典拠となるところの明示[159]――L5点における宇宙植民島設置構想、そして、
L5協会発起人の申しようと本稿にて摘示してきた不快な関係性らとの結節点

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ホワイダニット(何故、そうもしたのか)に関わる点として考えられる事柄らにまつわっての分析 (物理学者フランク・ティプラーの【オメガポイント】とも相通ずるL5協会発起人の物言いに関して問題となりもすること)

 先立っての頁では ―いままで数頁を割いて論じてきたホワイダニット(何故、それをなしたのか)の問題に関わるところとして― 次のこと、解説してきた。

 ラグランジュ・ポイント・ファイブに宇宙植民島を据え置くことを最終目標としていたL5協会とは

ナノテクノロジー、人体冷凍保存、トランスヒューマニズム、人工知能、テザー推進などの分野で活躍する人々を輩出した協会]

であるのと同時に、

[【トロイア戦争の登場人物らにて成り立つ[トロヤ群]の名にて表象される正三角形の頂点】の協会]

とも「純・記号論的に」言い換えられるもする組織体となっている【L5点】【トロヤ点】というアステロイド帯と結びつくからである)

 そうもしたL5協会(【トロイア戦争の登場人物らにて成り立つ[トロヤ群]の名にて表象される正三角形の頂点】の協会)についてはその発起人の思想が ―ひたすらにも人類の発展・拡大のありようを楽観的・狂躁的に志向していくとのありようから― 

[フランク・ティプラーのオメガ点理論に通ずるところ](それは本稿にて「異様なる」先覚的言及および反対話法 ―嗜虐的反対話法― の類と結びついているとのことの摘示に努めてきたとの方向性でもある)

に至りもしたとのことがあり、そのことからして問題になるだけの事情がある(ひとつに物理学者フランク・ティプラーのオメガ点に関しての物言いの中に見受けられる【特異点生成にまつわる(異様なる)先覚的言及】が【トロイアとの連続性を多重的に有している話法】と接続するようになっているとのことがあるからである)。

 ここに至るまで、にまつわっての通貫しての解説をなしてきたことらを把握しきれていないとの向きにはおよそ理解を求められるようなところではない複雑な話とはなりもするのだが(であるから内容不消化感を拭えぬとの向きにして、かつもってして、生死の問題にも通ずるような筋目の話について理解しようとの意思意欲のあるとの向きには先行するセクションの読解・内容把握をまずもって請いたい次第でもある)、 とにかくも、上にての枠内表記部のように摘要表記なせるところの直前頁までの内容を受けもしての分析をこれよりなす、1.から3.と振っての下述の観点に依拠しての分析をこれよりなすこととする。

 そもそもラグランジュ点の第五ポイントにスペースコロニーの類を設置しようとの構想を目立って提唱した向きはジェラルド・オニールとの人物だが(先の[L5協会]項目よりの引用部を繰り返せば、L5協会とは、ジェラルド・オニールの宇宙移民のアイデアを広めるべく、1975年に Carolyn Henson(キャロライン・ヘンソン)と Keith Henson(キース・ヘンソン)が設立した団体であるとあるとおりである)、 同男ジェラルド・オニールは素粒子物理学(とすれば加速器運営にダイレクトに関わる学問領域)を専攻し、初期、加速器実験のために加速器関連の発明 ―その機構のためだけに一項設けられているとの[ Storage ring ]との加速器供用機構のゼロからの発明― をなしたとされる向き「とも」なっている

(:直上言及のジェラルド・オニールについては英文Wikipedia[ Gerard K. O'Neill ]項目にて Storage-Ring Synchrotron: Device for High-Energy Physics Research とのアメリカの物理学会誌 Physical Reviewに掲載された論稿の内容が出典としてのリンク先として挙げられているとのかたちで
(以下引用なすところとして) O'Neill began researching high-energy particle physics at Princeton in 1954, after he received his doctorate from Cornell University. Two years later, he published his theory for a particle storage ring. This invention allowed particle physics experiments at much higher energies than had previously been possible.「ジェラルド・K・オニールはコーネル大学で博士号を取得した後、2年後にプリンストンにて高エネルギー物理学の研究を始めた。その二年後(1956年)、オニールはパーティクル・ストレージ・リングのための理論を世に発表した。このオニールによる発明によって素粒子物理学にての実験で従前可能であった以上の高エネルギーを実現なしえるようになった」(訳を付しての引用部はここまでとする)
とのことが紹介されているような向きとなる。
 尚、のような[加速器実験を業とする者達の恩人の一人]であるかのように紹介されているジェラルド・オニールの発明したストレージ・リングがいかようなものなのか ―LHCに至っての今日の加速器にあってもその機構がいかように利用されているのか― については英文Wikipedia[ Storage ring ]項目にかなり微に入っての解説がなされていること、申し述べておく)

 以上のことがある、L4点およびL5点にスペース・コロニー(英語的ニュアンスではスペース・ハビタットの方が通用化した言いようとなろうか)を構築すべしとのことを述べていたジェラルド・オニールがブラックホールを生成しうると考えられるに至ったラージ・ハドロン・コライダーに至る加速器発展史にて(ストレージ・リングの発明にて)それなりに重要な役割を果たしているとのことがあるのは加速器の進化が進みに進んだところにあるラージ・ハドロン・コライダー(ジェラルド・オニールの発明ストレージ・リングが活用されているとのLHC)がそちら命名規則の問題として
トロイア
と複合的に結びついており(つい先立っての段にても振り返り表記したことである)、また、L5点(ジェラルド・オニールのスペース・コロニー構想に触発されて設立されたL5協会の組織名命名の背景にあるラグランジュ・ポイント・・ファイブ)もが[トロイア]と結びつくとのこととの兼ね合いで「よくできている」と受け取れるところではある

 さらに話を進める。 Storage ring(直訳すれば、[貯蔵リング]とでもなろうか)との加速器実験に供されるリング形状の特定機構を提唱・発明したことでも知られるジェラルド・オニールがスペース・コロニーをそこに設置すべしとしたL4点、L5点に据え置かれるものとして構想されだした当のコロニーの類型として

[スタンフォード型トーラス]

という類型のものが「当初 ―ジェラルド・オニールが目立ってスペースコロニー構想を主唱しだした70年代初頭から半ば(スペースコロニー構想自体の提唱はジェラルド・オニールによる1969年のそれが嚆矢ともされる)を判断基準にしての当初― より」目立って提唱されてきたとのことがある(とのことがその方面の科学史ではよく知られたところとなっている ――※(以下、和文ウィキペディア[スタンフォード・トーラス]項目より引用なすところとして)スタンフォード・トーラスは、1975年にスタンフォード大学で行われたアメリカ航空宇宙局の夏期セミナーで提案された。(ジェラード・K・オニールは、後にトーラスに代わるものとして、島1号を提案した。)「スタンフォード・トーラス」とは、この特定の設計のみを指すが、環状で回転するスペースコロニーのコンセプトは、これより前にヴェルナー・フォン・ブラウンやヘルマン・ポトチェニクによって提案されていた。スタンフォード・トーラスは、直径1.8kmのドーナツ状のトーラスから構成され、1分間に1回転しすることで、遠心力により外側のトーラスの内部に0.9Gから1.0Gの人工重力を作り出している(引用部はここまでとする)とされているところである―― )。

 さて、宇宙植民構想にあってスペース・ハビタット(宇宙居住島)の代表的モデルの一つとされているスタンフォード・トーラスについては[リング状]形状を取る。ここで宇宙植民構想の先駆けとなっているリング周りのジェラルド・オニールのやりよう ―ストレージ・リングを発明してリング状の加速器が用いられる加速器実験の進化に「貢献」したとのやりよう― との接合性を「極めて皮相的に感じさせられなくもない」のだが(ただ、スタンフォード・トーラスの構造提案をなしたのはジェラルド・オニールではないとされている)、 問題はそうしたことにはない(その程度のことであるのならば、わざわざ、スタンフォード・トーラスについて筆を割く必要などない)

 トーラス。それはいわゆる[単連結空間]ではない[多重連結空間]の代表的構造となっているとのものである。ポイントはそのことにある、トーラス=多重連結空間の代表的構図とのことが問題になる(だけのことがある)と強くも述べもし書くが、多重連結空間 ―単連結空間が英語で書くところの simply connected spaceならば multiply connected spaceと形容されるもの― とは

[ワームホール・ブラックホールによる[時空の穴]をまさしくも表象する構造]

として語られ、かつ、知られているものとなる。

 などと一口で述べるだけでは問題がある、「ソースを呈示しないと問題があるか」ともとらえるので(なかんずく、不吉なることばかりを呈示しようとする筆者のことを信じたくはない、いや、存在自体も含めてその申しようを完全否定したいとの向きはソースが呈示されていないとのその一事だけで[不吉なるここでの話]を「彼ら」の基準の[唾棄すべき対象]に分類してしまうか、とも思う)、 [事細かに典拠を示し、属人的主観の問題など(話柄の取捨選択を除いては)介在するような余地がほとんどないとの堅い話をなすとのことを本義としている本稿スタンス]に忠実にソースを挙げておくこととする。

(直下、 Parallel Worlds; A Journey Through Creation,Higher Dimensions and the Future of the Cosmos ――(ハーバード卒業の後、加速器実験ともマンハッタン計画とも密接に結びつく科学者アーネスト・ローレンスと縁あるローレンス・バークレー国立研究所にて博士号を取得した米国にてのマス・メディア露出型物理学者ミチオ・カクの手になる科学読み本(オンライン上の検索にて本文内容確認もなせるようになっているとの著作))―― にあっての CHAPTER FIVE Dimensional Portals and Time Travelの節より引用をなすとして)

Although Einstein thought that black holes were too incredible to exist in nature, he then ironically showed that they were even stranger than anyone thought, allowing for the possibility of wormholes lying at the heart of a black hole. Mathematicians call them multiply connected spaces. Physicists call them wormholes because, like a worm drilling into the earth, they create an alternative shortcut between two points.

(上のオンライン上より確認できる原著内容に対してその内容確認には(書が手元にない向きには)図書館に足を運ぶ必要があるだろうとの上原著の邦訳版『パラレルワールド ――11次元の宇宙から超空間へ』(版元は日本放送出版協会(現NHK出版))にての第5章[次元の入り口とタイムトラベル]にあっての144ページの内容を以下、引用するとして)
アインシュタインは、あまりに信じがたいのでブラックホールは自然界に存在しないだろうと考えたが、そんな思いとは裏腹に、その後、ブラックホールがだれも考えつかないほど奇妙で、中心にワームホールが存在する可能性すらあることを明らかにした数学者はこれを
多重連結空間
と呼ぶ
物理学者がワームホールと言うのは、地虫(ワーム)が地中を掘り進むようにして、二点間を結ぶルートを作るものだからだ。あるいはまた、次元の入口と呼ばれることもある。呼び名はどうあれ、これはいつの日か次元間旅行の究極の手段となるかもしれない。

(原著および訳書表記を引いての引用部はここまでとする)

 これにて[次元間ポータル]たりうると現代科学者に受け取られている(ブラックホール中枢とも結びつけられての)ワームホールが

[多重連結空間]

としての性質を呈している Mathematicians call them multiply connected spaces. Physicists call them wormholes などと表されている)ことはお分かりいただけたかとは思うが、そこにいう

[多重連結空間](単連結空間ではない空間構造)

の代表的形状が( Mobius strip[メビウスの環]、 Klein bottle[クラインの壺]などよく知られた構造体と同様に)スペース・コロニーたるスタンフォード・トーラスに見るトーラス、そちらドーナツ構造となっているとのことがあるのである。

 につき、(スタンフォード・トーラスに見る)トーラス構造が多重連結空間の代表例であることについては、たとえば、英文ウィキペディアの[ Simply connected space ](単連結空間)項目にすら現行、

A torus is not simply connected. 「トーラスは単連結構造形状ではない(反言すれば、トーラスは多重連結構造である)」

などと図が付されつつも解説されているようなところとなる。

(※ドーナツ構造などと述べると一見にして何の変哲のない形状と思われるかもしれないが、トーラスの如きドーナツ構造は位相幾何学(トポロジー)的視点を介して実にもって深遠なる見方をなされており、については、和文ウィキペディア[トーラス]項目にあっての現行記載として(以下、引用をなすところとして)平坦トーラス ( flat torus ) は、円柱面を平坦なまま曲げて、両側の端を合わせ貼り付けることで得られる。「平坦」とは「曲率0」ということで、円柱面のように1方向にしか曲がっていない面は曲率0なので平坦である。平坦な面は可展、つまり、伸縮なしで平面(や他の平坦な面)に変形可能である。3次元空間内で円柱面を曲げるにはどうやっても伸縮が必要で、曲率のあるドーナツ型しか作れない平坦トーラスを作るには、4次元空間が必要である。・・・(中略)・・・トポロジー的には、トーラスはどれだけ伸縮してもいい。有名な例は、ドーナツとコーヒーカップは同相である、というものである。つまり、コーヒーカップ(の表面)もトーラスである(引用部はここまでとする)との記述からも推し量りいただけることか、とは思う)

 ここまでの話についてのまとめをなす。

「L5点の名を冠するL5ソサイエティ(の代表者)の標榜する思想が(既述の観点から)[ブラックホールの特異点 ―フランク・ティプラー言い様に見るオメガを約するシンギュラリティ― を用いての神の如き存在の進化]と結びつくとの観点が呈示出来るようになっている中で」

下のような関係性が示せるからこそ、[恣意性]が観念される、(であるから)、問題になる。


多重連結空間 ⇒ こちら多重連結空間構造はメビウスの環、クラインの壺、そして、「トーラス」にて代表的にその性質が論じられる空間構造となる

トーラス ⇒ こちらトーラスL5点に設置されるべきスペース・コロニーの形状として提案されていた構造ともなる(スタンフォード・トーラス型)

L5点でのトーラス型のスペース・コロニー付設構想] ⇒ L5点にてのスペース・コロニー設置構想については[トロイアの物語][加速器実験発展]の双方との繋がり合いを見出せるとの事実がある(まずもって[加速器実験]発展史にあって名を残しもしている物理学者ジェラルド・オニールが提言・推進しだしたのが[L5点におけるコロニー付設構想]となっているとのことがある.そこに見るL5点は[トロヤ点]とも呼ばれ、トロイア戦争の登場人物らの名を冠する小惑星群を配されるとのかたちで数十年前から(古の)トロイア戦争と結びつけられるに至っているが、L5点でのコロニー設置を提言したことで知られるジェラルド・オニールがその発展に貢献した加速器実験の極致、[LHC実験]も「別個に」トロイアと結びついているとのことがある)

L5点にて付設が取り沙汰されてきた[トロイアの物語][加速器実験発展]と結びつくスペース・コロニー] ⇒ 再言するところとして、スペース・コロニー構想はスタンフォード・トーラス型に見るようにトーラス構造(加速器の形状を想起させる中身が空洞になったリング状構造でもある)と結びつけられて取り上げられてきた構想ともなるわけだが、そちらトーラス構造と同様に中身が空洞になったドーナツ状の[加速器(スペース・コロニー構想の提唱者である科学者ジェラルド・オニールがストレージ・リングの発明でその高エネルギー実現に貢献したとされている加速器)で生成されうると考えられるに至ったブラックホール・ワームホールは多重連結空間の体現物であるとの言われようがなされている([多重連結空間]より→(矢印)をはじめての最初の部に回帰)


 上のようなつながりあいが何故もって問題と判じられるのかの話を以下、さらに続ける。

 L5点及びL5点に重きを置いてのL5協会の面々が突き詰めていったドグマの先にあるところについては

フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボルとの結節点

がそこにあると指摘出来るようになっている(突拍子もない話の中にあってさらにもってして突拍子もない話と思われるところであろうが、現実にそういうことまでが指摘できるようになっているのがこの世界のありようである)

 以下、本稿従前内容を振り返りもしながらもの相当長くもなりもしての説明をなすところとして、以降呈示のi.およびii.の点らからそうも、

「L5点(およびL5協会のドグマの先にあるところ)については[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との接合性もが観念される」

と述べられるようになっている。

i

 L5点については ―それが[地球-月]ラインを底辺とするものでも、[太陽-木星]ラインを底辺とするものでも― 

[ラグランジュ点導出の基準となる恒星(惑星)・惑星(衛星)ら二つの天体を底辺に置いての正三角形( equilateral triangle )の頂点]

との性質が伴っている(:オンライン上や諸書籍など諸所にて紹介されている図をご覧いただければお分かりいただけようが、この場合においては(L1点あるいはL2点を結んでのラインを底辺とした場合ではなく)地球 Earth―月 Moon]のライン、または、太陽 Sun ―木星 Jupiter]のライン底辺にした場合においてL5点が[正三角形の頂点]となるということである)。
 正三角形。言うまでもないところだが、それは構成する三つの内角がすべて60°となっているとの三角形である。

 さて、そうもした正三角形の頂点たるところにL5点(ないしはL4点)が位置しているわけだが(直上図を参照のこと)、そこに

[【別の宇宙への入り口たるワームホールなどの特徴ともなる多重連結空間構造】の典型例たるトーラス形状をとる構造体]

が配されるとの発想法が呈示されてきたのがスペースコロニー構想、加速器実験の進歩に貢献してきた者(先立っての引用部に示されているようにキース・ヘンソンらにL5協会設立の契機を与えることになった物理学者ジェラルド・オニール)が仕掛け人ともなったスペースコロニー構想である。

 他面、
正三角形](内角が60°にて統一されている三角形
別の空間より覗く目
幾何学象徴(Geometry)とされるG

を結びつけるのがフリーメーソンが彼らの[神](グレート・アーキテクト・オブ・ユニヴァース)を表象するやりようであることが知られている。

 同じくものことについては下の媒体(本稿にての出典(Source)紹介の部102(8)及び出典(Source)紹介の部106(6)でソースとして既に呈示しているとの書籍)よりの「再度の」抜粋をなす。

(そこよりの再引用をなすこととした出典として)
The Symbolism of Freemasonry: Illustrating and Explaining Its Science and Philosophy, its Legends, Myths and Symbols (同著、タイトル訳せば、『フリーメーソンの象徴主義:その科学と哲学、その伝説と神話とシンボルについての描写と説明』となる Project Gutenbergサイトにて公開されている1882年初出書籍となり、講学的にメーソン・インサイダー( Albert Mackeyという元医者にして史家であったとの人物)がメーソン・シンボリズムにつき解説しているとの書籍となる ―※全く同じくものことは先立っての段でも論じているところとして「本稿筆者はといった蒼古とした書籍にまで食指を伸ばし、メーソンのシンボリズムについて「も」知悉しているとの人間ではあるが、(自身の名誉に賭けて述べるところとして)フリーメーソンなでは「断じてない」」― )

 上のメーソンによるフリーメーソンリー象徴体系解説著作には次の通りの記述がなされている。

(直下、現時にあって Project Gutenbergのサイトよりダウンロードできるとの The Symbolism of Freemasonry: Illustrating and Explaining Its Science and Philosophy, its Legends, Myths and Symbols(1882)『フリーメーソンのシンボリズム:その技(サイエンス)と哲学、伝承、神話、そして、シンボルらにまつわる図解』にての XXIV. The Ineffable Name.[二十四節:(神聖さがゆえ)口に出すのがはばかれる御名]の後半部よりの「再度の」抜粋をなすとして)

We know, for instance, from the recent researches of the archaeologists, that in all the documents of the ancient Egyptians, written in the demotic or common character of the country, the names of the gods were invariably denoted by symbols; and I have already alluded to the different modes by which the Jews expressed the tetragrammaton. A similar practice prevailed among the other nations of antiquity. Freemasonry has adopted the same expedient, and the Grand Architect of the Universe, whom it is the usage, even in ordinary writing, to designate by the initials G.A.O.T.U., is accordingly presented to us in a variety of symbols, three of which particularly require attention. These are the letter G, the equilateral triangle, and the All-Seeing Eye.

(訳として)
「我々はたとえばのこととして最近の考古学者ら調査から
[民衆の間にて通俗的にも書かれていたとの古代エジプトの文書らすべてにて[神の名]が普遍的にシンボルによって示されていたこと]
につき知るところとなっており、ユダヤ民族がヤハウェの4子音文字を表するとのそれと異なるところの慣行についてはすでに(本書にて)触れている。類似しての(神の名に対する表記・呼称にまつわる)実践は他の古代国家に広まっていた。(翻って)フリーメーソンは同様の手法を採用しており、そして、それに応ずるところとして
ザ・グランド・「アーキテクト」・オフ・ユニヴァース
は ―それは日常にて用いる書き物にてでさえ[G.A.O.T.U]の頭文字で表されるとの方式に適しているところの御名だが― 様々なシンボルら、殊に三つのそれが注意要するとのシンボルの形態にて示される存在となっている。(三つの注意を要するとのシンボルにつき)それらは[Gの字]、[正三角形]、そして、[万物を見通す目]である

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 上に見るようにフリーメーソン象徴体系ではGの字][正三角形、そして、万物を見通す目が神の存在を示すものとしての彼らメーソンの代表的象徴となっているわけであるが、うち、万物を見通す目については凡百の陰謀論者ら ―激情を古語・雅文調に隠して表せば、[真実を手ずから調ぶるに懶惰(らんだ)とし、隙間を埋むるべくもの妄言・妄覚を世に広めんとするを本源的役割としている節がある唾棄すべき手合いら]と筆者なぞが見ている者達― によって

[(存在不確かなる)組織イルミナティの表象である]

などとひたすらに強調されてばかりいる ――(筆者個人としては[イルミナティ]なるものを持ち出す者達を胡散臭くも見ている。その点もってして[ゾンビ・ワールド(がかったもの)]としての指示材料にて溢れたこの世界では[浸潤性カルト][浸潤性秘密結社]の成員などである[相応の「被」操作「個体」]らを民族閥・宗教的閥・秘密結社閥(らを兼ねての各国政治的閥)との名目が与えられての紐帯以上のものとして幅広くも結びつける統一的組織構造はないであろうと判ずるに至っている、そう、人という種に[不統一感]と[分断]をもたらすことを主たる役割の一としている節があるとの[紐で無理矢理結びつけられている魂の抜けた傀儡(くぐつ)らの紐帯]はどこまでいってもその程度のものであり、[相互に相克を呈する与えられた「間に合わせの」ドグマ] (たとえば[マニフェスト・ディステニーの観念に基づいてのアメリカ覇権主義]や[宗教的選民主義]や[ソロモン神殿の具現化]といった間に合わせのドグマ) はあっても[確たる深奥の「共通」組織基盤]などそこにはないと判ずるに至っている(そして、そうも判じられる中で無知なる者を騙すように[統一的組織]としての[イルミナティ]なるもののことを強弁する者達については[[陰謀]をたかが人形(人間)レベルの陰謀「論」として[騙る]との式で胡散臭い者達]だと見るに至っている)。 ただし、そうした現行の自身見立ての受容を強要しはしないし、するつもりもない(筆者が読み手諸賢に求めるのは[現象としてそこにはきと現われている事実の束]を認識してもらうこと、そして、事実の束が(偶然とは対極をなす執拗性が露骨に伴っていると窺い知れるとのかたちで)一方向を指している、そう、魯鈍になさしめられた人間種族全体を長期的オペレーションの一環として諸共処理しきるとの方向を指しているとのその事態に適切に向き合ってもらうことだけである))―― 。

 陰謀論者の言いようの伝はとにかくものこととして直上言及のフリーメーソンそれ自体の手になる著作 ―(アルバート・マッキーという男の手になる『ザ・シンボリズム・オブ・フリーメーソンリー』)― にその旨、指摘されているように「確実に」フリーメーソン団 (欧米の「たかだか人間レベルの」権力機構にての政治閥と結合して横断的影響力を行使してきた(とイタリアの露見した爆弾テロ絡みのやりようなどからも本稿で論じてきた)チェスの駒の紐帯) それ自体のシンボリズム体系に濃厚に組み込まれているとの[万物を見通す目]が同じくものメーソン象徴体系にて

中空よりこちらの世界を覗くように存在しているものとして描画されてのもの

として[正三角形][Gの字(幾何学Geometryを体現するともされるGの字)]とワンセットのものとされているとのことは、である。
 取りも直さず、

[【正三角形(の頂点)】と【Gの字】と【他の世界との結節点をなす「目」】はワンセットである]

とのこと「とも」あいなる (:そして、同じくもの方向性を指示するものとして指摘できるところとしてフリーメーソンの一つ目のシンボルは彼らのトレーシング・ボードにて多く[ヤコブの梯子]、すなわち、[天(別世界)に至る通路]と結びつけて描かれることが多いとのこと「も」ある ――については本稿にての先立っての段で先述のことであるし、これより不快なる事例にまつわることとして再述することともする―― )。

 となれば、直下呈示のような関係性が見てとれるとのことにもなる。 

 上の図は

[ウィリアム・ブレイク ―著名なイングランド18-19世紀の芸術家― の銅版画]

を引き合いにしつつ、フリーメーソンの[コンパスとGを併せての紋章]におけるGが一面で

Geometry幾何学]

を示すとのよく知られたことを視覚的に訴求しようとのもの「でも」ある (:図内にそれらを挙げてもいるウィリアム・ブレイク版画らがコンパスと結びつけて(万有引力の法則を確立した)アイザック・ニュートンを描いての版画およびコンパスにて世界設計をなすとのユリゼン(フリーメーソンによって神のような存在と見られているグレート・アーキテクト・オブ・ユニヴァースと親和性が高いとの指摘があるブレイク流の造物主)を描いての版画であることについては[メーソン紋章ありように通ずるところ]として先立っての段 ―本稿にての補説4の部の後半部― にても訴求していたことである)

 さて、フリーメーソンのG紋章のGがその頭文字を示すとされるところの幾何学Geometry、そこから発展していったのが相対性理論の基礎となったリーマン幾何学などに見る「非」ユークリッド幾何学、
[曲率がマイナスとなるといった空間構造を扱う幾何学(双曲幾何学)]
などにその典型例が見出せるそちら「非」ユークリッド幾何学となっていることは数学発展史ありようとしてよく知られていることではある。
 そうもして多種多様な分野に枝分かれしていった幾何学体系の中にあっての、

[位相幾何学](トボロジー)

の領分で取り上げられる[トーラス(Torus)]

[多重連結空間( multiply connected space )の代表的体現物]

となっていること、となれば、ワームホールが如き[時空の穴]と結びつくものともなるとされていることは先立って(引用なしながら)指し示さんとしたわけではあるが、そうもした

こことは異なる世界への時空間の穴の性質のありよう

と相通ずるところがある(位相幾何学概念に見る)トーラスをもってして正三角形(こちら[正三角形]も[幾何学GeometryのGの字]と共にフリーメーソンの神 ―幾何学者としての神― を表象するシンボルであるとされている)と結びつけているのが

トロヤ点(あるいはL4、L5ポイント)にてのスペースコロニー設置構想

となっていることの意味性をここでは問題視している フリーメーソンの神の表象物としての主要三点セットともされるG(幾何Geometry)の頭文字][「亜空間から」覗く目][正三角形らと(他方にあっての)正三角形における亜空間の窓に親和性が高い構造体を配置しての宇宙植民島設置構想との結びつきに目を向けるとの観点にて、である― )。

ii

 本稿では主要訴求事項のひとつとして

[ブラックホール関連事物が「尋常一様ならざる力学で」911の事前言及が如くことと結びついている]

とのことを指し示さんとしてきたわけだが、他面、[911の質的事前言及をなしていると露骨に評せられるようになっている作品「ら」]

フリーメーソンのシンボリズム体系 ―直上にてその特性を問題視しているまさしくもの亜空間から覗く一つ目のシンボルにまつわるもの「をも」含んでのシンボリズム体系― ]

「とも」視覚的・意味論的に接合的しているとのことが[現実にある]とのことの具体的証拠をも(実にもってくどくも「容易に後追いできるかたちで」呈示しながら)摘示なさんとしてきた。

 うち、一部について、そう、国内作品にさえそうしたものが見受けられるとのことについてここで再言及なすこととする(無論、[話柄として選択するに足ることである]と判じもじているから再言及をなすことにしたのである。については「先行するところのi.とそれとても密接に関わることである」と判じもしているからこその再言及であるとも申し述べておく)

 につき、どこをどう確認すれば、即時一目瞭然なるところを確認できるかを含めての委細は先行する典拠紹介の部、出典(Source)紹介の部108に譲るとして、せんだっての段では次のこと、解説してきたとのことがある。

(振り返り表記部として)

 巷間にて語られているところとして次のようなことがある。

「よく知られた国内漫画作品、その一シリーズとなる『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』(との作品)では90年代初頭、

【「予言」描写を現出できるとの作中設定を伴った,(オインゴ・ボインゴ兄弟という呼称が与えられての劇中悪役に由来する)漫画描写能力】

との絡みで

【[911]という数字が露骨に描かれた服を着た男が[電柱に突き刺されて死亡する]とのシーン

が描かれている ―予言描写を具現化なさしめるとの作中設定を伴ったものにまつわるシーンでそういう描写がなされている― 

 そして、そのまさしくもの同じくものシーンでは[飛行機]と[月]もがあわせて描かれている。
 その時点で[飛行機]と(服に刻字された)[911]の関係を連想させるが、については、また、[月]はイスラム勢力の象徴とも解されるとのことがある(と巷間問題視されもしている)。

 のみならず、当該漫画作品劇中 ―問題となる漫画『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』劇中― に見られる、

【電柱に突き刺されて死亡する、911との数字が入った服を着た男の死亡局面】

が[10時30分]との時刻と結びつけられているとのこともがあり(劇中にて登場する[予言をなす漫画](作中「内」漫画)では[911という数値が入った上着を着た男]が「おっ10時30分だ!」と言ってから[横転して同男をはじきだし、結果、彼が電柱に吊されて死ぬことになるバス]に乗り込むことになるとの未来の予見描写が具現化したと描かれ、作中にて実際に同じくものキャラクターが同じくもの台詞(「おっ10時30分だ!」)を口にし、実際に事故に遭って死亡したと描かれることでそちら男の運命は[確定]したとの落ちが付けられている)そこに見る10時30分という時刻は ―フィクションならぬ現実世界で― ツインタワーが崩壊した時刻と(ほぼ)同じものである

 上の理由から漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険(スターダストクルセイダース)』とは

(現実世界で同事件が発生することになったのよりも10年以上前の作品として)
[911の事件を予言しているような作品]

となっている....」

 以上のようなかたちで巷間にて語られる話は ―その現象としての[頓狂さ]の問題は置いておき― 

[下にて呈示の各事実]

が「容易に検証可能なるところ」として、

Philologiacal Truth[文献的事実]の問題 ―特定の文献に特定の記載がなされているという[事実]にまつわる問題― ]

として成立しているとのものとなる (:大の大人が取り合うに足りないもの、アーバン・レジェント、【都市伝説】などと呼ばれるようなものが真偽確認できないようなものであるのに対して「容易に」第三者が【記録「的」事実】であると確認できるようになっている ――※頭の具合が過度によろしくはないとのことでなければ分かろうこととしてジョジョの奇妙な冒険』の予見描写(とされるもの)にまつわって問題となるのはそれが【恣意】による賜物なのか(また、仮に【恣意】ならば、それが人間業によるセルフ・フルフィリング・プロフェシー、自分達自身で成就させるつもりであるとのことにまつわる予言、人間業としての自作自演の予告的言及に関わるのか、あるいは、たかだかもってしてその程度のもので済まされるもの「ではない」と言えるか(傀儡(くぐつ)とされた人間の背後にある力学が問題になるのではないか)、との細分化してのことがさらに論点たりうる)、 あるいは、(【恣意】ならずんば)【偶然】の賜物で済むのかであって、【都市伝説(便所の落書き、あるいは、時代がかった表現をなせば、橋の軒下に書かれているといった話柄の吐露それ自体が目的化している狂歌狂句が如くものか)のように【そこで話柄になっている事柄】そのものがあらそいになるようなものではない(頭の具合が過度によろしくはないとの手合いならば、あるいは、なんらかの工作員のような類ならば、歴然としている事実そのものの有無が論点であるように振る舞うこともあるかもしれないが、本来的にはそういうことは既に「片が付いている」ことである)―― )。

(容易に確認できる事実の問題として)

[事実1:当該漫画作品悪役のオインゴ・ボインゴ兄弟の使用する[予言をなす漫画(作中「内」作品)]にて死ぬことが予言された男の服には[911]との数字が目立って記載されている] ⇒ 「誰でも容易に確認できるようになっている」との[文献的事実]である

[事実2:劇中に見る上記の男の死亡予言描写(漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の中の劇中の漫画作品(英文タイトルが付されており OINGO BOINGO BROTHERS ADVENTURE)にての予言描写)は[月][飛行機]の描写と確かに結びついている] ⇒ 「誰でも容易に確認できるようになっている」との[文献的事実]である

[事実3:劇中に見る上記の男の死亡予言が10時30分をキーワードにしてのバス乗車時間と結びついている] ⇒ 「誰でも容易に確認できるようになっている」との[文献的事実]である

[事実4:以上の事実1から事実3に見る描写を含む漫画作品が世に出たのは1990年代前半となっている] ⇒ 文献にまつわる情報(書誌情報)としてすぐに確認できることである

 以上が[事実]であると指摘出来る所以(ゆえん)の詳説 ―後追いにあっての確認方法― は従前の段(本稿[補説4]の段にあっての出典(Source)紹介の部108の部)に譲るとして、である。

 ここで「再度もってして」問題視したいところとして当該の「国内」著名漫画作品特定描写(予見的描写とされるそれ)が

フリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階の象徴と同位階の儀式思潮

を「視覚的特性」および「意味的特性」双方でそのままなぞる式をとっているとのことがある。

 第一点目視覚的特性の一致性の問題として

「([飛行機描写]などをも伴う国内漫画に見る予見描写(とされるもの)に関しては)[[太陽][一つ目][]をその順序で並べるとの構図]は[フリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階(入門徒弟位階)にて多用される特定トレーシング・ボード]そのものの構図 ―下に再掲図を付しておく― となっている」

とのことがある (従前の段の繰り返し表記として:表記のこともまた【明確化している事実】を【真偽不明なること】に韜晦(とうかい.はぐらかし)するといった類らが頻繁に舌の先にのせる言葉としてのアーバン・レジェンドとのもの、[都市伝説]などではない。そこからして単純ですぐにたやすくも確認できるとの事実、すなわち、[記録的事実]として出典ら ―単行本版『ジョジョの奇妙な冒険』第20巻ないしリニューアル見ての文庫版『ジョジョの奇妙な冒険』第13巻(後者ではp.9やp.17)に見る描写、そして、(流布され容易に捕捉できるようになっている)フリーメーソン・トレーシング・ボード構図― から後追い出来る「際立っての」図形的一致性の問題にすぎない。 尚、[トレーシング・ボード]とは、(本稿の先の段にても言及していることとなるが)、[フリーメーソンの諸種様々なイラストレーションを組み合わせてかたちづくられ、メーソンの各位階にての講義に用いられるとのシンボル画]のことを指す ――英文Wikipedia[ Tracing board ]項目の冒頭にて Tracing boards are painted or printed illustrations depicting the various emblems and symbols of Freemasonry. They can be used as teaching aids during the lectures that follow each of the Masonic Degrees, when an experienced member explains the various concepts of Freemasonry to new members.「トレーシング・ボードとはフリーメーソンの諸種様々な紋章・シンボルらを描いているとの描画・印刷されての図像らとなる.それらは古参のメンバーが新参者に対してメーソンの様々な概念を説明する際に各々のメーソン位階に応じて講釈の間にて教示の材として用いられうるとのものである」と記載されているとおりである―― )。

 第二点目意味的特性の一致性の問題として劇中の予言漫画(作中内漫画)にての予見描写(と評価されている)シーンは

[[911と刻印されたジャケット]を着用した男が電柱に「吊されたまま」串刺しにされて死亡しているとの描写 ―同じくもの場面には直上、再述のようにフリーメーソンの徒弟位階シンボリズムそのままに[月]と[太陽]と[一つ目]が併せて描かれてもいる― ]

となり、そこにみる吊されたまま」串刺しにされて死亡しているとの描写特性のこともが問題になる。吊されたまま串刺しにされて死亡しているとの状況は広くも言葉の定義をとらえて見れば、ハングド・マン ―吊されての刑死者― のありようともなる(:その点、ハングド・マンとくれば、いや、吊された男ことハングド・マンと結びつけられる行為そのものに着目しての[ハンギング]と呼ばれる処刑方法とくれば、狭義には[窒息させるべくもの首吊りにて処刑する]との処刑法(にて殺される者の末路)となるとはされるが、広義には[磔刑(十字架上の死)あるいは吊された上での[串刺し]のように吊されたまま死をもたらす行為]もそこに内包するとされている(であるから漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の予見描写(とされるもの)に見る[電柱に突き刺された911との刻字がなされた上着を着ている男]も([首に縄を付けられている]わけではないが)[串刺しにされて吊るし上げ状態になっている男]としてのハングド・マンとなる)。 につき、 ―厳密さを重んじているとのことがあるため、一応、再言しておくが― 英文Wikipedia[Hanging]項目の冒頭部にあって現行、 Hanging is the suspension of a person by a noose or ligature around the neck. The Oxford English Dictionary states that hanging in this sense is "specifically to put to death by suspension by the neck", though it formerly also referred to crucifixion and death by impalement in which the body would remain "hanging".(訳として)「ハンギングとは縄の輪あるいは首周りでの縄による吊るし上げを指す。公式にはそれは[磔刑]あるいは[吊るし上げ状態の維持なしての串刺し]による死亡も含まれているが、オックスフォード英語辞典によれば、この意でのハンギングは取り立てて首吊りによる死をもたらすことであるとされている」(訳はここまでとする)と記載されていること ―広義解釈の部― も以上申しようと一致するところとなる)
 予見描写とされるもの、著名作品『ジョジョの奇妙な冒険』に見る予見描写とされるものには表記のようにハングド・マンが描かれているわけだが、他面、フリーメーソンの第一階級、入り口にあたる徒弟位階へのイニシエーション(入門の儀)を受けるものは目隠しをされて絞首刑受刑者の格好 ―首に縄とくくりつけられ、目隠しをされるとの格好― をさせられることがメーソン通ならば、外部の人間 ―筆者もメーソンなどに加入はしていない、その「外部」の人間である― にもよく知られている。そう、フリーメーソンという団体では「【太陽】と【一つ目】と【月】を中空に並べてのトレーシング・ボードを用いる」エンタード・アプレンティス(入門徒弟)位階にて[刑死人としての吊された男(ハングド・マン)]のロールプレイング(役割再演)が強制されるわけである ――尚、吊された男を演じさせられたメーソン入団者は目隠しを取られて、「死刑囚たる立ち位置から光を与えられて」復活した者としてフリーメーソン団に迎えられもすることがよく知られている(本稿の出典(Source)紹介の部94(4)にて Project Gutenbergのサイトより全文確認できるところのメーソンによる儀礼大系要覧書たる Duncan's Masonic Ritual and Monitor(1866)より引用なしているように The Junior Deacon then ties a rope, by Masons called a cable-tow, twice around his arm. (Formerly, the rope was put twice round the candidate's neck.) などと幅広くも言及されているところであり、それ絡みの関連図も本稿で何点か呈示しているところである)。尚、そうした「光を与えられた」状態を英語における「イルミネイト」された状態と見、そうもした人間の紐帯をしてイルミナティなどとの言葉を用いる類が陰謀論者という人種となるわけであるが、筆者が彼ら陰謀論者らをして唾棄すべき輩であろうと強くも見る理由としては一つに彼らが[イルミナティとの語句の使用]を[フリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階に始まる一連の儀式の流れありよう]とすら何ら結びつけずに[ネスタ・ウェブスター(という女流陰謀論者)が20世紀から反ユダヤ主義と接合させながら煽ったアダム・ヴァイスハウプトにて設立された組織イルミナティの亡霊としての暗躍]という「お定まりの」式の陰謀論として踏襲して用いていることばかりが見受けられることがあり「も」する。そうもした踏襲方式を採用している時点で彼ら陰謀論者は自分達が情報操作者であることを半ば明言しているようなものだと見るのだが、彼ら陰謀論者をして唾棄すべき存在と筆者が見る理由は主には[言われば自殺でも何でもしようとのチェス盤の駒]で満ちているようなこのような忌まわしい世界(言いようの伝によっては残念ながらも Zombie Worldともあいなろう世界)で白々しくも[「人間の」「人間による」「人間のための」深奥の陰謀団]なぞとの「馬鹿げた」存在を強くもアピールする、しかも、証拠不十分にアピールしている有り様が見受けられるとのことにある(家畜小屋で羊が身内を屠殺しようと陰謀を巡らしているなどと馬鹿(失敬)でも口にはしないだろう.羊は身内が屠殺されていく状況に牛なぞよりも無頓着なる愚かな生き物であるとされる、そのくせ、群れたがるとの特性を有しているとされるわけだが、キリスト教やユダヤ教がその信徒を[神の羊]として、メシアの類を[羊飼い]と呼び慣わし、のうえで、羊の生け贄の儀をよくも是認してきた背景にも通じそうなところとしての人間の「羊」化、いわゆる「シープル」(シープとピープルの合成語)の問題は人間の陰謀団によるところではないと判じられる論拠で満ち満ちているのがこの世界であろうと断ずるに足りる論拠を本稿では呈示しているつもりである)―― 。

 下にて再掲の図と上の解説部を複合的に検討していただければ、お分かりか、とは思うのだが、

[国内漫画作品にみとめられる911の予見描写]

視覚的構図 ―[月][一つ目][太陽]を一直線に並べるとの構図― および意味論的ありよう ―ハングド・マンと意味論的に結びつくとのありよう― の双方でフリーメーソンの入門徒弟階層 ―エンタード・アプレンティス位階― にまつわる特質と接合性を呈しているとのものとなっている(※)。

(※といったこととて「も」筆者から見れば、
「たかだかその程度のことにすぎない...」
とのことなのだが (真に問題なのは本稿の先だっての段で委曲尽くして証して示す、[証示]に努めてきたように国内予見作品漫画作品とまったく同様のフリーメーソン・シンボリズムと結節接合するかたちでの海外でのよりもって露骨なる911の予見作品がごろごろと存在していることであり、そうしたことが容易に摘示・後追いできるかたちで存在している背景に一体全体何が、どういう意図があるかである、 物事の重みを理解していない[何も分かっていない]との人間 (たかだかもの下らぬことに過度の重み付けをなすような小市民的人間など殊にそうであろう) はそうはとらえ「ない」ことかもしれない。
 そういう向き・類になれば、
『漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の作者はフリーメーソンではないのか』
などと「目立って」問題視しようとするかもしれないとも思うのだが(そして、筆者が従前やろうとしてきたことの前に石を置いてきたような(より悪くもの)[敵方薬籠中の害物としかならぬ類]はそうもした陰謀「論」程度のものにこの忌まわしい世界の悲劇の本質を矮小化させるのに注力することかとも思うのだが)、 はきと述べ、本稿筆者は特定漫画作品作者のフリーメーソン入団の有無などについては何ら拘(こだわ)りをもっておらず、また、その伝では[白]たりうることも大いにありうる ―問題となる漫画作者がメーソンと縁もゆかりもないことも大いにありうる― と当然のように見ており(たとえ当該漫画作品の作者が「白」でも本稿で延々諄々と示してきた[「マリオネット」仮説が成り立つだけの具体的証拠]を顧慮すれば、[この世界がいかんともしがたい傀儡(くぐつ)で満ち満ちていること]を幸か不幸か知らぬ存ぜぬとのそうした向きにあってもその[白]たる可能性に納得がいくことか、とは思う)、 同じくものことについては本稿の先立っての段(補説4と分類なしての段)でしつこくも断り書きしているところである。
 以上のようなことの絡みで「真に問題になるのは、」たかだかの漫画家絡みの特性程度の下らぬことではなく、
[911の予見事物と解される作品が数多存在しており]
[それらが[共通のシンボル体系](フリーメーソンのそれを露骨に呈するものも多く含まれている)と意味論的・視覚的側面との接合性を呈しつつ]
[(時限性の計画に基づき)人間を皆殺しにするとのことを「露骨に」示唆している(たとえば、『ジョジョの奇妙な冒険』との作品にての予見描写それ自体に関連するところで[黄金の林檎の寓意][重力の操作にまつわる寓意]との結節点が嗜虐的にみとめられるとのこと「も」本稿補説4の部で細々と解説しているところである)

とのことであると筆者は何度も何度も述べているところであり(そのための[動かぬ証拠呈示]をなすためにしたためたのが長大なる本稿でもある)、 また、
「といった[現実的状況]に[現実を変えうる態度]にて向かいあう能力がない種族には明日など望めないであろうが、それでいいのか」
との確認をなす必要があろうとのことである ――認識ありようが幼く、かつ、何かを自分で知り学ぼうとの気風などはなから持ち合わせていないとの類、口悪き向きに「世間のお花畑クオリティの連中というのは往々にしてそういうもんだろうが」などとありのままに評されるような類は物事の重み付けを死ぬまで適正になさずによくても[一連の状況における些事]をそればかり大なるところのように取り上げることもあろうかとは思うのだが、本稿の内容を適正に理解できる、理解しようとの向きならば、この[根源からして欺瞞によって成り立っている世界]がどこに向かおうとしているのかとのことの絡みでたかだか国内の青少年向け漫画の予言的描写などを[それ一個で完結したもの]として取り上げることなど愚の骨頂であることは理解なせることかとは思う(筆者はその程度のことさえ理解できない、しようともしない、そういう頭の具合の向きらとは話したくもない、話す意味がそもそもないと受け取っている人間でもある)―― )

 直上にあっての断り書きの部が長くなってしまったが、問題となる「国内」漫画作品の予見描写にまつわっての再掲図を下に挙げることとする。

 上の再掲再現図 ―構図特徴のみに重きを置いての再現図― が国内漫画作品の予見描写をいかように説明せんとしているものなのかは(上に申し述べてきたところから)多く説明する必要がないことかとは思う (図でもって理解できないとの向きは上にて呈示の[事実1]から[事実4]の内容と図を照らしあわせてみるといいだろう因みに同図が再掲図であるところ、再掲の元となった先立っての部では予見漫画とされる『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にての[911と刻字されたTシャツを来た男の(飛行機とワンセットになった)宙吊り死亡描写]と当該作品内にて結びつけられている10時30分という時刻帯が(10時28分という)[現実世界のノースタワーの崩落時刻]と結びつくばかりか、のみならず、[反転して見てみると時針にて[9][11]との数値を指す時刻帯]であること「をも」問題視していた― ) 。

(振り返り表記部はここまでとする)

 以上、長々としての振り返り表記部にて指摘しもしたことが、(話を回帰させ)、ここ本段にあっての最前よりの指摘事項

L5点(およびL5協会のドグマの先にあるところ)については[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との接合性もが観念される

とのことに接合するだけの[事情]がある

 そして、そこにいう事情とは


[ブラックホール関連のトピックが「尋常一様ならざる力学で」911の事前言及が如くことを結びついている]とのことがありもし、他面もってして、911の質的事前言及をなしていると示すことができるようになっている(なってしまっている)との作品「ら」

[フリーメーソンのシンボリズム体系 ―直上にてその特性を問題視しているまさしくもの亜空間から覗く一つ目のシンボルにまつわるもの「をも」含んでのシンボリズム体系― ]

と相通じているとのことがある


との本稿にあっての通貫しての訴求事項(のひとつ)との絡みで意をなしてくるとのこと「でも」ある。

 に関して、次のことの指摘がなせるからこそ、問題となるのである。

 まずもってそこより入るが、本稿ではここに至るまで
【以下の流れの通りの説明】
が講じられるだけのことを折に触れて典拠(あるいはその典拠の紹介番号)を呈示しながら解説してきたとのことがある。


(何度も何度も本稿にて繰り返し訴求してきたところとして)トロイア戦争、それは[黄金の林檎]を元凶にしてはじまったとの戦争だが、といった黄金の林檎「ら」を介して[トロイア戦争]と結びつくようになっているのが史上最大の科学「実験」とされるLHC実験であり、そちらLHC実験とはブラックホール生成が中途より問題視されるに至った実験でもある
(;[黄金の林檎を在処(ありか)を識る存在と伝承が語る巨人アトラス]の名前がラージ・ハドロン・コライダーを用いての実験の検出器まわりで用いられている(そちら検出器ATLASはブラックホール生成を検出しうるものたりうるかもしれないとされている)[黄金の林檎の園と同一視されるアトランティス]の名前が同じくもの実験のイヴェント・ディプレイ・ツールの名前として用いられているとのことがある(そちらイベント・ディスプレイ・ウェアのATLANTISはブラックホール生成イヴェントを検知しうるものたりうるともされている)[黄金の林檎で滅ぶことになったトロイアに引導を渡した武将オデュッセウスを【アトランティスとも同一視される女神の島】にいざなった渦潮の怪物カリュブディス]の名前を冠するブラックホール・イヴェント・ジェネレーターなるシュミレート・ツールが科学の進歩に資する(などと喧伝されている)ブラックホールの生成にまつわるシュミレートに用いられている等々)。


(同文に何度も何度も本稿にて繰り返し訴求してきたところとして)どういうわけなのか、ブラックホールを中心的トピックとして扱った文物が[911の事件が起こることを数値的に示す先覚的文物]ともなっているとの奇怪極まりないことがこの世界にはある


ブラックホール(LHCでそれが生成されうると90年代末葉登場の新規理論登場を契機に考えられるようになったブラックホール)関連の事物と結びつくようになっている「特定の」[911の事件の先覚的言及作品(存在していること自体が奇っ怪なる先覚的言及作品)ではあるが、そうもした「特定の」[911の事件の先覚的言及作品]と「他の」[911の事件の先覚的言及作品]らの間には繋がり合い ―911の予見実物であるといった特性以外にまつわるところでの繋がり合い― が「複合的に」存在するとの指摘がなせるようにもなっておりその伝で問題となる文物らの間の[複合的繋がり合い]がこれまた[黄金の林檎]と結びつくトロイア関連の要素 ―LHC実験「とも」ダイレクトに結びつけられているトロイア関連の要素― と濃厚に結びつくようになっているとのことがある。 
(;物理学者キップ・ソーンの手になる科学読み本、
BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy(邦題)『ブラックホールと時空の歪み』
は本稿で折に触れて指摘してきた通りの側面から911の事前言及事物との様相を色濃くも帯びているが、といったキップ・ソーン著作『ブラックホールと時空の歪み』に見る911の事前言及事物であるところの所以(ゆえん)たる箇所 ―[通過可能なワームホールにまつわる思考実験]にまつわる箇所― にダイレクトに結びついている、というのも、[それがそちら箇所が記載されることになった理由そのものとなっているからである]との筋目の小説作品たる『コンタクト』(キップ・ソーンに科学考証の依頼との側面で[通過可能なワームホール]にまつわる思索をなさしめる契機になったことが世に知られている著名小説/米国科学界のオピニアン・リーダーだったカール・セーガンの手になる余技(表向きにあってはもの余技)がかっての手仕事たる著名小説)がこれまた多層的に「他の」911の予見言及事物と結びついており、その繋がり合いが[黄金の林檎]および[トロイア崩壊の寓意]に通ずる繋がり合いであったりするとのことが現実にある、人間存在を馬鹿にしきっているように「ある」とのことがある ―同じくもの繋がり合いは著名小説『コンタクト』著名小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』の繋がり合い、そして、著名小説『コンタクト』著名小説『ザ・サイレンズ・タイタン』の繋がり合いとなる(うち、著名小説『ザ・サイレンズ・タイタン』はアーサー・クラークの著名作品『2001年宇宙の旅』と[トロイアの物語]との兼ね合いでも[ブラックホール]との兼ね合いでも複合的に接合するとの作品であり、911の予見的側面とも通ずる同作『ザ・サイレンズ・タイタン』と問題となる小説『コンタクト』が[トロイア崩壊]に通ずるところで複合的に繋がるような式での記述上のレトリックが複合的に仕込まれているのがこの世界である)― 。 本稿ではそれで状況が理解出来ないようならば、そして、また、何もやらぬというのならば、(「倫理的に」ではなく「質的に」だが)、殺されてもしようがなかろうなとの水準でもってしてのそうもしたことらの指摘・解説に注力している、そう、各々の摘示に数万字超の文量を割いて注力している)。


・紙幅にしてはついせんだっての段にて指摘したところとしてフランク・ティプラーらのオメガポイントにまつわる主張(正確にはオメガポイント理論の1994年書籍 The Physics of Immortality: Modern Cosmology, God and the Resurrection of the Dead『不死の物理学』に認められる精緻化に至るまでの1986年の The Anthropic Cosmological Principle『人間的宇宙論原理』に見る前身的主張)がL5協会の発起人たるキース・ヘンソンら申しようと露骨に接合しているとの節がありのような中でオメガポイント実現に関する1994年著述『不死の物理学』の方に見る物理学者フランク・ティプラー話柄 ―機械の神の到来を約束する【特異点】実現のためにナチスドグマを否定し、ナチスドグマと親和性が高い永劫回帰(及び永劫回帰と親和性が高い物理的状況)を否定しようといったところにひとつの特徴がありもする話柄― からしてLHC実験必要性にまつわるところで異様なる先覚的言及を含んでいる節があり、また、そこには
トロイア関連の寓意を隠喩的かつ複合的に含むとのブラックホールやワームホールの類の生成を主軸とする特定作品(著名小説『コンタクト』)]
と結節しているとの側面が伴っている
とのことすらある。


 以上もってしての本稿の先行する内容にも関わるところとして、である。本稿の従前の部では以下のようなこと「をも」摘示してきたとのことがある。

「フランク・ティプラーの著書ザ・フィジックス・オブ・イモータリティ、『不死の物理学』(現時未邦訳)にあってはその表紙に目立って【天に向けて伸びる梯子(はしご)】が描かれているとのことがある本稿筆者が検討なしているA doozy of a book... it's 2001: A Space Odyssey meets The Divine Comedy ―Esquire 「あまりにも群を抜いた書...これはまさしく(アーサー・クラークの)『2001年宇宙の旅』が(ダンテの)『神曲』が出会ったようなものだ(エスクァイア誌)」との書評がこれまた目立って表紙部に描かれている版に関してのことである)。 そうもした The Physics of Immortality : Modern Cosmology, God and the Resurrection of the Dead『不死の物理学:現代の宇宙観、神、そして死者の復活』表紙に見てとれる天に向けて伸びる梯子(はしご)は旧約聖書にみとめられるヤコブの梯子(はしご)であると普通に解されるものである」

 上にて振り返りもして言及のこと、オメガ点の概念流布に一役買っているとのエポックメイキングなる(ものとされる)フランク・ティプラー著作『不死の物理学』表紙に【ヤコブの梯子(に当然に比定されもするもの)】が描かれているとのことに相通ずるところとしてつい最前の段にてその予見的特性について再述をなした日本国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』にみとめられる911の予見描写 ―それはまったく同じくものフリーメーソンのシンボルの使用を通じてより露骨なる日本国外の予見事物と接合するようになっていること、本稿にて先述してきたところの予見描写でもある― にも、

【ヤコブの梯子(ジェイコブズ・ラダー)】

をうちに含んでいるとのフリーメーソン・シンボリズムとの接合性が現実にあり、それはまたフランク・ティプラーの著作、 The Physics of Immortality : Modern Cosmology, God and the Resurrection of the Dead『不死の物理学:現代の宇宙観、神、そして死者の復活』にあっての表紙部の構図とそのまま好対照を呈するようになっているとのことがある。

 上の図の左側はフリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階のトレーシング・ボードを挙げてのものであり、の中には[太陽][一つ目][月]が中空にて浮かんでいる構図(漫画予見描写のそれと同じくもの構図)が具現化していること、理解いただけることかとは思う)。問題はそうもしたフリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階(入門徒弟位階)のトレーシング・ボード構図と同様の構図がフランク・ティプラーの(問題となる)著作の表紙イラストレーションにも ―中空に向かって立てられている梯子(はしご)とのかたちで― 目立って見てとれるとのことである。

 だけではない。本稿従前の段 ―補説4と振っての部の後半部― でもそのことの解説にも注力してきたところに通ずるとのかたちで直上表記の[アナロジー(類似性)]の問題には

【世界終末と結びつく(ブラックホールあるいは重力の)特異点】

の寓意「とも」容赦なくも接合しているとのことがある(双方が似たような描写をなしているだけではなく、そこに[世界終末と結びつく(ブラックホールあるいは重力の)特異点]との結びつきもがある)
 およそ以下のようなかたちで、である。

(相応の音源的特性が伴うからこそ、そう、反対方向から再生すると悪魔の王サタンへの礼讃のフレーズを含んでいる(ように聞こえる)との特性が伴うからこそ米国州法における[バック・マスキング行為規制騒動]にまで発展したところの) 『ステアウェイ・トゥ・ヘブン』という著名歌曲、音楽通ならばその名を知っていないとのことはまず考えられなかろうとの著名バンドたるレッド・ツェッペリンの著名歌曲『ステアウェイ・トゥ・ヘブン』(悪名とのことでもよく知られているナンバー)と同一名称を冠する能力がここにて問題視している予見的作品、『ジョジョの奇妙な冒険』にても登場を見ており、そちらステアウェイ・トゥ・ヘブンと同一名称を冠する能力とは
作品主人公らを皆殺しにし、既存の世界を徹底改変して別物にしてしまうとの[重力に根ざした力学]が体現するところの[天国への道]】
となっているとのことがある。
 その点、[ステアウェイ・トゥ・ヘブン]とは直訳すれば、[天国への階段]だが、ニュアンスとしては[天国への梯子]、すなわち、
[ジェイコブズ・ラダー(ヤコブの梯子)]
と同一のものともなる。
 であるから、作品主人公らを皆殺しにし、既存の世界を徹底改変して別物にしてしまうとの[重力に根ざした力学]が体現するところの[天国への道]へ至らしめるとの漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する能力、ステアウェイ・トゥ・ヘブンは
重力による世界崩壊とヤコブの梯子(当該の漫画作品の中での予見描写に通じているとのシンボリズム)を結びつける
ものとのことにもなる」 (:表記のことの細かい解説は本稿にあっての補説4と振っての部の後半部に譲るが、同じくものことは和文ウィキペディア[エンリコ・プッチ]項目にあっての現行記載として(以下、引用なすとして)プッチが重力を最も軽減できる位置に到達したことで進化した、プッチのスタンドの完成形。それまでのプッチのスタンドとは全く異なる外見であり、前半身だけの馬に人の上半身が跨った姿をしており、顔の中心や手の甲には能力を象徴するかのように時計(或いは計器)のマークが描かれている。時を無限に加速させるスタンドであり、「天国へ行く方法」実現の鍵となる。プッチ以外の全生物は時の加速についていけず、傍目から見るとプッチが高速移動しているように見える。 ・・・(中略)・・・ 単行本17巻掲載のスタンドパラメータでは時間の加速の原理について「全宇宙の「引力」を利用して加速しているようだ」と説明されている。 ・・・(中略)・・・ このスタンドの真の能力は時間を無限大に加速し続けることで世界を一巡させることである。一巡した間に全ての人間や生物は未来にいつ何が起こるかを体験しており、その運命を変えることは出来ない(多少の違いはあっても運命に変更は無い。例えば紙を踏んで転ぶと言う出来事を体験している人間が、紙を踏むまいと回避したとしても別の物に躓き転んでしまう)が、プッチ本人のみは自身や他者の運命に干渉、変更することが出来る。雑誌連載時は呼称が「ステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)」であった(引用部はここまでとする)と記載されていることに関わるところのものでもある)

 ここまでの本段、枠で括りもしての表記の内容を通しで検討いただくことで、

【「L5点(およびL5協会のドグマの先にあるところ)については[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との接合性もが観念される」とのことに接合するだけの[事情]があるとのことを訴求する中で敢えても日本国内著名サブ・カルチャー作品『ジョジョの奇妙な冒険』にあっての予見描写の如きものを取り上げた】

とのことを何故にもってして敢えてもなしているのかとのことについて、理解をなしていただけることか、とは思う (:それは詰まるところ、[911の予見言及事物][ブラックホール(の特異点)関連の事物]の複合的なる繋がり合いの環が極めて異様なるかたちで目立つようになって「いる」とのことに通ずる話でもある ―何度も何度も同文のこと、本稿の中で断っていることだが、次のことを再度もってして申し述べておきたい。「漫画作品のことなど、大の大人が肩肘ばって論ずるようなことではない(との社会慣行がある)とのことは(俗じみた言いようなせば「常識など屁とも思っていない」人間ながらもの)本稿筆者とて無論、百も承知のことである(それ専門のメディア露出のタレント・産業人ではない向きが漫画作品にまつわって薄いところで甲論乙駁をなしているのを見聞きしたらば「レベルの低い奴原だ」なぞと軽侮をなそうとの向きら、社会の一線を生きる向きらも多いことであろう ―世間的に真っ当な会社ならば平と部長とのゴルフで漫画ネタなどは(奇縁あって双方が取り上げたくとも)取り上げられることはない、少なくとも、商材・経済的利益との意味を越えて取り上げられるようなことはまずもってないと言えば、当たり前のことをくだ楚乃くだ言うな、馬鹿なことであろう、とあいなるだろう― )。 だがもってして、である。そういう大人が大人社会の暗黙のルールで忌避しがちな青少年をターゲットにしての王国・領域のことであるからこそ、「わざと」相応の寓意が相応の存在によって入れ込まれている可能性は否定はできないだろうとのこと「も」問題になる」(そういうことを認識している人間として筆者なぞはサブカルチャーの領域をその製作力学の問題も含めてひたすらにコアな方向に多角的に煮詰めるとのこと「をも」なしてきた)― )

 そして、である。日本国内の予見描写を含む作品のことを【「L5点(およびL5協会のドグマの先にあるところ)については[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との接合性もが観念される」とのことに接合するだけの[事情]がある】との絡みで取り上げたことについてはさらにもってしての事情「も」がある(についてはここ枠内の部から外に出てとのかたちで直下解説することとする)。

 直上にて枠で括りもして解説してきたことに加えもして、である。ここまで再言及・問題視してきた国内著名漫画作品にみとめられるとの、

[【フリーメーソンのシンボリズム】との結びつきを有している【911の事件の予見描写】の構図 ―(直上までの内容をもってしてまじめなる読み手にあられてはご理解いただけているかとは思うのだが、[亜空間から覗く一つ目]らシンボルありようを通じてL5点におけるスタンフォード・トーラスを巡る関係性とも接合しているものでもあるとの構図)― ]

それ自体が

[黄金の林檎](すなわちトロイア崩壊の元凶となっているもの)

と接合しているとのことがあり(それもまたかなりもって前の段で先述したことではある)、によって、L5点(およびL5協会のドグマの先にあるところ)については[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との接合性もが観念される」とのことの重みが本稿全体にて訴求せんとしてきたこととの絡みでさらに増しもするとのことになる(ことも問題になる)。

 同じくもの点にまつわっての振り返りもしての委細表記をこれよりなすこととする (911の事件の予見描写が黄金の林檎と結びついているとの事例は複数あり、本稿では映画『ファイト・クラブ』・映画『トレーディング・プレイシズ』・小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』の各作品に伴っての同じくもの特性について事細かに解説してきたとのことがある ――のうち、『ファイト・クラブ』の黄金の林檎に関わる事前言及の部(ツインタワー付設のオブジェの露骨なイミテーションが爆破されるとの部)は国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』にての予見描写とぴったりと重なる、トレーシングボード構図を介してまったく同様のフリーメーソン・シンボリズムとぴったりと重なるようになっているのを詳説なしてきたとのものである―― のだが、ここ本段では補説4の部にて解説していた[日本国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にあっての予見描写](直近にあって問題視した予見描写)がいかように黄金の林檎と関わるかに集中しての振り返り表記をなすこととする)

 その点、ここまでL5点(およびL5協会とそのドグマの先にあること)に通ずる接続性について解説してきたとの、

[国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にあっての直近にあって(再度、)問題視した予見描写]

が含まれるのは

[爆弾仕かけのオレンジの巻]

と振られているとの集英社「単行本」版に収録されてのエピソードとなる。
 にまつわって、
「そうもした単行本タイトルのネーミングの由来としては時限爆弾を仕掛けたオレンジで主人公を暗殺しようとする悪役が描かれるからであろう」
と自然に想起されるかたちともなっている(※)。

(※既に[911の予言描写]が登場するセクションについては言及しているわけだが、ここでは和文ウィキペディア[スターダストクルセイダース]項目にての現行の記載内容を引いて、爆弾じかけのオレンジによる暗殺挙動がどういったものなのか、再度の内容紹介をなしておくこととする。
(以下、和文ウィキペディア[スターダストクルセイダース]項目にての現行の記載内容よりの引用をなすとして)
アスワンで待ち受けていたオインゴボインゴ兄弟の兄。弟のボインゴとコンビを組み、弟の予知能力を頼りに行動する。最初は喫茶店に先回りし、ジョースター一行に毒入り紅茶を飲ませようとしたが、イギーに邪魔されたことで失敗する。次に承太郎が爆弾の爆発に巻き込まれるという予知を実現させようとするが、爆弾仕掛けのオレンジを仕掛けようとする際に現れたジョセフとポルナレフに慌てて承太郎へ化けたため、本物の承太郎の代わりに予言に巻き込まれてしまう。ジョセフたちと同行する際に様々な仕草などで怪しまれながらもなんとか逃亡に成功するが、捨てられた爆弾仕掛けのオレンジをうっかり踏んでしまったことで自爆し、存在を気づかれないまま敗北してしまう (以上、引用部とした))

 さてもってして[爆弾仕かけのオレンジ]などという「それが恣意的なものでなければ何だというのか」と受け取れもするとのタイトル及びそちらタイトルにて示される内容 ―オレンジに爆弾が仕掛けてそれで口腔内より爆死させるなどといったあまりにも突拍子もない内容― は

『時計じかけのオレンジ』(英文原題はクロックワーク・オレンジこと、 Clockwork Orange

というタイトルの「他の」著名小説・映画作品が存在している中で同作品より影響を受けていることは瞭然、火を見るより明らかといった按配のものでもある。

 そして、そこに見る『時計じかけのオレンジ』という作品についてであるが、同作、元来は英国初の小説作品であるところながら、「世間一般 ―と述べても映画好きの類を想定しての世間一般だが― で知られているのは、」

(『2001年宇宙の旅』や『博士の異常な愛情』や『フルメタルジャケット』といった監督作品で知られる映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックがメガホンをとった)「映画版」『時計仕かけのオレンジ』]

の方となる(活字作品ではなく映像媒体の方が[「暴力描写の規制ボーダーを引き下げたがゆえに映画史に遺る」などと評されての著名なる作品]として知られている)。 そちら映画版『時計じかけのオレンジ』の映画通の間で「よく知られた」リリース・ポスター (国内でもレンタルDVDのパッケージにそのデザインが流用されているのが見受けられるとのもので数多の映画ポスターデザインに関わってきたグラフィック・デザイナーであるビル・ゴールドという向きの作品としてのリリース・ポスター) は

[三角形の中の一つ目]

を極めて印象的に描いたもの(ナイフを構えたこれぞ凶相との若者が[三角形・一つ目]と結びつけられているもの)となっている  ―先の解説部ではそちら図示をなしていたことだが、ここでは図示はなさない― 。
 よく知られた映画版『時計じかけのオレンジ』は有名どころとしてのそのリリース・ポスターと結びつけられて想起・紹介されることが多いものと解されるようになっているのだが、そちら『時計じかけのオレンジ』ポスターに見る[中空に浮かぶ一つ目]ことオール・シーイング・アイはフリーメーソンの主要なシンボルのひとつ「とも」なっているものである(に関して陰謀論者はそれを、[中空に浮かぶ一つ目]をイルミナティという彼らが存在強調したい組織と結びつけたがる、また、職業的懐疑論者はとかく「三角形の中の一つ目」はメーソン勃興前のキリスト教シンボリズム体系と結びつけられてきたものであるとしたがる(フリーメーソン団とそれを結びつけるのは陰謀論にすぎないと強弁する)きらいがあると見受けられもするが、実例紹介が広くもなされるとのかたちで[三角形と結びつけられた一つ目]がフリーメーソンの象徴体系「にも」組み込まれているとのことは事実として知られているところである ―きちんとした典拠も本稿にてくどくも呈示してきたところである― )

 そうもしたかたちで日本国内漫画作品の問題となる特定描写 ―(いかようにもってして911の事件の事前言及と通ずるとのことがあるのか、フリーメーソンのエンタード・アプレンティス位階のシンボリズムとの結びつきも含めて(委細を本稿従前の段に譲りながらも)つい先立っての段にあって再述しもしてきたとの特定描写)― にそのまま関わるところで

[[爆弾仕かけのオレンジ](フリーメーソンの徒弟位階シンボリズムと接続する式での予見描写を含むエピソードを包含する国内漫画作品の命名方式) → 『時計じかけのオレンジ』(三角形の中の一つ目のリリースで表象されること多き映画)]

という連想のプロセスが(フリーメーソン・シンボリズム絡みのものとして)自然に生じること「も」問題なのだが、そうもした連想プロセスに関わるものたる[オレンジ]が
黄金の林檎
の同一物であると歴史的に見做されてきた果実であることをここでは取り立てて重んじている(※)。

(※黄金の林檎がオレンジとの質的同一物であると見られてきたことの出典として:英文Wikipedia[ Golden apple ]項目にての Identity and use in other languages([他の言語にての(黄金の林檎の)定義のありよう、そして、使用])の節の記載を引けば、 In many languages, the orange is referred to as a "golden apple". For example, the Greek χρυσομηλιά, and Latin pomum aurantium both literally describe oranges as "golden apples". Other languages, like German, Finnish, Hebrew, and Russian, have more complex etymologies for the word "orange" that can be traced back to the same idea.(訳として)「いくつもの言語にてオレンジは黄金の林檎として言及されている。例えば、ギリシャ語のχρυσομηλιά、そして、ラテン語のpomumは双方、字義通りもの[黄金の林檎としてのオレンジ]を表しての言葉である。他の言語、ドイツ語、フィンランド語、ヘブライ語、ヘブライ語、ロシア語はオレンジとの言葉につき同様の観念に行き着きうるとのより複雑な語源を有している」と記載されているといったことがある)

(上にての言及事項を受けて書くが)
 何故、[黄金の林檎]が[オレンジ]と同一視されていることを問題視するかと言えば、その絡みで
[ヘラクレスの第11番目の功業にて登場してきた黄金の林檎]というものがひとつに[911の予見作品ら](どうしてそうしたものが存在しているのかとのことも含めてその[偶然性][恣意性]の選り分けが問題になるとの作品ら)と結びついている]
とのことがあるからである。

(:ここで再言するが、[黄金の林檎と911の予見の接続性]との特性の絡みでは映画『ファイト・クラブ』・映画『トレーディング・プレイシズ』・小説『ジ・イルミナタス・トリロジー』がそちら特性との絡みで取り立てて問題視してきたとの具体的作品らとなる(表記の作品ら以外にもたとえばギャング映画の金字塔とされる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』なぞの[ニューヨークの過去と未来を繋ぐワンカット描写]も同じくもの観点で問題になる(揺れる双子との英文表記などとの絡みで、である)のだが、そちらについては本稿では解説して「いない」)。 他面、本稿にあっては先覚的言及とは関わらぬものの[911]と[黄金の林檎]が結びつけられている作品のこと「をも」取り上げもしており、の例としては(911の事件が起こった後、それも、本稿執筆現段階から見てここ最近にて封切られた映画作品としての) September Eleven 1683 ―直訳すれば『1683年9月11日』― との2012年後半期公開の作品のこと、 On September 11th 1683, Islam was at the peak of of it's expansion in the West. Three hundred thousand islamic troops under the command of Kara Mustafa were besieging the city they called " The Golden Apple ": Vienna.「1683年9月11日、その折、イスラムは西洋に対する拡大基調にあっての絶頂期にあった.カラ・ムスタファに指揮されての軍兵総勢30万が彼らが[黄金の林檎]と呼んでいた都市、ウィーンを包囲するに至っていた」 との英文ナレーションが冒頭部より現出、オスマンのスルタンの代理たる軍司令官(パシャ)に率いられての[9月11日]にての([第二次ウィーン包囲]渦中での)[黄金の林檎と描写されてのウィーン]を手中にすべくもの戦いありようが半ばFictionとして描かれているとのそうした作品のことなどをも問題視してきたとの従前経緯がある)

 以上、きちんと内容を把握されているとの向きには食傷感をきたすだけかとの今更ながらものことを振り返りもしたうえで(何故、[黄金の林檎]が[オレンジ]と同一視されていることを問題視しもしているのか、その背景となっているとのことを振り返りもしたうえで)書くところとして国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にあっての予見描写に関わる[オレンジ]が縁起由来、その点をもってして[黄金の林檎]へと変ずると(本稿で)述べている時点でうがちすぎ・こじつけではないのか、と[話の背後にあることを把握できて「いない」との向き]は思うことか、とはとらえるのだが、然にあらず、それ(こじつけ)にはあたらないところとして次のことらがある。

第一。『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』と同じくものかたちで、そう、「全く同じくもの」フリーメーソン・シンボルと関わるところでツインタワー一帯の連続ビル崩落を(爆破による崩落としてだが)ワールド・トレード・センターのビルらの崩壊と結びつける作品が存在しており、そちら映画『ファイト・クラブ』にあっての問題となる描写にも[黄金の林檎]との結びつきが歴史的図像との絡みで観念されるようになっているとのことがある(いいだろうか。問題なのは黄金の林檎に通ずる予見描写をなしている「他の」作品がありもし、それがオレンジとも関わる国内作品にあっての予見描写と「全く同種の」フリーメーソン・シンボリズムと接続するようになっているとのことである。尚、映画『ファイト・クラブ』のビル「ら」爆破描写をしてそれが描かれているのがデラウェアのウィルミントンであるなどとの見立てを披露する向きらもいるようだが、当該の映画(『ファイト・クラブ』)の中では多重的にそれがニューヨークのワールド・トレード・センター界隈そのものであることを「露骨に」ワンカット描写しているシーンが複数含まれており ―流通DVDを通じて秒単位で即時確認可能なる問題となる箇所を指定しての本稿にての補説4の部、の中の、出典(Source)紹介の部102(4)から出典(Source)紹介の部102(5)を参照のこと― 、またもってして映画版『ファイト・クラブ』の原作、小説版『ファイト・クラブ』およびそちら原作小説の作者チャック・パラニュークの挙動からして予見描写との観点で取り上げるに足りる属性を幾点も帯びているとのことがある ―本稿にての出典(Source)紹介の部102(8)で取り上げているところとして映画原作たる小説版『ファイト・クラブ』のビル爆破の対象は191階のビルとされている.191階とは現実世界におよそ存在しないような超高層建築だが、何故、そうもした階数設定をされているのか、考えるべきような側面がある―  )。 

(『ファイト・クラブ』の予見性にまつわって(複層的に問題となるところがある中で)「一例として」問題となりもするところを取り上げもしての再掲図解部として ―以下、図示しての事柄が何故にもってして【ここ本段にあって問題視している国内漫画作品における予見描写】と同じくものものを介して通じあっているのかについていまひとつ理解が及ばないとの向きにはもう一度、ここに至るまでの近々の流れを確認いただきたいところではある― )

 上掲図の左部はフリーメーソンにてのメンフィス儀礼( Rite of Memphis-Misraim )の構築者とのことである Jacques Etienne Marconis de Negreとの19世紀のメーソンがものした著作としてオンライン上にPDF版(1849年刊行のフランス語書籍としてのPDF版)が現行流通している著作、 Le Sanctuaire de Memphisにての120ページおよび121ページの間にて掲載されている図像よりの抜粋となる(フランス語著作にして、かつ古書であるとのことで筆者もその細かき内容までは解していないのだが、同著作にて同じくもの図が掲載されていることそれ自体はオンライン上よりメーソンの諸シンボルを分析していた折に筆者は捕捉しもしていた)。 図にあっての[柱]の部についてはフランス語にて ―仏語を解さぬ向きでもある程度の識見があれば容易にそれが指す対象が何なのか想起もできようところとして―  Colonne Jakinおよび Colonne Boazとの語句の付記からも分かるようにヤキン(ジェイキン)・ボアズとしての柱というメーソン象徴が描かれている
 上掲図の右側は映画『ファイト・クラブ』の特定部の流れを描き取っての図の再掲 ―ツインタワー敷設型のオブジェたるスフィアの露骨なるイミテーションが爆破されて、ボウリング・ボールのように転がり、チェス盤状の床の場に突入していくとの特定部の流れを描き取っての図の再掲― となる。

 上掲図にあっての上の段の部、そこにて枠で括っているところは Project Gutenbergのサイトにて全文公開されている著作、ジョージ・ワシントンのフリーメーソンとしての書簡に対する分析をなしているとの20世紀初頭のメーソンの手になる著作、

Washington's Masonic Correspondence(1915年刊行/フリーメーソン( Julius Sachseという20世紀初頭にて執筆なしていたとのフィラデルフィアのメーソン)の手になる著作)

に掲載されている図像「ら」となり、それぞれ[図引用元著作にて掲載のメーソンの象徴主義体現図像(枠内上)]と[合衆国初代大統領ワシントンがフリーメーソン成員として用いていたエプロン(枠内下)]となる。

 お分かりか、とは思うが、呈示の図像らにては

ステップ](完全なる別階層に移動するための階段ではない段差としての小規模階段)
対をなす柱ら
チェス盤紋様の床

があわせて描かれており、直上図解部にての下段の部にて再掲しての

ツインタワー敷設のオブジェたるケーニッヒのザ・スフィアの配置場所
および
映画『ファイト・クラブ』にて登場を見ているWTC敷設スフィアのイミテーションたるオブジェを介して導き出せる構図

顕著なる視覚的相似形が認められるようになっている(アウトサイダーである筆者でさえ気づくに至ったことなのであるから、ありし日のワールド・トレード・センターの地理的特徴を把握したフリーメーソンであるのならば、そうした問題、映画を視た際に即時気づけもしようと思えるところではある)

国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にあっての予見描写に関わる[オレンジ]が縁起由来、その点をもってして[黄金の林檎]へと変ずると(本稿で)述べている時点で「うがちすぎ・こじつけではないのか」とのこと、それにはあたらぬと述べるところの理由の第二。 1983年に封切られた映画作品『トレーディング・スポット』(邦題『大逆転』)にあって「も」『ジョジョの奇妙な冒険』と同様、[オレンジ]が911の事件の予見的言及と結びつけられているとのことがあり(少なくとも911との数と相通ずるところがあるナンバーを刻字されたタクシー](窓にワールド・トレード・センターが反射する描写もなされてのタクシーで乗り入れた先たるワールド・トレード・センター内での先物市場で[時針にて「9」「11」を指す時計]が直後表示され、オレンジ市況が深くも関わる先物取引における死闘がはじまったとの描写をもってして「予見的ではない」と述べるのは相応の類だけだろう)、さらにまた、といった中で他にも[黄金の林檎]との副題を掲げつつ露骨な911の事件の発生にまつわる予見的言及をなしている他の作品(本稿前半部で問題視してきた『ジ・イルミナタス・トリロジー』なぞ)が存在しているとのことがある。そこからオレンジが歴史的なありようとして[黄金の林檎]と結びつけられてきたことをも顧慮するのは「理の当然」とあいなっている、であるからこそ、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の問題描写にまつわって[オレンジ]と[黄金の林檎]を結びつけてとらえるのはうがちすぎ・こじつけどころか、むしろ、自然な推論の流れに連なることだと申し述べもする。

 長くもなった。これにて漫画作品 ―大の大人をもって任ずるとの向きらには[高論卓説の如きものの対象にはおよそなりえない][まじめに取り上げようとすること自体が下らぬことである]と見られもしうる漫画作品― を介してさえ問題となる関係性(黄金の林檎に通ずる関係性)の摘示がなせるようになっている...、そのことにまつわっての話を終える。

 さて、以上述べもしてきた上で繰り返しもするが、黄金の林檎については

[トロイア崩壊の元凶となっているもの]
[巨人アトラスが存在地把握をなしているもの]

としての双方の特性をも帯び、またもってして同じくもの黄金の林檎は(ついせんだっても申し述べたところのようにブ)ラックホール生成が取り沙汰されるようになった加速器実験とも複合的に通ずる(しかもその間に[911の先覚的言及事物]との異様なる共通項を挟んでのかたち「でも」通ずるようになっている)とのものですらある(間欠的に長くもの時をかけもして本稿を執筆してきた、前後の内容が時に茫洋とするぐらいのブランクが生じもしての中での執筆をなしてきたとの筆者自身からして「くどすぎた」とそのくどさに辟易するぐらいに同じくものことはしつこくも強調してきたことである)

 であるからこそ、[国内予見漫画にあっての【911の事件の予見描写】の構図 ―([亜空間から覗く一つ目]らシンボルありようを通じて[L5点におけるスタンフォード・トーラスを巡る関係性]とも接合しているものでもあることをこの段では「重視」して問題視してきたところの構図)― ]にあっての黄金の林檎と結びつく(と申し述べもすることが[こじつけ]にはならぬと直上、断り書きを付しもした)とのありようのことが尋常一様ならざるところとして問題になる、そのように述べるのである。

 以上ここまで解説してきたことをもってして、

[日本国内漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にあっての直近にあって問題視した予見描写 ―(同じくもの予見描写については[特異点](フランク・ティプラーのオメガポイントに通ずる特異点)や[天国への梯子]とそれがフリーメーソン・シンボリズムを介して結びつくとのことをも上に解説している)― ] 

が[黄金の林檎]と関わると述べられるところとなっており(というより接合するところの他の予見事物らありようからそうも[述べざるをえぬ]ところとなっており)、そのことが何故にもって

別称トロヤ点ともなるL5点(及びL5点に重きを置いてのL5協会の面々が突き詰めていった[特異点]とも結びつくドグマの先にあるところ)と[フリーメーソンの亜空間から覗く目のシンボル]との結節点

との絡みでの[よりもってしての問題性]に関わりもするのか、 ―とおしで内容をきちんと検討いただければ― 理解いただけることか、とは思う (:黄金の林檎(L5点別称たるトロヤ点に見るトロヤの破滅の因として伝わっている神話上の果実)にまつわる執拗な意志表示が一群の傀儡(くぐつ)、好意的に述べてもそうとしか述べられぬような者達によってなされていると判じきれるだけのことがそこにあり、それが「人間に(黄金の林檎による)トロイア崩壊と同じ運命・結果を与える」との強くもの意思表示の発露となっていると当然に解されるとのことが問題になる、そして、同じくものことが[オメガポイント]や[時空の扉の開通]といったブラックホールやワームホールの人為生成に伴いうる絶大なる効用(ベネフィット)の問題と密接多重的に結びついているように見えるようになっているとのことでさらにもってして問題になるとのこと、理解いただけることか、とは思う)

 これにてL5協会(のドグマに先にあるところ)にまつわっての「さらに突き詰めもしての」説明 ―1.から3.と分けもしての説明(うち、3.の部はさらにi.およびii.と細分化させもしてきた)― を終えることとする。

 さて、延々と書き連ねてきたとの[ホワイダニット]にまつわっての一連の流れ、すなわち、


[オメガポイントの実現]

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)]

[裸の特異点の機序を利用する仕組みの確立]


との各点にまつわって何が述べられるのかとのことにまつわっての一連の流れ(何故もってして相応の犯罪的行為ら ―執拗な恣意性と嗜虐性を感じさせる、はきと観察できるようになっているところの異常なる現象らの束― が現出しているのかとのことにつき、「何故それをなしたと考えられるのか」との[動機に関する推理]を呈示してきたとの一連の流れ)にあって本段までにて訴求すべきことは訴求しきったか、概略を尽くしたかとも考えている。 ゆえに[動機]にまつわって考えられるところ、その説明に関してはここで一区切りをつけることとする。


[動機]に関する分析はここまでとする


 本稿も手仕舞いにする頃合いかとは考えているのだが、「最後にもう一押し.」とのこととして、である。 つい最前の段までくだくだしくも解説してきたホワイダニットの問題について整理のためのおおよそにしての振り返り表記を(これより)なしもし、のうえで、よりもって包括的なるところ、従前、本稿全体を通じて指摘してきたことらにあって殊に重要であると申し述べたき関係性について[まとめ]と位置付けての訴求をなすこととする。

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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上にて挙げているのはドイツ浪漫主義芸術の巨匠たる18世紀画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Freemasonでもあったとの画家 Caspar David Friedrich)の手になる一品、

Der Wanderer uber dem Nebelmeer雲海の上の旅人』(に多少の[動き]をアレンジとして加えたもの)

となる。

 言われようの問題として一般に、

[人間の崇高なる精神が高みを目指し、ついぞ多くの物事を達観するに至った時、その折の孤独と感慨を描いた画]

などと形容される上掲の『雲海の上の旅人』に関して(本稿でもその言行を順次・段階的に取り上げることになるとの)物理学者リサ・ランドールは[次のような申しよう]をなしている。


(直下、物理学者リサ・ランドールの手になる著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)にての CHAPTER THREE LIVING IN A MATERIAL WORLD[第三章 物質世界に生きる]の章の記述内容 ――オンライン上検索エンジンにあっての原文検索にて該当部特定できるところの記述内容―― よりの原文引用をなすとして)

Our universe is in many respects sublime. It prompts wonder but can be daunting ―even frightening― in its complexity.  Nonetheless, the components fit together in marvelous ways. Art,science, and religion all aim to channel people’s curiosity and enlighten us by pushing the frontiers of our understanding. They promise, in their different ways, to help transcend the narrow confines of individual experience and allow us to enter into―and comprehend―the realm of the sublime. (See Figure 11.)
          [ . . . ]
[ FIGURE 11 ] Caspar David Friedrich’s Wanderer Above the Sea of Fog (1818), an iconic painting of the sublime ― a recurring theme in art and music.

(上の原著引用部に対する[訳文]として国内流通訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版にあっての81ページに記載されているところを引くとして)

多くの点で、私たちの宇宙は崇高だ。その複雑さは好奇心を駆り立てはするが、無力感も抱かせるし、ことによっては恐怖さえも感じさせる。にもかかわらず、宇宙の構成要素は素晴らしくぴたりと絡みあっている。芸術、科学、宗教は、いずれも人々の好奇心を促して、理解の限界を広げさせ、それによって私たちを啓蒙することを目指している。いずれもそれぞれのやり方で、個人の経験の狭い領域を越えさせることを約束している。それがかなえられたとき、私たちは崇高なものの領域に踏み込む――そして理解する――ことができるのだ(図11を参照)。 …(中略)… [図11]ドイツの画家カスパー・ダーヴィド・フリードリヒの「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ。崇高さは、美術と音楽に繰り返し登場するテーマである

(以上をもって Knocking on Heaven’s Doorにての原著表記および訳書よりの引用とした)


 さて、何故、ここ脇に逸れての部にあって「目立つように」特定絵画 ― 『雲海の上の旅人』― を挙げ、その絵画に対する物理学者の評しよう ―「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ....― などを引いたりもしたのか

「それは、」
絵画『雲海の上の旅人』に対して直上引用なしたような評しようをなしているとの物理学者リサ・ランドールが

加速器によるブラックホール生成可能性にまつわるトピックの理論深化に一廉ならぬ貢献をなしているとの著名物理学者

[[崇高なるもの]を目指しての宇宙の探求(およびそのための装置と銘打たれている巨大加速器LHC)の称揚・礼讃をなしているとの向き

であるとのことがあり、また、なおかつ、彼女リサ・ランドールの手による、(絵画『雲海の上の旅人』を科学者が目指しての[崇高さ]とを結びつけている)引用元著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)が

人間のありよう(崇高さとはおよそ程遠いところにあるありよう)]
人間の辿る運命

を嘲笑うような[嗜虐的寓意]で満ち満ちていると申し述べられるようになっている著作であるとのことがある、遺憾ながら
[理の当然]
として申し述べられるところとしてある ――個人のせせこましい偏頗(へんぱ)な主観などとは一線を画したところで客観的かつ具体的にこれはこうでこうだと申し述べられるようになっている(出典呈示を第一義にしての本稿では無論、その論拠を事細かに挙げる)とのところとしてある―― からであり、そのことに注意を向けたかったからである(※)。

(※上にて引用元とした著作、 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)、同著にあってはその冒頭部より
September 10, 2008, marked the historic first trial run of the Large Hadron Collider (LHC). Although the name―Large Hadron Collider― is literal but uninspired, the same is not true for the science we expect it to achieve, which should prove spectacular. (表記英文引用部に対する訳として)「2008年9月10日、ラージ・ハドロン・コライダー(LHC)が歴史的始動を見た.[ラージ・ハドロン・コライダー]との名称は有り体に言ってインスピレーションを何ら与えぬとの平凡なものだが、私たちがそれ(LHC)に[証明すべきととらえている壮大なる挙]を託しているとの意では[科学(の進歩)]にとり同じくものことは真実とはならない(LHCは際立ってのインスピレーションを与えるものである)」
などとのことが書き記されている。
 そうもした書きようが目立ってもの冒頭部にてみとめられる著作ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアにおける表題、 [天国のドアをノックする]の由来についてリサ・ランドール女史は同じくもの著作の中で次のようなことを述べてもしている。
(以下、 Knocking on Heaven’s Doorにての CHAPTER FOUR LOOKING FOR ANSWERSより引用なすところとして)
I first heard the phrase “knockin”on heaven’s door”when listening to the Bob Dylan song at his 1987 concert with the Grateful Dead in Oakland, California. Needless to say, the title of my book is intended differently than the song’s lyrics, which I still hear Dylan and Jerry Garcia singing in my head. The phrase differs from its biblical origin as well, though my title does toy with this interpretation. In Matthew, the Bible says, “Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you: For every one that asketh receiveth; and he that seeketh findeth; and to him that knocketh it shall be opened. (以上原著表記に対して訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版[第四章]103ページにての表記を引くとして) Knocking on Heaven’s Door(天の扉を叩く)]――これが本書の原題だが、私が最初にこのフレーズを聞いたのは、一九八七年、カリフォルニア州オークランドでのグレイトフル・デッドとのコンサートで、ボブ・ディランが『天国への扉』を歌うのを聞いたときだった。いまでも私の頭の中ではディランとジェリー・ガルシアがこれを歌っているのが聞こえてくるけれど、いうまでもなく、私の本のタイトルは、この曲の歌詞とは意味が違っている。このフレーズは出典である聖書の一節とも違っているが、私のタイトルはこちらの意図を拝借したものだ。聖書の「マタイ伝」には、このように書かれている。「求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり
(以上、引用部とした)
 といったところ、新約聖書のマタイ伝にあっての
[求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり]
とのフレーズ、それが
[天国の門]・[天国への扉]・[天国への階梯](ステアウェイ・トゥ・ヘブン)
との兼ね合いでいかように嗜虐的なる別側面での意味( Double Meaning )と共にあるのか、そのことからして具体的典拠を挙げ連ねるとの式で遺漏無くも事細かに示そうというのが本稿の本義であるとここ脇に逸れての部にあって訴求しておきたいとの意図が筆者にはある)

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[出典(Source)紹介の部102(4)](1999年公開の映画作品『ファイト・クラブ』がいかようにして[911の事件の先覚的言及]を多重的になしていると指摘出来るのか、そのことについての[1]から[9]と振っての典拠紹介部にあっての「一例」としての ―[4]と振っての部の「一例」としての― 典拠紹介部102(4)の部)
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典拠紹介部第118頁 ファイト・クラブに見る911の前言、その解説[1]

[出典(Source)紹介の部102(8)](1999年公開の映画作品『ファイト・クラブ』の原作小説(1996年刊)からして911の予見的側面と相通ずるようになっていることにまつわっての)
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典拠紹介部第119頁 ファイト・クラブに見る911の前言、その解説[2]

[出典(Source)紹介の部108](著名漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』がいかようにもってして予見描写との兼ね合いで問題になるのかにまつわっての典拠紹介部108以降の 部)
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典拠紹介部第125頁 著名作品『ジョジョの奇妙な冒険』に見る911の予言的言及