「響く」かもしれない(まったくもって、である)。

 だが、逆に、上をして馬鹿げた話とする見方をもってして

[我々人間の文明(押しつけられたものであれ、とにかくもの人間の文明)の技術上の制約に拘泥しての観点]

と説得力ある式にて問題視する見方が一部にて呈示されているのも ―まことにもって遺憾であるが― 事実なのである。

 指数関数的に増殖する(周囲の炭素を材に自己再生産をなして増殖する)ナノマシンがその底無しの増殖作用がゆえに地球を埋め尽くしてしまう懸念(いわゆる[グレイ・グー]にまつわるトピック)などは様々な科学者が提言、英国の皇太子チャールズのような類の賛同者を得ての深刻な[ありうべき懸念]として表明されるに至っていることが知られているが(ご存知なきはグレイ・グーにまつわる科学界での言われようを調べてみるといい)、 [別宇宙]から物理的実を伴わぬ操作の媒質が投射されている可能性があるといったこと「だけではなく」 ―(電磁波にそれを転換する機序も考え出されているとのことを本稿出典(Source)紹介の部87(2)にて紹介してきたマルチバース(多宇宙)間を貫通するとされる[重力波](や[重力波に乗せられての情報]のようなもの)、そう、[操り人形(ラジコンのように電磁波で生物をスティモシーバーというもので繰るテクノロジーが1960年代からエール大などで「人間レベルでも」研究されてきた(出典(Source)紹介の部87(3)出典(Source)紹介の部87(4))ところとも関わると判じられるような機序による操り人形)を操る糸]たりうるものが投射されている可能性があるといったこと「だけではなく」)― 物理的実体を伴ったもの、ナノマシンのようなものが仮にもしこの世界に侵出してきたとすれば、といった局面では、
[何でもあり]
とのことになる(そういうことをなせる先進文明を想定するのならば、そして、人間が[利用済み廃棄物]としてではなく[再資源活用される存在]と想定するのならば、人間の脳をナノマシン化しての[精神転送](ないしは後述するところのありうべきところの[精神転送]の下準備)が企図される可能性もある)

 そして、LHC実験にて構築されうるとされるカー・ブラックホールやワームホールは
[ナノマシンを送るゲートのようなものにもなりうる]
と考えられても「いる」(本稿出典(Source)紹介の部19にて引用なしているCERN技術部主任のセルジオ・ベルトリッチの申しよう、「(LHCが未知の扉を開くとして)この扉を通過して何かが来るかもしれないし、それを通じて我々が何かを送れるようになるかもしれないとの申しようは詰まるところ、そういう発想法が成り立つことと表裏をなしていると解される)。

 LHC実験にて構築されうるとされるカー・ブラックホールやワームホールが[ナノマシンを送るゲートのようなものにもなりうる]と考えられても「いるとのことを解説する前に、ここではまずもって、

そもそも「何故」、ナノマシン(ないしゲートが極小のサイズであるのならば原子核サイズのフェムトマシンのようなものが用いられうる)である必要があるのか

とのことにまつわるくどくもの再引用をなしてみる(以下、本稿にての出典(Source)紹介の部20にて取り扱ったことの再々度の引用をなすこととする)。

(直下、ハーヴァード卒の米国ではメディアにもよく露出する著名物理学者カク・ミチオの著作たる Parallel Worlds; A Journey Through Creation,Higher Dimensions and the Future of the Cosmos『パラレルワールド ――11次元の宇宙から超空間へ』(邦訳版の版元は日本放送出版協会(現NHK出版)で原著の米国にての初出は2005年)384ページよりの「再々度の」原文引用をなすとして)

ワームホールのなかでは潮汐力や放射が猛烈になりそうなので、未来の文明は、向こう側の宇宙で再生するのに必要な燃料やシールドや養分を、最小限にして運ばなければならないだろう。そこでナノ・テクノロジーを使えば、それらを詰めた小さな鎖を細胞ほどの大きさの装置に入れて、ワームホールの向こうへ送れる可能性がある
 ワームホールが非常に小さくて原子サイズだとしたら、その向こう側で全人類を再生できるだけの莫大な情報を、原子でできた長いナノチューブに詰めて送ることになるだろう
さらに小さくて、ワームホールが素粒子のサイズだったら、原子核をそこへ送り込み、向こう側で電子をつかまえて原子や分子を再構成するようにするしかない。

(以上をもってして訳書よりの引用とする ―※― )

(※原著にての英文表記は Because the tidal forces and radiation fields would likely be intense, future civilizations would have to carry the absolute minimum of fuel, shielding, and nutrients necessary to re-create our species on the other side of a wormhole. Using nanotechnology, it might be possible to send microscopic chains across the wormhole inside a device no wider than a cell. If the wormhole was very small, on the scale of an atom, scientists would have to send large nanotubes made of individual atoms, encoded with vast quantities of information sufficient to re-create the entire species on the other side. If the wormhole was only the size of a subatomic particle, scientists would have to devise a way to send nuclei across the wormhole that would grab electrons on the other side and reconstruct themselves into atoms and molecules.となる。ここで原子核云々のサイズ上の制約の問題について考えるような向きならば「何故もってして」Femto-machineフェムト・マシンのことが問題になるかご理解いただけるかとは思う)

(ワームホールやカー・ブラックホールの類が生成されうるとして) [潮汐力]や[放射線被曝]に耐えうるとの極小さがゆえにナノマシンである必要がある、そういう言われようが科学者に科学的になされているわけである。が、まだ、納得がいかないとの向きもいるやもしれない。そこで長大なる本稿にてのそもそものエピグラフ(冒頭序言)の部からしてそちら記述を引いているとの著作、

The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology (原著は2005年刊、日本語訳書2007年刊との著作となり、著者をレイ・カーツワイル(マサチューセッツ工科大学在学時代に起業し多くの発明を世に出してきたとの天才的起業家)としているとの著作となる.同著『ザ・シンギュラリティ・イズ・ニアー』、原題を忠実に訳せば、『特異点の時は近い.人類が生体組織を超越するとき』とあいなるとのものなのだが、(現)NHK出版より出されているとの訳書邦題は『ポストヒューマン誕生 コンピューターが人間の知性を越えるとき』とされもしているとの著作ともなり、先にも申し述べたところとしてその内容が(強くも抱いての推察guessの問題として)[二重話法; Double Meaning]に関わっていそうである、[人間の不幸の本質]に関わっていそうであるとのことを[Sigularity;特異点]との概念との絡みで本稿筆者が深刻に検討するに値すると見ている著作となりもする)

より次の記述の引用をなしておく。


| 出典(Source)紹介の部117 |

 ここ出典(Source)紹介の部117(2)にあっては

[ワームホールを介してナノマシンとのかたちで情報を対象領域に送るとのことがいかように学者らに提唱されているのか]

とのことについて紹介しておくこととする。

(直下、レイ・カーツワイル著作 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology(2005)にての CHAPTER SIX The Impact . . .のよりの引用をなすとして)

In 1935 Einstein and physicist Nathan Rosen formulated "Einstein-Rosen" bridges as a way of describing electrons and other particles in terms of tiny space-time tunnels. In 1955 physicist John Wheeler described these tunnels as "wormholes," introducing the term for the first time.
[ . . . ]
In 1988 California Institute of Technology physicists Michael Morris, Kip Thorne, and Uri Yurtsever explained in some detail how such wormholes could be engineered.
[ . . . ]
They also pointed out that based on quantum fluctuation, so-called empty space is continually generating tiny wormholes the size of subatomic particles. By adding energy and following other requirements of both quantum physics and general relativity (two fields that have been notoriously difficult to unify), these wormholes could be expanded to allow objects larger than subatomic particles to travel through them. Sending humans through them would not be impossible but extremely difficult. However, as I pointed out above, we really only need to send nanobots plus information, which could pass through wormholes measured in microns rather than meters.
Thorne and his Ph.D. students Morris and Yurtsever also described a method consistent with general relativity and quantum mechanics that could establish wormholes between the Earth and faraway locations. Their proposed
technique involves expanding a spontaneously generated, subatomic-size wormhole to a larger size by adding energy, then stabilizing it using superconducting spheres in the two connected "wormhole mouths." After the wormhole is expanded and stabilized, one of its mouths (entrances) is transported to another location, while keeping its connection to the other entrance, which remains on Earth.
[ . . . ]
Matt Visser of Washington University in St. Louis has suggested refinements to the Morris-Thorne-Yurtsever
concept that provide a more stable environment, which might even allow humans to travel through wormholes. In my view, however, this is unnecessary. By the time engineering projects of this scale might be feasible, human intelligence will long since have been dominated by its nonbiological component. Sending molecular-scale selfreplicating devices along with software will be sufficient and much easier. Anders Sandberg estimates that a onenanometer wormhole could transmit a formidable 1069 bits per second.
Physicist David Hochberg and Vanderbilt University's Thomas Kephart point out that shortly after the Big Bang, gravity was strong enough to have provided the energy required to spontaneously create massive numbers of selfstabilizing wormholes. A significant portion of these wormholes is likely to still be around and may be pervasive, providing a vast network of corridors that reach far and wide throughout the universe. It might be easier to discover and use these natural wormholes than to create new ones.

(上の原著表記に対する訳が記されてのハードカヴァー版『ポストヒューマン誕生 コンピューターが人間の知性を越えるとき』(現NHK出版刊行の初期版)にての第六章[衝撃・・・・・・]466ページから468ページより中略なしつつもの引用をなすとして)

一九三五年、アインシュタインとネイサン・ローゼンは[アインシュタイン-ローゼン橋]という、電子やその他の粒子がとおる小さな時空トンネルについて発表した。一九五五年、物理学者ジョン・ホイーラーはこのトンネルを「ワームホール」と表現し、その言葉を初めて世に知らしめた。
・・・(中略)・・・
一九八八年、カリフォルニア工科大学の物理学者マイケル・モリス、キップ・ソーン、ウーリー・エルツヴァーは、そのようなワームホールを設計する方法についてくわしく説明した。
・・・(中略)・・・
量子ゆらぎに基づけば、「真空の空間」は絶えず原子より小さなサイズの小ワームホールを作りだしているとも指摘した。エネルギーを加え、量子物理学と一般相対性理論(この二つの分野は統合が難しいことで知られる)双方の要求を満たすことにより、このワームホールは拡張され、原子より大きい物体も通れるようになるだろう。そこへ人間を送り込むことは不可能ではないものの、きわめて困難である。しかし、上述したように、実際には情報を付加したナノボットさえ送ればいいわけで、そうなるとワームホールの直径は、数メートルどころか数ミクロンもあれば十分だ。ソーンとその博士課程の学生モリスおよユルツェヴァーは、一般相対性理論と量子力学のどちらにも矛盾しないで、地球と遠い場所を結ぶワームホールを作る方法についても述べた。彼らが提唱した技術は、自然発生した原子より小さいワームホールにエネルギーを加えて拡大し、さらに超伝導状態の球を用いて二つの[ワームホールの口]を安定させるというものだ。
・・・(中略)・・・
ワシントン大学(セントルイス)のマット・ヴィサーが提案したモリス-ソーン-ユルツェヴァー構想を改善したワームホールは、いっそう環境が安定しており、人間も通行できるようになっている。しかし、わたしの考えでは、これは不必要だろう。この規模の技術計画が実現するころには、人間の知能は非生物的部分が優位を占めるようになって久しいだろう。ソフトウェアとともに分子サイズの自己修復するデバイスを送れば十分であり、そのほうが簡単だアンデルス・サンドベルイは、一ナノメートルのワームホールは一秒あたり10の69乗ビットもの膨大な情報を送ることができると試算している
 物理学者デヴィート・ホッホベルクとヴァンダービルト大学のトマス・ケップハートは、ビッグバンのわずかのちに重力はひじょうに強くなり、そのエネルギーがあれば自己安定するワームホールが大量に自然発生できたはずだ、と指摘する。このようなワームホールの大部分はまだあちこちに残っていて、宇宙全体にわたって遠く幅広い地点を結ぶ広大なネットワークの回廊を作っているそうである。新しいものを作るより、このような自然のワームホールを発見し利用したほうがずっと簡単かもしれない

(原著および訳書表記を引いての引用部はここまでとする ―※― )

(※上の引用部に対する注記をいくつかなしておく。
 まずもってしての一点目

[10の69乗ビットの情報を1ナノメートルのワームホールを介して他領域に送れるとの試算が出されている]( a onenanometer wormhole could transmit a formidable 1069 bits per second.

との引用部にての表記の出典ではあるが、 Physics of Information Processing Superobjects.との Anders Sandbergアンデルス・サンドベルイという調査畑の科学者による資料が出典として引用元著作に挙げられている(そちら著者たる Anders Sandbergはレイ・カーツワイル著作 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biologyの中にて度々もってして言及されているとの調査畑の科学者で computational neuroscience、脳の神経の計算機「的」なる振る舞いを分析するとの学問を専門としてやってきたとの向きとなる;ちなみに[10の69乗ビット]などと述べても情報技術(の基本的なるところ)に疎いとの向きはピンとこないかもしれないから書いておくが、10の10乗ビットが10ギガビット、すなわち、およそもってしての1.25ギガバイト((1ギガ「バイト」byteが8ギガ「ビット」bitsであるところの1.25ギガ「バイト」)に相当し、その1000倍、10の13乗ビットが1.25テラバイト、すなわち、2014年時点の標準レベルの小型外付け「ポータブル」ハードディスクの容量1TBに相当する(圧縮具合により事情も変わるだろうが、大体にして映画が何十本も入るといった容量を想起いただきたい)。 そこからまたもってし1000倍の10の16乗ビットで1.25ペタバイト、すなわち、1250テラバイトとなる。そして、そこからさらに10万倍してのそれが10の22乗ビット(1022bits)、すなわち、1.25ゼタバイト(zettabyte)となる ―2013年時点での世界全体のワールド・ワイド・ウェブ上の情報の総体量は4ゼタバイトとされているので(英文Wikipedia[Zettabyte]項目にあって現行現時点で As of 2013, the World Wide Web is estimated to have reached 4 zettabytes「2013年時点でワールド・ワイド・ウェブは(動画データなども含めて、であろう)4ゼタバイト分の容量に拡大していると見積もられている」との表記が Richard Currier (2013-06-21). "In 2013 the amount of data generated worldwide will reach four zettabytes".との典拠が挙げられながらもなされている)、 そちら1.25ゼタ「バイト」は2013年時点での世界全体のワールド・ワイド・ウェブ上の全情報をおよそ3分の1を少し多めに見た程度のものとなると想起いただきたい― 。 お分かりか、とは思うのだが、従いもして、(1ナノメートル、すなわち、10-9メートル、[1メートルの10億分の1]とのサイズのワームホールでそれが1秒にて送れるなどと表記引用部でされている)10の69乗ビットというのはすさまじい情報量となり、それは2013年時点での(膨大な容量の動画データなぞをひっくるめての)全世界ワールド・ワイド・ウェブ上の情報量の3分の1程度の情報量を[10の47乗]倍も増大させた ―1兆が1012なのだから[1兆×1兆×1兆×1000億]倍も増大させた― 天文学的数値の情報量が送られうるとの表記と同文になる)
 次いでもってして補足したきことの二点目
 引用部にあっては

[物理学者デヴィート・ホッホベルクとヴァンダービルト大学のトマス・ケップハートは、ビッグバンのわずかのちに重力はひじょうに強くなり、そのエネルギーがあれば自己安定するワームホールが大量に自然発生できたはずだ、と指摘する]( Physicist David Hochberg and Vanderbilt University's Thomas Kephart point out that shortly after the Big Bang, gravity was strong enough to have provided the energy required to spontaneously create massive numbers of selfstabilizing wormholes.

との表記がなされている。
 その伝で行けば、そう、[ビッグバンのわずかのちに重力はひじょうに強くなり、そのエネルギーがあれば自己安定するワームホールが大量に自然発生できたはずだ]との伝で行けば、CERNのラージ・ハドロン・コライダーが[ビッグバン直後の状況を再現するとされること]が気がかりなところとなりもする(ラージ・ハドロン・コライダーがいかようにしてビッグバン・宇宙創成の状況を再現する装置だと評されているのかについては、たとえば、本稿にての出典(Source)紹介の部24などを参照されたい)。 そして、現実にLHCはワームホールを生成する可能性が取り沙汰されているものである(つい先立っての段で振り返りもしたばかりのこととなる)。 以上をもってして引用部に対する注記としておく)

出典(Source)紹介の部117(2)はここまでとする)


 直上の部までにて

精神転送の発想法として脳をナノマシンに代替するとの観点がある

[[それ自体、微少なるワームホール]越しであっても[膨大な情報](1ナノメートルのワームホール越しに一秒毎に10の69乗ビットとも)をナノマシンを介して(他宇宙に)送ることができるとの科学予測が呈されている

とのことを示す引用をなしてきたわけだがそれらが何故、「それ単体だけなせば」[科学予測にすぎない話]から[人間滅亡の執拗なる意思表示に通ずる事柄]へと変じ、[ホワイダニット]の問題と結びついていうると判じられるのか、その理由となる具体的根拠については繰り返さない、 さらに以下、引用なすような表記もカーツ・ワイル著作になされていることを紹介しておく。


| 出典(Source)紹介の部117(3) |

 ここ出典(Source)紹介の部117(3)にあっては、

[人間の生体構造をナノマシンに置き換えるとはいかようなことであるとされているのか]

[ナノマシンの電力供給に関してはいかような言いようがなされているのか]

とのことについて紹介しておくこととする。

(直下、レイ・カーツワイル著作 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology(2005)にての(何故かドイツ語にて章題表記されての) CHAPTER SEVEN Ich bin ein Singularitarianの章よりの引用をなすとして)

Consider replacing a tiny portion of my brain with its neuromorphic equivalent. Okay, I'm still here: the operation was successful (incidentally, nanobots will eventually do this without surgery). We know people like this already, such as those with cochlear implants, implants for Parkinson's disease, and others. Now replace another portion of my brain: okay, I'm still here ... and again....At the end of the process, I'm still myself.
There never was an "old Ray" and a "new Ray," I'm the same as I was before. No one ever missed me, including me.
The gradual replacement of Ray results in Ray, so consciousness and identity appear to have been preserved.
However, in the case of gradual replacement there is no simultaneous old me and new me. At the end of the process you have the equivalent of the new me (that is, Ray 2) and no old me (Ray 1). So gradual replacement also means the end of me. We might therefore wonder: at what point did my body and brain become someone else

(上の原著表記に対する訳が記されてのハードカヴァー版『ポストヒューマン誕生 コンピューターが人間の知性を越えるとき』(現NHK出版刊行の初期版)にあっての第七章[わたしは特異点論者だ]にての495ページより引用をなすとして)

わたしの脳のごく小さな部分を、同じ神経パターンをもつ物質と置き換えることを考えてみよう。そう、わたしは依然としてここにいる。手術は成功したのだ(ちなみに、ナノボットなら、外科的処理を行わずにそれをやりとげられる)。すでにこのような人は存在する。たとえば、内耳の蝸牛管の移植を受けた人や、パーキンソン病の症状を抑えるために神経移植を受けた人などだ。さて、次にわたしの脳の別の部分を置き換えよう。それでも、わたしはもとのわたしのまま・・・・・・そしてさらにまた移植を・・・・・・。一連の移植のあとも、わたしは依然としてわたしだ。「古いレイ」も「新しいレイ」も存在しない。わたしはもとのわたしのままだ。わたしがいなくなったと悲しむ者は、わたしも含め、誰もいない。
 徐々に身体を置き換えていっても、レイはもとのままで、意識もアイデンティティもそのまま維持されているようだ。しかし、全てのプロセスが終わったとき、そこにあるのは新しいわたしに相当する存在(すなわちレイ二号)で、古いわたし(レイ一号)はもはやいない。したがって、穏やかな置き換えもまた、わたしの死を意味する。ここで疑問がわき起こるかもしれない。いったいどの時点で、わたしの身体と脳は、別の誰かになってしまったのだろう、と。

(原著および訳書表記を引いての引用部はここまでとする ―※― )

(※上の引用部に続くところとして天才発明家として知られるレイ・カーツワイルは[人間機械化問題]に対して好意・肯定的と受けられる所信を表明しているのだが( Ray Kurtwailのその部の申しようを引用すれば、 I do believe that we humans will come to accept that nonbiological entities are conscious, because ultimately the nonbiological entities will have all the subtle cues that humans currently possess and that we associate with emotional and other subjective experiences.(訳として)「私ことレイ・カーツワイルの信ずるところでは人類が[非生物的な存在]が意識を持っているとのことをみとめる日がいつぞか来ることになる。というのも究極的には(そうもした)[非生物的存在]らが我々人間が現在保持し、また、感情的および主観的経験に応じて連想・導出する微妙な心中機微を持つに至るであろうと(見える)からである」との観点が明示されている)、 カーツワイル言い分に見る機械の人間的特性の獲得の問題はさておきも
[人間の[再生]可能性への回答]
それ自体は明確化しているのではないかと本稿筆者などは見ている。
 生体組織の造化の妙、そして、生体組織を伴っての苦節哀楽伴っての[経験][記憶]によって構築された人格・魂の再現、そう、[魂の再生](無論、その機序さえ未だに科学的に解明されていない)は[ナノマシンの集合体]には出来ぬことであろうと考えられもすると筆者は見ているのである(本稿にての出典(Source)紹介の部87(3)出典(Source)紹介の部87(4)でもブレイン・マシン・インターフェースを用いていかように[生体の脳を操作する]との科学的研究が人間レベルで今までに執り行われてきたかを呈示したが、[生体の機械化]によって出来ることと言えば、[魂の本然的作用を希薄化させることだけだろう][さも生体の魂があるかのように振る舞うことだけだろう]とこの身、筆者はとらえている)。
 が、といったことら、
[機械による精神の再生の可能性](ここにて問題視している著作 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biologyの著者たるレイ・カーツウェイルは「クオリア(意識)・存在認識の哲学は(人は)[主観の共有]はできないのであるから、主観的問題にとどまらざるをえない」と強調するのだが、[機械の人間存在への近似化]と[機械による精神の再生]とは別問題と見えもする)
といったこと云々以前に
[そもそもナノマシンが異物として侵入してくるのであれば、どちらにしろ、ナノマシンに「物理的に」置き換えられた人間の生体脳は[完全に食われた]とのことになる(露骨ないいようをなせば、脳味噌を食べられて空洞となったところに[別のもの]が入ったとの話となる)
と考えられるところである)

 尚、移送ナノマシンが[人間の脳の生体構造]に取って代わりうるとの未来予測 ――同じくもの未来予測は人間の生体の脳が[人類の眼前に表出しているテクノロジー]にても操られうる、現行、応用技術化検討が進んでいるとのブレイン・インターフェースによって操られうるとの問題とは異質なものである ([生体組織における脳波(電磁波)]⇒(操作)⇒[機械]とは反対方向で[機械]⇒[電気的刺激]⇒[脳内電流にて動く脳]との方向で生体が操られうることがある、そういった話とは「全く異質」のものである、そう、[ウィルスに感染して妙な振る舞いをしているパーソナル・コンピューター]と[中身がごっそり基板ごと取り替えられた、しかし、外面だけは同じように見えるコンピューター]が違うぐらいに異質なものである)―― については、である。 電力供給面「でも」現実的と受け取れる素地がある(たかだか現行にて我々人類が捕捉しているテクノロジーの面から見たうえでも現実的と受け取れる素地がある)。 そのことについても下に引用なしておく。

(直下、レイ・カーツワイル著作 The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology(2005)にての CHAPTER FIVE GNR Three Overlapping Revolutionsの章よりの引用をなすとして)

Scientists at the University of Texas have developed a nanobot-size fuel cell that produces electricity directly from the glucose-oxygen reaction in human blood. Called a "vampire bot" by commentators, the cell produces electricity sufficient to power conventional electronics and could be used for future blood-borne nanobots. Japanese scientists pursuing a similar project estimated that their system had the theoretical potential to produce a peak of one hundred watts from the blood of one person, although implantable devices would use far less. (A newspaper in Sydney observed that the project provided a basis for the premise in the Matrix movies of using humans as batteries.)
[ . . . ]
Nanotubes have also demonstrated the promise of storing energy as nanoscale batteries, which may compete with nanoengineered fuel cells.
[ . . . ]
The most promising approach to nanomaterials-enabled energy is from solar power, which has the potential to provide the bulk of our future energy needs in a completely renewable, emission-free, and distributed manner.

(上の原著表記に対する訳が記されてのハードカヴァー版『ポストヒューマン誕生 コンピューターが人間の知性を越えるとき』(現NHK出版刊行の初期版)にあっての第5章[GNR]にての311から312ページより中略なしつつもの引用をなすとして)

 テキサス大学の研究者が開発したナノサイズの燃料電池は、人間の血液中のブドウ糖と酵素の反応から直接、電気を起こすことができる。識者に「ヴァンパイア・ボット(吸血鬼ロボット)」と名付けられたこの電池が供給する電力は、既存の電子機器を動かすことができ、将来的には血液をエネルギー源とするナノボットに利用できそうだ。同じような研究を行っている日本の科学者が試算したところ、このシステムでは、理論上は人間ひとりの血液から最大100ワットの電力を生産できるはずで、それは人間に埋め込む機器の消費電力を優に上回る(シドニーの新聞は、映画『マトリックス』シリーズでは、このプロジェクトを根拠として人間を電池として使う設定を考えたのだと報じている
 自然界に豊富にある糖を電力に転換するもうひとつの方法が、マサチューセッツ大学のスワデス・K・チョードリとデレク・R・ラヴリーによって実証された。彼らの燃料電池は、実際の微生物(ロドフェラックス・フェリレドゥケンスというバクテリア)を採用し、エネルギー効率はなんと八一パーセント、アイドリングモードではほとんどエネルギーを消費しないという。
・・・(中略)・・・
ナノチューブも、ナノ電池としてエネルギーを貯蔵できることがわかっている。将来はナノ燃料電池と競合するようになるかもしれない。これによってナノチューブの用途はさらに広がる。
・・・(中略)・・・
 ナノ材料によって可能となるエネルギーのうち、もっとも有望なのは太陽光発電だ。それによって将来のエネルギー需要の大半を、完全に再生可能かつゼロエミッションの分散方式で提供できるようになりそうだ

(原著および訳書表記を引いての引用部はここまでとする)

出典(Source)紹介の部117(3)はここまでとする)


 上にての引用部にて呈示したような観点 ( "Biofuel Cell Runs on Metabolic Energy to Power Medical Implants"とのNature誌オンライン版にての記事を出典にしての観点) から、たとえば、太陽光発電でもいい、そういうものを動力に用いるナノマシンが撒布された場合、それが第一段階で空中に浮遊、呼吸器を介して人体に吸収されてから、次いで、人間の中で糖を電力にしての活動を開始し(さながら先述の映画『インベージョン』に見る[微生物]である)、徐々に人間の脳をナノマシンに置き換えていくとのことを考えればどうか。 であれば、確かにナノマシン投入をなして対象文明を完全に抹殺・代替することができることになる (対象文明の成員の脳組織(不完全にしか操れぬ、たとえば、他世界を貫通する重力波を通じてふざけた人工知能に結線させて不完全にしか操れぬとのとの脳組織)を[生体構造]から[機械構造]に置き換え、完全に[脳死]させて皆殺しにしたうえでその[肉体]だけをリソースとして一代のみ利用できるとのやりようもなせる ―まさしく悪夢の如きシナリオである― )。

 人間の文明を、いや、種族としての人間そのものを

[「皮だけは人間かもしれないが、」といったレベルでの完全に自儘に出来る機械装置]

に「置き換える」ことが果たしてできるかがここでの問題となる (現行の人間の世界では全人類がいきなりお互いに狂ったように殺しあうとのことはない(歴史的な[踊狂伝承]、日本のええじゃないか騒動や西欧のダンシング・マニアに見るような多くの人間が狂ったように踊り出す、現代でいうところのフラッシュ・モブのパフォーマンスのようなありようで狂ったように踊り出すとのことはあったようだが ―表向きにはそういったことは集団ヒステリーのように説明されるが、西洋のダンシング・マニアなどでは倒れるまで、時に、死ぬまで踊り狂うといったことが具現化したとの歴史的記録がある― 、多くの人間が容易に殺し合うなどとの兇悪な挙動を他律的になさしめられるようにはできあがっていないように見える)。 [メス(医療切断器具としてのメス)を使わぬ非侵襲的なやりよう]で間接的に操作されて愚劣極まりない挙をなさしめられるような向きら ―ラジオコントロールされもして[他我(人工知能のそれかもしれない)]と[本然としての自我]の別さえ曖昧となってしまっている類(機械結線個体)とも― で充満しているようにすら「見えてしまう」忌々しい世界でも多くの人間がデス・ゲームをはじめるなどとの状況には「流石に」至っていない。 だが、[生体の脳が機械に置き換えられた存在](CTスキャンでチェックすればすぐに人間の皮をかぶっているだけの紛い物と分かりもしようとの存在)が主要構成単位となれば、どうか。 [機械]とは指示された通りに動かされるだけの存在であり、その領分では極めてハイ・パフォーマンス、いかなる極性帯びての挙動をもなしうる。 漫画チックに表すれば、「年齢的には四則演算もままならぬ小児」の皮を被った存在が黒板に他の高度機械の設計図をつらつらと無表情にいきなりも書き出すといったことさえ具現化しうる)。 そうした最早完全に人間ではなくなってしまった機械の群体を用いて次に何がなされうるか。 人類文明では実現しないような装置がこの世界にて山と構築されはじめ、の中には、[遺伝子操作工場によって[別種族の赤子らあるいはクローンら]をこの世界に再生する施設]が含まれているといったことにもなりうる。 そこまできて人間の世界への別種族の[植民]が成功したことになるであろう。 そういうことにまつわる話をここではなしているわけである(語るに値しない程に意志の力が弱い、ゆえに、意志の力に根差しての頭の働き具合が実にもってよろしくはないとの者達にあってはナノマシンがこの世界に入ってくる「現実的」可能性がある]とのことが何を意味するのか、ついぞ理解・情報処理すらしようともしない(あるいは「鈍きこと限りなし」の中でようやっと理解出来ても陋劣なる品性から[取るに足らぬ命のほんの少しの間の安泰]のために飼い主の指示で反抗に対する足の引っ張りをなすか、良くても意志薄弱さがゆえに何もしない)とも思うのだが、とにかくも、[ナノマシン侵入]と[絶滅戦争の完遂と植民の達成]は当然にワンセットのことである(でなければ、人間が既に間接的に薬籠中にされきっている節があるこの世界へのナノマシンの侵入]などそもそも企図される[必要]がないし、[意味]もない)。 まずもって従前から被影響下にあった ―「向こう側の」機械回路と重力波などそれなりの機序にて間接的に結線されてきた等等― とも解される人間の魂の基盤(要するに脳である)が完全に壊され、入れ替えられる。 そして、人間は[機械化第一世代]のみで使い捨てられる[人間の脳なき人間の皮のみの存在](どんなに常軌を逸した行為でも「完全」リモートコントロール・ドローンとしてやり遂げる存在)へと変じさせられ「うる」との予測も成り立つ。そういうことをここでは述べている ――そしてまた、本稿にての出典(Source)紹介の部18出典(Source)紹介の部19出典(Source)紹介の部21-2,(かなり後の段にずれこんで),出典(Source)紹介の部76(3),(さらに後の段にずれこんで),出典(Source)紹介の部89にて言われようの典拠を示しているように、LHCは、そして、「極小の」ワームホールを生成しうると目されるに至っている装置である―― )。

 これにて

[ホワイダニットの問題] (何故、[執拗な意思表示]を伴っての犯罪的状態が具現化させしめられているのか、とのことに関しての[動機]にまつわっての問題)

として[ナノマシン投入可能性]との絡みで筆者がどういう可能性を呈示したいかについてお分かりいただけるかとは思う。

 くどくも述べれば、要するに、

【(既に相応の「間接的」機序で薬籠中と考えられる)人類  [ Mankind as the indirectly remote-controlled race ] Phase ( now ) 】 ⇒ 【魂を殺しての生体部品化 [ Nanobot(femtobot) Injecting via "Worm" Holes] Phase( Brain Coversion Phase; Soul of Mankind Extinction Phase) 】 ⇒ 【その先にあるプランの達成 [ Genetic Engineering Operation Starting Phase ( Resurrection or Colonization Starting Point ) 】

といった流れが企図としてあってもおかしくはないと述べたいわけだが、それをもって

([「現実的」推理]ではなく) [論拠を伴っていない馬鹿げた憶測( ridiculous speculation )の類 ―かくもあるとの響きの通りそうした話をなすだけでは空想家の領分(サイエンスフィクション好きの揣摩憶測でもいい)に留まるとの話― ]

と思われるだろうか。

 だが、実に遺憾でならないのだが、筆者は上のようなこと、そう、聞き手の知識量に反比例、また、頭の固さ度合いには比例しもして[異常なる放言]と聞こえもする度合いがいや増しに増そうとのことまでもが
[「現実的」推理
として成立するとの具体的論拠を「既に」挙げている

 疑わしきは次の各点 ―今更繰り返す必要も無いまでにくどくも論じたててきたことなのだが、再度、呈示しもすることら― の意味合いをよく考えて見るとよい。


1「シンボルにおける相応の色合いの多重的具備が指摘できるようになっている」との[911の事件が発生することを事前言及しているが如き文物ら]が現実に存在している(奇っ怪なことではあるのだが、とにかくも存在しているとのことが細かくも指摘出来るようになっている)。
 そして、そうした存在していること自体が奇態なるものらが
トロイア崩壊(関連のギリシャ伝承)][ヘラクレス12功業
にまつわる要素を多数伴っていることを摘示できるようになってしまっているとのことまで「も」がある (ここホワイダニットの話に先行するところの意味論的分析および確率論的分析の段でくどくも(出典表記番号を挙げ連ねながら)振り返り表記なしてきたことである)

2直上の1.にて述べているように911の事件が発生することを多重的に事前言及しているとの按配の文物「ら」があり、そして、そこには
トロイア崩壊(関連のギリシャ伝承)][ヘラクレス12功業
にまつわる言及が多数伴っているとのことがある (本稿にての呈示論拠の検証を請う) とのことが指摘できるように「なってしまっている」わけだが、のみならず、そうしたものらには
ブラックホール][ワームホール
との接合点「も」が見てとれるとのことがある(同文に本稿にての呈示論拠の検証を請う)。

3上の1.及び2.のことと平仄が合うように ―この世界にてブラックホール生成やワームホール開閉がなされるとすればそれしか手段がないと現行見られているところの― ラージ・ハドロン・コライダーを用いての加速器実験(これよりさらなる出力倍増が試みられている加速器実験)には
トロイア崩壊(関連のギリシャ伝承)][ヘラクレス12功業
と通ずる命名規則が現実に確として採用されているとのことがある (本稿にての解説部を通じて[そうする動機が人間存在それ自体にはない]とのことを含めて確認請いたいことである)。

4以上1.から3.と平仄が合いすぎる程に合うとの要素が人間の文明(一から十まで紛い物でも、とにかくもの文明)にあっての
[根本的なところ]
で数多指摘できるようになっているとのことがある(超が付くほどに著名、文明の基軸にすら影響力を与えていたとの評価から俗にウェスタンカノンと呼ばれる西洋古典ら(ホメロス古典、ヴェルギウス古典、ダンテ古典、ミルトン古典)に認められる相応の側面がいかようなものなのか原文引用なしつつも懇切丁寧に指摘なしている本稿の各部を検討頂きたい)


 以上のようなことが

[薬籠中の人間ら ―[具体的機序](具体的作動原理)は不分明であるが、[現象]としての予言(と言われるような予見的なる言及)の巧妙さに見る犯行結果から状況証拠レベルで[薬籠中にある]と明言できてしまうような人間ら― 

を多く内包して構築されているが如きこの世界にて指摘できるようになっているならば、である(膨大な文字数を割いてものしている本稿では実際にそう指摘できるようになっているとのことの証示にひたすらに努めている)。
 
 お分かりかとは思うのだが、

[犯行動機が事前に犯行主体から明示されているとの節が濃厚にある ―少なくとも標的を騙して内側から破滅させるとの意図トロイアの木製の馬の使用の意図)までが明示されている― ]

との式で上のような
[推理]
が易々と[現実的懸念を体現してのもの]として成り立つとのことになると述べるのである。

(:トロイアを滅ぼした木製の馬とは何か。トロイアがいかように滅亡したと伝承に伝わっているのか。その程度のこと ―本稿にても古典それそのものからの引用をなしながら解説なしていることでもあるその程度のこと― を知っていれば、[トロイアの木製の馬の寓意が露骨に付されての超巨大装置(人類文明の精華などと評されもしていること、後述する巨大加速器)による極小構築ゲートから入ってくるのがナノマシンたりうる]との推察が成り立つ、[加速器実験に関してつい最近から取り沙汰されるようになったこと](ワームホールの生成可能性)との絡みでそうもした推察が成り立つこと、その意味性についてご理解いただけることか、とは思う)

 これでもってして

 ブラックホールやワームホールの生成によって

こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)をなす

(あるいはもってして)

裸の特異点を安全地帯から[ガラス越し科学実験用のゴム手袋 ―要するに我々人間存在がそうしたものへとしつらえられてしまっている節あるありよう― ]を介して生成して、それを用いて空間と時間の中での覇権の確立をなす

とのことが企図されていうるとのこととてありうるように「見える」ようになってしまっている

とのことにあっての

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)]

にまつわる考えられるところの帰結のありよう、その現実的可能性にまつわる話 ―ホワイダニットの問題に関わるところの現実的可能性にまつわる話― を終える。

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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上掲なしているのは

【古典『神曲;地獄篇』にて文豪ダンテとダンテに師父と慕われる古代ローマ詩人ヴェルギリウス(の霊)が【地球の中枢】とイコールであると描写されての【地獄の中枢】に向かっていくさまを描きもしての図】

となりもする。

 ここで文学的嗜好など皆無といったまでに持ち合わせていないとの向きらにあっては『神曲;地獄篇』のことなどをいきなり引き合いに出されても

『お公家がかった好古家の世界の話だろう?』

などと思われるかもしれないが、まずもってそこより述べるところとして、現実的問題としてダンテ『神曲;地獄篇』が我々人間の世界 ―いかに空虚で吐き気を催させるような【紛いもの】だらけのものであろうともとにかくもってしての我々人間の世界― にあって

【古今最大級の著名度を誇る文学作品】

として世間にあって認知されていることになんら相違はない(※)。

(※編集・更改が頻繁になされるとの媒体性質がゆえに記述内容が有為転変としており、そちら記述が残置するものなのか請け合えないが、たとえばもってして現行、いや、筆者がダンプデータを押さえつつ把握する限り、ここ数年間ずっと、和文ウィキペディアには ―ダンテ『神曲』がいかに際立ったものであると評されているのかについて― 次のような記述がなされているところでもある ⇒(以下、和文ウィキペディア[神曲]項目にあっての[文学的評価]の節の記述よりの原文引用をなすとして)神曲』は、世界文学を代表する作品として評価は定着しており、西洋において最大級の賛辞を受けている「世界文学」を語る際にはほぼ筆頭の位置に置かれ、古典文学の最高傑作、ルネサンスの先蹤となる作品とも評されている特に英語圏では『神曲』の影響は極めて大きく、部分訳を含めれば百数十作にのぼる翻訳が行われ、膨大な数の研究書や批評紹介が発表されている(引用部はここまでとする))

19世紀英国の文人であった[ダンテ]・ガブリエル・ロセッティが描いた最愛のベアトリーチェの死に際会した折の文豪ダンテありよう描写図(のうちの一バージョンに強調のために多少動きを加えたもの)。上掲のような扮装の彫像がいくつも遺っているとの文豪ダンテ・アリギエーリの手になる『地獄篇』が同作それ自体の外側に確として存在している多層的関係性の中にて[異常なる先覚的表現と嗜虐的に結びついているから問題であると本稿にあっては指摘しもしている。

 ダンテ『神曲』に【異様とも言える数学(あるいは数値操作)上の工夫】が施されているとのことを指摘する向きは国外、のみならず、国内にもいるわけだが(たとえばもってして John Guzzardo Thomas Hartといった欧米圏のダンテ研究者らの分析結果を実にもって分かり易くも援用・解説・省察しているとの国内学究の向き ―このようなところで名指しされればご迷惑でもあろうと判じているため具体名は挙げない― のダンテ関連の論稿が存在しており、の中では、ダンテ『神曲』の異常なる円周率π等に対する拘(こだわ)りに非人間的なる側面、ある種の機械プログラム的なる側面が詳述されたりしている)、 数的側面への異様なる固執のみならずダンテ『神曲;地獄篇』には(今日的な観点で見た)ブラックホール近似物の描写がみとめられることもまた同様に示唆されるように言及されてきたことである(著名科学者らに起因する同じくものことにまつわっての評されようについても本稿本文の部にて引用なしているところである)。

 問題となるところのひとつとしてそうもしたダンテ『地獄篇』のブラックホール近似物にまつわる描写が他の著名古典、英国にて17世紀に成立したジョン・ミルトンの手になる叙事詩『失楽園』の描写とまさしくものブラックホール近似物にまつわるところで複合的に結びつくとのことがある(※)。

(※上にて名指しで引き合いに出したジョン・ミルトン『失楽園』について世間一般の人間は内容はおろか名前さえ知らぬとのことがあるかとは思う ―キリスト教圏でもない領域では「当該の作品はキリスト教文学の金字塔となっている」などと一口で言ってもミルトンの知名度についてのおもんぱかりがなされることを期待する方が無理があるか、ともとらえる― 。であるから、ダンテ『地獄篇』にまつわって付した注記と同様にミルトン『失楽園』の知名度についての記載を目立つところ引く、英文ウィキペディアより下に引いておく。⇒(以下、英文Wikipeia[ John Milton ]項目にての現行にあっての記述を引用なすとして) Once Paradise Lost was published, Milton's stature as epic poet was immediately recognised. He cast a formidable shadow over English poetry in the 18th and 19th centuries; he was often judged equal or superior to all other English poets, including Shakespeare.(即時訳)「『失楽園』が刊行を見てより、(壮大な)叙事詩の紡ぎ手としてのミルトンの名声は即時に認容されることになり、同ミルトン(の詩)は18世紀から19世紀にあっての英文詩ありようにおそるべき隠然たる影響力をおよぼすことになった.ミルトンはしばしば「シェイクスピアを含む」他のいかなる英語による詩の紡ぎ手に比肩しえる、あるいは、優越しうると評価されてきた存在であった」)

 その点もってして双方、際立っての著名性を有しているとのDanteInferno『地獄篇』にあってもMilton Paradise Lost『失楽園』にあっても[地獄門の先にある領域][ルシファーに起因する災厄の領域]との部にてブラックホール近似物描写がみとめられるとのことがあるのである。

 以上申し述べた上で ―委細は本文に譲るとの式で― さらにもって指摘しておくが、極めて問題となるとのこととして、ブラックホール近似物描写セクションとの兼ね合いで問題となるとの『地獄篇』と『失楽園』の両古典の問題描写それ自体に

ヘラクレス12功業と結節する側面
人類に対するエデンにての誘惑(および宗教的ドグマなぞに見るところの原罪、オリジナル・シンの押しつけ)とルシファー(エデンの蛇に比定される存在)の暗躍の筋立てと結節する側面
古のトロイア崩壊伝承に通ずる側面

との側面らと多層的に接続している、そうもしたありようもが見てとれるとのことが「ある」 (:そして、酸鼻を極める(としか言いようがない)こととして【ヘラクレス12功業と結節する側面】【人類に対するエデンにての誘惑と悪魔の暗躍の物語と結節する側面】【古のトロイア崩壊の伝承に通ずる側面】の上掲各側面が、(すべて本稿本論の部にて典拠を仔細に呈示しているところの【現実】の問題として)、【ブラックホール人為生成に通ずると近年目されるに至った加速器実験】【ブラックホール人為生成にまつわる予見的文物】の双方に多層的に接続しているとのことがまたもってありもし、それが「養殖種としての人間を皆殺しにする」との意思表示(がかってのもの)と結びついているとのことまでもが「ある」 ―※― )。

(※日本国内に比して比較的洗練された、程度の高い情報を発信する人間が僅少ながらも存在すると見る英語圏ですらどういうわけなのか、以上のことら、著名古典らの結節領域にてブラックホール近似物にまつわっての描写がみとめれるとのことらについて問題視・精査する人間がこの世界には「現行」まったく見受けられず、に関して筆者なぞは慨嘆・嘆息させられている(検索エンジンのクエリ(入力文)に応じての深耕の問題として筆者は同じくものことについて状況把握することになり慨嘆・嘆息させられもしているとのことがある ――なおもってして、「目立つところながらにあり、かつ、重要であると当然に受け取れるのにそのことを誰も指摘しない(しようとしない)」とのことにまつわって唐突となるところとして記載しておくが、兵法三十八計にあっては[勝戦計](彼我の戦力にあって圧倒的に有利な側が勝利を盤石ならしめるために講ずる計略とされるもの)として【瞞天過海(まんてんかかい)の計】なるものが存在している(著名な兵法三六計の一番目に挙げられる計略である)。 同【瞞天過海の計】とは勝勢濃厚なる勢力が弱者の勢力を一挙に叩き潰す前に戦いを理想的に終わらす(損失少なくもの勝ちを得る)ために相手方油断を誘う上で攻め手側攻勢機微にまつわる情報を小出しにしてそれを相手方に頻繁に見せつけもし、「また例の話(挙)の具現化か.至急対処とのかたちで重んずるには値しまい」とのいわばもってしての危機慣れのありようを相手にもたらすとのことが謀られるとされる。その意ではここで述べているようなこと、たとえば、DanteInferno『地獄篇』にあってもMilton Paradise Lost『失楽園』にあってもその双方共々に[地獄門の先にある領域][ルシファーに起因する災厄の領域]との側面にてブラックホール近似物の描写がみとめられるとのことに「通ずる」描写が大衆に消費される現代サブ・カルチャーなぞに隠喩的・間接的にみとめられだしているとのことまでは現況もある一体全体どこに発想の原点があるのかと受け取れるようなサブ・カルチャー(この世界の現状を鑑(かんが)みれば、白昼夢、【人間の人間による人間のための世界の幻想】を心地良いもの、だが、現状認識なすことを困難ならしめるような式で押し売りするようなサブ・カルチャー)なぞに近年より隠喩的・間接的に見受けられるようになっているとのことがあるとのこと「も」筆者は把握するところとなっている(衆を瞞着するが如きやりよう表出にまつわっての一般論としての話をなしているわけではあるが、につき、愚拙、この身の来したしに照らしあわせれば、である。『持ち出しに過ぎぬな』と思いつつも訴訟を提訴、2011年下半期には会社まで設立して(またもって小さきこととしてそちら会社連動ウェブサイトなどを立ち上げるなどして)微力ながら警鐘発せんとしてきたとの自身の独特な式でのひとつの訴求方式に近しきこと「をも」茶化す(低劣なるものに貶めている)が如くの【類似】の要素を帯びたサブ・カルチャー作品すらもが登場を見ているとのことを知った(ただし本稿品位を保つためにそちら【具体例】らについてはここでは言及しない))。 その点、相応の人間らは自分達が「危機慣れさせられている」ことを認識できずに現実的状況の指摘・訴求に接した際に「またあの【フィクション】の話だろう?」「【フィクション】に没入しすぎた誇大妄想狂の放言であろう?」なぞと相応の思考作用状況で即断する(可能性もあるかもしれない)とのことが万象あまねくも表出している(しうる)現実的状況に付帯するところとして観念されもするが([瞞天過海の計]奏功のありように近しいかと見る)、とにかくもってして、ここでの話は世に横溢するサブ・カルチャーなぞの荒唐無稽なる[設定]にまつわってのことではない、何の容赦もない現実的状況にまつわるものであると強くも断っておく―― )

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[出典(Source)紹介の部18]から[出典(Source)紹介の部19](LHCによるワームホール生成可能性についての言われようを引いているところの出典紹介部18から出典紹介部19)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)

[出典(Source)紹介の部18]
典拠紹介部第15頁 加速器によるワームホール生成仮説に通ずる「先覚的」言及作品らの存在について(1)Soruce18)

[出典(Source)紹介の部19]
典拠紹介部第15頁 加速器によるワームホール生成仮説に通ずる「先覚的」言及作品らの存在について(1)Soruce19)

[出典(Source)紹介の部21-2](プランク・エネルギーの極小領域投下 ―およそもってしての不可能なこと― をなせば時空のゲートの類が生成される可能性があると従前見られていたことにまつわっての出典紹介部21-2の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第18頁 加速器によるブラックホール生成とプランクエナジー

[出典(Source)紹介の部76(3)](LHC実験にてブラックホールが生成される可能性があるとの科学界理論動向にあってそれがカー・ブラックホールであるとの見解もが呈されていたとのことにまつわっての出典紹介部76(3))
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第79頁 加速器ワームホール生成に対する科学界説明と問題点

[出典(Source)紹介の部87(3)](重力波がこことは異なる世界から入ってきていうるとのことはどういうことなのか、また、それが自由自儘に高度な技術で制御されるということが何を意味していると考えられるのかとのことにまつわっての[憶測]の域を出ないことを取り扱っての出典紹介部87(3)以降の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第93頁 重力波と操作の可能性、そして、危険な予見的言及

[出典(Source)紹介の部89](ロシアの名門科学研究機関関係者の手になる論文が[余剰次元理論](1998年提唱のADDモデル)を受けて極微のワームホールやミニ・タイム・マシンといったものがLHCで生成されうるとのことを扱っていることに対する解説をなしての出典紹介部89)
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典拠紹介部第98頁 論客アイクの理論とその反対解釈可能性の問題